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【5分で学ぶ】AIDMAとAISASの違い。:両者の”姉妹”も紹介

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こんな悩みに応えます。

AIDMAとAISASって何が違うの?

この記事では、AIDMAとAISASの違いについて、主に紹介していきます。

「消費者の商品認知から購買までの心理段階を表しているAIDMAがあるなら、新しくAISASなんて作る必要なくない?」

と感じている人も中にはいるかもしれません。確かにその通りです。

でも、なぜAIDMAがあるのにAISASは生まれたのでしょうか?

両者が提唱された時代の背景に触れながら、AIDMAとAISASの関係に触れていくことにします。

AIDMAとAISAS、それぞれの時代背景

AIDMAとAISASの違いについて触れていく前に、後述する話が理解しやすくなるようにまずはAIDMAとAISASの、それぞれの時代背景に触れていきます。

 

AIDMA(1920年代)

AIDMAは1920年代に生まれた、消費者の商品認知から購買に至るまでの心理段階を表したマーケティング用語です。アメリカのローランド・ホールという人によって提唱されたモデルです。

1920年代というのは、第一次世界大戦後の特需によってアメリカ国内は経済活動が活発になっている時代でした。

アメリカは日本の高度経済成長期に起きたような「大量生産・大量消費」の時代で、ものを作れば売れていき、チラシ広告や新聞広告にお金をかけることができた大企業がどんどんと成長していきました。

当時は販売されている物自体が少なかったため、真新しいものが開発されるたびに国内は沸き立ち、経済の成長が続いていきました。

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AISAS(1990年代)

AISASは1990年代に生まれた消費者の商品認知から購買に至るまでの心理段階を表したマーケティング用語です。日本の大手広告代理店「電通」が提唱したモデルです。

1990年代は、様々な国にインターネット環境が普及し始めた時代です。消費者はインターネットを使って様々な調べ物をすることができたため、インターネットを使っている人を取り込もうと、企業はインターネットにも着手し始めます。

1990年代は今ほどインターネットが大衆に広がっていたわけではないため、ホームページやインターネット通販を取り扱うことができたのは、お金を持っているいわゆる大手だけでした。

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AIDMAとAISASの違い

AIDMAとAISASの違いは、

  • AIDMA:アナログなマーケティング
  • AISAS:デジタルなマーケティング

上記のように分けることができます。

AIDMAはインターネットがなかった時代に提唱されたモデルなため、実店舗を持っている人たちに適した「アナログ」なマーケティングモデルです。

一方のAISASは、インターネットが普及し始めた時代に提唱されたモデルなため、インターネットを使って行う事業に適した「デジタル」なマーケティングモデルです。

2つのどちらも大枠は「消費者の商品認知から購買までの心理段階を表している」ことに変わりはありません。

 

AIDMAとAISASには複数の仲間がいる

AIDMAとAISASに関しては、先ほど「2つのどちらも大枠は『消費者の商品認知から購買までの心理段階を表している』ことに変わりはない」と書きました。

この2つと同様の意味を持つ仲間が複数いるので、簡単に紹介していきます。

 

AISCEAS

AISCEAS(アイセアス、あるいはアイシーズ)は、AISASの進化版として提唱されたモデルです。

AISCEASを構成する各要素
  • A:Attention(注意)
  • I:Interest(興味)
  • S:Search(調査)
  • C:Compare(比較)
  • E:Examination(検討)
  • A:Action(行動)
  • S:Share(共有)

以上7つで構成されています。

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SIPS

SIPS(シップス)は、ソーシャルメディアの影響力が高くなっている現代に、電通のとあるチームが提唱したモデルです。

SIPSを構成する各要素
  • S:Sympathize(共感)
  • I:Identify(確認)
  • P:Participate(参加)
  • S:Share(共有)

以上3つで構成されています。

 

Dual AISAS

Dual AISAS(デュアルアイサス)は、AISASに新たな消費行動を組み入れ、モデル内で情報の流れと消費者が興味を持つ中身を明確に決めることで、現在の消費行動を忠実に再現しているモデルです。

Dual AISASを構成する各要素
  • A:Activate(起動・活性化)
  • I:Interest(興味)
  • S:Share(共有)
  • A:Accept(受容・共鳴)
  • S:Spread(拡散)

以上5つで構成されています。

 

まとめ

AIDMAとAISASの時代背景に触れながら、両者の違いについて紹介してきました。

大きな違いは「アナログ」か「デジタル」かの違いです。「消費者の商品認知から購買までの心理段階を表している」ことに変わりはありません。

また、AIDAMとAISASの他にも、AISCEAS・SIPS・Dual AISASについても紹介してきましたから、ぜひ自分に合ったやり方を見つけてみてください。

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