ライティングに関する本やブログを読むと、「記事を書いた後の見直しが大切」という内容が必ず出てきます。そして、確かに記事・文章を見直すことはとても大切です。
ですが、「見直しが大切なのは分かるけど、具体的にはどこをどう直せばいいの?」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、複数のメディアで編集者をしている筆者が、文章の添削時にどのような点に注目しているのかを包み隠さずに公開します。
ライティングのノウハウは腐るほど出回っていますが、具体的な文章の添削方法に関する情報はほとんどないので、貴重な情報がゲットできるはずですよ。
もちろん、この記事で紹介している内容は自分が書いた文章を自分で見直す場合にも使えるものなので、ぜひ最後まで丁寧に読んでもらえたらと思います。
文章を書き終えたら必ず読み返しをすべき理由
あなたは文章を書き終えた後、自分が書いた文章の読み返しをしていますか?もしも、読み返しをせずに記事完成後、すぐに納品をしているのであれば、今後は必ず文章の読み返しを行なってください。
なぜなら、プロのライターであっても、1発で完璧な記事を書くことはできないからです。ストレスなくスラスラと最後まで読める記事は例外なく数回、多い時は数十回の加筆修正を繰り返しています。
記事を書いている時はどうしても執筆に集中してしまうため、誤字脱字やリズムの悪い文章を書いてしまってもなかなか気付くことができません。
だからこそ、記事を書き終えた後に客観的な視点で自分の記事を読み直し、文章のミスや読みにくい箇所の修正を行うことが大切なのです。
校正・推敲(すいこう)の意味を正しく知ろう
文章の手直しをすることを『校正・推敲(すいこう)』と言います。まずは、記事の修正をする際によく聞く『校正』『推敲』という言葉の意味を正しく理解しましょう。
- 校正:誤字脱字や誤植といった文法上の間違いを修正する作業
- 推敲:文章をより良いものにするため、内容や言い回しなどを修正する作業
校正はマイナスなものを0に戻す作業、推敲は0をプラスにする作業とイメージすると、分かりやすいかもしれませんね。
とはいえ、一般的に記事の手直しをする際は校正と推敲の両方が必要になる場合がほとんどなので、『校正』と『推敲』についてそこまで厳密に区別する必要はないでしょう。
ここでは、文章の修正は『校正』と『推敲』という2つのベクトルがあることだけ、押さえておいてください。
基本的な文章(記事)の添削手順を公開
ここからは僕が編集者として、納品された記事をどのような視点で添削しているのかを具体的にご紹介します。
ここで紹介している添削手順は、自分が書いた記事をチェックするときにも使えます。実際に自分の文章を読み返す際に活用してみてください。
- 記事の見た目
- 内容の不備がないか
- 読みやすい文章かどうか
1.記事の見た目
記事の見た目を最初にチェックする理由。それは、どんなに素晴らしい記事を書いても、見た目が悪いとそもそも文章を読んでもらえないからです。
ちょっと想像してみてください。画像が一切ない、色文字もなし、改行もなく文章はぎゅうぎゅう詰め…。そんな記事、あなたなら読みたいと思いますか?
ちょっと試してみましょう。まずは以下の文章を読んでみてください。(あ、でも、あまりにも読むのが苦痛であれば、読み飛ばしてくださいね!)
記事を書く上で見た目が良いかどうかはとても大切です。なぜならどんなに素晴らしい内容の記事を書いても文章が読みにくければ読者はそもそも記事を読む気すら起きないからです。どんな内容も読者に記事を読んでもらえなければ意味がありませんよね。どうでしょう?そろそろこの文章を読むのも辛くなって来たのではないでしょうか?意外と記事を書くことに夢中になって記事の見た目がおろそかになる人は多いもの。実際に体験してみると記事の見た目がどれだけ大事なものかがわかりますよね。最後まで読んでくれてありがとうございます。
とても読みにくいですよね。このように記事の見た目が悪いと、読者が離脱する原因になってしまいます。
さて、記事の見た目が読みやすさにどれだけ影響するかが分かったところで、記事の見た目についてのチェックポイントをご紹介します。
記事の見た目に関しては、主に以下の項目に注目します。
- 適度に画像が入っているか
- 句読点の位置は適切か?
- 色文字や太字といった文字装飾が適度に使われているか。
- 適切に改行が入っているか。
記事の見た目は、そのメディアのテーマや、個人の好みにも左右されるので、一概に「これが正解」と言えないのが難しいところです。
とはいえ最低限、自分が読んだ時にストレスを感じない程度には、記事の見た目を整えましょう。
読みやすい見た目と言われてもピンとこない人は、いろんな人のブログ・メディアを見て回りましょう。
その中で自分が「読みやすい」と思ったブログ・メディアのレイアウト(見た目)を真似するのがおすすめです。
2.内容の不備がないか
続いて、文章の内容に不備がないかをチェックします。文章の不備をチェックする際は、以下の項目に注目しましょう。
- 読者の疑問を先回りした内容になっているか
- 記事のキーワードやテーマから逸脱していないか
- 論理的な矛盾がないか
内容の不備をチェックするのは、ある程度の国語力・論理力が必要になるので最初は難しいかもしれません。
なので、より分かりやすくイメージできるように、上に挙げた3つのチェック項目に関して、それぞれもう少し細かく解説します。
読者の疑問を先回りした内容になっているか
自分が書いた記事を読み返して、しっかりと読者の疑問を先回りした内容になっているかどうかを確認してみてください。
とは言っても、なかなかイメージし辛いと思うので、一つ例を挙げます。あなたなら、以下の文章を読んでどのような感想を持ちますか?
この商品は、お子様やご年配の方におすすめです。
おそらく上記の文章を読んで「なんで子供やご年配の方におすすめなの?」という疑問が浮かんできたのではないでしょうか?
つまり、読者はこの文章を読んだ後に、「この商品が子供やご年配の人におすすめな『理由』を知りたい」と思うわけです。
ここまでを予測した上で、続けて「この商品がお子様やご年配の方におすすめな理由は、力が入れなくても使えるから」という読者の疑問を解消する文章を書く。
このように、読者の疑問を先回りした内容を展開することで、読者の興味が途切れることなく、最後まで記事を読んでもらえるようになります。
僕は添削をする際によく『全ての文章について、「なぜ今ここで、この文章を書いたのか」という意図を説明できるようにしましょう』とライターさんに伝えています。
かなり高度な要求であることは自覚していますが、これができれば最初から最後まで一気に読んでもらえる躍動感のある記事が書けるようになりますよ!
記事のキーワードやテーマから逸脱していないか
記事を書き慣れていない人にありがちなのが、記事を書いているうちに話がどんどん逸れていくというパターンです。
例を挙げると、記事のテーマが『読みやすい文章の書き方』なのに、記事の結論が『ブログでの稼ぎ方』になっているといった具合ですね。
記事を書き終えた後に、内容がキーワードやテーマからズレていることが判明した場合、基本的に最初から記事を書き直す必要があります(記事の柱がズレているため、一部の修正だけでは直しきれない場合が多い)。
記事の執筆後にこのミスに気付くと絶望感に襲われますが、話が一貫していない記事を公開してしまうと、そのメディア全体のイメージ低下につながるので、頑張って修正する必要があるんですよね。
書いている途中で内容がズレていく原因のほとんどは、記事の構成が固まる前にいきなり文章を書き始めているからです。
記事を書き終えた後に、話が逸れていることに気付いて「ぎゃー!」とならないためにも、記事を書き始める前の構成作りは特に丁寧に行いましょう。
論理的な矛盾がないか
ライターにとっても編集者にとっても一番厄介なのが、論理的な矛盾がないかをチェックする作業です。単純に『論理』という言葉だけで、もうなんだか難しそうな匂いがしますよね…
確かに『論理的な文章』を書くのは難しいですが、最低限『接続詞』さえしっかりと使いこなせるようになれば、ある程度は論理的な文章が書けるようになります。
例えば、『しかし』という接続詞の前後で、文章の意味が逆になっているでしょうか?話がガラッと変わるのに『そして』という接続詞を使っていませんか?
論理が矛盾している文章の多くは、接続詞を見直すことで適切に修正できます。ちなみに、論理の飛躍などの複雑な論理の矛盾はプロに添削をしてもらうなど、第三者からフィードバックしてもらいましょう。
3.読みやすい文章かどうか
前述した『記事の見た目』『内容の不備がないか』の修正を終えたら、最後に読みやすい文章かどうかをチェックします。
読みやすい文章かどうかのチェックは、主に以下の項目を確認します。
- 誤字脱字
- 冗長な(回りくどい)言い回し
- 読んだ時の語呂・リズム感
誤字脱字の修正は基本として、冗長な(回りくどい)言い回しの修正も行います。いくつか例を紹介しますね。
- できないこともない。→できる。
- 〜というようなことがある。→〜がある。
- 記事を書く場合においても、→記事を書く場合、
また、少しレベルが高いですが、文章を読んだ時の語呂・リズム感についても意識できるようになれば、より読みやすい記事を書けるようになります。
「文章を読んだ時の語呂、リズム感って何?」という人もいると思うので、以下の例文を読み比べてみてください。
- 悪い例:私はライターをしています。一方で、彼はブロガーをしています。
- 良い例:私はライターをしています。一方で、彼はブロガーです。
悪い例では両方とも『しています。』という語尾で終わっているせいで、文章が単調な印象を与えます。良い例では、語尾に変化があるので、読んだ時の『音』にメリハリがありますね。
多くの人は文章を”黙読”している時でも、実は頭の中でその文章を”音読”しています。そのため、文章の『読んだ時の語呂・リズム』を意識することで、読者にとって読みやすい記事が書けるようになるのです。
読みやすい文章かどうかを『最後』にチェックする理由
添削している記事に『内容の不備』があると、文章そのものを書き直す必要があるので、誤字脱字などを指摘してもあまり意味がありません。
なので、『読みやすい文章かどうか』のチェックは、記事の内容の修正がひと段落した後に行います。
文章の校正・推敲方法を実例で紹介!
ここからは筆者が以前に執筆した記事を元に、「どうやって文章の校正・推敲をしていくのか」を実戦形式でご紹介します。
1記事の添削を丸々紹介すると文章量がとんでもないことになるので、今回は『リード文』『1つ目の見出し』という2パートに絞って、添削をしていきます。
ちなみに今回、添削の素材として取り上げるのは、『主語と述語のねじれ』を見つける2つの方法を紹介!読者の離脱を防ごうというタイトルの記事です。
『主語と述語のねじれ』は、読みやすい文章を書く際に必須のポイントなので、こちらの記事もあわせてご覧ください!
添削例① リード文の校正・推敲
まずはリード文の添削から行なっていきましょう。まずは修正前のリード文をご覧ください。
STEP1 記事の見た目
最初は記事(文章)の見た目についてチェックします。今回は適度に色文字が使われているため、重要なポイントが一目で分かる文章になっていますね。
個人的には、3~4段落以上にわたって文字装飾が無い文章が続く場合は、適度に色文字などを入れるようにとフィードバックをしています。
また、適度に改行も使っているため、文章を見た瞬間に「うえ…この記事読みたくない」と思われることはないでしょう。
STEP2 内容の不備がないか
次に文章の内容についてチェックをします。記事のタイトルとリード文の内容はどちらも『主語と述語のねじれ』というテーマについて語っているので、内容のズレはありません。
また、リード文の役割である『記事の概要』や『記事を読むメリット』、『読者を本文に誘導する一文』もしっかり入っています。
ですが、1点だけ気になる部分があるんですね。それが以下の一文です。
読みやすい文章を書くコツはいくつかありますが、中でも多くの人が犯しがちなミスとして『主語と述語がねじれている』というものがあります。
文章の前半で『コツがいくつかある』と言っているのに、後半では『犯しがちなミスとして』という言葉を使っています。
感覚的なイメージですが『コツ』はプラスのイメージなのに対し、『ミス』はマイナスのイメージ。つまり、『コツ』と『ミス』では、イメージが正反対なんですね。
このようにイメージが逆の言葉を一緒に使ってしまうと、文章を読んでいる読者をモヤモヤさせてしまいます。
なので、この文章は以下のような形にした方が、より自然で読みやすいものになります。
文章が読みにくくなってしまう原因の一つに、『主語と述語のねじれている』というものがあります。
このように文章を修正すると、文章全体のイメージで統一されるので、違和感なく読める文章になります。
STEP3 読みやすい文章かどうか
最後にチェックするのが、文章の読みやすさです。具体的には誤字脱字や、回りくどい言い回しがないかなどのチェックをします。
1文目の文章をチェック
STEP2で一度修正した文章ですが、ここでもう一度読み返してみましょう。
文章が読みにくくなってしまう原因の一つに、『主語と述語のねじれている』というものがあります。
記事タイトルは『主語と述語のねじれ』という言葉を使っているのに対して、リード文では『主語と述語がねじれている』という言葉を使っています。
細かいところですが、表記を一致させて『〜原因の一つに、『主語と述語のねじれ』というものがあります。』という形にした方が読みやすい文章になります。
上記の修正点を踏まえて文章を修正すると、以下のような形になります。
文章が読みにくくなってしまう原因の一つに、『主語と述語のねじれ』というものがあります。
2文目の文章をチェック
続いて、リード文の2つ目の文章についてみていきましょう。修正前の文章は以下のようになっています。
主語と述語は文章を作る上で最も基本的なポイントなので、『主語と述語がねじれた文章』を書いてしまうと、それだけで「日本語をまともに書けないライター」とみなされてしまいます。
全体的に大きな問題はありませんが、前半部分の『主語と述語は文章を作る上で最も基本的なポイントなので』という部分が少し回りくどいですね。
なので、『主語と述語は文章の最も基本的な要素なので』という形に直すと、よりスッキリした文章になります。
主語と述語は文章の最も基本的な要素なので、『主語と述語がねじれた文章』を書いてしまうと、それだけで「日本語をまともに書けないライター」とみなされてしまいます。
3文目の文章をチェック
続いて3文目のチェックをしていきましょう。3文目の文章は以下の通りです。
そこでこの記事では、そもそも主語と述語のねじれとは何かといった基本的なポイントから、主語と述語のねじれを防ぐ方法まで、具体例を挙げながら分かりやすく解説していきます。
この文章で気になるのは『具体例を挙げながら分かりやすく解説していきます。』の部分です。
なぜなら、文章が分かりやすいかどうかを判断するのは、あくまで読者だからです。書き手が『分かりやすい』という言葉を使うと、主観を押し付けるニュアンスが含まれてしまいます。
この文章では『具体例を挙げながら』と書いた時点で「丁寧に解説してくれるんだな(=分かりやすい)」という意図が読者に伝わると判断して、『分かりやすく』という言葉を削りました。
そこでこの記事では、そもそも主語と述語のねじれとは何かといった基本的なポイントから、主語と述語のねじれを防ぐ方法まで、具体例を挙げながら解説していきます。
4つ目の文章をチェック
さてリード文の最後、4つ目の文章を見ていくことにしましょう。4つ目の文章は以下の通りです。
この記事の内容を実践することで、読者に「読みやすい!」と思ってもらえる文章を書けるようになるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
一見問題が無いようにも見えますが、個人的には『この記事の内容を実践することで』という点に少し違和感を覚えます。
シンプルに『内容を実践する』って意味がよく分からないですよね。『この記事で紹介する方法を実践する』といった言い方をした方が自然です。
ただし、この修正だと文章を読んだ時に、少し語呂が悪い。なので、今回は以下のように修正することにしました。
この記事の内容を意識することで、読者に「読みやすい!」と思ってもらえる文章を書けるようになるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
リード文の添削 ビフォーアフター
リード文を校正・推敲をして、最終的には以下のような文章になりました。
修正前の文章に比べて、小さな違和感が解消されているのが分かるかと思います。
添削例② 『1つ目の見出し』の文章を校正・推敲
続いて、1つ目の見出し(見出しタイトル:『主語と述語のねじれ』とは?)の文章について添削をしていきます。まずは、修正前の文章を見てみましょう。
STEP1 記事の見た目
まず記事の見た目についてですが、色文字や太文字、BOXが適度に使われていて読みにくいという印象はありません。
ただし、『主語と述語がねじれた文章』と『正しい文章』が両方とも青いBOXで囲われているので、変化のイメージが分かりにくいです。
よって、実際の記事では『正しい文章』のBOXを黄色にして、修正前と修正後のビフォーアフターがより直感的にイメージできるように修正しました。
STEP2 内容の不備がないか
続いて、内容の不備がないかをチェックします。この見出しに関しては、特に問題点は見当たらないので、このままスルーします。
STEP3 読みやすい文章かどうか
最後に文章の細かいミスや読みやすい文章かどうかについてチェックします。
リード文のところでも指摘しましたが、見出しタイトルで『主語と述語のねじれ』と表記しているのに対して、本文では『主語と述語がねじれている』という表記になっている点が気になります。
文章の主語と述語が一致していないことを「主語と述語がねじれている」と言います。
そこで、1つ目の見出しの一文目に関しても、『〜一致していないことを『主語と述語のねじれ』と言います。』という形に変えましょう。
文章の主語と述語が一致していないことを「主語と述語のねじれ」と言います。
また、BOXを除く2段落目の以下の部分も、読んでいて少し引っかかります。
「ライティングのコツ」が「意識する」という行動をするのは変ですよね。
「意識する」「行動をする」のように、『する』という言葉が被っているせいで、少し語呂が悪い文章になってしまっています。
そこで『行動をする』という部分を『行動を取る』という表記に変えました。修正前の文章に比べて、語呂が良くなっていることが分かるかと思います。
「ライティングのコツ」が「意識する」という行動を取るのは変ですよね。
上記で指摘した部分以外は特に問題がないので、1つ目の見出しの文章の添削はこれで完成です。
行動をとるの『とる』という漢字には諸説あります。この場合は「ひらがな」で表記するのが無難です。
しかし今回の文章でひらがなを使うと『行動をとるのは』と、ひらがなが連続して読みにくいので、あえて一般的な『取る』という表記を用いています。
このように、漢字で書くかひらがなで書くかでも、文章の読みやすさがガラッと変わります。もし余裕があれば意識してみてください。
『1つ目の見出し』の文章 ビフォーアフター
リード文に比べると、修正点が少なかったですね。
一応、修正後の文章も掲載しておくので、修正前の文章と読み比べてみてください。
文章の校正・推敲はダブルチェックがおすすめ!
この記事をここまで読んだあなたなら、すでに記事の見直しが非常に大切であることは十分に理解できていると思います。
とはいえ、自分が書いた文章を読み返しても、完璧に修正できるとは限りません。むしろ、自分では気付かない文章の癖や、ミスの見落としは必ず出てくるものです。
そこで、よりライティングスキルを磨きたい人は、自分で文章の見直しをした上で、さらに第三者に記事を添削してもらうダブルチェックがおすすめです。
今の時代なら、[記事 添削サービス]などで検索すれば、その手のサービスはたくさん見つかります。ちなみに、web+が運営しているライティングスクールでも手厚い添削をしているので、興味があれば一度覗いてみてください!
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まとめ:文章の校正・推敲(すいこう)は必須!
今回は、実際の記事を例に挙げながら、記事の校正・推敲のやり方をご紹介しました。冒頭でもお伝えしましたが、文章の見直しは記事の質を高めるためにも重要です。
ですが、具体的に「どういった点に注意して、記事の見直しをすればいいのか」を解説した記事はほとんどありません。それが今回、この記事を書こうと思った理由でもあります。
僕は今、本記事内でも紹介したweb+ Media Schoolという場所で、月に170記事前後の記事を添削しています。自分で言うのもなんですが、現役の編集者が記事の添削方法をここまで赤裸々に語った記事は他にありません。
記事のクオリティは、記事を何回見直したかによって決まります。少し記事のボリュームが多くなってしまいましたが、自分が「使える!」と思った内容だけでも実践してみてください!