『主語と述語のねじれ』を見つける2つの方法を紹介!読者の離脱を防ごう

文章が読みにくくなってしまう原因の一つに、『主語と述語のねじれ』というものがあります。

主語と述語は文章の最も基本的な要素なので、『主語と述語がねじれた文章』を書いてしまうと、それだけで「日本語をまともに書けないライター」とみなされてしまうんですよね…。

そこでこの記事では、そもそも主語と述語のねじれとは何かといった基本的なポイントから、主語と述語のねじれを防ぐ方法まで、具体例を挙げながら解説していきます。

この記事の内容を意識することで、読者に「読みやすい!」と思ってもらえる文章を書けるようになるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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『主語と述語のねじれ』とは?

主語 述語 ねじれ

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文章の主語と述語が一致していないことを「主語と述語のねじれ」と言います。この説明だけだとイメージが難しいと思うので、例を挙げますね。

主語と述語がねじれた文章

ライティングのコツは、読みやすい文章になるように意識しています。

この例文の主語と述語を抜きだすと「ライティングのコツは〜意識しています。」となります。「ライティングのコツ」が「意識する」という行動を取るのは変ですよね。

上記の例文であれば、以下のように修正すると自然な文章になります。

正しい文章
  • ライティングのコツは、読みやすい文章になるように意識をすることです。
    (ライティングのコツは〜意識することです。)
  • (私は)ライティングをする際に、読みやすい文章を書くように意識しています。
    (私は〜意識しています。)

それぞれの文章の主語と述語が適切に対応していることが分かるかと思います。

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『主語と述語のねじれ』が起こる原因

主語 述語 ねじれ 原因

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「主語と述語のねじれ」は、複雑な構造の文章を書くときによく起こります。そこで、ここでは日本語の代表的な文章の構造(パターン)を見ていくことにしましょう。

文章の構造と聞くと難しそうですが、実は以下の3パターンしかないので、簡単に理解できるはずです。

文章の基本的な構造3パターン
  • 単文:主語と述語が1つずつ含まれた文章
  • 重文:単文が順番に並んでいる文章
  • 複文:単文の中に単文が含まれた文章

厳密にはもう少し複雑な定義がありますが、この記事は『細かい文章構造』について解説をするものではないので、イメージのしやすさを優先して説明をしていきます。

単文とは?

単文とは、主語と述語がそれぞれ1つずつ含まれた文章のことを言います。最もシンプルな文章構造ですね。

ただし日本語の特徴として、主語は省略される場合がある点には注意しましょう。

単文の例

私は記事を書いた

単文はシンプルな文章構造なので、主語と述語がねじれることはほとんどありません。

重文とは?

重文とは、単文が順番に並んでいる文章のことを言います。一見難しそうですが、例文を見れば「ああ、そういうことか」と納得できるでしょう。

重文の例

私は文章を書くのが好きだが、彼は(文章を書くのが)嫌いだ。

重文は1つの文中に複数の主語が出てくるので、主語と述語のねじれが起きやすい文章構造の一つです。

重文で『主語と述語のねじれ』を防ぐ方法として、文章を単文に分けるというものがあります。

単文にすることで文章がシンプルになるので、主語と述語がねじれていた場合、すぐに気付くことができるのです。

重文を単文に分ける

私は文章を書くのが好きだ。しかし彼は(文章を書くのが)嫌いだ。

また、重文は1つの文章に含まれる情報量が多くて、文章の内容をスムーズに理解することができません。

読みやすさの観点からも、重文を見つけた際は『文章を単文に分けること』を意識してみてください。

複文とは?

複文とは、単文の中に単文が含まれた文章のことを言います。複文に関しても、例文を見た方がパッとイメージできるかと思います。

複文の例

私は彼が書いた文章添削をしている。

上記の例文では、『私は添削をしている』という単文の中に『彼が書いた文章』という単文が含まれていますよね。このような構造になっている文章が『複文』です。

複文は単文が複雑に絡み合っているため、重文以上に『主語と述語のねじれ』が起こりやすいんですね。

でも、安心してください。後述する『主語と述語のねじれ』を防ぐ方法さえ知っていれば、どんなに複雑な文章でも主語と述語をピタッと一致させることができるようになります。

ここまでのまとめ
  • 『主語と述語のねじれ』は、重文・複文など文章構造が複雑な時に起こりやすい。
  • 一文の中に主語・述語が複数登場するときは、特に『主語と述語のねじれ』に注意!

『主語と述語のねじれ』は防げない。なぜなら…

主語 述語 気付くには?

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本当に言いづらいのですが、残念ながら『主語と述語のねじれ』を防ぐ方法はありません。なぜなら、文章を書く時はどうしても執筆に集中しているので、『主語と述語のねじれ』にまで意識が向かないからです。

なのでいっそのこと、文章を書いている最中は「主語と述語がねじれた文章を書いても気にしない」ことにしましょう。

その代わり、文章を書き終えた後にしっかりと見直しをするということを徹底してください。

大事なのは、『主語と述語がねじれた文章を書かないこと』ではありません。『主語と述語がねじれた文章』を書いてしまったことに自分で気付き、修正する校正力を身に付けることなのです。

校正とは

文章の表現や文法的なミスがないかをチェックすること

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『主語と述語のねじれ』を見つける方法① 文章の音読

読み返す 音読

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ここからは、文章の見返しをする際に『主語と述語のねじれ』を見つける方法を2つ紹介します。まず1つ目の方法は『文章を音読で読み返す』ことです。

ほとんどの日本人は、日本語を書いたり読んだりするよりも、話したり聞く機会の方が圧倒的に多いはず。

そのため、文章を『読んだ時』には気付かなかった違和感であっても、音読をして文章を『聞いた時』には違和感に気付ける可能性が高いのです。

自分が書いた文章を音読すると、『主語と述語のねじれ』以外にも、誤字脱字リズムの悪い文章などを見つけることができます。文章の校正にとても効果的な方法なので、『音読』は徹底して行いましょう。

『主語と述語のねじれ』を見つける方法② 主語と述語を抜き出す

中には、『自分で文章を音読しても、違和感に気付くことができない』と悩んでいる人もいるかと思います。そんな時はぜひ『文章の主語と述語を抜き出す』という練習をしましょう。

例えば、以下の例文の主語と述語はどれでしょうか?

主語と述語を抜き出そう

すでに知っている人も多いとは思いますが、記事を書くときに大切なのは、相手のニーズを満たすことです。

練習ということで少し文章の構造を複雑にしてみました。正解は以下の通りです。

  • 主語:大切なのは
  • 述語:満たすことです。

では、この文章が『すでに知っている人も多いと思いますが、記事を書くときに大切なのは、相手のニーズを満たします。』という文章だった場合、主語と述語はそれぞれどうなるでしょう?

  • 主語:大切なのは
  • 述語:満たします。

主語と述語を抜き出すと、『大切なのは〜満たします。』となってしまいます。主語と述語がねじれているのが分かりますね。

前述したように、主語と述語がねじれる一番の要因は、『文章構造が複雑』だからです。そこで、文章を主語と述語だけのシンプルなものにすることにより、主語と述語が正しく対応しているかどうかを確認することができるのです。

そもそも、主語と述語がどれかが分からないという人もいるかと思います。その場合は、検索エンジンで[主語 述語 クイズ]と検索すると、「主語(述語)はどれでしょう?」といったクイズサイトが見つかるはずです。

まずはそういったサイトを使い、簡単な文章から主語と述語を抜き出す練習をすると良いでしょう。

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『主語と述語のねじれ』がある記事は信頼されない

信頼性 嘘

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主語と述語は、文章を構成する最も重要かつ基本的な要素です。そのため、主語と述語のねじれた文章がある記事は、「ライターの質が低い」とみなされて、記事自体の信頼性も失うことになります。

厳しい言い方になってしまいますが、基本的な文章すらまともに書けない人が書いた記事を、あなたは信用できますか?(信用できませんよね)。

つまり、どれだけ念入りにリサーチをして質の高い情報を発信したとしても、『主語と述語のねじれ』があると、その記事の内容は『信用できないもの』となってしまうわけです。

自分の記事のクオリティに自信がある人ほど、こういった些細なミスで記事の信頼性を落とさないためにも『主語と述語のねじれを見つける方法』を知っておくべきでしょう。

『主語と述語のねじれ』 まとめ

今回は『主語と述語のねじれ』についてご紹介しました。中には、そんな初歩的なミスをするわけないと思っている人も多いでしょう。

しかし、これまで少なくとも500記事以上の添削をしてきた筆者の体感では、4記事に1つくらいの割合で、どこかに主語と述語がねじれた文章がある印象です。

基本的な内容ではあるものの、油断するとプロのライターでもうっかりやってしまうのが『主語と述語のねじれ』というもの。

自分だけは大丈夫と思わずに、今一度この記事で紹介した『主語と述語のねじれに気付く方法』を実践してみてください。

主語 述語 ねじれ



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