この記事では、今現在ライターを募集している「Webライターズバンク」について、仕事内容や応募条件、報酬の目安などの情報をまとめて紹介します。
Webライターズバンクが募集しているのは基本的に、最低「1年以上の経験があるプロのライター」なので、初心者にはお勧めできません。
逆に、ライティングスキルに自信がある方であれば、仕事環境や報酬面もかなり高待遇な印象です。
ぜひ、ライティング案件獲得の選択肢の1つとして、「Webライターズバンク」の情報を仕入れてみてください。
Webライターズバンクとは
Webライターズバンクは、数多くのwebサイト運営を手がける「ファーストブランド」という企業が運営している、仕事がほしいライターと、ライターを探している人とをつなぐプラットフォームです。
現在、プロのライターの募集を行っているので、もっと仕事が欲しいと思っているプロのライターは、ぜひ一度検討してみるといいでしょう。
仕事の内容は、Webメディアでのコラムライティングです。
新聞社やテレビ局、大手メディアと運営するWebサイトに掲載する記事の執筆や、アルバイト・パートに関するWebメディアに掲載する記事の執筆が主な案件です。
- 法律系
- 建築系
- コンサルティング系(経営、キャリア)
- 金融系(税理士・FP)
- 健康系(美容・精神面・身体)
Webライターズバンクの特徴
Webライターズバンクの特徴としては、以下のような点が挙げられます。
- 募集の条件が厳しい
- ライターひとりひとりに担当者がつく
- ガイドライン・ディレクションシートをもとに執筆できる
- 自分のレベルに合わせて執筆できる
- それなりの文字単価
募集の条件が厳しい
Webライターズバンクは、募集ページの最初から「プロのライターさんからのご応募をお待ちしております。」とあるように、かなりライターの募集条件が厳しいです。
応募の必要条件は、ライティング経験1年以上であるため、最近ライターとして活動を始めたばかりの人は門前払いされるでしょう。
また、ネットでWebライターズバンクについて調べてみると、「募集をしたけど落ちた」という情報も一定数あることからも、かなり厳しめの審査が行われていることが想像できます。
ライターひとりひとりに担当者がつく
Webライターズバンクは、ライターひとりひとりに担当者がつく制度を設けています。
そのため、一度採用されたら、担当者を通して、自分のやりたい案件や得意な案件に合わせた仕事を行うことができるでしょう。
一般的なクラウドソーシングサイトと違い、依頼主とライターの間で理解のズレからトラブルになることも少ないため、世間一般に出回っているライターへの案件の中でも、Webライターズバンクはかなり安心して仕事に打ち込める環境と言えます。
ガイドライン・ディレクションシートをもとに執筆できる
Webライターズバンクが取り扱っている案件には、執筆ガイドラインやディレクションシートがあります。
そのシートでは本文の書き方や見出しのつけ方、想定読者について細かく設定されており、迷いなく執筆できるのが特徴的です。
案内されたとおりに執筆することで、クライアントとの認識のズレが無くなり、ストレスを抱えずに仕事が進められます。
自分のレベルに合わせて執筆できる
Webライターズバンクでは、自分のレベルに合わせて執筆できます。
複数のメディアと提携しているWebライターズバンクは、経験の浅いライター向けの案件をはじめ、難易度の高い上級者レベルの案件など豊富に取り扱っています。
新聞社やテレビ局などの大手メディアで、自分のライティングスキルを試しながら実績が積み上げられるため、成長意欲が高い方におすすめです。
それなりの文字単価
Webライターズバンクの仕事は、それなりの文字単価で行うことができるようです。
例えば、ライター募集サイトに掲載されている報酬の例では、1記事:2000〜8000円がベースとなっています。
また、1記事2000文字/3000円〜という記載もあるため、平均で文字単価1.5円という計算になります。
もちろん、1記事あたりの文字数や単価は、案件によって異なるものの、そこまで安く買い叩かれるといった心配はなさそうです。
Webライターズバンクの評判は?
正直に言いますと、Webライターズバンクについてはネット上などを探しても、なかなか評判や口コミが出てきませんでした。
そもそも、Webライターズバンクに採用されるライターが少ないことや、採用されると守秘義務が発生することが原因ではないかと言われています。
どうしても内情を知りたい場合は、直接問い合わせをするか、実際に応募していくつか仕事をこなしてみるのが早いでしょう。
Webライターズバンクへの登録方法
Webライターズバンクへの登録(応募)は、Webライターズバンクのトップページにある応募フォームにて行いましょう。
- 応募フォームに必要事項を記入して送信
- 3営業日以内に選考が行われます
- 選考に通った人にだけ、「選考通過通知」と「契約関係」に関するメールが送られてきます。
- 郵便で契約書などの必要書類が送られてきます。
- 実際に仕事に取り掛かります
Webライターズバンクの応募条件
Webライターズバンクに応募するには、前述したとおりWebライター経験1年以上が必須です。
その他に求められる条件として、公式ページには下記の項目が明記されています。
- PCでメールのやり取りができる
- ネット検索・書籍から情報収集できる
- 納期を守れる
- 著作権を侵害しない
- 守秘義務が守れる
(参照:Webライターズバンク|ライター募集要項)
ちなみに1年以内の初心者Webライターであれば、大手クラウドソーシングサイトの利用がおすすめです。
まずはクラウドソーシングサイトで一連の流れに慣れ、1年ほど経験を積めば、自然とWebライターズバンクの応募資格に該当する人材となるでしょう。
クラウドソーシングについては「Webライターがクラウドソーシングを利用する4つのメリット」で詳しく解説しています。気になった方はぜひご覧ください。
Webライターズバンクの選考に合格するには?
Webライターズバンクの応募フォームには、「実績・参考URL」を掲載する項目があります。
必要最低限の情報をしっかり記載しているのであれば、この実績で合否が判断される場合がほとんどだと思われます。
日頃から自分が執筆した記事などはストックしておき、ポートフォリオを作っておくことで、選考に通る可能性はぐっと高くなるでしょう。
(ポートフォリオはWebライターズバンクに限らず、ネットでライティングの仕事を受注する際に重要になります。)
Webライターズバンク以外におすすめのサービス
ポートフォリオを作れば、ネット上のクラウドソーシングサイトでWebライティングの仕事が受注しやすくなります。
ちなみに初心者におすすめのクラウドソーシングサイトは、下記の4つです。
- クラウドワークス
- ランサーズ
- サグーワークス
- Shinobiライティング
上記のクラウドソーシングサイトでは、経験年数に関係なくライティングの仕事が受注できます。
また案件数が豊富なので、案件に応募し続ければ必ず仕事にたどり着けるでしょう。
「ライターの仕事初めはクラウドソーシングから!おすすめ4選まとめ」では、上記のサービスについてより詳しく解説しています。Webライターの仕事を始めたいと思っている方は、ぜひご覧ください。
Webライターズバンクで本当に稼げる?
クラウドソーシングで1年ほどWebライターを経験した後、Webライターズバンクに登録すれば、より安定的に稼げるWebライターへと成長できます。
実際にWebライターズバンクでは、安くても月に1万円以上、多い方だと月20万円以上稼いでいるWebライターが存在します。
稼いでいるWebライターに共通しているのは、無理のない範囲で継続している点です。担当者と密な関係を構築すれば、遠慮なく仕事量を調整できるため、自然と継続へと繋がるのです。
ライティング案件で稼ぐコツは「クラウドソーシングのライティング案件で稼ぐための3つのコツ」でも紹介しています。Webライターとしてより稼ぎたいと思っている方は、ぜひご覧ください。
Webライターズバンクのまとめ
今回は、Webライターズバンクでの仕事内容や募集要項などについてご紹介しました。
全体的に、募集条件が厳しいものの、ライターへの待遇はそれなりに充実しているという印象を受けました。
とはいえ、Webライターズバンクに合格するほどの実績・ライティングスキルを持っている人であれば、他のクラウドソーシングサイトなどでも、十分に単価アップの交渉などが可能でしょう。
それほどのスキルを持っている人が、文字単価1.5円にどこまで魅力を感じるかは人それぞれでしょう。
決して悪い条件ではないので、仕事の幅を広げたい方や、ライティングスキルに自信がある方は、Webライターズバンクを仕事受注先として利用してみてください。