「Webライターになるにはどうしたらいい?」
「誰でもなれるとか、初心者OKってよく聞くけど、それって本当?」
本記事では、こんな悩みを抱えた方向けに、Webライターのなり方や実態を紹介していきます。
現在は前向きにWebライターになることを検討しているのでしょう。
でも、どんなふうにWebライターになればいいのか、なったとして本当に初心者でも大丈夫なのかは気になるところですよね。
そこで本記事では、Webライターになるにはどうしたらいいのか、どんな業界なのかを紹介していきます。
今まで600名以上のライターを育ててきたからこそわかる、Webライターのリアルを紹介しますので、ぜひ最後まで読んで参考にし、今後の活動に役立ててください。
Webライターになるには
まず、Webライターになるために必要なことは、これといってありません。
Webライターになるための方法を調べている人は拍子抜けしたかもしれませんが、「ライター」という仕事は国家資格でもないので、自分が「ライターです。」と名乗ったその瞬間からライターになることができます。
ただライターとしての経験がない人がいきなり「僕はライターです。」なんて、怖くて言えないですよね。
でも、安心してください。この記事にて紹介している準備や対策をすれば、あなたは堂々と胸を張って「ライターです!」と名乗れるようになっていますよ。
ライターになるには資格は必要なし!
前章で「ライターになるために必要なことはない」と記したのですが、なに1つ資格を持っていなくてもライターになることができてしまうんです。
事実、この記事を書いている僕も3年以上ライターとして活動していますが、ライターの実力を図るための試験を受けたり、資格を取ったことはありません。
もちろん資格などなくてもライターとしての仕事を受けることもできています。しかし、中には「ライターとしての知識があることを証明する何かが欲しい」と思う人もいるかもしれません。
以下の記事では、web+がおすすめするライターになる際に持っておくと便利な資格を8つ紹介しているので、併せてご覧ください。
「ライターになるには資格も試験もない」そこが落とし穴
ここまでの章で「Webライターになるには資格も試験も必要ない」ことがわかっていただけたはずです。しかし、そこがライターという職業の落とし穴です。
ライターは特に勉強をしなくてもなれる職業ですので、誰でもライターになることができます。だからこそ、どのライターにどのくらいの力があるのかが、外から見ると全くわからないんです。
これはあくまでも編集者や記事を外注化している人目線なのですが、1人1人のライターとしての実績がわからないので、仕事が発注しにくくなるという、ライターにとってのデメリットが生じます。
また、高めの料金設定をして予想と違った記事が納品されるリスクを防ぐために、安めに料金設定を行うので、ライターという仕事は稼げないのが現状です。
いきなり「仕事が任されるライター」になることは不可能
「誰でもライターになれるなら簡単じゃん」と感じた人もいるかもしれませんが、前章で記したように、仕事は発注されにくくライターは稼ぐことができません。
初心者でも仕事を請け負うことができる「クラウドソーシング」という便利なものもあるのですが、記事を書いたことであなたに支払われる金額は少ないため、思っている以上に稼げません。
実績のあるライターであれば、少し高めの料金設定によって企業やWebサイトの運営者から「この記事を書いてください。」という依頼がくる場合もあります。
しかし、経験のない初心者ライターがいきなり仕事を任される可能性は限りなく0に近いです。
ライターになるにはとにかくライティング!
経験のない初心者ライターがいきなり仕事を任せてもらうことは不可能と言っても過言ではないので、まずは仕事を任せてもらえるようなライターにならなければなりません。
そんな仕事を任せてもらえるライターになるためには、とにかく「ライティング=文章を書く」しかないんです。
初心者でもライターになることはできますが、スポーツのように経験がものを言う世界です。経験値のない初心者に、そもそも仕事を任せてくれる人なんて存在しません。
ライター経験豊富な人に教えてもらうのがベスト
ライティングをとにかくこなしていくことが必要だと記しましたが、ライター経験が全くない人間が1人で頑張ったところで、仕事を任せてもらえるライターにはなれないでしょう。
1番いいのは、ライターとしての経験が豊富な人に教えてもらうのがベストです。
経験が豊富な人たちは、どんな文章を書けば読者に伝わりやすくなるか、仕事相手と上手く付き合うためにはどうすればいいかなどの知識を持っています。
仕事上の付き合いなどはどうしても実感値がなければわからないですし、そもそも仕事を任せてもらえるライターになるためのことは、仕事を任せてもらえているライターに聞くのが最も手っ取り早いんです。
ただ「文章を書く」だけでは1人前のライターにはなれない
非常に重要なことを言いますね。1人前のライターには、ただ「文章を書く」だけでは到底なることができません。初心者の場合には気づけないかもしれませんが、文章を書くだけのライターはいらないんです。
ライターに対して仕事を発注している企業やWebサイトの運営者は、文章を書いてもらうことが狙いではありません。書いてもらった文章で、お客さんを集めたり何らかのアクションを起こしてもらうことが狙いです。
そのため、僕たちライターが文章を書く際には、以下のように読者のことも想定しておかなければならないんです。
- どうすれば読者に伝わりやすい文章になるのか
- どのような誘導をすれば読者はアクションを起こしてくれるのか
仕事を発注している人たちが、なぜ仕事を発注しているのかまで考えることができれば、自然と読者のための文章が書けるようになっているかもしれません。
1人前のライターになるには仕事のきつさに負けちゃダメ
1人目のライターになるために必要なことは、まだあります。ライターとしての仕事はきついと言われているのですが、その現状に負けることなく闘い続ける気持ちが大切です。
恐らくライターになりたい人の中には「家でもできて、好きな時に稼げるからライターになりたい。」と思っている人もいるでしょう。
実際にライター業を初めてみると、以下の事実に必ず直面します。
- 知らないジャンルの内容をどうやって調べればいいのかわからない。
- 1記事を仕上げる時間が、想定していた所要時間の数倍かかる。
- 1記事あたりの報酬が安い。
- 稼げない。
- 自由なはずがいつの間にか「納期」に囚われている。
これだけではありませんが、ライターと言う仕事は非常に大変なのです。ライターのきつさを1つの記事にまとめていますので、興味がある人はご覧ください。
稼げるライターになるには何をすべき?
ライターは仕事の1つですから、もちろんライターを目指しているあなたも稼げるようになりたいですよね。ただ、ライターになった瞬間から稼ぐライターになることは到底できないでしょう。
そんなあなたにおすすめしたいのは、以下に紹介する、テクニックやライティングへの慣れを自分自身に植え付けることです。
- SEO対策に関する知識を身につける。
- 1記事あたりの完成までの所要時間を短くする。
- タイピングの速度を速くする。
- 高い文字単価の仕事を請け負う。
恐らく何を言っているのかさっぱりわからないと言う人もいるとは思いますが、稼ぐライターになるための手段としては、上記4つが挙げられます。
なお、稼ぐライターになるために押さえておきたいポイントや、先ほど紹介した4つの項目をさらに詳しく解説している記事もありますので、併せてご覧ください。
クラウドソーシングで仕事を請け負ってみよう
ここまで読んでいただきありがとうございます。少し厳しめの内容も書いてきましたが、ここまで読んでいるあなたは、相当ライターになりたいという気持ちが強いのでしょう。
そんなあなただからこそお伝えしますが、まずはライターという仕事の流れや何すればいいのかを学ぶために、初心者でもできる案件が掲載されている「クラウドソーシング」にて仕事を請け負ってみてください。
クラウドソーシングはたくさんのお金を稼ぐことには向いていませんが、ライターという仕事の内容や仕事の取引先とのやり取りを学ぶいい機会になります。さらに、記事を書けばお金がもらえるのです。
通常個人のブログに記事を書いてもお金はもらえません。クラウドソーシングであれば記事を書けばお金を稼ぐことができます。「ライターとして稼ぐ」ことがどんなものなのかを体験できるため、非常におすすめです。
まとめ
今回はWebライターになるためには何をすればいいのか、どんな心構えが必要なのかを紹介してきました。
意識的に厳しい内容も書いてきたのですが、これがライター業界の現状です。もちろん上級者には上級者の世界がありますが、この記事で紹介している内容は初心者の世界です。
厳しい世界ではありますが、苦しさに耐えライターとして成長を続けていけば、今あなたが望んでいる収入や生活を、手にすることができる日が将来的に訪れるかもしれませんよ。