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もしも今以上に仕事の効率を高める方法があると言われたら知りたいですか?
はい!と答えたあなたにだけ、こっそりとその方法を紹介しますが、まずは今の自分自身の仕事効率がいかほどかを把握しておく必要があります。
そんなわけで今回は、今以上に効率的に仕事をこなすためのヒントが見つかる「シングルタスク度」診断というものをご用意しました。
ぜひ、今回の記事は実際にワークに取り組みながら、最後まで読んで見てください。
マルチタスクとシングルタスク
仕事術に関するビジネス書を読むと、「マルチタスク」や「シングルタスク」と言った言葉をよく目にします。
マルチタスクとは、「複数のタスクを同時並行的に処理する」という仕事術であり、シングルタスクはマルチタスクとは対照的に「目の前のタスクを1つ1つ確実に終わらせていく」という仕事術です。
最近の研究では、マルチタスクは生産性を低下させるよくない仕事の仕方であるという意見が主流となっています。
あなたの「シングルタスク度」を計測する診断テスト
先に結論を言ってしまうと、シングルタスクの仕事術に長けている人ほど、仕事の生産性が高いということが明らかになっています。
そこで気になるのは「自分はどれくらいシングルタスクができているのか」という点でしょう。
実は、あなたが今現在、どれくらいシングルタスクを行えているのかを計測する診断テストというものがあります。
今からあなたもこの診断テストを通して、自分の「シングルタスク度」をチェックして見ましょう。
実践!シングルタスク度診断
シングルタスク度診断のやり方は以下の通りです。
「あなたの平均的な1週間を思い浮かべて、これから出題される以下の質問に対して、0〜5までの当てはまるスコアを選んでください。」
- 0:全くない
- 1:ごくたまに(年に1~4回)
- 2:たまに(年に5~8回)
- 3:ときどき(月に1~3回)
- 4:しばしば(週に1~2回)
- 5:よくある(週に3回以上)
では、以下の質問に対して当てはまる数字を記録して見てください。
「シングルタスク度」自己評価表
- 運転中に携帯電話などのデバイスを使いますか?
- 紹介されたばかりの人の名前を、すぐに思い出せなくなることがありますか?
- 会議やミーティングの最中に、メッセージの返信をすることがありますか?
- 話を聞き流していて「君はどう思う?」と意見を求められたとき、答えられないことがありますか?
- 歩きながら、携帯電話などのデバイスをいじりますか?
- 同僚や仲間と一緒にいるときも、スマートフォンをいじりますか?
- 仕事や作業を進めようと思っていたのに、横道にそれ、ついほかのことをしてしまうことがありますか?
- 約束の時刻や場所を間違えてしまうことがありますか?
- ノートパソコンでメモをとるふりをしながら、ほかのこと(ネットサーフィン、メールのチェック、メッセージの送信など)をすることがありますか?
- ほかのことに気をとらわれていて、エレベーターで目的とは違う階で降りてしまうことがありますか?
- 集中していなかったため、一度読んだ文章やデータを読み直さなければならなくなることがありますか?
- 一緒にいる相手に意識が100%向いていないことがありますか?
- 食事中もテーブルに携帯電話などのデバイスを置き、しょっちゅう確認しますか?
- 仕事関係の連絡がきたら、たとえ勤務時間外であろうと、すぐに返信しなければいけないような気がしますか?
- 重要なメモをその辺にある紙切れに書き留め、その後どこにいったかわからなくなることがありますか?
- 1日の仕事を終えるときに「満足のいく仕事ができなかった」「仕事がはかどらなかった」と感じることがありますか?
- メディアの情報に気をとられ、考え事に集中できないことがありますか?
- 「よくほかのことをしている」「気が散りやすい」と人に言われることがありますか?
- 人と電話で話している最中でも、ネットを眺めたり、SNSをしたり、メッセージに応じたりしますか?
- 忙しく過ごしているにもかかわらず、充足感を覚えることができず、能率が上がらないと感じることがありますか?
あなたのシングルタスク度は?
あなたが各質問に対して回答した数字を全て合計したものが、あなたのシングルタスク度スコアとなります。
そのスコアによって、あなたがどれくらいシングルタスクを実践できているかがわかりますよ!
シングルタスク度0〜25点の人は?
あなたは十分にシングルタスクを習得できています。
あなたは自分のパフォーマンスを最大限に発揮して、最高の仕事効率で仕事をこなしていることでしょう。
今の仕事のやり方に自信を持って、これからも同じような仕事の方法を継続してください。
シングルタスク度26〜50点の人は?
あなたはかなりシングルタスクを使いこなせています。
基本的には、今の仕事のやり方を続けていくことで、最高の結果を手にすることができます。
しかし、時々目の前の仕事に集中できず、ほかのことの気を取られる時があるのではないでしょうか?
自分がどんなときに気が散りやすいのかを分析して改善をしていくことで、今以上に効率的な仕事をこなせる余地が残っています。
シングルタスク度51〜75点の人は?
あなたは、少し気が散りやすいタイプなのではないでしょうか?
せっかく能力があるのに、それを最大限発揮できていないのは非常にもったいないです。
このスコア帯の人は、「たまには目の前の仕事に集中できている」と感じる時があるはずなので、「自分が目の前の仕事に集中できているのはどんな時か」を分析してみましょう。
目の前の仕事に集中できている時の条件を再現することができれば、もっと今以上に生産的な仕事をこなせるようになります。
シングルタスク度75〜100点の人は?
はっきり言うと、今のままではかなり仕事の結果に支障をきたすレベルです。今の仕事の仕方をまるっきり変える必要があるでしょう。
あなたはほとんどの場合、目の前の仕事に集中できていないことが多いのではないでしょうか?
周りの人の仕事の仕方を観察してみたり、いまやるべき仕事に関係のないものは目に入らない場所にしまうなどの対策を行うことで、爆発的に生産性を高める余地が残されています。
仕事がうまくいかないと悩んでいるのは、決して自分の能力不足によるものではなく、仕事の仕方に問題がある可能性が大きいです。
自己嫌悪に陥らずに、仕事のやり方に対しての工夫改善を続けていくのがおすすめです。
時には能力よりもやり方を疑うべき
一般的に仕事ができる人は「能力が高い」と思われがちですが、実のところ、人間的な能力面ではほとんど同じといっても過言ではありません。
仕事で結果を残す人は、能力よりもむしろ「仕事のやり方」で、他の人と圧倒的な差をつけているのが現実です。
目の前の仕事だけに集中すると言う方法も、まさに「仕事で結果を出す」ために有効な仕事術です。
今回の診断でシングルタスク度が高かった人も、低かった人も、「今以上に目の前の仕事に集中するために何ができるか?」を考えると、今以上の結果をつかむことができるはずです。