「Webライターの仕事は簡単そうだし、副業で月に10万円くらい収入があればもっと楽しい日々が送れるのに…」と思っていませんか?
この記事では、数ある副業の中でも「Webライターで月10万円稼ぎたい」と思っている人向けに、筆者が実際に副業Webライターで月10万円を稼いだときのスケジュールを紹介します。
また、月10万円を稼ぐためのシミュレーションや、稼げるWebライターの特徴、稼ぐための方法も徹底解説します。
ぜひ最後までこの記事を読んで、Webライターで月10万円を稼げるかどうか考えてみましょう。
月10万円稼ぐWebライターのスケジュール
まず、月に10万円稼ぐのをイメージしやすいようにスケジュールを紹介します。
以下が、筆者が月10万円を稼いだ際の実際のスケジュールです。
執筆は基本的に平日に行い、週末はプライベートの用事が入ることが多いので、どうしても執筆が追いつかない場合の予備日や個人ブログの執筆日としていました。
時間 | 詳細 |
5:30 | 起床 |
5:30〜6:00 | 朝の準備 |
6:00〜7:00 | 記事執筆 |
7:00〜19:00 | 通勤・本業 |
19:00〜21:00 | 家事・入浴など |
21:00〜23:00 | 記事執筆 |
23:00〜5:30 | 睡眠 |
平日の夜は本業の負荷次第で帰宅時間が変わりやすいため、朝早めに起きて執筆時間を確保しました。
睡眠時間が短くなると効率が悪くなったり、本業にも影響してしまったりするので、睡眠時間は最低でも6時間は確保しました。
当時依頼されていた案件は1記事5,000文字で文字単価1.5円程度が多かったです。1記事執筆するのに約4〜5時間かかっていたので週に3〜4記事の執筆をするイメージです。
上記は筆者の場合の一例なので、次の項目で月に10万円稼ぐためのシミュレーションをしてみましょう。
副業Webライターで月10万円稼ぐシミュレーション
続いて、Webライターとして「月10万円稼ぐ」という目標をより強くイメージし、具体的な行動が取りやすくなるよう、シミュレーションしてみましょう。
まず初めに、Webライターの収入がどのように決まるのか、確認しておきましょう。
- 収入 = 執筆記事数 × 記事単価
- 記事単価 = 1記事あたりの執筆文字数 × 文字単価
収入を増やすためには「執筆記事数を増やす」もしくは「記事単価を上げる」必要があります。
執筆記事数を増やすためには作業時間を増やすか効率を上げる必要があり、記事単価を上げるためには執筆文字数を増やすか文字単価を上げなければなりません。
平日毎日2時間、休日は各5時間をWebライターの仕事に充てた場合、週あたりの稼働時間は20時間、1ヶ月で80時間となります。この条件で、以下の表で具体的にシミュレーションしてみましょう。
文字単価 | 月当たり執筆文字数 | 1記事あたり執筆文字数 | 月当たり執筆記事数 | 1記事あたり執筆時間 |
0.5円 | 200,000文字 | 2,000文字 | 100記事 | 0.8時間 |
0.5円 | 200,000文字 | 5,000文字 | 40記事 | 2.0時間 |
1.0円 | 100,000文字 | 2,000文字 | 50記事 | 1.6時間 |
1.0円 | 100,000文字 | 5,000文字 | 20記事 | 4.0時間 |
2.0円 | 50,000文字 | 2,000文字 | 25記事 | 3.2時間 |
2.0円 | 50,000文字 | 5,000文字 | 10記事 | 8.0時間 |
上表の通り、作業時間が限られる副業Webライターが、文字単価0.5円で月10万円を稼ぐのは至難の業でほぼ不可能と言えます。
一方で、文字単価1.0円で5,000文字の記事を20記事や2.0円で5,000文字の記事を10記事であれば現実的です。
月10万円を稼ぐには、より単価の高い案件や執筆文字数の多い案件に積極的に応募し、効率よく収入を上げていく必要があります。
副業で月10万円稼ぐWebライターの特徴
副業で月10万円を稼ぐWebライターにはどのような特徴があるのでしょうか。この項目では特に多くみられる3つの特徴を紹介します。
- 継続できる
- 自己管理ができる
- 積極的に提案できる
継続できる
まず、先述のスケジュールやシミュレーションでも確認できるように、Webライターで収入を上げていくためにはほぼ毎日継続的に記事を書き続ける必要があります。
「継続は力なり」という言葉の通り、コツコツと継続して努力を続けられる人ほどWebライターで収入を上げやすいと言えます。
目標を明確化し、その目標に向かってモチベーションを維持し続けることが重要です。
自己管理ができる
収入アップを目指すなら、記事の執筆数を増やしていく必要があります。そこで重要になるのが自己管理です。自己管理とはスケジュール管理と体調管理です。
執筆記事数を増やしすぎて、納期通りに記事を納品できないとクライアントに迷惑をかけてしまいます。新しい案件に応募する際には、既に抱えている案件の納期も見ながら、対応可能な案件にのみ応募するようにしましょう。
体調管理も重要な点です。無理なスケジュールで執筆を続けて体調を崩してしまっては元も子もありません。本業にも影響が出てしまい、多くの人に迷惑をかけてしまいます。
特に案件が取れ始めると「もっとたくさん書きたい」と思って案件を詰め込みがちですが、重要なのは継続的に続けられる仕組みを作ることです。案件の受注は無理のない範囲にしましょう。
積極的に提案できる
クライアントに対して積極的に提案できるWebライターも高収入に繋がりやすいです。
より読者に伝わりやすい構成や、不足している情報の追加を提案できると、クライアントから価値を感じてもらいやすくなります。
クライアントからの指示は重要ですが、ただ言われた通りに記事を執筆するだけではなく「読者はどのような情報を求めているのか」を意識すると、さまざまな気づきが出てきます。
その気づきをもとに、クライアントに積極的に提案をしていきましょう。
月10万円稼ぐWebライターになる方法
月10万円を稼げるWebライターになる方法を解説します。
Webライティングの勉強といったインプットと、実際に記事を書いてみるアウトプット、そしてそれをクライアントにわかりやすく伝えることが必要です。
- Webライティングを学ぶ
- ブログを始める
- ポートフォリオを準備する
- 案件を獲得する
- 継続する
Webライティングを学ぶ
Webライターの収入はスキルや経験に左右されるところが大きいため、Webライティングのスキルを高めるための勉強が必要です。
闇雲に書きたいことを書いていると、タイピング速度は上がっていきますが、文章をわかりやすく書くという面でのスキルアップにはつながりにくいです。
書籍や動画、スクールなどでWebライティングとはどのようなものか、どういった点に気を付けて執筆すべきかを勉強しましょう。
興味のある分野で他の人が書いた記事を読みながら、「自分だったらどう表現するか」を考えるのもおすすめです。
ブログを始める
個人でブログを立ち上げましょう。最初のうちは、アメブロやライブドアブログなどの無料ブログでも構いませんが、可能ならWordPressを用いたブログの立ち上げがおすすめです。
その理由は、WordPressを扱うスキルを獲得できることに加え、カスタマイズ性やデザイン性が高いからです。
将来的な広告やアフィリエイト収入を考えて、WordPressでのブログ立ち上げに挑戦してみましょう。
個人で立ち上げたブログで書いた記事は実績として利用でき、実績を示しながら案件に応募すると受注確率がアップします。
ポートフォリオを準備する
ポートフォリオとは、これまでに執筆した記事をわかりやすくまとめた「作品集」です。Webライターのスキルはテストのような数値化が難しいです。
そこで、あなたがどんな記事を書けるのかを実際に書いた記事で紹介しましょう。
ポートフォリオはWebライターにとっての名刺のようなものです。
クライアントに高評価をもらった記事や、ブログでアクセスが多い記事など、自信を持って提示できる記事をまとめていきましょう。
案件に応募する
Webライターとして働く準備ができたら、実際に案件に応募してみましょう。案件への応募方法は主に以下の4つです。
- クラウドソーシングサイトで探す
- ウェブサイトの募集欄から売り込む
- コミュニティ(サロン)で仕事を得る
- TwitterやInstagramなどのSNSで案件を受注する
初心者のうちはクラウドソーシングサイトで案件を探して応募しましょう。数多くの初心者向け案件が掲載されており、案件を探しやすいためです。
高収入の案件を獲得するためには、企業のウェブサイト上のWebライター募集欄から売り込むのも有効です。
企業と直接取引できれば、クラウドソーシングサイトの報酬から差し引かれるシステム利用料が不要となり、同じ報酬でも手取り額が増えます。
継続する
案件が取れるようになっても、努力を継続していくことが重要です。
専門性の向上やスキルアップのための勉強やリサーチを続け、クライアントから信頼されるWebライターになる必要があります。
Webライターの仕事に慣れてきたら、単価交渉やより多くの案件の受注に向けた営業活動など、さらなる報酬アップのための活動を進めましょう。
次の項目では、効率的に月10万円を稼ぐ方法を紹介します。
効率的に月10万円を稼ぐ方法
この項目では、効率的に月10万円を稼ぐ方法を紹介します。主に以下の3つの方法が有効です。
- 知識があるジャンルを選ぶ
- 文字単価1円以上の案件を選ぶ
- 修正回数が少ない案件を選ぶ
知識があるジャンルを選ぶ
本業に関連したジャンルや、元々興味や経験があって書きやすいジャンルがある場合には、そのジャンルを選んで執筆していくのが良いでしょう。
知識ゼロからでもしっかりリサーチを行えば記事の執筆自体はできますが、知識が豊富なジャンルであればリサーチ時間の短縮が可能です。
特別得意なジャンルがない人でも、ある程度記事を書いていくと、徐々に書きやすいジャンルがわかってきます。
そこからジャンルを絞っていくと専門性も高まり、効率アップにつながります。
文字単価1円以上の案件を選ぶ
「副業Webライターで月10万円稼ぐシミュレーション」の項目でも紹介した通り、文字単価が安い案件で月10万円を稼ぐのは至難の業です。
目安として文字単価1円以上の案件にのみ応募するようにすれば、1記事あたりの収入額がアップし、効率的に稼ぐことができます。
修正回数が少ない案件を選ぶ
クライアントからの添削はWebライターとしての成長という面では非常に重要です。
しかし修正が多いと、修正をしている時間自体は新たな報酬を生まないため、報酬アップには繋がりにくいです。
修正をしている時間があるなら、別の記事を執筆する時間に充てたいものです。
もちろん自分自身のミスで修正になっているケースも多いので、真摯な対応は必要ですが、できるだけ修正回数が少ない案件を選ぶと収入アップにつながります。
Webライティングを学ぶならweb+
数あるWebライティングを学べるスクールの中で、筆者が断然おすすめするのが「web+ Media School」です。
筆者自身もスクール生として学んだ経験から、自信を持っておすすめできます。
おすすめの理由は主に以下の点です。
- Webライターに必要なスキルを体系的に学べる
- プロの添削官による添削を回数無制限で受けられる
- 書いた記事を自分の実績として公開できる
- ライティングスキルに加えキャリアプランの相談もできる
- 無料体験や全額返金保証制度があるので安心して申し込める
Webライターに必要なスキルを体系的に学べる
体系的に構成されたカリキュラムを、完全オンラインで自分の好きなタイミングで動画を見て勉強できます。
そこで学んだ内容を実際に記事を執筆し添削してもらうことでWebライターとしての成長を実感しながら学び続けられます。
「web+ Media School」に入会するともらえる「web+ SEOライティングBook」はWebライターとして働いていくための必携書です。
この一冊があればSEOライティングに関する知識を網羅できます。
プロの添削官による添削を回数無制限で受けられる
「web+ Media School」には実際にWebライターとして豊富な実績、経験を持つプロの添削官がいます。記事の構成や文章表現など、自信がない弱点に絞って、回数無制限で部分添削を受けることが可能です。
「web+ Media School」では、Webライター自体のレベルアップを重視しているため、添削もただ「修正しましょう」ではなく「なぜ修正するべきなのか」という理由まで説明してもらえます。
また、卒業という概念がなく、一度入会すれば無期限に添削を受け続けられる仕組みになっているため、自分のペースで学び続けることが可能です。
書いた記事を自分の実績として公開できる
先述の部分添削に加えて合計6回の総合添削制度もあり、記事全体を添削してもらえます。
この総合添削を受けた記事は、あなたの執筆実績として公開することもできます。プロによる添削を受けた上で公開されるので、記事の質は折り紙付きです。
初心者のうちは公開できる実績がなく単価の低い案件しか獲得できないという、Webライター初心者によくある悩みも「web+ Media School」なら解決できます。
ライティングスキルに加えキャリアプランの相談もできる
Webライターとしてのスキルアップ、報酬アップといった内容に加え「web+ Media School」ではその先のキャリアプランについて、プロのWebライターに直接一対一で相談もできます。
専門Webライターやブロガー、Webライターを管轄・マネジメントするWebディレクターなど、副業Webライターからその先のキャリアを長期的に見据えることが可能です。
無料体験や全額返金保証制度があるので安心して申し込める
ここまで紹介した通り、多くのメリットがある「web+ Media School」には、無料体験や30日間の全額返金保証制度もあります。
「スクールに入会してみたけど、期待していた内容が学べなかった」というミスマッチを防げるため、安心して入会できます。
「web+ Media School」に興味を持った人は以下のリンクから無料体験に申し込んでみましょう。
月10万円稼ぐのにWebライターをおすすめする理由
ではここから、なぜWebライターが月10万円を稼ぐ副業としておすすめなのかを、以下3つの分けて紹介します。
- 誰でもすぐに始められる
- 時間や場所にとらわれずに働ける
- 努力すれば稼げるようになる
誰でもすぐに始められる
Webライターには資格が必要ではないので、始めようと思った瞬間から始められる仕事です。
既にパソコンを持っている人であれば、初期投資もほぼ必要ありません。
肩書きも不要なので、専業主婦でもフリーターでも、どんな立場の人でもできる仕事です。
本業が終わった後や、自由に使える時間がある週末、通勤の隙間時間などを使って取り組むこともできます。
時間や場所にとらわれずに働ける
Webライターは、パソコンとインターネット環境さえあれば、いつでもどこでも働ける仕事です。
朝のほうが集中できるという人は早朝に執筆、夜のほうが作業しやすいという人は夜中に執筆するなど、それぞれの事情や好みに合わせて働くことができます。
働く場所の自由度も高いです。
自宅やカフェはもちろん、オフィスでの休憩時間や通勤中の隙間時間を活用したり、海外旅行をしながらホテルで執筆したりもできます。
努力すれば稼げるようになる
後ほどこの記事の「副業でWebライターをするデメリット」の項目でも詳しく説明しますが、Webライターの仕事でいきなり月10万円を稼ぐのは難しいでしょう。
スキルや実績で収入が左右されやすいためです。
しかし、この記事で紹介している稼げるWebライターの特徴を理解し、効率的に稼ぐ方法を身につけるまで継続して努力できれば、Webライターで月10万円の収入は堅いです。
副業でWebライターをするメリット
副業でWebライターを始めるメリットを3つ紹介します。
- スキルが身に付く
- ローリスクでライター活動を開始できる
- 転職時の選択肢が増える
スキルが身に付く
Webライターとして活動する中で、SEOライティングのスキルや、読者にわかりやすく伝える文章を書くスキルが身に付きます。
もちろん、ただ闇雲に執筆するだけで身に付くものではありません。
レギュレーションと呼ばれる執筆ルールを意識して執筆し、クライアントからのフィードバックに沿って修正することを繰り返す中で、徐々にライティングスキルが向上します。
また、案件を獲得し実際に執筆する際には「自分のスキルをPRする力」や「価格交渉をする力」といったビジネススキルの習得も可能です。
ローリスクでライター活動を開始できる
副業でWebライターを始めることは、リスクヘッジにもなります。いきなり会社を辞めてWebライター専業で働くのはリスクが大きいです。
まずは副業で少しずつ案件を受注し、徐々に収入を上げていきながら独立のタイミングを図るのがいいでしょう。
独立後に案件が取れなかったり、低い単価の案件ばかりで生活が苦しくなったりというリスクを避けられます。
転職時の選択肢が増える
ライティングスキルを身につけると、Webマーケティング会社やWebメディアを運営している会社にWebライターとして転職できる可能性が高まります。
最近ではIT業界以外の企業でもWebメディアを運営している企業が多いので、転職時の選択肢や幅を広げることができます。
副業でWebライターをするデメリット
先ほどの項目で、副業Webライターを始めるメリットを紹介しました。この項目では、デメリットや難しい点を4つ紹介します。
- スケジュール管理ができないと辛い
- 自分が書きたいように書けない
- スキルや実績で収入が決まる
- 最初はあまり稼げない
スケジュール管理ができないと辛い
Webライターにはスケジュール管理能力も必要です。
案件を受ければ受けるほどしっかりスケジュール管理しないと納期直前になってバタバタしたり、納期に間に合わずクライアントからの信頼を失ったり可能性もあります。
また副業でWebライターをする場合には、メリハリをつけることが重要です。プライベートの時間が全くなくなり、ストレスを溜め込んでしまう可能性があります。
自分が書きたいように書けない
「文章を書くのが好きだから」という理由でWebライターを始めた人は「自分が書きたい文章を書けない」点にストレスを感じやすいです。
クライアントによってさまざまなレギュレーションがあり、自分の意見や感情をそのまま書いたり、自分の好きな形で文章を書いたりできないこともあります。
スキルや実績で収入が決まる
Webライターはスキルや実績で収入が決まる傾向がある仕事です。スキルや実績が無いと、低単価の案件しか受注できず低収入の状態が続く可能性があります。
また、実績が無ければ契約すらできない案件もあるため、いかにスキルや実績を積み上げていくかが重要です。
最初はあまり稼げない
先述の通り、Webライターの収入はスキルや実績で収入が決まる傾向があります。
初期投資が少なく簡単に始められる一方で、稼ぐのは少し難しい仕事です。特に初心者のうちは公開できる実績がないため、案件の獲得難易度が高いです。
まとめ
この記事では、筆者がWebライターで月10万円を稼いだときのスケジュールや、稼いでいくためのシミュレーション、稼げるWebライターの特徴や方法について解説しました。
実際に月10万円稼いでいる姿が想像できたでしょうか。
論理的にシミュレーションを行い、達成する具体的な計画を立てて行動することが重要です。
また、目標を実現する強いイメージがあると、モチベーションも維持しやすくなります。
この記事で解説した内容を踏まえて、早速月10万円稼げるWebライターになるための第一歩を踏み出してみましょう。
