「これから副業でWebライターを始めようと思ってるんだけど、リアルなスケジュールってどんな感じなの?」
こんなふうに考えてはいませんか?
Webライターは増えてきていると言われているのですが、周りを見渡してみるとなかなか話を聞ける先輩Webライターがいないこともありますよね。
本記事では、現役の副業Webライターである筆者のリアルなスケジュールを紹介します!
その後、どのように仕事を始めればいいのか・仕事の流れはどうなっているのかも紹介しますので、最後までご覧ください。
ちなみに筆者の現在の状況は、下記のとおりです。
- 30代男性・独身
- 本業:小売業(派遣社員)
- シフト勤務:週休2日・1日8時間
この記事を読むことで、副業Webライターのスケジュール管理術が把握でき、効率的に稼げるようになります。ぜひ最後までご覧ください。
副業Webライターのスケジュール:平日
では、まず副業Webライターである筆者のスケジュールを紹介します。
平日のスケジュールは以下のとおりです。
- 8:00〜9:30:起床・身支度
- 10:00〜12:00:職場近くのカフェで執筆
- 13:00〜22:00:本業
- 22:30〜23:30:帰宅・風呂など
- 0:00〜1:00:就寝
上記のように午後から本業が始まるので、出勤前の午前中に記事を執筆しています。筆者は自宅では集中力が続かないので、職場近くの集中できるカフェで作業する日が多いです。
ちなみに、筆者が副業Webライターを続ける上で意識しているのは、作業する時間と場所の固定です。
たとえば同じ職場で長く勤めていると、悪天候や寝不足などで気分が乗らない日でも強制力が働き、自然に仕事がこなせるようになりますよね。
同様に副業Webライターとして活動する際も、作業の時間と場所を固定することで仕事のスイッチが入りやすくなり、集中力を維持しながら執筆できるようになります。
副業Webライターのスケジュール:休日
続いて、本業が休みの日のスケジュールは下記のとおりです。
- 8:00〜9:30 起床・身支度
- 9:30〜10:30 掃除・家事全般
- 11:00〜13:00 自宅で執筆
- 14:00〜17:00 場所移動・執筆
- 18:00〜19:00 運動(筋トレ・散歩)
- 20:00〜21:00 帰宅・風呂など
- 21:00〜23:00 ストレス解消(動画鑑賞)
- 23:00〜0:00 就寝
前述した平日のスケジュールと同じく、休日も午前中に作業を始めることで、執筆の習慣が途切れるのを防いでいます。
また休日は執筆の時間が長くなりがちで、運動不足になりやすいです。そのため筋トレや散歩などを取り入れて、運動不足が解消されるよう心がけています。
さらに休日の大事な過ごし方として、1日の全てを執筆活動に充てるのではなく、夜に必ずリラックスタイムを設けることが挙げられます。
休日でも仕事をしている訳ですから、副業Webライターは普通の人より疲労が溜まりやすいです。ストレスを抱え込まず、長期的に副業が続けられるよう意識しましょう。
副業Webライターはどうやって始めればいい?
ご覧いただいたように、副業でやる場合でもスケジュールをしっかり組んで、日々のルーティンとして組み込んでいきましょう。
「時間ができたときに仕事をする」という形にしてしまうと、どうしても楽な方に楽な方に人間は進んでしまいます。
余暇時間を確保した上で、仕事をする時間を本業がある日も、本業が休みの日も用意しておきましょう。
実際にWebライターとしてスタートするにあたっては、特別な資格がなくても未経験からでも可能です。
Webライターとしてスタートするための具体的な内容は、以下の記事で紹介しているので併せてご覧ください。
副業Webライターのスケジュール:1週間
さらに、副業Webライターである筆者の1週間のスケジュールを紹介します。
- 月曜:執筆・本業
- 火曜:休み
- 水曜:リサーチ・本業
- 木曜:記事構成・本業
- 金曜:執筆・本業
- 土曜:リサーチ・添削修正
- 日曜:記事構成・本業
上記を見てもわかるように、リサーチ・記事構成・本文執筆の3つの作業をローテーションさせて、1週間のリズムが崩れないよう気をつけています。
また週に1回は必ず休日を設定し、その日は仕事のことを一切考えないようにするのも大切です。
副業のために休日返上で働いた結果、体を壊して本業を休んでしまっては元も子もありません。オンとオフを上手く使い分けながら、無理のないスケジュールを組みましょう。
とはいえ、具体的にWebライターの仕事内容・流れを知っていないとスケジュールを組むことはできないので、以下の記事でサクッと仕事内容を確認してみてください。
副業webライターのスケジュール:1ヶ月
最後に筆者の1ヶ月のスケジュールとして、下記の案件を受注したときの大まかな流れを紹介します。
- 執筆記事数:8記事
- 文字単価:1円
- 執筆文字数:1記事5,000文字・月間40,000万字
- クライアント:1社
- 納品日:30日
上記の案件を請け負った場合、まず月初にクライアントから連絡があり、記事作成のルールを確認したあと執筆に取りかかることが多いです。
また週2本のペースで執筆し、指定日より2日早い28日までに全ての記事が納品できるようスケジュール調整しています。
ちなみに納期は月末までの場合が多いですが、体調不良やパソコンの故障といったイレギュラーを想定し、あえて前倒しで納品日を設定しています。
特に副業Webライターの場合、本業が急に忙しくなって執筆が進まないことが多々あるので、1ヶ月のスケジュールは必ず余裕を持って組み立てましょう。
仮に月に10記事を納品するとしたら、3日に1記事を書き切らなければいけない計算になります。
Webライターの仕事のきつさを事前に把握しておくことで、自分に合わせた仕事量・スケジュールを組めるようになるので、以下の記事でどんなところがきついのかを確認してみてください。
副業Webライターのスケジュール管理のコツ①目標金額の設定
これまで副業Webライターのスケジュールを紹介しましたが、ここからはスケジュール管理のコツを4つ解説します。
副業Webライターが取り入れたいスケジュール管理のコツの1つ目は、月間の目標金額を設定することです。
1ヶ月の目標金額を設定すると、月末までに執筆しなければならない記事数が明確になり、本業に支障が出ないスケジュールが組み立てられます。
たとえば目標金額を月3万円で設定したとき、文字単価1円で1記事5,000文字の案件だと6記事で達成可能です。すると5日で1記事のペースでの執筆となり、無理なく副業が続けられます。
また継続して高品質な記事を納品し、クライアントから信頼されると文字単価が上がる可能性が出てきます。実績に応じて目標金額を上げると良いでしょう。
目標の達成可能性を高めるためには、やはり条件の良い仕事を受注すること。
文字単価の高い仕事を受注するための方法を以下の記事で紹介しているので、サクッと内容を確認してみてください!
副業Webライターのスケジュール管理のコツ②納期から逆算
副業Webライターのスケジュール管理のコツ2つ目は、記事の納期から逆算してスケジュールを組むことです。
納期から逆算してスケジュールを組むと、締め切りまで余裕のある月初でも緊張感が増し、執筆スピードが上がります。
ちなみに納期から逆算せず記事作成を進めた場合、月初で時間を無駄に過ごす可能性が高く、月末に必ず納期に追われることとなります。
したがって副業Webライターとして活動する際は、必ず納期から逆算してスケジュールを組みましょう。
副業Webライターのスケジュール管理のコツ③ToDoリストの活用
副業Webライターのスケジュール管理のコツ3つ目は、ToDoリストを活用することです。
本業に加えて副業を進めるとなると、やらなければならないタスクが増え、自分ひとりの頭の中だけでは対処できなくなります。
そのため重要なタスクは必ずToDoリストに書き出して、クライアントに迷惑をかけないようにしましょう。ちなみに筆者が使用しているのは、紙のToDoリストです。
紙のToDoリストにする理由は、実際に手を動かすことで脳を刺激し、書き出した内容が印象に残るためです。
また紙のToDoリストでチェックすると、使用済みの用紙が目に見えて残るので、モチベーション維持にも繋がります。いつも納期に追われがちな方は、ぜひ試してみてください。
副業Webライターのスケジュール管理のコツ④休みを設定
副業Webライターのスケジュール管理のコツとして、4つ目に休みを設定することが挙げられます。
Webライターは時間と場所を選ばずに仕事ができる反面、プライベートとの境目があいまいになる傾向にあります。
特に副業Webライターは、本業以外の時間も仕事のことを考え、脳が常にストレスを抱えている状態に陥りがちです。
副業Webライターとして活動する際は必ず休みの曜日を決め、その日は趣味や好きなことでストレス解消することに時間を充てましょう。
副業で効率的に稼ぐ方法
スケジュール管理のコツをお伝えした上で、さらに副業で効率的に稼ぐ方法を紹介します。
副業Webライターとして効率的に稼ぐ方法は以下の4つです。
- 知識のあるジャンルで案件を探す
- 文字単価1円未満は受注しない
- 修正やチェックの少ない案件で稼ぐ
- SEOを勉強する
知識のあるジャンルで案件を探す
副業Webライターで効率的に稼ぐには、まず知識のあるジャンルで案件を探しましょう。
自分の得意な分野や本業に関連するジャンルで執筆すると、専門性が高い記事を納品できるので、今後の文字単価アップに繋がりやすいです。
また、もともと知識があるジャンルだとリサーチの時間が短縮でき、その月で執筆できる記事数が増えます。
文字単価を上げて執筆数が増えると、必然的に稼げるWebライターとなります。得意なジャンルの案件を見つけたら、積極的に提案文を送ってみましょう。
文字単価1円未満は受注しない
次に紹介する副業Webライターで効率的に稼ぐ方法は、文字単価1円未満の案件には手を出さないことです。
クラウドソーシングサイトには、文字単価0.4円や0.6円といった低単価な案件が数多く見受けられますが、そのような案件に手を出してしまうと効率よく稼げません。
たとえば副業で月5万円を稼ぎたいのであれば、文字単価0.4円だと月に10万字以上執筆しなければなりません。
筆者の経験上、初心者が副業で執筆できる文字数は5万字が限界で、それ以上書こうとすると時間が足りず本業に支障をきたしてしまいます。
文字単価1円なら、初心者でも執筆できる案件が必ず見つかります。自分を安売りせず、低単価案件で疲弊しないよう気をつけましょう。
クラウドソーシングサイトのWebライター案件で稼ぐためのコツを以下の記事で紹介しているので、サクッと内容を確認してみてください。
修正やチェックの少ない案件で稼ぐ
続いて紹介する副業Webライターで効率よく稼ぐ方法として、修正やチェックの少ない案件で稼ぐことが挙げられます。
Webライターの仕事は記事本文の執筆だけではなく、クライアントからの修正依頼の対応も含まれ、執筆以外の作業時間が多いと効率よく稼げません。
たとえば構成と本文それぞれの工程で修正依頼が入ると、下記の手順を踏む必要が出てきます。
- 構成提出後のチェック待ち
- 構成の添削をもとに修正対応
- 構成修正後のチェック待ち
- 記事納品後のチェック待ち
- 本軍の添削をもとに修正対応
- 修正後の記事のチェック待ち
上記の手順を各1日で終えたとしても、1記事入稿するのに合計6日費やします。一方、修正がないクライアントでしたら最短1日で入稿可能です。
1日で入稿すれば次の記事にすぐ着手でき、納品できる記事数も増えるので、稼げる副業Webライターへと近づけます。
実際にWebライターを経験していると、細かい修正指示を何度もしてくるクライアントがいれば、修正が一切なく入稿できるクライアントもいます。
もしあなたが副業Webライターとして今までより効率よく稼ぎたいのなら、確実に後者を選ぶようにしましょう。
SEOを勉強する
最後に紹介する副業Webライターで効率よく稼ぐ方法は、SEOを勉強することです。
SEOとは、Googleなどの検索エンジンで上位表示させるための施策を行うことで、自社のWebサイトに集客する手段として多くの企業が取り入れています。
したがってSEOを勉強して上位表示できるようになると、実績として企業にアピールでき、より高単価の案件を請け負えるでしょう。
ただし、SEOを独学で勉強するのは非常に効率が悪く、稼げるようになるまで時間がかかってしまいます。
筆者の場合、添削やウェビナーでSEOが学べる「web+ Media School」というスクールを利用したことで、未経験から半年で文字単価2円の案件を獲得できました。
SEOを勉強して文字単価を上げたいのであれば、スクールで添削サービスを受けるのをおすすめします。
副業Webライターの1日の流れは個人差あり
ここまで、本記事では、現役の副業Webライターである筆者のリアルなスケジュールを紹介してきました。
今回紹介したスケジュールはあくまでも一例です。
自分で1日の流れを決められるのが副業Webライターの良いところでもあるので、本記事で紹介した仕事の流れや管理のコツをもとにして、あなたなりのスケジュールを作って見てください。
副業Webライターは1日の大半を本業に取られるため、効率よくスケジュールを管理しないと、副業の時間を確保するのが難しいです。
また稼げる副業Webライターになるには、SEOを勉強し実績を積みながら、クライアントの要望に応える必要があります。
この記事で紹介したスケジュール管理術を参考にしていただき、一緒に稼げる副業Webライターを目指していきましょう。