SNSを利用しているとバズっている投稿を目にしたことがあると思います。誰しもが「自分もバズる投稿をしてみたい!」と思った事があるでしょう。
しかし、もちろん適当に投稿し、バズることはほとんどありません。基本的にはしっかり計画や要素を押さえて投稿しているのです。
今回はどのようにバズる投稿を生み出しているのかをご紹介します。
そういえば、バズる(Buzz-ru)ってどんな意味…?
最近SNSなどでよく聞く「バズる」という言葉。誰しも聞いたことはあるかと思います。しかし、語源や意味を知ってる人は少ないのではないでしょうか?
実は「バズる」の語源は「バズ(Buzz)」から来ており、「蜂がぶんぶんと飛ぶ音」という意味です。
この「Buzz」という単語が「人から人に伝わる/口コミ」と意訳され、「バズる」という言葉が誕生しました。
SNSを用いて連鎖的に拡散されるバズマーケティング
バズマーケティングとは、『口コミで拡散させるマーケティング』のことを指します。
特に無料のSNSを用いることでコストはかかりませんし、SNSのユーザー数もどんどん増えているので、今一番熱いマーケティングと言えるでしょう。
企業の中には、「投稿を拡散してくれたら〇〇ポイントをプレゼント!」などというキャンペーンを行っている場合もあります。個人でも真似をするSNSアカウントも出てきていますね。
個人でバズらせるインフルエンサーが台頭
このバズった投稿を量産し、SNSを中心に影響力を持つ人のことを『インフルエンサー』と呼びます。
インフルエンサーになるためには、バズった投稿を複数個生み出すことが必要になるでしょう。
また、このインフルエンサーの影響力を用いて、商品やサービスの告知を行うマーケティングを「インフルエンサーマーケティング」と言います。
インフルエンサーに関しては以下の記事で詳しく紹介しているので、読んでみて下さい。
SNSでバズる投稿の共通点①共感されやすい内容
https://twitter.com/yukos_kawaii/status/1121458359046004737?s=12
SNSの投稿では、「あー確かに。」「よく言ってくれた!」などと共感の生みやすい投稿がとても反応を得ています。
上記のゆうこすさんの投稿では、ネットを使ったことがある人であれば、誰もが思っていることを代弁することにより、大きな反響を呼んでいるのです。
共感をしてもらいやすいコツとして、『感情文』を用いることをオススメします。
感情文とは、心の声のことです。先ほども利用しましたが、『あー確かに。』などの心でつぶやく内容を言語化する事で、共感した人がより反応しやすくなります。
SNSでバズる投稿の共通点②意外性/面白い
完璧な令和を迎えました。 pic.twitter.com/5BGGFTse5R
— よ (@tkm_ytm) April 30, 2019
SNSで思わず笑ってしまったり、「よくこんなことを思いつくな。(笑)」などと思う投稿を見かけたことはありませんか?
意外性や面白さは「自分のフォロワーにも見て欲しい!」という気持ちや、「一本取られた!」という思いから拡散されやすいことが分かっています。
しかし、この投稿からのフォロワー増加はあまり期待できないのでSNS運用という観点からみると、よく考えて投稿を作成すると良いでしょう。
SNSでバズる投稿の共通点③読みやすい改行・空行
ブロガー初心者の方用の無料noteを公開。
・1から文章を書くパターン
・構成の具体例
・発信で使える小技
・言葉の可能性のお話過去ITベンチャー時代に、コピーライターとして
売上を20億以上上げた人間の文章術の根本を公開中良かったら拡散希望だ。
↓詳しくは下記へhttps://t.co/S6nLyS2qaC
— トニー@フリーランス作家 (@neetnohonne) April 26, 2019
SNSでは毎日何億、何兆という投稿がアップロードされています。つまり、「読みやすい」投稿は目を引きやすく、「気付いたら読んでしまった」という経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
上記の投稿は一文目にタイトルに代わる文章。その下に詳細。さらにその下にその実績や効果を載せることで読まれやすく、外部リンクへの誘導もしやすくなります。
【メンタルの安定にオススメ】
・個人を叩かない
・災害デマを見ない
・反医療ネタを見ない
・クソリプに反論しない
・ネット上で議論をしない
・若者の◯◯離れ系を見ない
・誰かが炎上してても触れない
・不倫や離婚のニュースを見ない
・誰かを晒し者にする動画を見ない全部マジで言ってます。
— まるるんず@メンタルヘルスVtuber (@marurunzmemo) April 26, 2019
最近では、上記のような文章が階段形式になっている投稿も増えてきました。あなたも反応してしてしまった事があるのではないでしょうか。
SNSのタイムライン上で、一文字ずつ減っている(or増えている)文章はとても目を引きやすく、ついつい読んでしまうという人が投稿に対して反応しています。
SNSでバズる投稿の共通点④画像を用いる
https://twitter.com/freelife_blog/status/1123887669791068160?s=12
投稿には画像を一緒に掲載することで、SNSのタイムライン上で目立つことができます。
『画面占有率(スマートフォンの画面イッパイを100%とした際にその投稿が画面を占める割合)を60~70%』にすることで、程よくフォロワーの目に止まり易い投稿になります。
これが画像ではなく、文章や空行・改行で画面占有率を上げようとすると、重苦しい雰囲気を与えてしまい、フォローの解除にまで至るユーザーもいるので、気を付けましょう。
SNSでバズる投稿の共通点⑤インフルエンサーを起爆剤にする
このクソ忙しい時に何結婚しとんねん!
おかげでネットで知った人が速攻で俺のアカウント飛んできて無駄にガッカリされたり、「残念でしたね」とか励まされなあかんねん!ま、兎に角おめでとう! https://t.co/dGmM9v3c5R— 西川貴教 (@TMR15) May 2, 2019
多くのフォロワーを抱えるインフルエンサーが拡散しやすい内容や、狙ったインフルエンサーに通知が行くような投稿をすることでバスりやすくなります。
そのインフルエンサーが拡散してくれることによって、より多くのユーザーにその投稿が見られることに繋がるのです。
上記はT.M.Revolutionの西川貴教さんの投稿のため元々フォロワーが多いですが、高橋みなみさんの投稿を拡散することで『西川さんと高橋さんのファン、どちらにも認識しやすい』投稿と言えるでしょう。
SNSでバズる投稿の共通点⑥拡散したいと思わせる熱量
https://twitter.com/saeki1070/status/1120878695319609345?s=12
熱量を込めてあることを伝えたいと思っている投稿はネットを介してでも伝わってきます。
上記の投稿は自身の店舗のPRツイートのため、「こんな人に利用してほしい!」という気持ちがとてもよく伝わってきますよね。
さらに、『理由付きの拡散依頼』をすることで、「だったら拡散してあげよう!」と思ったユーザーが拡散をしてくれます。
何かを投稿する際にはフォロワーに対して「これだけは伝えたい!」という内容を明確にし、投稿を作成すると良いでしょう。
バズっている投稿は計算されて作られている
バズっている投稿は「誰に見て欲しいのか」「誰に拡散してもらいたいのか」など、しっかり計算をしていることが分かって頂けたかと思います。
もちろん、バズっている投稿全てが計算されているというわけではなく、運やタイミングが重なった例も多くあります。
自身でバズるような投稿を作りたい場合は、今回ご紹介した6つの共通点を加味して作ってみて下さい。
- 共感されやすい内容
- 意外性/面白い
- 読みやすい改行・空行
- 画像を用いる
- インフルエンサーを起爆剤にする
- 拡散したいと思わせる熱量