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フリーランスは、時に複数の案件を同時並行で抱えることも多いでしょう。よって、フリーランスには納期漏れやダブルブッキングなどを防ぐためのスケジューリング能力やメモのスキルも求められます。
そこで今回は、短時間で内容漏れのない完璧なメモを作成するために活用したい「よく使われる略語」を一挙に紹介します。
日々の仕事に追われる際に重要となるメモやスケジューリングのスキルを一段階レベルアップするためにも、これらの略語は自然と使いこなせるようになりたいところです。
短時間で充実したメモを取るために活用したい略語
仕事の早い人のメモ帳を見たことってありますか？彼らの手帳を見せてもらうと、「ex」や「MTG」といった略語がいたるところに出てくることに気づくはずです。
本来、仕事を生産的にするために使うべきメモに時間をかけるのは愚の骨頂です。
ここはひとつ、彼らの手帳を覗き見して「メモを素早く取るためのコツ」を盗み取ってしまいましょう。
ASAP
ASAPは「as soon as possible」の略で、意味は「可能な限り早く」です。
例えば、打ち合わせで「この企画の草案だけでもなる早で作りたいよね」という意見が出たら、「asap 企画草案」といった具合でメモする際に使います。
また、ASAPはかなり有名な略語であるため、メモを取る際だけでなく、口頭でも使ってくる人が意外と多いものです。
「えーえすえーぴーって何ですか？」なんて質問して、上司に勉強不足だと思われないためにも、必ず覚えておきたい略語です。
END
ENDは「end of the Date」の略で、意味は「その日のうちに」です。
「依頼した仕事の原稿を今日中に送ってください」と言われた時に、「END 原稿」などとメモするのが主な使い方です。
期限の迫っているものや緊急性の高いタスクと一緒に使うことが多いので、スケジュール帳やメモをを見返して「END
」となっている案件は優先的に処理していきたいところです。
MTG
MTGは「meeting」の略で、意味はその文字の通り「ミーティング」です。
特に複数の案件を同時に抱えている人は、仕事の打ち合わせ回数も多くなりがちですよね。打ち合わせやミーティングという文字を何回も書くのは時間のロスです。
MTGという略語でささっとカレンダーに記入しちゃいましょう。
筆者の経験上、これまで一緒に仕事をしてきた人も、Googleカレンダーに「MTG」と記載している人は多かったので、割とよく使われる略語です。
CF
CFは「confer」の略で、意味は「参照」です。
筆者もメディアの記事を書く際に、参考文献となる資料をいくつかピックアップすることが多いのですが、その際に「CF （サイトの名前）」とメモします。
また、似たような略語にFYI（For your Information）というものがあるのですが、こちらも”参考”という意味です。
参照と参考は厳密には意味が異なる単語ですが、自分のメモの略語として使う分にはあまりきにする必要はないでしょう。自分の好みの略語を使うのがオススメです。
EX
EXは「example」の略で、意味は「例えば／例」です。
スケジュール帳よりは会議の議事録やメモを取る際に活用することが多い略語で、活用している人の多い有名な略語でもあります。
意外と使いどころも多く、メモがすっきりとする便利な略語なので、この機会にしっかりと覚えておきましょう。
RM
RMは「remind」の略で、意味はその名の通り「リマインド」です。
フリーランスは立場や仕事柄、依頼主のコミュニケーションや打ち合わせを行う機会が多くなります。
よって、「明日の打ち合わせは○時からで良いでしょうか？」と言ったリマインドは、TODOリストやスケジュール帳に頻発する予定となるでしょう。
リマインドを怠ると、「話が違う！」「打ち合わせの時間を間違えた」というトラブルになりかねないので、しっかりとスケジュール帳にリマインド日時を記録してくのが望ましいでしょう。
FIN
FINは「finish」の略で、意味は「締切日」です。人によってはDL（Dead Line）を好んで使う人もいます。
フリーランスの仕事を一言で言い表すと、頼まれた仕事を締切日までに依頼主に提出することです。よって、スケジュール帳に真っ先に記入するべき項目は、各案件の「締切日」に他なりません。
締切日を超えてしまうことは、フリーランスとして一番やってはいけない行為です。案件にはそれぞれ締切日を記入し、絶対に納期に間に合うように成果物を提出するように努めてください。
自分の仕事に合わせて「使いやすい略語」を使っていこう
今回紹介した略語は、「ASAP」や「MTG」といった一部を除くと、自分さえ意味が理解できていれば問題ありません。
よって、今回紹介した略語はあくまで参考程度にして、「自分のスケジュール帳やメモ帳に頻出する用語」に対してオリジナルの略語を当てはめていくのが賢い方法です。
最初のうちは、いちいち「この略語はどんな意味だっけ？」と考えながらメモをしていくので少し面倒に感じるはずです。
ですが、一度身に染み付いてしまえば、より早くスケジュールやメモを取れるようになる上に、なんだかちょっと「できる人」みたいなセルフイメージを持つこともできます。
ぜひ、今回紹介した略語をもとに「自分が使いやすい略語」をどんどん作り出してみてはいかがでしょうか？
