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自社の売上を上げるためにマーケティング戦略を練ることは欠かせません。その際に非常に有効なのが他社の成功した事例から学ぶことです。
そこで今回は業種・業界を問わず誰でも知っている大企業の中から8つの成功事例をピックアップして紹介します。
あなたのビジネスにすぐに活かせる事例もあるかもしれませんね。
マーケティングの成功事例集
ここでは、マーケティングの事例を簡単に7つお伝えしていきます。
ポッキー&プリッツ
毎年11月に入る頃になるとポッキーやプリッツがスーパーやコンビニの目に入りやすいところに陳列されていることに気づいているでしょうか?
それは11月11日が「ポッキーの日」ということで、買ってもらうための陳列法です。
このポッキーの日は、初めはTwitter内でのキャンペーンからスタートし、今や日本中に広がっています。ポッキーロケットと某有名アーティストの踊る「シェアハピ」というキャッチーな言葉によるポッキーの日の普及により、消費者の達成意欲を掻き立て、結果として大きな目標を達成するに至ったのです。
バレンタインデー
2月14日にある「バレンタインデー」もマーケティングがハマった事例といえます。
今やチョコを送るのが恒例行事となっていますが、これは元々とあるお菓子メーカーが発信したのが発端と言われてます。(どのように発信したかは定かではありません。)
チョコを送るのが必然になったのは、チョコ業界による「チョコを売るため」のプロモーションからスタートしているのです。
コーラ&ペプシ
一昔前に「コカコーラ&ペプシ」のCMが頻繁に流れていたのはご存知でしょうか?
これはコカコーラとペプシ、どちらのコーラの方が美味しいのかを競合同士で競わせて対決する形式でアピールしたのです。この斬新なマーケティングは話題を呼び、瞬く間にSNSにて拡散されていきました。これによってペプシ商品を大きくアピールできただけでなく、「面白い」というブランドイメージを形成することにもなったのです。
後にも先にもこのような一風変わったマーケティングを行う企業はないかもしれません。
スターバックス
国内1000店舗を達成したスターバックスも、マーケティングが大きな成功を収めた一例と言えるでしょう。
カフェは基本的に禁煙と喫煙とで分煙がなされていますが、スターバックスは完全禁煙。また内装・外装にもこだわり京都にできたお店や石川県金沢にあるお店は、非常におしゃれであるとしてSNSでも話題になっています。
この結果、消費者はスターバックスという空間に価値を感じ、徐々にブランド化されていきました。
ソフトバンク
2015年、ソフトバンクはFacebookページ1周年を記念して、「ケータイ代一生分無料キャンペーン」を実施しました。ケータイ代を一生無料にするという粋な計らいを見せましたが、インパクトの大きなキャンペーンだけに応募は実に15万名以上だったとのこと。
このようなプレゼントキャンペーンは中途半端にやるのではなく、インパクト重視で勝負してみると意外と大きな反応が返ってきたりします。
アメリカ・アディダス
アメリカのアディダスは、多くのトップアスリートを出演させたCMを作りました。
アディダスの理念を彼らに語ってもらうことで、「クリエイティブな発想を持つブランド」や「常識にとらわれないブランド」というブランドイメージを想起させることが目的でした。
このマーケティングが上手くいったアメリカのアディダスは、既存の常識を打ち破る戦略を取るようにシフトチェンジしていきました。
大丸・松坂屋
FacebookなどのSNSで人気を獲得していたキャラの「さくらパンダ」をLINEスタンプにしてLINEでのコミュニケーションを活性化。LINEの画面を提示することでさくらパンダグッズがもらえるキャンペーンは、参加した人数が約8000人。グッズをプレゼントしてもらうための条件は1000円以上の買い物をすることでしたが、この時の1人当たりの買い物金額は6500円。1000円をはるかに上回っています。
このキャラを使ったキャンペーンによって目標数値を大幅に超える売り上げを出すことができたのです。
マーケティングの事例~ユニクロ~
ここではユニクロのマーケティング事例について触れていきます。
あなたはユニクロのターゲットとしている人たちを知っていますか?「この年代のこの人たちだ!」と言えることはないでしょう。なぜなら、ユニクロに訪れている人たちは実に幅広い年齢層で構成されているからです。
店内を見渡してみても子供用の服から大人の服、おじいちゃんおばあちゃん世代の方まで着られる服が揃っています。このことからわかるようにユニクロのターゲットは「全ての人たち」と言うことができます。
それだと他のファッションブランドと差別化できなくない?
ターゲットが「全ての人たち」だと差別化ができないように思うでしょう。しかしいくつかユニクロには他社との差別化を図る工夫があります。
低価格
ユニクロの売りにこの「低価格」と言うことが挙げられます。
最も差別化している点は高品質
ユニクロが競合他社と最も差別化に力を入れているのは製品が「高品質」であることです。ユニクロは高品質をアピールすることができる「エコテック規格100」というものを取得しています。これは
人体への有害物質による影響や被害をなくすことを目的とし、繊維の全加工段階における原料、半製品、最終製品に適用される、世界的に統一された試験・認証システムです。
と「一般財団法人ニッケン品質評価センター」のHPに記載されています。この「エコテック100規格」を取得したことにより、一気にユニクロ全体に高品質であるというイメージが出来上がっていったのです。
Webマーケティングにも力を入れている
ユニクロはWebと連動されることで顧客の購買意欲を煽ることにも取り組んでいます。どういうことかと言うと、モバイル会員限定のクーポンを発行し、Web経由で来た顧客・リピート購買してくれる顧客に、お得に商品が買えることをアピールしています。これにより顧客の購買データを取ることができるので、さらにマーケティングがしやすくなりユニクロ側からメルマガを投げることもできる。ユニクロ・顧客双方ともにメリットがあるのです。
マーケティングの事例を勉強するのにオススメの本
マーケティングの事例を勉強するのにオススメの本を紹介します。
成功事例に学ぶマーケティング戦略の教科書
全史×成功事例で読む「マーケティング」大全
マーケティングの面白い事例
食器メーカー
とある食器メーカーが主婦5人にこんな質問をしました。「次に買うならどんな食器が欲しいか」というもの。これによって得られたのは「黒い四角い食器」でした。メーカーはリサーチをしてくれた主婦5人に協力してくれたお礼として複数ある食器のサンプルの中からどれでも好きなものを持って帰っていいことにしました。そのサンプルの中には黒い四角い食器も白い丸い食器も。
先ほどの結果を思い出してください。5人の主婦の意見でまとまったのは「黒い四角い食器」でしたよね?しかし、実際に全員が持ち帰ったのは「白い丸い食器」でした。
先ほどまでの調査の時に答えた内容と、実際に行動に移した内容が違ったのです。ここでの結果を踏まえて、今後どのように商品開発を進めていくかなどをテストするのは面白いかもしれません。
はなまるうどん
外食チェーン店のはなまるうどんは、ダイオウイカ天を販売します、というキャンペーンをエイプリルフール企画で行いました。このキャンペーンを実施した当時はテレビで深海に棲む超巨大イカが話題となっていました。そのダイオウイカを天ぷらにするというエイプリルフールならではの企画はSNSによって話題となり、通常の20倍以上ものアクセス数を記録したのです。世間で話題になっていることや、思わず口コミしたくなる内容を意識しておくだけで大きなアクション・リアクションが望めるのです。
まとめ
「どんなマーケティングをすればいいのか」に悩んだことのあるマーケターは多いことでしょう。そこで今回はマーケティングの事例に触れてきました。
実社会で行われているマーケティングがある方がイメージもしやすく自分自身もそのマーケティングに”やられて”いるからこそ、マーケティングのすごさがわかるかもしれません。たまには主観的にではなく、客観的にマーケティングの事例を見ていいところを盗んでみてください。