現代社会にもインフルエンサーという職業が聞きなじみのあるものになってきました。
インフルエンサーの生活を見ていると『好きなことで生きていく』というイメージがあり、憧れを持つ人も多いのではないでしょうか。
ただ、「どうやったらインフルエンサーになれるのかが分からない…。」という方のために、今回はインフルエンサーになるための5段階に分けてご紹介します。
インフルエンサーとは
インフルエンサーとは、『ある業界である程度の影響力を持った人』を指します。つまり、テレビなどに出演している芸能人や俳優などもインフルエンサーに含まれるということです。
しかし、私たちのような一般人から影響力を持ち、SNSを用いて活動しているインフルエンサーがいます。
彼・彼女等になるためには以下のような段階を経ていく必要があります。
- 唯一無二のテーマを発信できる人になる
- ちょっとでも世間よりも優れている人になる
- 世間と差別化された人になる
- 影響力を持てるようになる
- インフルエンサーになる
今回は分かりやすく説明するために、一番下の『インフルエンサーになる』から上に解説していきます。
①インフルエンサーになるには…
上記で説明をしましたが、インフルエンサーになるためには『ある業界である程度の影響力を持った人』にならなければいけません。
つまり、インフルエンサーになるためにまず考えなければいけないのは以下の2つです。
- どのようにして影響力を持つのか
- どの業界で活動するのか
②影響力を持てるようになるには…
影響力を持っている人には様々な要因があります。しかし、大前提として必要なのが『世の中の人と差別化し、目立つ存在になる』ということです。
周りの人よりも目立ち、発信した情報に対して皆が耳を傾けてくれるような存在にならなければ、どんなに有益な情報も意味を成しません。
影響力を獲得するためには、『何を』発信するかよりも『誰が』発信するかの方が重要なのです。
しかし、日常において目立つ存在であることは障害でしかありません。SNSを用いることでその差別化も容易に行うことができます。
③世間と差別化された人になるには…
一言で『差別化された人になる』と言っても、悪いイメージで差別化しても意味がありません。世間一般よりも優れているというイメージで差別化を目指しましょう。
この際に「この業界では、誰にも負ける気がしない」というテーマやジャンル、業界を決めると、差別化がしやすくなります。
ただ、いきなり一般人に対して「自信を持って発信できるテーマを見つけて」というは無理難題かと思い餡巣。
その時には、自分の今までの経歴や実績、継続してきた趣味などがヒントになるでしょう。
④ちょっとでも世間よりも優れている人になるには…
既存の一つのテーマだと中々厳しい場合は複数のテーマを組み合わせて、唯一無二のテーマを生み出すのも良いです。
(*)
例えば、「webライター」という職業と、「作曲」という趣味と、「元歌手」という経歴を組み合わせれば、『シンガーソングwebライター』というジャンルが生まれます。
この際に、『音楽に関することであれば、webライターという職業の中で一番詳しい!」という自信が必要になります。
だた、決めたテーマで周りから認知されると中々そのイメージを払拭する事が難しくなります。本当に興味のあることや心から自信を持っている実績などを探してみましょう。
⑤唯一無二のテーマを発信できる人になるには…
自身の唯一無二のテーマを生み出すためには、自身のことを一度分析する必要があります。分析するための質問項目を用意しましたので、以下の項目に沿って書き出してみて下さい。
- 今まで頑張った事(学生時代の部活など)
- 興味関心のある事柄
- 休日にしてしまう行動
- 今までで一番値段の高い購入品
- 職業・経歴・実績
これらを書き出し、前項の(*)のように組み合わせると自身のテーマを生み出すことができるでしょう。
インフルエンサーの仕事とは
インフルエンサーの一番の仕事は、『持っている影響力を維持すること』です。そのためには、日々の活動とそれに伴った発信が必要になります。
影響力を獲得することももちろん重要ですが、興味を持ってくれた人の期待を応え続けなければならないということが一番の仕事です。
日々の発信をしながら、収入を得るためにマネタイズの計画も進めていかなければなりません。表から見る限りでは想像の付かないほど、大変な職業でしょう。
インフルエンサーの詳しい仕事内容に関しては以下の記事で紹介しています。
インフルエンサーはどうやって収益を上げているのか?
インフルエンサーは基本的には以下の2つの業務から収益や収入を得ています。
- 他社(他者)の商品・コンテンツのプロモーション代行をする。
- 自身のノウハウやスキルを活かし、コンテンツホルダーとなる。
※コンテンツホルダー…商品やコンテンツなどの知的財産を保持している人のこと
1つ目は、企業から宣伝してもらいたい商品などを受け取り、拡散しプロモーション代行費を受け取る業務です。
2つ目は、自身で商品を作り、中には販売まで行う業務になります。
どちらもある程度の影響力が無ければ成り立たない業務と言えるでしょう。特に1つ目は『インフルエンサーマーケティング』と呼ばれるマーケティング手法で、最近この手法を用いる企業が増えてきました。
インフルエンサーとして食べていけるようになるには
インフルエンサーは表から見える限りでは、羨ましい生活を送っているように思えますが、そうとも限りません。今ではTwitterのフォロワーが3万人ほどいても収益化できない人もいます。
インフルエンサーという職業一本で食べていこうと思うのであれば、前項で紹介した業務の2つ目『コンテンツホルダーになる』ことをオススメします。
商品単価を自身で決められ、その利益の多くを得ることができるでしょう。ただ他者の商品のプロモーションを行うだけの収入よりも増えることは間違いありません。
一般人からインフルエンサーになることは可能!
今回は一般人からインフルエンサーになるための5段階についてご紹介しました。
現在、インフルエンサーとして活躍している方々も元々は一般人だったと考えれば、希望が見えてくるのではないでしょうか。
しかし、闇雲に活動してもあまり意味がありません。「どの業界で活動するのか」「自身はどのような強みを持っているのか」などを確認し、計画を立てて活動に励むことをオススメします。