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「『検索意図が大事』とは聞くけど、聞いたことがあるだけで、大事さに触れたことない…」「検索意図って記事に訪れてもらってからでしょ?今はPV数欲しいからまた今度でいいや。」
このように考えている方は、検索意図の重要度を見誤っています。
今回のウェビナーでは、『なぜ皆が検索意図が大事だと言うのか』『検索意図の見極め方』『ワンランク上の検索意図を考えるには』という内容をお伝えしました。
当記事は、そのウェビナーをまとめたものです。既にweb+ Media Schoolライティングコースに参加されている方は「マイページ>ウェビナーアーカイブ」からアーカイブをご覧ください。
まだ、参加されていない方は以下のリンクよりweb+ Media Schoolライティングコースのご参加をご検討ください。
「ブログの収益化」と「検索意図」の関係
ブログを収益化するためには、ブログを通じで商品を買ってもらうことが必要になり、その際に検索意図が大きな役割を持ちます。
上の図は、ブログが収益を上げるまでの流れを表しています。ブログでは、何かに悩んでいる読者に対して、解決策として商品・サービスを紹介し、購入してもらい悩みを解決することで報酬を得るという構造が一般的です。
つまり、記事タイトルをクリックされるためにも、「読者がなぜ検索したのか」を正確に掴む必要があり、読者が記事を読み進め、商品を購入するためにも、「読者が何をどのように解決したいのか」を掴む必要があるのです。
そして、この「読み進めなければ、商品・サービスは購入されない」という流れをコピーライティングの言葉で『3not』と呼びます。
- Not Read(読まない)
- Not Believe(信じない)
- Not Act(行動しない)
検索意図は、この3notを突破するためには、必要不可欠な要素なのです。
検索意図を満たすことでファン化を促進させる
「ブログで収益を上げるために検索意図が必要である」ということに加え、検索意図を満たすことであなたのブログのファンを増やすことも可能です。
ファンとは『好きでリピートしてくれる人』のことを指します。このファンをブログを通して作るためには、具体的に以下の2つの感情を読者に持たせる必要があります。
- 自分のために書かれているのでは?と思うほど共感できる記事を作成する
- 具体的かつ最適な解決策を示している(1度、実践したのちに解決した経験があるとより良い)
あなたのブログにファンがつくと、あなたがおすすめする商品が良いものであることを知っているので、ブログの収益を上げやすくなります。
このブロガーにとって一番大事にすべきファンを作るためには、検索意図を深く知らなければなりません。
また、本来ブログで収益を立てようとすると、上の図のような流れを通らなければなりません。
まず、ターゲット(非読者)を読者にするためには、記事を認識してもらいやすいようにSEO対策を行い、クリックしやすくするために記事タイトルを興味性のあるものに編集しなければなりません。
その後に、読者になり、その中から数%の読者が商品の購入者になります。
ファンがいると、SEO対策もしなくとも、タイトルを興味性の高い編集していかなくとも、読者になる数が増えるため、購入者の数も増えるようになります。
ここまでがブログを運営するためには、検索者の検索意図をより深く把握しておかなければらない理由です。次に、多くのライターが勘違いをしている部分を含め、検索意図とはどういうものなのかをご紹介します。
検索意図とは、どういうものなのか
検索意図を一言で表すと「なぜそのキーワードで検索したのか」という意図のことです。
上の図では、「格安SIMってどんなものなんだろう…?」「何であんなに乗り換える人が増えているんだろう?」という疑問から、「格安 SIM とは」と検索をしています。
この時の「格安SIMってどんなものなんだろう…?」という疑問が検索意図です。
また、似たキーワードの「格安 SIM 比較」という記事では、「どの格安SIM会社がいいんだろう?」「どれも同じに感じるな。でも自分に合ったSIMがいい…。」という疑問が検索意図です。
この時、注目すべきなのが、この読者は「格安SIMが何なのか」は把握しているということ。
つまり、「格安 SIM 比較」というキーワードの検索意図には、「格安 SIM とは」というキーワードの検索意図は内包されていないのです。
また、「〇〇Mobile 乗り換え」というキーワードの場合には、既に「格安SIMが何なのか」は把握していますし、「どのSIMに乗り換えるのか」は決まっています。
そのため、「〇〇Mobile 乗り換え」というキーワードの検索意図には、もちろん「格安 SIM とは」の検索意図は内包されていませんし、「格安 SIM 比較」というキーワードの検索意図も内包されていません。
このような、『読者の知識レベル』まで正しく把握しなければ、読者が知っていることを紹介してしまいかねません。
「〇〇Mobile 乗り換え」と検索しても、肝心の乗り換え方法の前に、「格安SIMとは?」という情報や、他社と比較するような情報を記載することになってしまいます。
このような記事構成は、『検索意図を詳しく、正しく、把握している』とは言えないでしょう。では、より詳細に把握するためにweb+が作成した『web+検索意図メモ』について紹介します。
『web+検索意図メモ』を作成しよう
web+ Media Schoolライティングコースでは、検索意図をより詳細に正しく把握するため、ライター様に『web+検索意図メモ』を作成していただいています。
検索意図では、「なぜ検索したのか」のみを推測しますが、それでは、読者の知識レベルやどのようなベネフィット(理想の姿)を持っているのか、などを考えることが出来ません。
そこで、「検索する前の読者の状態」と「記事を読み終わった後の読者の状態」までリサーチし、推測が必要なのです。
これらを用意することで、読者にはより「自分のために書かれているのでは?」と思わせることが出来ます。
上の図は『web+検索意図メモ』の4つの要素についてまとめたものです。
また、web+が運営するメディアで執筆されているライター様には、『読者の現在地点』と『読了後の読者の地点』では、それぞれ3項目ずつ記載していただいています。
こちらは、読者の状態・周りの環境・考え・知識レベル・行動予定など、さまざまな視点で考えることができるので、より詳細に記載していただいています。
この4つの要素から成る『web+検索意図メモ』を作成するだけでも、通常より十分質の高いリサーチになるのですが、今回はさらに1歩踏み込んで、『ワンランク上の検索意図メモ』の要素をご紹介します。
ワンランク上の検索意図メモを作るには…
ワンランク上の検索意図メモの要素は、『顕在ニーズ』と『潜在ニーズ』です。「検索意図」をこれら2つに分類して考えると、より明確に読者のことを把握することが出来ます。
顕在ニーズとは、「読者が自覚しているニーズ」のことを指します。つまり、検索意図そのもののことですね。
一方で、潜在ニーズとは、「読者が自覚していないニーズ」のことを指します。イメージでいうと、「痒いところに手が届く」などと表現されていますね。
こちらは少し複雑なので例を使って解説していきます。
上の図は、「ブロガー サービコンソール 機能」というキーワードを例に、顕在ニーズと潜在ニーズを書き記したものです。
顕在ニーズは、「ブロガーとして、使いこなした方が良いサーチコンソールの機能を知りたい」ですね。こちらは通常の検索意図と同じです。
一方で、潜在ニーズは「それぞれの数字の相場とその数字を上げるための方法・施策を知りたい」です。
この潜在ニーズは、『読者が顕在ニーズを満たした後のニーズ』と考えるとイメージしやすいかと思います。
他の潜在ニーズも考えることが出来ますが、数が多いとその分情報量と文字数が増えてしまい、読者が読みづらい記事になってしまうので、この程度のボリュームに抑えると良いでしょう。
読者の満足度の観点から考えると、2つのニーズで優先的に満たすべきなのは『顕在ニーズ』です。『潜在ニーズ』はより読者をファン化させるための要素なので、優先順位を間違わないように注意しましょう。
【ワーク】検索意図メモを実際に作成してみよう
最後までご覧いただいたあなたは、今の知識を使って『web+検索意図メモ』を作りたくてうずうずしていませんか?
ぜひ以下のキーワードを用いて、『web+検索意図メモ』を作成してツイートしてみましょう!
講師のTwitterアカウント(@fujii_webtasu)にリプライしていただければ、コメントを返させていただきます。
あなたの『web+検索意図メモ』をお待ちしていますね!