あなたも勘違いしている?コンセプトとキャッチコピーの違いを徹底解説

「コンセプトとキャッチコピーの違いがわからない!」「どうやってコンセプトを設定するのかわからない!」という悩みはありませんか?

ことビジネスシーンで使用するテクニックやフレームワークは、使用する目的や前提を間違えてしまうと途端に効果を発揮できないものが多々あります。コンセプトやキャッチコピーもその1つです。

今回はそんなコンセプトとキャッチコピーの違いと、それぞれの成功事例や設定方法についてまとめていきます。ぜひ最後まで読んでくださいね。

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コンセプトとキャッチコピーの違いとは

よくビジネスシーンで混同されがちなコンセプトとキャッチコピーですが、その違いとはなんでしょうか?

まずコンセプトとは、商品やサービスを作る際の指針となる軸のようなものだと捉えてください。コンセプトという大きな軸のもと、

  • どういうプロモーションが良いのか?
  • どういうデザイン、パッケージが良いのか?

などを始めとした細部のマーケティング施策が決定されていくのです。

コンセプトという軸が決まったら、今度はそれをお客様に伝える為に一言でまとめるのです。それがキャッチコピーとなる訳です。

コンセプトを決定する重要性

ではなぜコンセプトを決定していくのでしょうか?

まずビジネスの失敗法則として、『あれもこれも』状態に陥ることが挙げられます。「若年層に刺したいけど、高齢層も相手にしたい…」という状態になってくると、自然と商品サービスも何がしたいのかわからないものになってしまいます。当然、迷走したサービスは全く売れません。

例えば格安航空会社のサウスウエスト航空は、あって当たり前とも言える機内サービスなどを極限まで無くし、『どこよりも安く2点間を移動できること』を提供しました。その結果目覚ましい業績を残し、短距離路線市場ではシェアNo.1の地位を築いています。

しかしこの事例の後追いとして、通常運行の便と並行して格安の便も運行した“とある航空会社”は、結局どのポジションも得られず損失額も数億ドルに登ったと言われています。

『二兎を追う者は一兎をも得ず』とも言いますよね。あなたもぜひコンセプトを作成し、大きな売り上げをあげていきましょう。

コンセプトの成功事例

ライザップ

ライザップはその印象的なCMとBGMで有名ですよね。

そんなライザップのコンセプトは、「今まで痩せられなかった人が高級なパーソナルトレーニングによって確実に痩せられるサービス」です。

このサービスで提供している大きな売りは、CMでも大きくプッシュしている『劇的なビフォーアフター』でしょう。サービスを受けたい人はみな、あのビフォーアフターを求めてライザップを検討しています。

スターバックスコーヒー

今や誰でも知っているスタバ。筆者も足繁くMacBookを開きに通っています。笑

そんなスタバのコンセプトは、「働くビジネスマンに、家でも職場でもない第三の場所(サードプレイス)を提供する」ことです。

ターゲットが明確なのでWi-Fiが完備してあったり、店舗によっては電源も豊富です。第三の場所を提供するというコンセプトがあるため、店内は家でも職場でもないオシャレな内装なのが徹底されていますよね。

うんこ漢字ドリル

話題が話題を呼び、シリーズ累計820万部を突破している人気学習ドリルシリーズです。

こちらは「集中力が切れがちな小学生に、楽しく勉強をしてもらうために作られた漢字ドリル」というのがコンセプトです。

コンセプト通り、なんと小学校1年生用から6年生用までの3018例文全てに「うんこ」という言葉が使われています。笑

これには、驚異的な売り上げにも納得ですね!

今すぐ実践、コンセプトの作り方

さて、次に実際のコンセプトの作り方ですが、

  • 『誰に』
  • 『何を』
  • 『どうやって』

という3要素を埋めることで作成していきます。

ここで『誰に』というのはもちろんターゲットとなるお客様のことです。

『何を』というのは商品サービスを購入するメリットだけでなく、“それによって実益として何が得られるのか”というベネフィット部分まで抑えておきましょう。

メリットとベネフィットの違いが分からない方は、コチラの記事にも目を通すことをオススメします。

【必読】メリットとベネフィットの違いとは?

2021年5月24日

例えば、ダイエット器具で提供しているのはダイエット器具ではありません。それを用いたことで得られる理想のカラダであったり、理想のカラダで過ごせる日常を提供しているのです。

『どうやって』というのは、商品サービスがどのようにして先程のベネフィット部分を提供し得るかの手法部分ですね。『どうやって』部分がしっかりあることで、コンセプトが夢物語でなく地に足の付いた軸となります。

先ほどの『うんこ漢字ドリル』でも、

  • 誰に → 集中力が切れがちな小学生に
  • 何を → 楽しみながら勉強ができるドリルを
  • どうやって → 全ての例文に『うんこ』という単語を入れる事で提供

という風に当てはまりますね。

あなたもこの『誰に』『何を』『どうやって』というフレームワークに則って、誰にも負けないコンセプトを作成してみてくださいね。

キャッチコピーを決定する重要性

続いて、キャッチコピーはなぜ設定するのでしょうか。

先程のコンセプトは飽くまでプロジェクト内や自分自身がブレないように共通認識として、また軸として持っておく部分です。

今度はそれをお客様に魅力を感じて購買して頂くため、分かりやすく伝える必要があります。その時に必要になるのが『キャッチコピー』という訳です。

コンセプトの使用シチュエーションが事業計画時だとすれば、

キャッチコピーはPR、マーケティング時に使用する、という違いがありますね。

キャッチコピーの成功事例

『一目で義理とわかるチョコ』

ザクザク食感が特徴的なブラックサンダーのキャッチコピーは、『一目で義理とわかるチョコ』です。

文章としても面白いですし、ターゲットも使用目的も明確で素敵なキャッチコピーですね。女性からしたら、安心して男性に渡せるチョコだということがすぐに分かり、購入もしやすくなっています。

『やっぱりイナバ、100人乗っても、大丈夫』

イナバ物置のこちらのキャッチコピーと、それを高らかに宣言しているCMはかなり有名ですよね。

100人という具体的な数字が入る事で、それだけの頑丈さと安心感があることが直感的に伝わる、非常に素敵なキャッチコピーです。

『昨日の自分に差をつける』

こちらは河合塾のキャッチコピー。受験戦争を前にしてピリつく所に、「自分との戦いでもあるんだよ」と優しく教えてくれているような気がしてきます。

それと同時に、昨日に差をつけるという具体さによって、明確に自分が成長するイメージも湧きやすい素敵なキャッチコピーですよね。

今すぐ実践、キャッチコピーの作り方

キャッチコピーの作り方ですが、『お客さんに購買を促す一言』という前提がありますので、

  • ターゲットを明確にする

というステップをコンセプト同様にこなしましょう。相手が『これは自分に向けて言っているんだ!』と思える言葉選びになっているかが非常に重要です。

それ以外のポイントとしては、

  • 恐怖感や緊急度を煽る
  • 具体的な数値を入れる
  • 反社会的な語句を用いる

などが挙げられます。しかし作成の順番としては、事業計画の時点であなたのコンセプトを確定させることです。あまり最初からテクニックを探しすぎると選択肢が溢れかえり、かえって『結局何を適用すれば良いのか?』と迷走してしまいますよね。

できあがったコンセプトを短く伝わりやすいように、相手目線でキャッチコピーを作り上げることから始めてみましょう。

まとめ

今回の記事では、コンセプトとキャッチコピーの違いをまとめてみました。しばしば勘違いされてしまう2つですが、使用目的はそれぞれ明確に異なっています。

ビジネスシーンではこのように、使用できる前提に注意しなければ効果を発揮してくれない法則やテクニックが非常に数多く存在します。

今回の記事で知識を補足していただき、あなたのビジネスに応用していただければ嬉しい限りです。