あなたはコピーライティングを使っても思ったようにうまくいかないと悩んだことはありませんか?それはもしかしたら「3つの壁」を意識できていないからかもしれません。
「コピーライティングの3つの壁」なんて聞いたことがないっていう人が多いでしょう。なので今回はその解説と、その壁の突破方法まで解説します。
この記事を読むことであなたのコピーライティングの質は格段に向上し、セールスレターの売上やリスト流入数は爆発的に上昇するでしょう。
文章で読者を動かすことが出来れば、自動化につながり忙しくない楽な生活を送ることが出来てしまいます。そんな将来にする為に、必ず自分のセールスレターを書くときを意識して最後まで読んでみてください。
ライティング初心者が最も勘違いしている事
初心者のブロガーさんや、webライターによくある勘違いとして以下の3つがあります
- 読者は最初から最後まで読んでくれる
- 読者は根拠を示せば、理由を書けば信じてくれる
- 読んだ通りに行動を起こしてくれる
「せっかく3時間もかけて、丁寧に書いて5000文字を超えたんだから隅々まで読んでくれて、その人の為になるだろう」
「〇〇がお勧めと書いたのだから、この後〇〇を購入してくれるだろう」
と思っている人が非常に多いです。
まず覚えておいてほしい事が、読者は書いた側の気持ち、狙いの通りに読んでくれません。そして信じてもくれません。もちろん、行動もしてくれません。多くの初心者ブロガー、webライターがそれを勘違いしています。
文章で人を動かすならコピーライティング
綺麗な文章や読みやすい文章を書けば、読んだ人を動かしたり、影響を与えたりできるでしょうか。
それは違います。「○○のサプリがいい!」と書いてあれば、読んだ人が全員それを購入するわけはないのと同じで、文章を書ければ人を動かせるというわけではありません。
ライティングの中には、コピーライティングという読者にアクションを動かす為のライティングがあります。webライターやセールスライター、ブロガーは必ず身に付けておかなければいけなません。
コピーライティングで突破するべき3つの壁
前述した通り、多くのブロガー・ライターが勘違いしている事として
- 読者は隅々まで読んでくれる
- 読者は書いたことを信じてくれる
- 読者は望んだとおりに行動してくれる
という3つの大きな勘違いがあります。これをコピーライティングの3つの壁といいます。この3つの壁を意識している、していないのとでは大きな差が出てきます。
①読まない
1つは「読まない壁」です。あなたが何文字書こうと、どんなに読みやすい文章を書こうと読者は最初から最後まで丁寧に一言一句読んでくれるわけではありません。
文章を書く側としては「読者が隅々まで読むことはない」と思っていた方がいいぐらいです。
あなたも検索して見つけた記事を最初のリード文から最後のまとめまでじっくり読んだことは意外と少ないと思います。特に知識を得たいときは、読むとしてもせいぜい見出しぐらいを読むぐらいだと思います。
②信じない
2つ目は信じない壁です。例えば、あなたが「筋トレはモテるから筋トレやったほうがいいですよ!」と書いても、読者は「筋トレってモテるんだ!」と完全に信じる事はありません。基本的に読者は見知らぬ人が書いたことを信用しません。
次の「行動」に繋げる為には、信用を得る事が必要不可欠になります。あなたが何かwebから商品を購入する時に、どこを読んで信用しているか意識してみるといいかもしれません。
③行動しない
3つ目は「行動しない壁」です。読者は基本、行動してくれません。あなたも自己啓発系の記事で「これからは日記を書いて、毎日自分と向き合いましょう」みたいな内容を読んでも、「よし、日記を書こう」と実際に書いた事はほとんどないと思います。
ダイエットしたほうがいいと書いてあっても、部屋を片付けたほうがいいと書いてあっても、実際に行動する人はなかなかいません。あなたも行動しなかったことが多いと思います。
ですが、文章を書く側としては特定の行動をしてもらえないと意味がないのでこの「行動しない壁」を突破できないといけません。
コピーライティングの3つの壁をそれぞれ突破する方法
では、それぞれ3つの壁をどうやって突破すればいいのでしょうか。それぞれ突破する方法、テクニックがあります。これらを意識するだけでも、文章の質は格段に変わります。
①読まない壁
一番最初にぶつかる読まない壁。ここを突破できない限り、何も始まりません。なので最も重要な部分になります。どんなに優れた内容でも、読まれなければ意味がありません。
映画で有名なハリウッドでも、最初の10分が最も重要視されるそうです。何事も最初に読者、視聴者をつかんで離さない事が大事になりますよね。
読まない壁を突破する為には「タイトルコピー」や「アイキャッチ画像」、「見出し」をついつい読んでしまうものにするしかありません。まさにコピーライティングのテクニックが生かされる場面です。その後は分析→再検証を繰り返していきましょう。
コピーライティングが苦手な人、初心者の方は「ベネフィット」「避けたい欲」を刺激する文章を書きましょう。ベネフィットは理想の未来、避けたい欲は最悪の未来です。ダイエットなら「痩せてモテモテ」がベネフィットで、「痩せる事が出来ず、一生独身」が避けたい欲になります。
②信じない壁
信じない壁はとにかく信用してもらうための要素を盛り込みましょう。例えば、口コミ。お店の説明より口コミの方が信じてしまいますよね?以下の要素を盛り込むのは有効です。
- 口コミの掲載
- 有名な人からの紹介文
- 具体的な数値の記載(売上や実績など)
- 顔や本名などを明かす
コピーライティングの先で販売したいものにもよりますが、以上のものを書いておくと読者からの信用は得やすいです。むしろ、これらが一つも書かれていないと信用は中々得られないでしょう。
③行動しない壁
読んでもらい、信じてもらえたら最後は行動してもらいましょう。ここで行動してもらえなければ、全てが水の泡になってしまいます。
行動してもらう為には「行動を簡単・明確にする」と「希少性をアピールする」の2つが主に有効な方法になります。加えて、無料特典なども会員登録を促すものに使われたりしますよね。
行動を簡単にする理由は、読者の負担を極限まで減らす事が目的です。だれしもが面倒くさい事を嫌います。入力項目がたくさんある会員登録ってうんざりしますよね。誰が読んでも分かる、簡単である事を示しましょう。
「〇時までのセール!!」っていう文があるだけで、買わなきゃ!っていう気持ちになりますよね。これは希少性を示すことによって、読者に行動を促しています。今、この機会を逃したら損をすると思わせることが出来れば、読者は行動してくれます。
ABテストを必ず実行しましょう
コピーライティングの3つの壁を意識して書いても一回で完璧な文章ができる事はあり得ません。そもそも完璧、正解はありません。誰にもわかりません。では、どうやって改善していくのかというとABテストを用います。
ABテストとは、2パターンのどちらがより良い結果を出すかを検証する方法のことです。例えば、Aパターンのタイトルコピーで一週間記事を放置し、PV数を記録します。その次にBパターンのタイトルコピーを試し、最後にどちらが良いかを検証します。
この地道な検証作業を繰り返すことでしか、本当に良い文章は作り上げられません。どんなに頭を使って考えても、実際に読者の前に出してみて反応を調べない限りは結果がどうなるかはわかりません。このABテストを欠かさないようにしましょう。
コピーライティングの3つの壁をこの記事で…
「読まない」「信じない」「行動しない」をそれぞれこの記事でも突破してます。まず、この文章を読んでいる時点であなたの「読まない壁」は突破出来ていますね。
それは最初のリード文であなたの悩み、抱えている問題に共感し、それがこの記事で解決できることを明示したことによって読まない壁を突破しました(したつもり)。
信じない壁に関しては、正直突破出来たと言えるかは分かりません。具体例などがその要素の一つになっていると言えます。この具体例をもっと増やしたり、3つの壁を考案した人の名前などを掲載すると尚良いと思います。
行動しない壁に関しては、このページで何かサービスを販売したり、クリックしてもらう必要がないので特に狙いはありません。もし拡散や共有を促す場合は「こちらをクリック」「共有して頂いた方に無料でPDF資料をプレゼント」などを書いておくのがいいですね。
3つの壁は常に意識して書きましょう
最終的に会員登録や商品購入など、何かしらのアクションを取ってもらうための文章を書くときは、必ず「読まない」「信じない」「行動しない」の3つの壁を突破しているかどうかを意識しながら書きましょう。
逆に、書くのではなく何か商品購入ページやセールスレターのページを読むときは、自分はどの部分でどの壁を突破しているのかを意識する事を忘れないようにしましょう。その意識があれば、読むときもコピーライティングの勉強になります。