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あなたは起業家やフリーランスを目指す上で、「主体性やマインドセットってなに?」「重要だと聞いているけど、いまいちよく分からない」といった疑問はありませんか?
それこそ、スピリチュアルな話であったり根性論的な話であったら、受け入れ辛いですよね。筆者もオカルト的な話はあまり好きではありません。
しかし、知れば知るほど主体性というマインドセットを持つことが起業家になる必須条件。つまりは、持っていない人は起業も独立もすることは難しいと思えてきます。
今回はそんな主体性について解説していきます。ぜひ最後まで、読んでいただければ嬉しいです。
マインドセットとは?
マインドセットとは、簡単に言えば「思考のクセや習慣」と言い表すことができます。
全く同じ事象に出くわしたとしても、Aのマインドセットを持つ人とBのマインドセットを持つ人とでは受け取り方が異なるのです。
例えば今日の朝、雨が降っていたとします。そこで「あちゃ〜、今日は雨か。気分が下がるなあ。仕事したくないな〜。」とマイナスに考える人がいれば、「今日は雨か。ということは、外出する人が減ってお気に入りのあのカフェが空いているかもしれないな。」とプラスに考える人もいます。
雨が降った、という事象は変わらないのに差が出るのは面白いですよね。これが、マインドセットの力の一端です。今回取り上げる主体性以外にも重要なマインドセットはありますので、「より幅広く知りたい!」と言う方は以下の記事もぜひご覧ください。
マインドセットの重要性
さて、マインドセットの力はお分かり頂けたでしょうか。決してスピリチュアルなものではないのです。
マインドセットが重要視されてきている背景には、VUCAというキーワードが存在します。VUCAとは、
- V:Volatility(変動性)
- U:Uncertainty(不確実性)
- C:Complexity(複雑性)
- A:Ambiguity(曖昧性)
の頭文字を取って付けられています。これからの時代は変化が激しく、近い未来でさえ予測が極めて難しくなってきています。それを『VUCA時代』と呼んでいます。
例えば、20年前に生きる人の中で一体どれほどの人が、現代人の多くがスマートフォンを所持し、日常的に使用していることを予想できたでしょうか。
近年でも、コロナウイルスによる経済打撃が起こる一方で、オンライン会議サービスやデリバリーサービスなどを始めとした、何とか生き残ろうという企業努力の末の技術進歩が著しいです。
それこそ、明日確実に雨が降るかどうかは分かりません。しかし成果の出せるマインドセットの人は、明日雨が降ろうが振るまいが、安定してパフォーマンスを発揮することができます。
これから先、どの企業が生き残り、どの企業が衰退していくのかを予想するのは非常に難しくなってきています。だからこそどんな状況に置かれても自ら挑戦し、学び、成長していくことができる、決して周りに左右されないマインドセットを持つ人が成果を出し続けていくのです。
それがマインドセットの1つである、特に『主体性』を持った人と言えるのです。
主体性とは何を指すのか
主体性とは、「他人の指示が無くとも自分の判断のもとに行動を起こし、その行動に責任を持つこと」を指します。
身近な例で言えば、「今日の晩ご飯何が良い?」と聞かれた時に「何でも良い」と答えられると、少し困ってしまいますよね。「何でも良い」というのは優しく許容しているように見えて、その実判断を全て相手任せにしてしまっているのです。
- 相手の負担を減らすために考えること
- 意見を言ってマイナスな反応を取られるリスク
- 意見が通った後の結果に対する責任
などから逃げてしまっている、とも取れます。晩ご飯の話から大げさになってしまいましたが、これは仕事やビジネスでも如実に表れるのです。
起業家が主体性を持っていることは必須条件
さて、その主体性ですが、起業家やフリーランスで生計を立てていくのが目標の方にとっては必須と言えるでしょう。
成果の出せない人は決まって、他責にしているのです。あなたの周りにも、
- コロナのせいで売り上げが下がったんだ
- 日本の政治が悪いから結果が出ないんだ
- 今日は雨だからやる気が出なかった
と、他責にしている人はいませんか?確かに、「コロナだから」「日本だから」というのは特定の人物の成果が出ない要因の1つとしては挙げられるでしょう。ちなみにこれらは『マクロ他責』とも呼ばれます。
しかし冷静に考えて、同一条件のもと、「コロナでも売り上げが順調に出ている。」「日本に住んでいても安定して成果が出ている。」という企業や個人もいるはずです。そうなると「日本にいる→つまり成果が出ない」という因果関係は成立しにくいことが分かりそうですよね。そもそも日本のいつどの時代においても、不満に思える事柄の1つや2つ、常に発生しているものです。
抽象度の高い、マクロなものに責任を転嫁すると誰しも楽なのです。もちろんそれ自体が悪とは言いません。しかし起業家やフリーランスとして成果を出すならば、自責思考は必須です。
日本は世界で最も裕福な国の1つです。そこで他責思考になるのなら、どこに言っても他責になり得ます。ここで「自分こそが自分の成果を最もコントロールできる存在である」ということに気付けた人から、組織でも個人でも成果を出す人になれるのです。それが、主体性を持つと言うことです。
結果が出ない人はどこへ行ってもダメ?
ここで補足しておくと、「逃げる」というのも立派な主体的行動だと筆者は考えています。「今の会社で成果が出ないならどこへ行ってもダメだ!」とは思っていません。人それぞれ成果の出る環境は違います。
重要なのは本記事のテーマでもある、他責にしているか否かです。「自分の成果が出なかったのはこの会社が悪かったからだ…」と考えるのではなく、「自分の成果が出るには〇〇な環境が必要なはずだ」というポジティブな逃げを冷静な頭で行うのが大事だと考えています。
こと会社内においても、他責思考をやめて自責思考になることが成果を出すためのポイントです。少し厳しいようですが、結果が出るも出ないも自分次第と考えるとワクワクしてきませんか?
「逃げる」ではなく、「活路を見出す」と言い換えてみても面白いかもしれません。
主体性は、仕事を創り出すマインドセット?
次に、より仕事そのものに関わりの深い側面を解説していきます。
あなたはバイトや会社員などの経験で、「〇〇をいつまでにやっておいてくれ!」などと指示されたことはありませんか?組織に属していると、常に何かしらの指示が舞い込みます。あなたもそれにはうんざりしていることでしょう。
起業家やフリーランスになれば、あなたの雇い主はあなた自身ですので、特に指示は飛んできません。自由気ままです。その自由を手に入れる代わりに、今度はあなた自身が意思決定者となり、決断して指示を飛ばす人間となるのです。何事もトレードオフですね。
そうなった時に、
- 自分はどんなビジネスをやっていくのか?
- その計画はどんなものか?
- 誰にどんな仕事をいつまでに任せるのか?
などをはじめとした意思決定をあなた自身が担い、まさに仕事を0から創り出していくのです。指示は飛んできませんから、あなたが受け身のままでは何も始まらないのです。
しかも指示や意思決定には常に責任が伴うものですから、決断したことに対する責任やリスクが怖いものです。だからこそ、歴史に名を残す人間には起業家が多いですよね。
仕事を創り出す側という主体性を踏まえて、あなたもハイリスクハイリターンな起業家人生を、いっそのこと楽しんでいきましょう。
まとめ
今回はマインドセットの中でも起業家に必須とも言える、『主体性』というキーワードについて解説しました。
主体性とは、
- 世界がどんな情勢にあろうとも、「自分や自社の結果が出ないのは自分の責任だ」と、常に自分の内側に原因を見出していくこと。
- 指示や決断をするのは自分。リスクを取って仕事を創り出していくこと。
というのが、この記事での結論です。
あなたも起業家やフリーランスを目指すのであれば、ぜひ主体性を身に付けてみてくださいね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。