「リモートワークで使うwebカメラってどれがいいんだ…」「安くない買い物だから失敗したくないな…」などと、頭を抱えてはいませんか?
リモートで仕事をする人はweb会議の頻度も増え、webカメラを使用することも多くなるかと思います。しかし、カメラに詳しくなければ、どれを購入すべきなのか迷いますよね。
そこで今回は、リモートで働く人がwebカメラを購入する際に、抑えておくべき4つのポイントとリモートワーカーにオススメのwebカメラを3つご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
(アイキャッチ画像出典:https://unsplash.com/photos/23ppXrqdcE0)
リモートワーク(remote-work)とは
リモートワークとは、仕事場所を会社に捉われず、自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、様々な場所で遠隔で仕事をする勤務形態のことを指します。
- リモート(remote)…遠隔で
- ワーク(work)…働く
リモートワークでは、会社やオフィスに出社しないため、職場の同僚や上司などと連絡を取り合う際には、主にチャットやweb会議を用います。
チャットでのコミュニケーションは、端的な連絡や確認事項、データの共有などがメインで行われますが、意見の出し合いや議論などに不向きです。
そのため、web会議を行う必要があります。その際にwebカメラを用意しておくと、実際に会議室で議論をしているかのような環境を作ることに、とても役立つのです。
web会議とは…複数人同時のテレビ電話のこと。PC画面やスマートフォンの画面に相手の映像が分割で表示され、離れた場所に居ても相手の顔を見ながら会話ができる会議の手法。
リモートワーク用webカメラを選ぶ4つのポイント
前述した通り、効率のよいweb会議を行うためにはwebカメラを用意する必要があります。
何故なら、webカメラを用意することで、相手のパソコンの画面に映る自身の映像が鮮明になりますし、マイク付きのwebカメラなのであれば、音質も上がるからです。
では、リモートワーカーがwebカメラを選ぶ際には、どの様なポイントを押さえてwebカメラを選ぶと良いのでしょうか。
次の章からは、リモートワーク用のwebカメラを選ぶための基準となる4つのポイントをご紹介し、最後に予算に合ったオススメのwebカメラ3選をご紹介していきます。
- 画素数(画質)
- fps(フレームレート)
- オプション機能
- 予算を決める
リモートワーク用webカメラを選ぶポイント①画素数(画質)
画素数とは、カメラの画質に関する数値のことで、基本的に数字が大きくなると、より高画質な映像を撮影することができます。
web会議の際には、使用しているカメラの画素数が低いと、お互いの表情が分かりません。
しかし、仕事で利用するだけだと考えると、無駄に画素数の高いwebカメラを購入しても、使用頻度が低ければ持っているのももったいないですよね。
室内での撮影に限った用途なので、100万〜120万画素くらいがあれば十分です。なので、webカメラを購入を検討する際には、100万画素以上のカメラから選ぶと良いでしょう。
リモートワーク用webカメラを選ぶポイント②fps
映像はパラパラ漫画のように、何枚もの画像が順々に映し出されています。fpsの数値は、この画像が1秒間に何枚使われるかを指しているのです。
そのため、fps(frame per second)とは、フレームレートのことを指し、どのくらい映像が滑らかな映像が撮影できるのかの基準になります。
リモートワーカーであれば、webカメラの用途は、主にweb会議になるでしょう。資料やスライドなどはweb会議ツールの画面共有機能を用いれば良いので、激しい動きを撮影することは少ないかと思います。
fpsの数値が高ければ、webカメラの値段も高くなってしまうので、30fps程度であれば十分滑らかな映像でweb会議を行うことがでしょう。
リモートワーク用webカメラを選ぶポイント③オプション機能
webカメラには、パソコンと接続して映像を撮影し、その映像を相手のパソコン画面に映し出すという機能の他に、様々な機能を持ったwebカメラが存在します。
例えば、マイクのオプション機能が搭載されたwebカメラを購入すると、別途でパソコン用マイクを準備する必要が無くなります。
リモートワーカーにとって、webカメラに搭載されていると助かるオプション機能を以下にまとめました。
自身の仕事内容や他のパソコン周辺機器などに合ったオプション機能を選び、webカメラを購入する際の参考にしてみてください。
- 広画角レンズ搭載
- マイク搭載
- スピーカー搭載
- ストリーミング機能搭載
- 録画機能
- 光量調整機能(自動)
リモートワーク用webカメラを選ぶポイント④予算を決める
リモートワーカーは、必ずしも「値段が高く、高画質で、fpsも高いような高性能なwebカメラを準備しなければならない」というわけではありません。それぞれ用途に合った予算設定が必要です。
購入するwebカメラを仕事でしか使用しない場合は、1万円以内のwebカメラで十分でしょう。それ以上の価格になると、機能や性能をフル活用できず、宝の持ち腐れになってしまいます。
それぞれの価格帯でのオススメのwebカメラは以下の通りです。1つずつご紹介していきます。
- 2,500円〜5,000円:usogood 200万画素カメラ
- 5,000円〜7,500円:サンワサプライ CMS-V43BK
- 7,500円〜10,000円:Logicool C270n
オススメwebカメラ①usogood 200万画素カメラ
『usogood 200万画素カメラ』は、200万画素の高画質にもかかわらず、価格が5,000円以下というコストパフォーンマンスが良いwebカメラです。
また、映像だけではなく、マイク2台が内蔵されており、360°の集音を可能にしています。
フレームレートは30fpsで、滑らかな映像を撮影することができ、110°を映し出す広画角レンズも内蔵しているため、web会議をスムーズに進めることができるでしょう。
- Amazon価格:3,999円(2020年4月時点)
- 画素数:200万画素
- フレームレート:30fps
- オプション機能:
- 110°広角マイク内蔵
- ドライバー不要
- 自動HD光補正
- Mac、Windowsなど、様々なデバイスに接続可能
オススメwebカメラ②サンワサプライ CMS-V43BK
サンワサプライは、岡山県岡山市に本社を置く、コンピューター・パソコンサプライ製品のメーカーです。
中でも『サンワサプライ CMS-V43BK』は、100万画素の高画質で、フレームレートも30fpsの基準を超えるため、リモートワーカーにぴったりの製品です。
また、光量やホワイトバランス、絞り、コントラストは自動で調整され、150°の超広角レンズが搭載されているため、100万画素とは思えないより鮮明な映像を撮影することができます。
- Amazon価格:5,322円(2020年4月時点)
- 画素数:100万画素
- フレームレート:30fps
- オプション機能:
- 150°の超広角レンズ
- マイク内蔵
- ドライバー不要
- 光量、ホワイトバランス、絞り、コントラストの自動調整
- USBポートで様々なデバイス接続可能(Mac・Windowsなど)
オススメwebカメラ③Logicool C270n
Logicool G(ロジクール ジー)は、スイスに本社を持つ、コンピューター周辺機器やゲーミング関連の機器などのデジタルデバイスの開発を行っているメーカーです。
日本では特に、ロジクールはゲーミング専用のデジタルデバイスを扱うメーカーとして人気を集めており、プロゲーマーの中でも愛用する選手が多いメーカーです。
画質は110万画素で、フレームレートは30fpsと高画質でスムーズな映像を撮影することができます。
また、ノイズキャンセリング機能が付いたマイクが内蔵されているので、通常のマイク付きのwebカメラに比べても高音質で会話することができ、外付けのマイクが必要ない点もポイントです。
- Amazon価格:9,811円(2020年4月時点)
- 画素数:110万画素
- フレームレート:30fps
- オプション機能:
- ノイズキャンセリングマイク搭載
- ドライバー不要
- 自動光調節
- 設置方法にユニバーサルクリップを採用
まとめ リモートワークに適したwebカメラを選ぶ
今回は、リモートで働く人がwebカメラを購入する際に、押さえておくべき4つのポイントとリモートワーカーにオススメのwebカメラを3つご紹介しました。
リモートワーカーにとってあまり、性能の良すぎるwebカメラは必要がありません。自身の仕事内容や他のパソコン周辺機器などに合ったオプション機能を選ぶようにしましょう。
あなたがwebカメラの購入を検討する際には、ぜひこの記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。