「リモートワークを始めるけど何を準備したら良いのか分からない…」「ヘッドセットが必要って聞いたけど本当にいるのかな…」などと頭を抱えてはいませんか?
リモートワークの場合、頻繁に課題として情報共有が挙げられています。リモートで情報共有する手段には、web会議か、チャットか、の二択しかありません。中でもweb会議は、議論をする上で欠かせないものです。
今回は、そのweb会議をスムーズに進めるのに役立つヘッドセットの必要性や注意点、オススメの商品を紹介しています。最後にはヘッドセットの代わりになる別の商品も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
(アイキャッチ画像出典:https://unsplash.com/photos/jmZ6QjvJjvk)
リモートワーク(remote-work)とは
リモートワークとは、仕事場所を会社に捉われず、自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、様々な場所で遠隔で仕事をする勤務形態のことを指します。
- リモート(remote)…遠隔で
- ワーク(work)…働く
『リモートワーク』という言葉は、用いられてからあまり時間が経っていないので、定義が定まっていません。
そのため、「会社ではない場所で働く」という意味では「tele…離れたところ」「work…働く」の二つの言葉から成る『テレワーク』と同じ意味と捉えて良いでしょう。
また、リモートワークには、好きな場所で仕事ができる分、電車通勤でのストレスの回避や通勤時間の削減、作業効率の上昇など、様々な部分でメリットがあります。
もちろん、会社によってリモートワークを導入する際には、様々な課題や問題が発生しますが、事前に対策したり、その都度対応したりすることで、解消することが出来るでしょう。
リモートワークでヘッドセットは必要なのか
結論から言うと、”リモートワークする際にヘッドセットは絶対に欠かせない物”というわけではありません。
現代のスマートフォンやパソコンの場合、スピーカーの音質やマイクの集音性は日常生活で利用するには十分高いので、通話する際にもスピーカーモードにすれば、十分スムーズに会話をすることが出来ます。
しかし、集音性が高いからこそ、自室の室内外問わず、騒音が流れていると、通話している相手にも聞こえてしまい、会話が中断してしまう可能性があります。
自宅の側で工事が始まったり、同居人が居たり、自室の窓を開けながら通話をしたりする場合には、ヘッドセットを準備した方が良いでしょう。
リモートワークでヘッドセットが必要になる業務
前述したように、リモートワークで仕事をする際には、ヘッドセットを持っていた方が安心して通話をすることが出来ます。
特にあなたの業務内容の中に、web会議を除く以下の2つの業務のいずれか1つが該当するのであれば、ヘッドセットを準備しておくべきでしょう。1つずつ説明していきます。
- 電話対応
- 音声吹き込み
電話対応
あなたの業務内容の中に、お客様と通話をする『電話対応』の業務がある場合は、ヘッドセットを持っていた方が良いでしょう。
何故なら、会社内の同僚や上司との通話と違い、お客様の発言に対して何度も聞き返すことは失礼にあたりますし、お客様があなたの言葉を一度で理解ができるように性能の良いマイクを使った方が良いからです。
音声収録
あなたの業務内容の中に、動画にアフレコをしたり、音声案内に用いられる音声を録音したりするような、音声を収録する業務がある場合は、ヘッドセットを持っていた方が良いでしょう。
ヘッドセットが無い状態で音声を収録する場合、収録した音声の中に雑音が紛れてしまう可能性が高くなります。
一度、雑音が混ざった音声を収録してしまうと、修正することに手間や時間がかかってしまいます。
そのため、費用はかかりますが、初めから上質なヘッドセットを準備してくと良いでしょう。
有線のヘッドセットを購入する際には接続端子に注意
有線のヘッドセットの接続端子には、主にイヤホンプラグとUSB用端子があります。会社で仕事をする場合や自宅のデスクトップパソコンの場合は、この2つの端子であれば、どちらでも接続が可能だと思います。
しかし、リモートワークの場合、通話や音声収録を行うデバイスがノートパソコンなのか、スマートフォンなのかによって、接続端子が異なる可能性があります。
2016年9月に発売されたiPhone7以降の機種には、既にイヤホンジャックがありませんし、2015年4月に発売されたMacBook Airの以降の機種には、USBポートがありません。
あなたがどのデバイスで業務を行うのか確認したのちに、購入するヘッドセットの接続端子を確認するようにしましょう。
リモートワークならAirPods(Pro)でも快適
2019年3月に発売された『AirPods』と、同年10月に発売された『AirPods Pro』はヘッドセットとしても、有効です。
一見、ヘッドセットとは異なり、マイク部分が口元から離れているため、相手側が音声を聞きづらくなってしまうと思われますが、そんなことはありません。
何故なら、AirPods(Pro)は外出時に用いられることが前提となっているため、集音機能に長けた作りになっているからです。そのため、室内で使用する際は、十分綺麗な音声を相手に届けることが出来ます。
もし、あなたがAirPods(Pro)を持っているのであれば、ヘッドセットとしても利用すると良いでしょう。そのほかのヘッドセットの購入を考えている方はこちらのヘッドセットがオススメです。
- Glazata EC200
- ゼンハイザー PC3 CHAT
- Logicool G G533
オススメのヘッドセット①Glazata EC200
Glazata(グラゼタ)というのは、メーカーの名前で、日本やアメリカ、イギリスなどを中心に販売をしているAmazonのグローバルセラーです。
このGlazata EC200は、片耳のイヤホンタイプになっており、耳にくっつくイヤーピースの向きを変えることで、両耳どちらでも装着が可能です。
高性能のマイクが内蔵されており、高音質の音声を通話相手に届けることが出来ます。
また、Amazonの表示価格で2,080円と手軽なため、比較的購入しやすいヘッドセットです。
- Bluetoothで2台同時接続可能(有線はありません)
- 音響エコー機能
- ノイズキャンセリング機能
- 超大容量バッテリー内蔵
- 約20時間の音楽再生
- 約30時間の通話
- 約40日のスリープモード
- 長く装着していても疲れないイヤーピース
グローバルセラーとは…北米、ヨーロッパ、アジアのAmazonマーケットプレイスに簡単に商品を出品・販売できるサービスである『グローバルセリング』を利用している販売者のこと。
オススメのヘッドセット②ゼンハイザー PC3 CHAT
SENNHEISER(ゼンハイザー)とは、ドイツの音響機器のメーカーです。音楽制作現場や映画制作現場などのプロフェッショナル用途にも多く用いられています。
ゼンハイザーはどの機種のスピーカーもマイクも高音質でオススメなのですが、特にオススメなのは、『PC3 CHAT』という機種です。
元々ゲームのボイスチャット用に開発されたヘッドセットで、小さい声でも相手には鮮明に届き、音響機器メーカーの名に恥じない高音質なのが特徴です。
Amazonでは、ゼンハイザーにしては低めの10,116円で販売されています。
- 有線で安定した音質を保証
- 接続端子は3.5mmステレオミニジャック仕様
- 規格は日本と同一のため日本のデバイスに接続可能
- マイクブームアームが理想な位置で固定可能
オススメのヘッドセット③Logicool G G533
Logicool G(ロジクール ジー)は、スイスに本社を持つ、コンピューター周辺機器やゲーミング関連の機器などのデジタルデバイスの開発を行っているメーカーです。
日本では特に、ロジクールはゲーミング専用のデジタルデバイスを扱うメーカーとして人気を集めており、プロゲーマーの中でも愛用する選手が多いメーカーです。
このLogicool G G533は、Amazonでロジクールの機種の中でも低価格になっており、Amazonの表示価格で10,900円で販売されていました。
スピーカーに搭載されるノイズキャンセリングはよく見かけますが、Logicool G G533はマイクにノイズキャンセリング機能が搭載されているため、通話の相手が聞きやすい音質を保てます。
- Bluetoothで接続可能
- 電波が多く混在している環境でもデバイスと強く接続
- 立体音響機能『DTS HEADPHONE:X』を搭載
- ハイブリットメッシュ構造を採用し長時間の装着でも疲れない
- 約15時間の大容量バッテリー内蔵
- ノイズキャンセリングマイク搭載
リモートワークでヘッドセットが嫌いな人はスピーカーフォン
リモートワークで働く人の中には、長時間ヘッドセットを装着していると、耳が疲れて頭痛が起こってしまう、という方もいるでしょう。
そんな方には、マイクとスピーカー両方の機能が搭載された『スピーカーフォン』がオススメです。
スマートフォンやパソコンなどよりも、スピーカーやマイクの性能が優れている物が多いですし、毎度接続しなければならないヘッドセットとは違い、接続しデスクに置いておくだけで準備が整うので、とても便利です。
まとめ リモートワークでヘッドセットの必要性
今回は、リモートワークでオススメなヘッドセット3選と購入に関しての注意点、そしてヘッドセットに変わる『スピーカーフォン』についてご紹介しました。
会話でのコミュニケーションが重要なリモートワークでは、相手の声が聞こえずらかったり、自身の声が届き難かったりすると、業務に支障が出てしまうかもしれません。
費用はかかりますが、ヘッドセットの購入を検討しましょう。仕事のことを考えると、ヘッドセットの必要性はかなり高いと言えます。
今、ヘッドセットを持っていなかったり、お持ちのヘッドセットが使いづらかったりする場合は、ぜひこの記事を参考にして自分に合ったヘッドセットを選んでみてください。