Twitterを運用していると、「今の運用の仕方で合っているのかな…」と不安になることありませんか?
フォロワーの伸びが悪いと色々改善をし、運用法に迷走してしまいがちですよね。
Twitterの集客はビジネスの集客と同じくマーケティングである程度の道を作ることが出来ます。
今回はマーケティングの基礎であるアナリティクスを使った分析の詳細をご説明します。
Twitterのアナリティクスとは何か
アナリティクスは日本語で「分析論」「分析学」という意味です。TwitterアナリティクスはTwitter運用を客観的に分析するためにあるツールと言えます。
Twitterでは日々多くの情報がツイートに乗せられて飛び交い、各ユーザーが反応をしています。
反応がされやすいツイートの共通点を分析するために、Twitterの機能の中に含まれているアナリティクスがあります。
アナリティクスを用いて、より良質なツイートを出来るようにしましょう。
分析はマーケティングの基礎
マーケティングの基礎は、既存の数字・数値・データの分析です。
過去に上手くいった事実があれば、その事実と似た状況を繰り返せば上手くいく確率も、ある程度は確保されます。
そのためには一定の期間とその間に行った検証の際に算出された数字が必要になります。Twitterアナリティクスは、Twitter運用をするだけで勝手にデータを蓄積してくれます。
以下の記事では、分析がいかに重要であるかを説明しています。一緒に一読することをオススメします。
Twitter分析をするならまずアナリティクス
- PCでTwitterにログイン
- 右上のアイコンをクリック
- 表示されたタブから『アナリティクス』をクリック
※下に参考画像有り
このような画面が開かれ、自身のTwitterアカウントの詳細な数値が見ることが出来ます。
アナリティクスを開き、まず確認すべき場所は以下の3つのポイントです。
- ホーム
- ツイート
- オーディエンス
アナリティクス[ホーム]からTwitterでの作業量を分析
アナリティクス[ホーム]では、「過去1ヶ月間のパフォーマンスの変動」を確認することが出来ます。
基本的にフォローする際にはプロフィールを閲覧するので、目標のフォロワー数から必要なプロフィールアクセス数などを算出できるでしょう。
また、ツイートのインプレッションからプロフィールのアクセス数の関連性もあります。行動ベースの目標を立てる際にここに表示されている数値を把握しておくことが重要です。
この辺りの数値から目標を算出するより詳しい説明は以下の記事で例を合わせて説明しています。
アナリティクス[ホーム]からユーザーのニーズを見つけ出す
Twitterでは、アカウント毎にフォロワーが異なるためニーズも異なります。また、フォロワーの中身もフォローされたり、解除されたりと、日々変化しておりニーズも変化しているのです。
Twitterアナリティクスでは「トップツイート」で、より反応が取れているツイートからニーズを抽出しましょう。
1ヶ月置きにその月の「トップツイート」と「トップの@ツイート(リプライツイート)」などが表示されます。
アナリティクス[ツイート]でTwitterの良ツイートを分析
アナリティクス[ツイート]では、各過去のツイートの「ツイートインプレッション数」や「エンゲージメント」、「エンゲージメント率」が表示されます。
中でも「トップツイート」では過去に反応が多く取れたツイートが順に表示されます。共通点を見つけることで反応の取れるツイートのヒントを得ることが出来るでしょう。
また、拡散やすいツイート(固定ツイートや企画系ツイートなど)はインプレッションは多いが、エンゲージメントは少ないという事態に陥ることが多いです。
重要なのはインプレッションではなく、エンゲージメント。いかに1つのアカウントに興味を持ってもらえるかがとても重要になります。
より詳しい、Twitterアナリティクスの[ツイート]の使い方については下の記事で紹介しています。
ツイートの平均エンゲージを分析しTwitter運用に活用
画面右側にはツイートの詳細なエンゲージメントやインプレッション数が表示されますが、左側には1ヶ月間を通した平均的なツイートの反応を見ることが出来ます。
日付別で確認することが出来るので、よりエンゲージメントが取れている日に「どんなツイートをしているのか」ということも併せて確認しておきましょう。
アナリティクス[オーディエンス]でユーザーを分析
Twitterアナリティクスの[オーディエンス]には以下のような4つの項目があります。
- 概要
- 人口特性
- ライフスタイル
- 携帯電話会社
中でも、確認しておくべき要素は『人口特性』です。人口特性では、『性別』「言語」「国」『地域』の4つに分かれています。
より詳しい、Twitterアナリティクスの[オーディエンス]の使い方については下の記事で紹介しています。
アナリティクスを使うことでTwitter運用の無駄が減る
Twitter運用には正解がありません。正解がないからこそ、1つずつ検証をしていかなくてはいけません。
そんな時に過去のデータからある程度の予測を立てることが出来た場合、物凄い時間短縮になり、無駄が減ります。
例えば、「100点満点のテストで90点の科目と30点の科目があり、それぞれ+10点を獲得するにはどちらの方が労力がかかるか」という話と同じです。
アナリティクスを使うことによって自身の強みと弱みが分かるので、無駄な時間がかからないのです。
Twitterアナリティクスはあくまでもデータ
フォロワーを増やしたいと思うのであれば、逐一アナリティクスを確認することをオススメします。
しかし、アナリティクスの数値はあくまでも『数値』です。フォロワー1人1人は人間なので、必ずしもデータ通りに行動するわけではありません。
数値から分析するだけではなく、フォロワーと関りを持ち積極的にコミュニケーションを取ることが一番の分析です。
是非、Twitterがコミュニケーションツールであることを忘れずに、楽しみながらTwitter運用をしてみてください。