Twitterユーザーの中には「このままでフォロワーは増えるのかな…」「もっと効率の良いフォロワーの増やし方はないのかな…」と不安に思っている人も多いのではないしょうか。
フォロワーの一人一人は人間なので実感値で運用している間は思う様にフォロワーも増えないでしょう。
今回はTwitterをマーケティングの目線でアナリティクスの使い方をご紹介します。
Twitterのアナリティクスの[ホーム]とは
まずはアナリティクスを表示させてみましょう。右上の自身のアイコンをクリックし、『アナリティクス』することでアナリティクスの[ホーム]を表示させることが出来ます。
Twitterのアナリティクス[ホーム]とは、以下の画面をことを指します。
[ホーム]の隣にある[ツイート]と[オーディエンス]に関してはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
[ホーム]と[ツイート]、[オーディエンス]では使い方が異なります。是非、一読してみて下さい。
この[ホーム]では、『過去1ヶ月間でのパフォーマンスの変動』を確認することができます。
アナリティクス[ホーム]のTwitter分析で作業を明確化
アナリティクスでは、自身のアカウントの弱みや強みを把握するために重要な数字が確認できます。
ただ闇雲に作業するのではなく、弱みに時間と労力を割くことが出来るため、効率良くTwitterを運用するようにしましょう。
例えば、インプレッションの割合は増えているのにフォロワーの増加量が減少していた場合、ツイートに問題があるわけではなく、プロフィールに問題があると言えます。
このようにアナリティクスから実際の数字やデータを把握することで『何を改善すべきなのか』が明確になるのです。
Twitterのアナリティクス[ホーム]で過去1ヶ月間を分析
アナリティクス[ホーム]では、以下の画像のような『過去1ヶ月間でのパフォーマンスの変動』を確認することが出来ます。
過去28日以降の割合と比べて、減少している場合は『以前と比べてTwitter運用の何を変更したのか』を把握するようにしましょう。
基本的に割合は、5つの項目全てが増加していることが好ましいです。
数字の下にある折れ線グラフは『Twitterアカウントが開設してからの推移』、横に伸びている直線は『今までの数値の平均』を表しています。
Twitterアカウントのフォロワーの増加量から分析を始める
『過去1ヶ月間でのパフォーマンスの変動』を見るときにはフォロワーの増加量から分析を始めましょう。
この数値を把握することによって、あらゆる予測を立てることが出来ます。
例えば、目標フォロワー数を獲得するまでの予測期間を算出する方法は以下の通りです。
- 目標のフォロワー数を決める。
- 目標のフォロワー数から現在のフォロワー数を引く。
- 「2」で算出した数値を過去28日間で増加したフォロワー数で割る。
⇒目標フォロワー数を獲得するまでの予測期間(ヶ月)
※28日となっているのは2月の画像だからです。
※各5つの項目が毎月同じ数値になると仮定しています。
- 目標フォロワー=10,000フォロワー
- 10,000-3,069=6,931
- 6,931÷1,011=6,855…
⇒およそ7ヶ月間
プロフ閲覧数から分析しアクセス数の目標値を算出
アカウントをフォローする人のほとんどはプロフィールを閲覧しています。
そのことを考えると『プロフィールへのアクセス数』と『フォロワーの増加数』には、おおよそ比例の関係になると考えられます。
目標のフォロワー数を獲得するために必要なプロフィールアクセス数を算出する方法は以下の通りです。
※(目標フォロワー数)ー(現在のフォロワー数)=A
※過去1ヶ月間のフォロワー増加数=B
※過去1ヶ月間のプロフィールアクセス数=C
- 『A:X(求めたいプロフィールアクセス数)=B:C』に各数値を代入する
- 『X×B=A×C』に直す
- 『X=A×C÷B』を計算しXを求める
⇒目標フォロワー数を獲得するまでに必要な予測プロフィールアクセス数
※(目標フォロワー数)ー(現在のフォロワー数)=A=6,931
※過去1ヶ月間のフォロワー増加数=B=1,011
※過去1ヶ月間のプロフィールアクセス数=C=15,052
- 6,931:X=1,011:15,052(『A:X(求めたいプロフィールアクセス数)=B:C』に各数値を代入した)
- 『1,011X=6,931×15,052』に直す
- X=6,931×15,052÷1,011』から『X』を求める
⇒X=およそ103,190(プロフィールアクセス数)
インプレッションを得られるツイート数を算出
フォロワーを増やすためには、ツイート数を増やし少しでもアカウントに興味を持ってもらうことが重要です。
『アカウントに興味を持って貰っているか否か』はツイートインプレッション数とプロフィールへのアクセス数から把握することが出来ます。
上で計算した『目標になるプロフィールへのアクセス数』を獲得するために必要なツイートインプレッション数を算出する方法は以下の通りです。
※目標プロフィールアクセス数=A
※過去1ヶ月間のプロフィールアクセス数=B
※過去1ヶ月間のツイートインプレッション数=C
- 『A:X(求めたいツイートインプレッション数)=B:C』に各数値を代入する
- 『X×B=A×C』に直す
- 『X=A×C÷B』を計算しXを求める
目標プロフィールアクセス数を獲得するまでに必要な予測ツイートインプレッション数
※目標プロフィールアクセス数=A
※過去1ヶ月間のプロフィールアクセス数=B
※過去1ヶ間のツイートインプレッション数=C
- 103,190:X=15,052:282,679(『A:X(求めたいツイートインプレッション数)=B:C』に各数値を代入した)
- 『15,052X=103,190×282,679』に直す
- 『X=103,190×282,679÷15,052』から『X』を求める
⇒X=およそ1,927,925(ツイートインプレッション数)
アナリティクスの[ホーム]で分析した後は量と割合
アナリティクス[ホーム]の数値から各目標数値を計算した後は「どう行動すれば良いのか」を考えましょう。
例えば、『100アカウントからのフォロワー数を獲得するためにプロフィールに10,000人アクセスさせなければならない』という予測が立ったとしましょう。
その場合、現在の割合は『10,000アクセス÷100フォロワー=1%』になります。
そこで、500人のフォロワーを集めようとした場合、50,0000アクセスを取得するか、アクセス数を10,000のままで5%に上げるかしか無いのです。
アナリティクスの[ホーム]でトップツイートを把握
Twitterアナリティクスの[ホーム]では、過去月ごとのトップツイートを表示させることが出来ます。
また、左にはその月ごとの『プロフィールへのアクセス数』、『@ツイート(リプライツイート)』、『新しいフォロワー数』が表示されます。
下にスクロールすれば、より過去のツイートまで遡ることが出来き、今までの良ツイートが集まっているので、一度目を通しておくのが良いでしょう。
Twitterユーザーに反応される共通点を分析
どのようなツイートが反応を得ているのか知っておくだけで、今後のツイートでも注意することができ、再度反応を得ることが出来るでしょう。
もちろん、流行ネタなどのもあるので一概には言えませんが、共通点を見つけだし、フォロワーが反応しやすい良ツイートの量産を意識してみて下さい。
流行ネタとは…その時期に沿った話題や議題。比較的Twitterユーザーは反応しやすい。
より詳しいツイートの分析はこちらの記事を参考にしてください。
Twitterのアナリティクスで分析すべきは[ホーム]
より効率の良いTwitter運用をしたいのであれば、アナリティクス[ホーム]を毎日のように確認する事をオススメします。
日々のツイートやプロフィールの改善がどのように影響しているかを何度も試して自分だけのTwitter運用のノウハウを確立しましょう。
他の記事では、[ホーム]の使い方の他にアナリティクスの[ツイート]と[オーディエンス]について見方と使い方について説明しています。
どれも1から詳しく説明していますので、合わせて一読いただければと思います。