近年、副収入を得るため新たな副業を始めようとする人増えてきました。
今の収入に不満がある人はもちろん、副業解禁する企業が増える事で噂されている「これからは自身でお金を稼げなければならない」という情報から行動を始める人が多いようです。
その中でもwebライターという仕事はPCさえあればだれでもできるということから人気を集めています。
しかし、初めての仕事には不安がつきもの。そこで今回はwebライターのし仕事の内容から勉強の仕方まで細かくご紹介します。
これからは副業の時代!webライターはハードルが低い!?
前述した通り、近年は副業する人が増え、これからの時代は誰でも副収入がある状態になると言われています。
その中でも比較的ハードルが低いのがwebライターのお仕事です。
webライターのお仕事は簡単に言うと『情報の要約』。情報が氾濫している現代社会で読者が知りたい情報をいかに分かりやすく丁寧に伝えるかが主な仕事になります。
つまりはオリジナリティは必要無く、既存の正しい情報をまとめるという仕事なので、在宅ワークの中では比較的ハードルが低いと言えます。
副業としてwebライターで稼ぐ収入の目安
webライターの特徴として、本業をされながら空いた時間で執筆し、副収入を得る方々がほとんどです。
その場合、本業のwebライターよりも収入が下がりますが、毎月3万円~4万円は稼ぐことができるでしょう。その場合の計算式は以下のようになります。
- 一記事:3,000文字(3時間)
- 文字単価:0.5円
- 平日執筆時間:2時間
- 休日執筆時間:5時間
- 2時間×5日間×4週間+5時間×2日間×4週間=80時間(1ヶ月の執筆時間)
- 80時間÷3時間=26.7記事(1ヶ月の執筆本数)
- 26記事×3,000文字×0.5円=39,000円
80時間で4万円弱聞くと少なく感じるかもしれませんが、記事を書くにつれて文字単価も上がりますし執筆スピードも速くなります。
さらにwebライターの大きな利点は『場所や時間に制限が無い』という点です。
初心者webライターでも始めやすい副業
前述した通り、webライター未経験者の場合で計算した場合、時給に換算すると「とても良い!」と言えるものではありません。
しかし、それ以上に場所や時間に捉われない自由度が高い仕事でもあるのです。
例えば、主婦の方であれば、家事の合間合間の空いた時間で執筆をすることが可能です。子供の送り迎えなど時間が決まっている予定があるのであれば、執筆を一時中断することも可能です。
また、慣れていくにつれてライティングのスキルが向上し、より読みやすく読者を楽しませる記事を書けるようになれば、文字単価の交渉やより良い条件のクライアントに乗り換えることも出来ます。
webライターの詳しい仕事内容
如何にハードルが低いと言っても作業内容があまり明確でなければ初めの一歩は踏み出しにくいかと思います。
webライターの仕事はとてもシンプルです。以下が具体的な仕事内容です。
- webライターとしての求人に応募する。(※1)
- 振られた記事を執筆するためにリサーチ(調査)を行う
- クライアント(依頼者)のルールに則り、記事を執筆する
- 提出し、指摘された修正点を修正する
- 納品する
クライアントによって画像まで依頼されるか、挿入画像まで依頼されるかなど、細かい業務内容は異なりますが、基本的には以下の手順に沿って行います。
webライターとして副業を始める手順
では、全くwebライティングに携わったことのない人はどのようにしてwebライターになれば良いのでしょうか。
まず、webライターは記事を書いて欲しいと思っているクライアントがいなければ話が進みません。webライターとして仕事をするためにはまずクライアントになってくれる人・会社を探しましょう。
基本的に「ランサーズ」や「クラウドワークス」のようなクラウドソーシングサービスというサービスを用いてクライアントを探すのが一般的です。
他にもそのようなサービスを仲介させずに企業から直取引で執筆依頼を受けることもあります。直取引の方が仲介業者を挟まない分報酬が高い場合が多いです。
webライティングの勉強本は1冊で十分!!
「webライターとして記事を書き、稼ぐためにライティングの勉強を始めよう!」とする方が多くいます。
しかし、ライティングスキルは書いては添削を受け、書いては添削を受け、という場数から成長するものです。文字を書かずして上達はあり得ません。
とはいっても、全くの知識0でライティング仕事を取るわけにもいかないので、webライティングの本を一冊で構わないので購入して読み込んでみることをオススメします。
まずは書いてみることから始めてみる
前述した通り、ライターの仕事は「要約」です。その要約する情報がものすごく多く、どれが正しいかが分からないほど氾濫しているため、この簡単そうな「要約」という仕事が生きてきます。
さらに、この要約するという仕事は勉強するだけでは不十分で、何度も書いてみないとどれが正しいのか分からないという壁にぶつかります。
100%のクオリティでなくても構わないので、一度記事を書いてみて、修正点が上がったら修正すれば大丈夫です。
まずは、1円でもwebライターという職業で収入を得てみることから始めましょう。
初心者でも意外と簡単な確定申告
副業で収入を得るというと少し不安になってしまうのが「確定申告」でしょう。
その響きから「何か詳しく知らないけど難しくて手間がかかるやつ…」という印象を持っている方も多いかと思います。簡単に確定申告について説明します。
確定申告とは、所得にかかる税金(所得税及び復興特別所得税)の額を計算し、税金を支払うための手続きです。個人の所得の計算期間は1月1日から12月31日の1年間。確定申告書や決算書などの必要書類をそろえ、今年の場合は2019年2月18日(月)から3月15日(金)までに税務署に申告・納税します。人によっては、確定申告を行うことによって「納めすぎた税金が還付金として手元に戻ってくる」場合(還付申告)もあります。
今ではわざわざ役所に行かなくてもスマートフォンから確定申告を行うことも出来ます。
中には面倒な手続きを代わりに行ってくれる会計ソフトなどもありますので、比較的簡単に確定申告を済ますことができるようになっています。
副業の収入が会社に収入がばれないか不安…
「マイナンバーの導入により、個人の収入が本業の勤め先である会社にもバレるのではないか?」という声がちらほら耳にします。
結論から言うと、会社にはバレます。しかし、2018年1月、厚生労働省は「モデル就業規則」という労働者のルールから副業禁止の規定を消しています。具体的には以下のような条文が追加されています。
第14章 副業・兼業
(副業・兼業)
第67条 労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。2 労働者は、前項の業務に従事するにあたっては、事前に、会社に所定の届出を行うものとする。
3 第1項の業務に従事することにより、次の各号のいずれかに該当する場合には、会社は、これを禁止又は制限することができる。
① 労務提供上の支障がある場合
② 企業秘密が漏洩する場合
③ 会社の名誉や信用を損なう行為や、信頼関係を破壊する行為がある場合
④ 競業により、企業の利益を害する場合引用:モデル就業規則
つまり、「就業時間以外の時間はプライベートな時間なので他の会社の業務を行っていても良い」ということになっているのです。
本業に支障がきたすような事が起きれば、会社の方からペナルティなどはあるかもしれませんが、基本的には副業は認められているのです。
webライターとして副業から本業へ
いかがでしたでしょうか。webライターの仕事をしていく内に、ライターのお仕事が楽しくなって本業にしたくなる声はよく聞きます。
どんな場所で業務を行っても良いし、納品日さえ守ればいつから業務を開始しても構わないので、本業に出来るのであればやってみたいですよね。
しかし、新しいことを始めるには勇気と努力が必要不可欠です。もしこの記事からライターを目指す方が増えて頂けたなら、一人のライターとして嬉しく思います。