Webライターとして活動していると「記事執筆の添削を受けたい」と思うことはよくあります。「自分の書いた記事の質はどうなのか」「正しい日本語を使えているか」などはWebライターがよく抱える不安です。
この記事では、執筆した記事を添削してもらえるサービスや講座を、内容や費用、口コミと合わせて徹底解説します。
ぜひ最後まで読んで、あなたに合った添削サービスを選び、更なるライティングスキルの向上に励みましょう。
番号 | サービス・講座名 |
① | あなたのライターキャリア講座 |
② | SHElikes |
③ | Writing Hacks |
④ | 副業の学校 |
⑤ | 日本おうちワーク協会 |
⑥ | Webライター養成講座 School×Work |
⑦ | web+ Media School |
記事執筆の添削サービス・講座を選ぶポイント
まず、執筆記事の添削サービスや講座を選ぶときのポイントを3つ紹介します。
- 添削してもらえる文章の種類
- 添削を人から受けるかツールで受けるか
- 利用料金はどうか
添削してもらえる文章の種類
1つ目のポイントは「添削してもらえる文章の種類」です。ひとくちに添削と言っても、その種類はさまざまです。Webライターを対象としたWeb記事添削のサービスや作文の添削、小論文の指導などがあります。
文章自体の添削だけを受けたいのであれば、作文や小論文も対象にした、文章添削のサービスや講座を受けるといいでしょう。
Webライターとしてスキルアップするために添削を受けたいのであれば、Web記事における文章や記事執筆の添削サービスを受けるのがおすすめです。自分が添削を受ける目的に応じた適切なサービスを選ぶ必要があります。
添削を人から受けるかツールで受けるか
続いてのポイントは「添削を行うのが人かツールか」です。添削サービスには人が行うものがあれば、ツールが機械的に行うものもあります。
人による添削サービスの多くは、文章作成のプロやWebライター経験者が行うものです。正しい文章を書けるようになるだけでなく、Webライターとしての知識やコツ、心構えなども教えてくれることがあります。
ツールであれば手軽に素早く添削を受けられる一方、添削の対象が限定的になることもあります。添削を受けたい内容とスピード感を考慮し、どのサービスを受けるかを考えましょう。
この記事では、人が添削を行うサービス・講座を紹介していきます。
利用料金はどうか
3つ目のポイントは「サービスや講座の利用料金」です。いざ添削を申し込もうと思ったときに多くの人が気にする点の1つです。添削1回あたりの料金が決まっている場合もあれば、月額・入会金のように定められていることもあります。
一度だけ添削を受けたいのか、自分の成長を確認するために繰り返し添削を受けたいのかを考え、目的に合ったサービスを選ぶことが肝心です。
以下に以降の項目で具体的に紹介していく添削サービスや講座の情報をまとめました。
サービス・講座名 | 料金 |
あなたのライターキャリア講座 | 99,800円(スタンダードコース・税込) |
SHElikes | 162,800円(12ヶ月プラン・一括・税込) |
Writing Hacks | 69,800円(税込) |
副業の学校 | 69,800円(税込) |
日本おうちワーク協会 | 32,780円(税込) |
Webライター養成講座 School×Work | 298,000円(School×Work・一括・税込) |
web+ Media School | 385,000円(税込) |
Webライターにおすすめ添削サービス・講座①あなたのライターキャリア講座
まず紹介するのは、株式会社YOSCAが提供している「あなたのライターキャリア講座」です。
項目 | 内容 |
サービス・講座名 | あなたのライターキャリア講座 |
対応している文章の種類 | Webライティング |
添削者 | プロの編集者 |
料金 | 99,800円(スタンダードコース・税込) |
簡単な特徴 |
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特徴
あなたのライターキャリア講座の特徴は、以下の2点です。
- プロの編集者による添削を5回受けられる
- 受講修了後1年間のLINEでのサポートがある
2ヶ月半の間に全10回のオンライン講義を受けながら、1回1,000〜2,000字の課題を5回執筆し、添削を受けることができます。ここで書いた記事は実績としての公開も可能です。
受講を修了した後1年間はLINEでの個別支援を受けることができ、原稿やテストライティング、ブログなどへのフィードバックをもらうことが可能です。
利用者の声
利用者の声を見ると、以下のような感想が多くみられました。
- 文章を速く書くだけでなく、事前準備や校閲など、一連の流れが理解できた
- 添削を受けることで、自分の文章力が上がっていることを実感できた
自分が書いた文章を他人にチェックしてもらい、客観的な指摘をもらえることがライターとしての成長につながっているという感想が多かったです。
Webライターにおすすめ添削サービス・講座②SHElikes
続いては、最近CMでも見かけることのある「SHElikes(シーライクス)」です。
項目 | 内容 |
サービス・講座名 | SHElikes |
対応している文章の種類 | SEO、セールス、エッセイなど |
添削者 | フリーライター |
料金 | 162,800円(12ヶ月プラン・一括・税込) |
簡単な特徴 |
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特徴
SHElikesの一番の特徴は、女性限定のスクールという点です。同性で同世代の受講仲間や講師と交流することで、刺激を受けられるのがポイントです。
SHElikesのライターコースでは、全6回の講義を受け、各講義後に課題を提出し添削をしてもらえます。しかし、講師への直接質問はできず、チャットツールを用いて疑問を解消する必要があります。
利用者の声
口コミを見ると、やはり「女性限定」のスクールであることに好意的な意見が多く見られました。
「同性の受講仲間同士や同世代の講師はお互いに気持ちを理解しやすく、励まし合いながら取り組めるのが魅力的」といった意見が多かったです。
また「副業初心者にもわかりやすく説明してもらえる」という感想も多く見られました。
Webライターにおすすめ添削サービス・講座③Writing Hacks
続いて紹介するのは、「Writing Hacks(ライティング ハックス)」です。
項目 | 内容 |
サービス・講座名 | Writing Hacks |
対応している文章の種類 | Webライティング |
添削者 | 4名の現役ライター |
料金 | 69,800円(税込) |
簡単な特徴 |
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特徴
Writing Hacksはスクールではなく、買い切り型の動画を見ながら自分で勉強する形式です。
受講者特典として、計3回の添削を受けることができます。添削の課題やキーワードは定められていないため、自分でキーワード選定から執筆まで行ったものを添削してもらいます。
LINEでの無制限質問サポートもあり、いつでも講師に直接質問をして疑問を解決することができます。
利用者の声
Writing Hacks受講者の口コミを見ると「受講前後で記事の質が上がったと実感できた」「実際に獲得できる案件が増え、収入も増えた」といった口コミが多くみられました。
また、公式には48時間以内の回答となっているLINEでの質問への回答が、30分以内に届いたという口コミもありました。タイミングにもよりますが、質問事項への回答スピードの速さを高く評価する口コミが多かったです。
Webライターにおすすめ添削サービス・講座④副業の学校
「副業の学校」は、未経験からWebライターになることを目指す人のためのオンラインサロンです。
項目 | 内容 |
サービス・講座名 | 副業の学校 |
対応している文章の種類 | Webライティング |
添削者 | 講師 |
料金 | 69,800円(税込) |
簡単な特徴 |
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特徴
副業の学校は初心者向けのオンライン型講座です。パソコンの操作方法やマウスの使い方といった超基礎的なことから勉強することができます。右も左も分からないという人にはうってつけの講座です。
ただし、ある程度パソコン操作ができる人や既にWebライターとして活動している人が更なるステップアップを目指すのであれば、余計な情報と感じてしまうかもしれません。
副業の学校では週2回のオンライン面談が実施されるため、自分一人ではモチベーションを保ちにくい人にはおすすめです。
利用者の声
口コミを確認すると「パソコンの使い方もわからなかったが、受講後に稼げるようになった」「オンライン面談でモチベーションを維持できた」といったポジティブな評価がみられました。
一方、サポート体制については不満の声もありました。副業の学校には電話でのサポートはなく、Slackでのチャットサポートのみです。「回答が根性論に終始していた」という口コミもあり、初心者向けのサポート体制には不安があるようです。
Webライターにおすすめ添削サービス・講座⑤日本おうちワーク協会
続いて紹介するのは、日本おうちワーク協会のWebライター講座です。
項目 | 内容 |
サービス・講座名 | 日本おうちワーク協会 |
対応している文章の種類 | Webライティング |
添削者 | 日本おうちワーク協会認定講師 |
料金 | 32,780円(税込) |
簡単な特徴 |
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特徴
「文章力」「SEO対策」「ワードプレス」の3つの要素をそれぞれ専門の講師から合計1ヶ月程度で受講します。その間、個別添削を2往復実施することで実践的にWebライターのスキルを学ぶことが可能です。
受講後にライター検定に合格すれば「おうちワーク協会認定Webライター資格」を受領できます。モチベーションアップに繋がったり、クラウドソーシングサイトのプロフィールでのPR材料にできたりします。
併せて、ライター検定に合格した人は、お仕事斡旋メルマガへの登録が可能です。日本おうちワーク協会が受注したライティングの仕事を斡旋するメルマガで、案件獲得の幅が広がります。
利用者の声
「受講後に初めて継続案件を受注できた」「アドバイスしてもらった通りにプロフィールを見直したら契約できた」など、ポジティブな口コミが目立ちました。
「独学では学びづらかったSEOの知識やワードプレスの操作方法が理解でき、受注できる案件が増えたり単価が上がったりした」という口コミもありました。
Webライターにおすすめ添削サービス・講座⑥School×Work
続いてはWebライター養成講座の「School×Work」です。
項目 | 内容 |
サービス・講座名 | Webライター養成講座 School×Work |
対応している文章の種類 | Webライティング |
添削者 | 現役プロライター |
料金 | 298,000円(School×Work・一括・税込) |
簡単な特徴 |
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特徴
School×Workでは最短2.5ヶ月、平均3〜6ヶ月の期間で講座を受講していきます。その後、卒業制作で5,000〜6,000文字の記事を作成します。
SEOライティングについての講座はもちろん、キーワード分析の方法やリサーチ方法についても学ぶことが可能です。実際に書いた記事は専任の現役ライターによる添削が約1週間で実施されます。
卒業制作終了後3ヶ月間は1,000字未満〜5,000字程度の原稿を文字単価1.5円以上で保証するサポートもついています。こちらの記事も講座受講中と同様、添削指導を受けることが可能です。
利用者の声
「Webライターとして働くための知識を網羅的に学ぶことができた」「丁寧な添削で記事の質を向上できた」などの好意的な口コミが多かったです。
「課題は正直難しかったが、わからないことはすぐにチャットサポートで解消できた」とサポート面についても好意的な評価がありました。
Webライターにおすすめ添削サービス・講座⑦web+ Media School
最後に紹介するのは「web+ Media School」のWebライターコースです。
項目 | 内容 |
サービス・講座名 | web+ Media School |
対応している文章の種類 | Webライティング |
添削者 | 現役プロライター |
料金 | 385,000円(税込) |
簡単な特徴 |
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特徴
web+ Media Schoolの特徴は、以下の4点です。
- 受講期間の制限がなく、無期限サポートを受けられる
- 部分添削は回数無制限、総合添削を全6回受けられる
- 添削の返却が3営業日以内と決まっている
- 入会後30日以内であれば全額返金保証制度が利用できる
一番の特徴は受講期間の制限がない点です。入会後に状況が変わって十分に時間が取れなくなった場合でも、自分のペースに合わせて受講可能です。
また、部分添削は回数無制限で受けることができ、文章全体の構成や日本語表現なども含めた総合添削は計6回受けることができます。添削の返却は3営業日以内と決まっているため、計画的に受講可能です。
入会後30日間の全額返金保証制度があることも特徴です。入会後に「思っていた講義が受けられない」「自分には合わない」などと感じた場合には、全額返金されます。ノーリスクで受講を始められるのは大きなメリットです。
利用者の声
「ただ間違っているというだけではなく、なぜ間違っているのかまで教えてもらえるので、次以降の記事執筆に活かせる」「受講期間の制限がないので、他の案件を執筆する中で時々web+で添削を受けてライティングスキルを図っている」といった口コミがありました。
「入会金は安くはないが、サポート内容を考えるとそれ以上の価値を感じる」といった口コミも複数ありました。
記事執筆の添削を受ける前に自分で見直すポイント
せっかく添削サービスや講座に申し込んで添削を受けるなら、なるべく有意義な添削にしていきましょう。そのために添削を受ける前に自分でできる見直しのポイントを4つ紹介します。
- 誤字脱字がないか
- 主語が抜けていないか
- 主語と述語のねじれはないか
- 回りくどい表現はないか
添削を受ける前に、極力自分でチェックすることで、自分で添削する力が身についたり、添削の内容や回数が減ったりもします。
誤字脱字がないか
1つ目のポイントは「誤字脱字がないか」です。提出前に自分で記事を読み返してチェックすることで簡単にチェックできます。
誤字脱字はケアレスミスとして見過ごされてしまうケースが多いですが、誤字脱字が多い文章は読みにくいだけでなく、文章自体の信頼性が下がってしまいます。「ミスをそのまま気にせず提出する人だ」と思われ、あなた自身への信頼も下がるリスクもあります。
主語が抜けていないか
続いてチェックできるポイントは「主語が抜けていないか」です。
日本語は特に、文脈から主語が予測できる場合には、主語を省略してしまうケースが多いです。しかし、正しい文章が求められるライティングにおいては、主語をそれぞれ記載する必要があります。
主語と述語のねじれはないか
続いてチェックするポイントは「主語と述語のねじれがないか」です。文章を書いていると、主語と述語がねじれてしまうことがよくあります。
NG例文:私の趣味は、本を読みます。
OK例文:私の趣味は、本を読むことです。/ 私の趣味は、読書です。
NG例文のように、主語と述語が正しく対応していない状態を主語と述語がねじれていると言います。文章自体に違和感があり、読み手にストレスを与えてしまいます。
文章が長く複雑になるほど、主語と述語がねじれやすいので注意しましょう。無駄な言葉を削り、一文をできるだけ短くするとねじれにくくなります。
回りくどい表現はないか
4つ目のチェックポイントは「回りくどい表現がないか」です。回りくどい、つまり冗長な表現も読み手にストレスを与えてしまいます。
丁寧に文章を書こうとする姿勢は素晴らしいですが、その結果回りくどく、理解しにくくなると本末転倒です。
自分の文章力に自信のない初心者ほどやってしまいがちなミスなので、添削を依頼する前に一度読み直し、改善点を探しましょう。
まとめ
この記事では、以下の表に記載した添削サービス・講座について徹底解説しました。あなたにぴったりだと感じるサービスや講座はありましたか?
番号 | サービス・講座名 |
① | あなたのライターキャリア講座 |
② | SHElikes |
③ | Writing Hacks |
④ | 副業の学校 |
⑤ | 日本おうちワーク協会 |
⑥ | Webライター養成講座 School×Work |
⑦ | web+ Media School |
Webライターとして更なる飛躍を遂げるためにも、客観的な視点で添削を受けることは非常に貴重な経験です。
まだ記事の添削を受けた経験がないという人はもちろん、過去に添削を受けたことがあっても、今のライティングスキルを測るために添削を受け続けるのがおすすめです。
早速この記事で紹介したサービス・講座の中から、あなたに合ったものを選んで添削を受けてみましょう。