最近「スマホでWebライターをしてお小遣いを稼ごう」といった広告をよく目にしますよね。
こうした広告を見て、スマホでの副業Webライターに興味を持ったものの、本当にできるのか疑問を持っていませんか。正直なところ、スマホで副業ライターはおすすめできません。
この記事では、スマホで副業Webライターをするメリット・デメリットや実際にどれくらいの金額を稼げるのか、実際の仕事の流れはどのようになるかといった点を徹底解説します。
なぜスマホで副業ライターはおすすめできないのか、ということも紹介するので最後まで読んで参考にしてみてください。
スマホで副業Webライターをするのはおすすめしない
結論から言うと、スマホで副業Webライターをするのはおすすめできません。
スマホだけでWebライターの活動を始めることは可能です。しかし、より多くの報酬を得たいという方はパソコンをメインで使用しましょう。
一方で、スマホにもメリットはあります。それは、素早く返信できたり、隙間時間に手軽に操作できたりする点です。こちらについては、後程の項目「スマホで副業Webライターをするメリット」で詳しく紹介します。
スマホは簡単なメモを取るために使い、メインの執筆はパソコンで行うというパソコンとスマホの併用がおすすめです。
以降の項目で、スマホでWebライターをするデメリットとメリットを解説していきます。ますは3つのデメリットです。
- 画面が小さい
- 文字を打ちにくい
- 仕事が取れない
スマホで副業Webライターをするデメリット①画面が小さい
まずスマホで副業Webライターをするデメリットとして、画面サイズが小さい点が挙げられます。
スマホは大きいものでも6インチ(縦:約13.3cm×横:約7.5cm)程度で、リサーチや執筆をする際に画面が小さくて見にくいため、作業効率が悪いです。
一方、パソコンだと小型のものでも10−11インチ(縦:約22.1cm×横:約12.5cm)程度なので、格段に作業効率を高めることができます。
スマホでは画面を分割しての作業もできないため、その点も副業Webライターがスマホで執筆するデメリットです。
スマホで副業Webライターをするデメリット②文字を打ちにくい
スマホで副業Webライターをする2つ目のデメリットは、文字が打ちにくい点です。文字入力速度はもちろん、ドラッグやコピー、ペーストといった操作に時間がかかります。
得られる報酬が同じであれば、時給換算するとパソコンでの作業の方が圧倒的に高時給です。
時間は有限です。特に副業でWebライターをする場合、作業時間を増やすのには限界があります。できるだけ効率良く収入を増やしたいのであれば、パソコンでの作業をおすすめします。
スマホで副業Webライターをするデメリット③仕事が取れない
3つ目のデメリットは、仕事が取れない可能性がある点です。
クラウドソーシングサービスのサイトを見ると、クライアントがスマホでの作業を認めていない案件も多く存在します。こうした案件では、スマホでの作業ではそもそも仕事を取れないため、報酬を得ることができません。
受注したい仕事でスマホでの作業が認められているかを、都度クライアントに確認する必要があり、確認だけでも時間がかかってしまいます。
次の項目からはスマホで副業Webライターをする際のメリットを3つ紹介します。
- 初期費用が少ない
- 素早く返信できる
- スキマ時間を使える
スマホで副業Webライターをするメリット①初期費用が少ない
スマホで副業Webライターをするメリットの1つ目は、初期費用が少ない点です。
パソコンを購入するのであれば、安いものを選んだとしても数万円単位のお金が必要です。
一方で、スマホは既に持っているという方が多いです。新たにパソコンを購入することなくWebライターを始めることができる点は、スマホで副業Webライターを始める大きなメリットです。
まずはスマホで始めてみて、案件が増えてきたり「もっと稼ぎたい」と思ったりしたらパソコンを購入するという選択肢もあります。
スマホで副業Webライターをするメリット②素早く返信できる
スマホで副業Webライターをする2つ目のメリットは、素早く返信ができる点です。
Webライターはクライアントと密に連絡を取り合う必要がある仕事です。
多くのクラウドソーシングサイトがスマホアプリを導入しているので、少し時間が空いたときにこまめにチェックできます。素早く確認し返信することで、クライアントからの評価も高まっていきます。
毎回パソコンを開いて返信するのは手間なので、連絡を取るにはスマホの方が効率的です。
スマホで副業Webライターをするメリット③スキマ時間を使える
スマホで副業Webライターをする3つ目のメリットは、場所を選ばずスキマ時間で作業できる点です。
2014年の調査によると、ムダに過ごしてしまうスキマ時間は1日平均で1時間9分もあるそうです。(パナソニック調べ: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000001409.html)
通勤通学の電車を待っている時間や乗車時間、人を待っている時間など、1日の中には多くのスキマ時間があります。このスキマ時間を作業に充てることができます。
ノートパソコンも持ち運びしやすく、作業環境さえ整っている場所であれば作業できます。しかし、スマホはより持ち運びしやすいので、場所や環境がさらに自由です。
スマホでできるWebライターの仕事
では、スマホでできるWebライターの仕事にはどんなものがあるのでしょうか。
スマホでWebライター案件に応募する場合はほとんど、クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサービスを利用します。
クラウドワークスとランサーズでスマホで作業できる案件を調べてみると、150文字程度の口コミやレビュー記事の執筆案件やキャッチコピーの作成、アンケートなどが出てきます。
多くの案件で文字単価での設定ではなく、1件あたりの単価設定となっており、1件あたりの報酬も数百円程度の案件が多いです。
スマホでできるWebライターの仕事をする流れ
スマホでできるWebライターの仕事の流れは、大まかに以下の通りです。
- クラウドソーシングサービスに登録する
- やりたい案件に応募する
- テストライティングやクライアントとのやりとりを行う
- 採用されれば正式に契約する
- クライアントとやりとりしながら、受注した案件を納期までに納品する
イレギュラーな場合もありますが、大きくは以上の流れでWebライターの仕事をしていきます。
先程も触れましたが、クラウドソーシングサービスの大手2社はクラウドワークスとランサーズです。両者とも日本最大級のクラウドソーシングサイトを運営しており、初心者向けの案件も広く募集されています。
両社ともスマホアプリに対応しており、気軽に始めることができるのも魅力です。まずはこのどちらかのサービスに登録することから始めるのがおすすめです。
副業Webライターはスマホでもできるがおすすめしない
この記事では、スマホで副業Webライターをすることができるかについて、メリットデメリットを含めて解説しました。
スマホで気軽に始められるのはWebライターの仕事の魅力的なポイントです。しかし、将来的に報酬を上げていきたい方にはスマホよりもパソコンでの作業をおすすめします。
そうはいってもパソコン購入には費用がかかってしまうので、まずはスマホで始めてパソコン代を稼いだらパソコンを購入し、更なる報酬アップにつなげてみてはいかがでしょうか。
Webライター仲間として一緒に励ましあいながら成長できる日を心待ちにしています。