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ロジカルシンキングとラテラルシンキングを徹底解説

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「ロジカルシンキング」「ラテラルシンキング」
この2つの単語の意味わかりますか?

もし意味も分からないままにビジネスをやっていたら、いつかその事業は失敗してしまうかもしれません。ちなみにこの単語は2種類の思考法を指しています。

今回はそんなビジネスを成功させるために必要な思考法として代表的な2つを徹底解説しました。これらの思考法が身に付けば、事業がうまくいき収益化も達成できるので、暗記する気で最後まで読んでみてください!

ビジネスは問題解決

ビジネス、起業とはお客様が抱えている悩み、問題を自社の商品・サービスで解決する事でお金を稼ぎます。ビジネスの根幹は問題解決です。

問題解決をできない人がビジネスで成功する事はあり得ません。逆を言えば、誰かの問題解決ができる人ならビジネスで成功する可能性は大いにあります。

ビジネスがうまくいくかどうかは、その問題解決ができているかどうかにかかっているのです。問題を放置しておいて、いつか時間が解決してくれると思っていては一向にビジネスは成功しないでしょう。

ビジネスは疑問・問題にぶつかるのが常

お客様の問題を解決する為に事業を立ちあげたとしても、解決するべき問題はお客様の抱えているものだけに限りませんそもそもお客様に届ける為にはどうすればいいのか、お客様に商品の価値を正しく認識してもらうためには?

事業を立ちあげて、実際に商品が売れる(お客様の問題を解決する)ところまでいくだけでも多くの問題にぶつかります。ビジネスで成功するためには、商品を作りお客様の問題を解決するだけでなく、自分たちがぶつかる問題を解決しなくてはいけません。

頭を使って考えて問題を解決しよう

では、どうやって問題を解決するか。解決方法はもちろん、その問題によります。ですが、その解決方法を見つける為に必要な事は一つです。

それは「頭を使って考える」ことです。考えもせずに「なんとなくこれで解決するだろう」というアクションでは、問題は解決しませんし最悪問題をさらに悪化させてしまうかもしれません。

なので、問題を解決するためにはその頭を使って考えた事の質を高めるしかありません。その為には「どうやって考えるか」がとても重要になってきます。

ロジカルシンキングとラテラルシンキング

問題解決の為の思考法として二つの考え方を紹介します。

  • ロジカルシンキング
  • ラテラルシンキング

ロジカルシンキングとは、日本語で論理的思考。ラテラルシンキングは、水平思考といいます。ロジカルシンキングは多くの人にとって馴染み深いと思います。ラテラルシンキングは、一度も聞いたことがないという人も少なくないでしょう。

どっちが優れているというわけではなく、それぞれに長所短所があるのでそれぞれ解説していきます。

問題解決方法①ロジカルシンキング

「論理的に考えて」「論理的思考力が大事」と言われたことはありませんか?

論理的に考えるというのは、因果関係を整理し順序だてて考えることです。因果関係とは、原因と結果の関係を意味します。AによってBが起きた、これはAとBに因果関係があるといいます。

難しく説明するとこのようになりますが、簡単にいってしまえば「その結果がどうしてそうなったか説明できる」ということです。

例えば、あなたの体重が10kg増えた原因を論理的に考えると

  • 先月毎日ピザを食べたから
  • 先月一日も運動をしなかったから
  • リュックを背負いながら体重計に乗ったから

ピザを食べたら脂肪が増えるという因果関係がありますし、運動を全くしなければそれだけ脂肪は減らないですし、重いものを背負って体重計乗ったらそれだけ増えます。

斬新な発想などではなく、起きた結果に対して「なぜ?」を問いかけていき、原因と結果のつながりを導き出す必要がある時に求められる思考です。

ロジカルシンキングが必要となる場面

ロジカルシンキングは原因と結果を順序だてて理解する事が出来る思考法なので「人に説明する」という場面で非常に役立ちます。

人に考えていることを説明する時に役立つのはもちろんですが「商談」「プレゼン」時にも役立ちます。ビジネスをやっていく上で、顧客に説明し価値を正しく理解してもらうことは必須です。

その際には、事実(数値やデータ)にもとづいた論理的な説明が基本になります。これが出来ていなければ相手は「この人の説明分かりづらいから、サービスを利用するのはやめておこう」となってしまいます。

あなたがロジカルシンキング出来ていない事で、事業がうまくいかないというのはかなりショッキングだと思うので、コツコツロジカルシンキングを磨き上げていきましょう。

問題解決方法②ラテラルシンキング

二つ目のラテラルシンキングを解説します。ラテラルシンキングとはロジカルシンキングのように順序だてて思考するのではなく、既存の論理・思考法にとらわれずに新しい発想で考える事です。

既成概念や常識などを取り払って、水平(ラテラル)方向に考えを広げていきます。ロジカルシンキングは、水平方向ではなく垂直方向で1つを下へ下へと深堀して考えていきます。

なのでラテラルシンキングは斬新でユニークなアイデア、発想に向いてます。

ラテラルシンキングが必要となる場面

ラテラルシンキングはロジカルシンキングと違い、これまでとは全く違う発想が求められる場面で活躍します。

  • 新しい事業を立ちあげる為の全く違うビジネスアイデアを考える
  • 既に持ってる事業を組み合わせて新規事業を考える

など、「新しいものを生み出す」という場面でラテラルシンキングは非常に有効です。ロジカルシンキングは原因と結果を考えて、改善点やパターンを見つける際に用いると有効です。

既存事業とは全く違うモノを生み出そうとするときに、ロジカルシンキングを使っていてはいいアイデアは生まれません。ラテラルシンキングで出てくる斬新でユニークなアイデアはロジカルシンキングでは生み出せません。

ラテラルシンキングの鍛え方

ラテラルシンキングとはロジカルシンキングと違って、そもそも結論や答えが1つではありません。ラテラルシンキングをする時はこの思考法で確実に答えが導けるというものでもありません。

なので答えの出せる思考法ではなく、ここではラテラルシンキングの鍛え方を紹介します。ラテラルシンキングは以下2つの方法で思考回路を柔軟にするのがお勧めです。

  • ランダム発想法
  • 挑戦的発想法

①ランダム発想法

これはランダムに言葉を選び、それを無理やり自分の事業の分野などと結びつけることで思考の幅を広げ、自由に発想していく方法です。

例えば、「海」という単語を選んだとしてそれを自分の事業と結び付けてみてください。

  • 海で行う筋トレサービス
  • 海に入りながら英語学習
  • 海デート専用コンサル

などなど。それが正解か、適切か、実現可能かなどは一切考えなくていいです。とにかく頭を柔らかく、斬新な発想をしましょう。

②挑戦的発想法

すでにある商品やサービスに対して「これはなんでこの状態で存在しているんだ?」という根本的な部分を考えて、全く違うアイデアを生み出す思考法です。

例えば、「どうしてランドセルは、あの形なのか」という視点を持ち「ランドセルを後ろから引っ張られたら全身が倒れる恐れがあるので、型掛けバッグにしたほうが怪我の恐れがない」など。

肩掛けにしたほうが全身のバランスが悪いなどの反対意見はすぐに出てきますが、ここで大事なのはすでに存在しているモノに対して改めて「なぜ?」をぶつける事です。

新たなアイデアや発想の源になるので、街中で見かけるモノには「そもそもなんで?」をぶつける癖をつけてみましょう。

おわりに

今回はロジカルシンキングとラテラルシンキングを紹介しました。どちらも起業家にとっては必須の思考法ですが、一方に偏りすぎないようにしましょう。

特にロジカルシンキングが出来ればそれでいいという人が多いので、起業家のように新しいサービス、ビジネスモデルを世の中に出していく人ならラテラルシンキングも絶対に忘れないようにしましょう。

またロジカルシンキングは原因と結果を垂直方向に考えて、ラテラルシンキングは水平方向に全く違った発想をするなど、それぞれに適した場面で思考する事を常に心がけてください。