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「ブログ記事って、どのくらいの更新頻度がいいの?」「1日1記事更新した方がいいって聞いたけど、本当?」
ブログを始めたばかりの頃によく悩むのは、「記事の更新頻度」。「1日1記事更新」が良いとは聞くけれど、仕事でなかなか時間が取れなかったり、書く気力が出なかったりして、なかなか毎日更新は難しいですよね。
この記事では、「1日1記事更新である必要はない」という話を、Google Search Console Helpに寄せられた回答をもとに紹介します。また、記事後半ではあなたにとってベストな記事更新頻度を決めるための5ステップを紹介していますので、その内容を実践することで記事更新頻度を決めることもできますよ。
今後ブログを続ける上でも、更新頻度が決まっているかどうかでモチベーションが変わったり、ブログのアクセス数や売り上げに違いが出たりするので、この記事を参考にしてあなたなりの記事更新頻度を決めていきましょう!
ブログ記事の更新頻度は「1日1記事」である必要はない
Twitterを見たり、先輩ブロガーの記事を読んだりしていると、「ブログ記事の更新頻度は1日1記事!」という言葉を目にすることもあるでしょう。
今でも、まことしやかに「1日1記事更新した方がいい」という考え方・意見が出回っているようですが、1日1記事を更新する必要は「ない」というのが本当の答えです。
「毎日更新しなければ、Googleから評価してもらえない」というわけではありませんし、「1日1記事書かなきゃだめだ!」と強制するような人もいません。
There’s no minimum length, and there’s no minimum number of articles a day that you have to post, nor even a minimum number of pages on a website. In most cases, quality is better than quantity.
翻訳:Webサイトのページの長さや投稿頻度(1日に公開しなければならない記事数)、ページ数には最小の基準はない。ほとんどの場合、量よりも質の方が優れている。
引用:Google Search Console Help、翻訳:ライター
Google Search Consoleのヘルプの中では、上記のように記載されており、更新頻度には特に決まりがないと述べています。ですので、「1日1記事じゃないといけない」などというルールはない、ということになります。
何より危険なことは、「1日1記事更新」が目的になってしまうこと。いわゆる「手段の目的化」が起こってしまい、どんな形であれ1記事を公開することが目的になってしまい雑な出来上がりの記事をどんどん公開していくことになりかねません。
「手段の目的化」とは、本来手段である要素が、目的になってしまうこと。
例えば、収入を稼ぐためにブログを始めたのに、読者のことや記事の質などを無視して、「1日1記事」どんな形でも更新していくようになると、収入を稼ぐという本来の目的を忘れ、「1日1記事」という本来手段だったはずの要素が目的になってしまうことが、手段の目的化に当たります。
「1日1記事」よりも、「1日1時間」の方が大事である理由
我々web+としては、「1日1記事」よりも「1日1時間」の方が大事であると考えています。その理由について、2つご紹介します。
「1日1時間」という表現を便宜上使っていますが、実際に取り組む場合には1日30分でも1日2時間でも問題はありません!
記事更新を習慣化するのではなく、記事を書くことを習慣化すべきだから
記事の更新(公開)を習慣化するよりも、記事を書くこと自体を習慣化すべきなのです。というのも、短くても半年〜1年ほど経たないとブログは結果が出てこないので、記事を書くことを習慣にしておかなければ、継続的な更新ができなくなってしまう恐れがあるからです。
もちろん、毎日1記事更新することで習慣化することは可能かもしれませんが、質が担保できないですし書き手であるあなた自身がなかなか成長を実感できない状況に陥るでしょう。
毎日1時間でもしっかりと頭を使って記事を書き、それを継続した方があなたは成長を実感できるようになります。人は何も考えずに物事を続けるよりも、様々な工夫をしながら物事を続けたほうが、圧倒的な成長を感じられるようになります。
「1日1記事更新」を追い求めると、時間がない時ややる気がないときには、いつもよりも中途半端なクオリティになるでしょう。それを続けていても、中途半端なクオリティからレベルアップすることはできません。
記事の質を担保するためには雑な記事を1日で書くよりも、数日かけて1記事を仕上げるべきだから
初心者ともなると初めから質の高い記事を書くことはかなり難しい話です。ですので、「初心者は質の高い記事を書けないんだから、最初は質のことは考えなくてもいい!」という意見を目にすることもあるでしょう。
しかしながら、質を高く仕上げようと思って書く記事を積み重ねた場合と、質のことは一切無視して書く記事を積み重ねた場合とでは、どちらの方がより早く質の高い記事を書けるようになると思うでしょうか?
「質を高く仕上げようと思って書く記事を積み重ねた場合」の方が、よりスピード感を持って成長していくでしょう。
ですから、少しでも質を高くしようと考えた上で、数日かけてでも1記事を仕上げた方があなた自身にとってもブログにとっても、良い方向へと進んでいくでしょう。
ブログの更新頻度は「3日に1記事」でOK!
ブログ記事の更新頻度は「3日に1記事」で十分です!本業があると考えると、1日に1記事ペースを続けていくのはかなり難しいでしょう。
無理矢理1日1記事更新を続けると、先述したように出来上がりが中途半端になってしまいます。
今のあなたの状態で、ベストな記事を仕上げるためにもしっかりと時間をかけていきましょう!記事は、「早く書けばいい」というわけではありません。
1日に2~3時間ほどの時間をかけて、3日ほどで1記事を仕上げられるようになると、ベストです。
完璧な記事は目指さなくてOK!
どうしても、記事を書いていくと「完璧に仕上げなきゃ」と思ってしまうのですが、初めから完璧な記事を目指す必要はありませんよ!そもそも、記事(文章)には正解がないので、完璧かどうかの判断基準もありません。
他の人が「完璧じゃない」と思ったとしても、あなたが「完璧だ!」と思える記事もあるでしょうし、その逆も然りです。
「完璧に仕上げる」ことを考えて記事を書く手が止まってしまうよりも、記事を積み重ねていく方があなたの成長にもブログの成長にもつながります。
そして、記事を積み重ねていくことで自分の記事に自信が持てるようになったり、質の高い記事が出来上がったりするので、「完璧に仕上げよう」と考えるのではなくて3日に1記事ペースだとしても記事を更新することを意識していきましょう。
<ワーク>あなたにあったブログの更新頻度を決めよう
では、ここまでの内容を読んで「1日に1記事更新じゃなくてもいい」「3日に1記事ペースがベスト」と理解していただけたでしょう。とはいえ、この数字もあくまでも例ですので、何日のペースで更新していくかはあなた自身が決める必要があります。
この記事を読んでいるということは、どのくらいの頻度で更新していくかは定まっていないということだと思いますので、今この場で一緒に決めていきましょう!
「後でやろう」と思っていると、今学んできたことや今感じていることを忘れてしまう可能性もあるので、今すぐ決めてしまう方があなたのためにもなりますよ。
実際にブログの更新頻度を決めるにあたっては、以下5つのステップをもとに考えてみてください。
- 1記事を書き上げるまでにかかる時間は現段階で何時間か
- 1日の中で自由に使える時間が何時間あるのか
- 「2」でわかった自由な時間をコンスタントに毎日使えるかどうか
- 「3」で使えると回答した場合には、「1」でわかった時間を割って、平均的なペースを書き出してみる
- 「3」で使えないと回答した場合には、1週間の全ての曜日で自由に使える時間を書き出す。
1,1記事を書き上げるまでにかかる時間は現段階で何時間か
現段階で、1記事を書き上げるまでにかかる時間を算出してみてください!
今後短くなっていく可能性は十分にありますから、「6時間って長いかな。」「10時間もかかっちゃうよ。」などと、悲観的になる必要はありません。
ほとんどの先輩ブロガーも、ブログ始めたての頃は6時間も10時間もかかってしまうことはよくあることですよ。
2,1日の中で自由に使える時間が何時間あるのか
続いて、1日の中で自由に使える時間が何時間あるのかを考えてみましょう!
睡眠時間や通勤時間、本業の時間など、生活に必要な時間を24時間の中から差し引いて、自由に使える時間がどのくらいあるかを算出してみてください。
- 睡眠時間:6時間
- 通勤時間:2時間
- 本業時間:8時間
- 食事など:2時間
自由に使える時間→6時間
この例のように、ざっくりとで構いませんから自由に使える時間を算出してみましょう。この「自由に使える時間」を、ブログに対してフルに充てるかどうかはあなた次第です。
3,「2」でわかった自由な時間をコンスタントに毎日使えるかどうか
2で算出した自由な時間を、毎日コンスタントに使えるかどうかを思い出してみてください。
たった今紹介している内容は、「毎日同じだけ自由時間を使える場合」を基本としているので、毎日コンスタントに使えるかどうかは重要なポイントです。
例えば、毎日4時間をコンスタントに使うことは難しいけれど、毎日2時間だったらコンスタントに使えそうだと思ったら、「毎日2時間をコンスタントに使える」と考えてください。
4,「3」で使えると回答した場合には、「1」でわかった時間を割って、平均的なペースを書き出してみる
3の中で毎日コンスタントに時間を使えるとわかったら、「1」で出した1記事あたりにかかる時間をもとにして、何日あれば1記事を書き上げられるのかを算出してみましょう。
- 毎日使える時間 :3時間
- 1記事にかかる時間 :9時間
この場合、、、3日に1記事ペース
あくまでも平均的なペースにはなるため、記事によってはこのペースよりも短くなったり長くなったりしますが、記事の更新頻度を決める上では最もシンプルな考え方です!
このように1記事あたりにかかる時間と、毎日自由に使える時間をもとにペースを算出すると、記事を書き上げるまでの所要時間が短くなったり早く書き上げる実感が得られたりするため、自身のスピードアップを実感できるようになります。
5,「3」で使えないと回答した場合には、1週間の全ての曜日で自由に使える時間を書き出す。
3の中で毎日コンスタントに時間を使うことはできないとわかったら、1週間の全ての曜日で自由に使える時間を書き出してみましょう。
- 月曜日:0時間
- 火曜日:4時間
- 水曜日:3時間
- 木曜日:3時間
- 金曜日:0時間
- 土曜日:2時間
- 日曜日:3時間
例のようにそれぞれの曜日で自由に使える時間を算出してみて、1記事あたりにかかる時間をもとにして、1週間で何記事書けるかを考えてみてください。
例えば、1週間に15時間の自由時間があるとして、1記事に5時間かかるとしたら「1週間に3記事」とする、という形です。
この5つのステップを踏むことで記事更新のペースを決めることができますので、必ず実施してくださいね!
まとめ
ベストな記事の更新頻度は人それぞれ異なります。「1日1記事更新が良い!!」と、まことしやかに囁かれていますがそんなことはありません。
重要なことは更新頻度ではなく、記事の質であり、継続してブログを続けていくことです。「1日1記事更新が良い」という意見を鵜呑みにしてしまって挑戦してみたものの、記事の質が下がったりブログを継続できなかったりしたら、あなたにとってマイナスになってしまいます。
この記事の内容をしっかり読んで実践しているのであれば、あなたの記事更新頻度は決まったと思いますので、今後はその頻度で記事を書いていくことをここであなたが自分自身と約束してください!
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