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「ライティングスキルを上げるために本を読みたいけど、どの本を読めばいいのだろう?」と疑問を持っていませんか。
この記事では、ライティングスキルが身につくおすすめの本を5冊紹介します。
ただ、その前に少しだけ僕の大事な話を聞いてください。
僕は普段、web+ Media Schoolの中にある「ライティングコース」というライティングスクールで、参加者の記事を添削する仕事をしています。
添削を始めてもうすぐ2年ですが、これまでに添削してきた記事は2,000記事を超えるでしょう。
添削をする際に最も難しいことは、間違っている文章に対して「それがなぜ間違っているのか」を言語化して伝えることです。これが本当に難しい。
そこで、世の中に出回っている「ライティング」に関する本を片っぱしから読み漁り、ライターに納得してもらえる文章の書き方を学びました。おそらく50冊以上は読んだはずです。
今回はライティングの本を読み漁ってきた僕が、自信を持っておすすめする「ライティングスキルがUPする本」を厳選して5つ紹介します。
「ライティングをもっと勉強したい。でもどうやって勉強すればいいの?」という人は、この記事で紹介した本から始めれば間違いありません。
それぞれの本の特徴も解説しているので、さっと目を通してピンときた本から手に取ってもらえれば嬉しいです。
【基本的な文章力】新しい文章力の教室
記事を読んでもらうためには「読みやすい文章」を書くことが前提であることは言うまでもありません。
その「読みやすい日本語」を学ぶのに一番適している本が『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』です。
- 書籍名:新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
- 著者:唐木 元(コミックナタリー初代編集長)
- 出版元:できるビジネス
- 出版日:2015年8月7日
この本は「良い文章とは完読される文章である」という考えのもと、完読してもらうための文章のコツが網羅的に紹介されています。
記事構成の作り方から、余分な文章の省き方、意外とやってしまう日本語のミスなど、まさに「読まれる文章を書くコツのすべて」が凝縮されているのです。
しかも、例文や解説に加えて、適度にイラストなども入っており、非常に読みやすいのもポイントですよ。
文章術に関する本はたくさんありますが、僕がいつも初心者ライター・ブロガーがまず初めに手に取るべき本として真っ先に挙げるのが、この『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』です。
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【執筆速度アップ】10倍早く書ける 超スピード文章術
「もっとライティングのスピードを上げたい!」という人に絶対に読んでほしいのが『10倍早く書ける 超スピード文章術』です。
ただタイピングを早くするといった小手先のテクニックではなく、根本的な考え方を考え直すことで、劇的にライティング速度を上げる方法が紹介されています。
- 書籍名:10倍早く書ける 超スピード文章術
- 著者:上阪徹(ブックライター)
- 出版元:ダイヤモンド社
- 出版日:2017年8月24日
この本の特徴は「文章をいかに早く書くか」ではなく「いかに文章を早く書く工夫をするか」に焦点を当てている点です。
そして、その工夫のポイントは「記事を書く前の準備にある」とするのが、この本の本旨になります。
実際、僕自身もこの本に出会い、この本のやり方に従い始めてから、ライティングスピードが格段に早くなりました。
この本に書いてあるアイデアは、この本以外では手に入らないものなので、「もっと早く記事を書きたい(しかも質の高い記事を!)」という人は、絶対に手に取って一読する価値があります。
【SEO】沈黙のWebライティング
基本的な文章力を学び、ワンランク上のライティングスキルを身につけたい人におすすめなのが『沈黙のWebライティング』です。
この本では、自分の記事を検索上位に表示させるためのスキル「SEOライティング」を学ぶことができます。
- 書籍名:沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—
- 著者:松尾 茂起(株式会社ウェブライダー代表取締役)
- 出版元:エムディエヌコーポレーション(MdN)
- 出版日:2016年11月1日
この本では、単なるライティング・文章の書き方だけではなく、SEO(検索エンジン最適化)の観点から、検索上位を取るためのライティングスキルのテクニックを学ぶことができます。
しかも、この本は全体的に架空のキャラクターが登場し、クライアントの悩みを解決するというストーリー形式で話が進むので、読書が苦手な人でもスラスラと最後まで読むことができるのです。
この本の著者が代表を務める株式会社ウェブライダー自体が、SEOやWebマーケティングのアドバイスを行う会社ということもあり、内容は非常に濃いものとなっています。
SEOと聞くと「なんだか難しそう…」というイメージを持つ人も多いでしょう。そんな人にぜひ手に取ってもらいたい一冊です。
唯一の欠点は、この本が634ページもあるということです。前述したようにストーリー形式になっているのでボリュームのわりにすらすら読むことはできるのですが、持ち運ぶのはちょっと大変です…
いつでもどこでも読みたいという人は、持ち運びに便利なKindle版をお勧めします。
【上級者向け】ロジカル・シンキング
ここからは、ある程度ライティングスキルが身に付いて、さらにレベルの高いスキルを身につけたい人向けの本を紹介します。
最初に紹介するのは、論理的な文章を書くためのスキルが学べる『ロジカル・シンキング』です。
- 書籍名:ロジカル・シンキング
- 著者:照屋 華子/岡田 恵子
- 出版社:東洋経済新報社
- 出版日:2001年4月1日
文章が論理的かどうかは、記事の読みやすさに大きく影響します。
「この本は基本的な内容が分かりやすく書いてあるので、初心者にも上級者にもお勧めです!」という文章があったとしましょう。
この場合「基本的な内容が分かりやすく書いてある=初心者にお勧め」というのは分かります。ですが、この本がなぜ「上級者にもお勧めなのか」は分かりません。
つまり「上級者にもお勧めな理由」という説明文=論理が抜け落ちているのです。
プロのライターであれば、どんな人もある程度のライティングスキルを持っています。ですが、ライティングスキルとロジカル・シンキングはまた別のスキルです。
意外と論理がおかしな文章を書くライターも多いのが実情です。ライティングスキルのあるライバルと差別化する武器として『論理的思考(ロジカル・シンキング)』は非常に役立ちます。
一見難しそうな「論理」ですが、この本では「論理」について「論理的」に解説されているので、イメージとは裏腹にすらすらと論理の力が身に付きますよ!
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【上級者向け】現代広告の心理技術101
最後は「コピーライティング」に関する名著を紹介します。コピーライティングを極めるなら真っ先に手に取るべきなのが『現代広告の心理技術101』という本です。
コピーライター向けの本ではありますが、読者の興味を引くキャッチコピーなどWebライティングにも応用できるノウハウが学べますよ!
- 書籍名:現代広告の心理技術101
- 著者:ドルー・エリック・ホイットマン(コピーライター)
- 出版社:ダイレクト出版
- 出版日:2014年1月1日
この本で得たノウハウを自分のブログやアフィリエイト記事に使えば、この本の代金くらいはすぐに元を取れる。それほど強烈で読者の購買意欲をそそる文章の書き方を身につけることができます。
コピーライターが扱うセールスレターの書き方といったものではなく、どんな文章にも使えるコピーライティングのテクニック集といった内容になっているのも、ブロガー・ライターにとってはありがたいポイントです。
世の中にコピーライティングに関する本はたくさんありますが、それらを10冊読むよりもこの1冊を何回も読み返した方が、コピーライティングがうまくなるでしょう。
『現代広告の心理技術101』は、ネット限定の販売なので普通の書店では取り扱っていません。
Amazonでも購入できますが、今調べたところ値段が1.5倍くらいになっていました。
なので、この本を購入する方は必ず出版元であるダイレクト出版のページから購入することを強くお勧めします。
まとめ:最強のライティングスキルがUPする本5選
今回は、ライティングスキルを高めるお勧め本3冊と、さらにレベルアップしたい人向けの追加スキルを学べる本2冊を紹介しました。もう一度一覧にしてまとめておきますね。
読みやすい文章の書き方を学びたい | 新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング |
もっと早く記事を書けるようになりたい | 10倍早く書ける 超スピード文章術 |
SEOに強い記事の書き方を身につけたい | 沈黙のWebライティング |
論理的で説得力のある文章を書きたい | ロジカル・シンキング |
コピーライティングを勉強したい | 現代広告の心理技術101 |
コスパの良い本でライティングを勉強したいと言う人は、まずは上記の本から手を付けると良いでしょう。
ただ、最後にあなたに覚えておいてほしいことがあります。それは、どれだけ知識を蓄えても使えるようにはならないということです。
ライティングの一番の上達法は、結局のところたくさん書くことです。インプットだけでは、ライティングスキルが上達することはありません。
ただ、がむしゃらに記事を書いても意味がないので、文章の基本を本で学ぶ→その本の内容を踏まえて記事を書くという「インプット→アウトプット」の両方を意識しましょう。