インフルエンサーになればフォロワーにチヤホヤされたり、収入面でも潤ったりとプラスの面が多い職業です。しかし、同時につらい部分や直接メンタル面に影響するマイナス面もあります。
もしあなたがインフルエンサーになりたいのであれば、インフルエンサーになるデメリットも同時に理解して、自分がインフルエンサーに向いているのかを判断しましょう。
今回はインフルエンサーになった時のつらい部分にフォーカスして書くので、是非参考にしてみてください。
インフルエンサーがつらい理由①:常に人から見られる
インフルエンサーは多くのフォロワーたちに向けて、自分が紹介したい商品や主張したいことを発信していく仕事です。
多くの人に向けて発信していくので、常に周りの人から見られます。自分の発言・行動がフォロワーに対してどんな影響を与えるのか。一歩間違えれば芸能界で干されたりするなどと仕事が全くなくなる可能性もあります。
インフルエンサーは発信内容で自分の好きなことを楽しんでいるかもしれませんが、人から見られるという観点で見たら、プライベートの時間がほとんどないと見ることができます。
インフルエンサーがつらい理由②:相談できる相手がいない
インフルエンサーは先ほども書きましたが、多くの人に見られていますし、多くの人に影響を与えています。その時点で、インフルエンサーと一般人の間には大きいギャップが生まれています。
インフルエンサーと一般人の悩みの方向(例えばどんなことに悩んでいるのか。)が全く違うので、その時点で相談できる相手が限られてきます。
同じインフルエンサーでも業界によって悩みの方向は違いますし、フォロワーのターゲット層によってもインフルエンサーの支持している年齢層によって考え方が違うので、悩みの方向は違ってきます。
本当の意味で自分と同じ悩みを同じように共有できる相手は限りなく少ないと言えるでしょう。
インフルエンサーがつらい理由③:アンチがつく
インフルエンサーになって影響力を持つと必ずアンチがつきます。そのインフルエンサーが世間からの評価がどんなに良くても、気に入らないとかの理由で批評を言う人たちが一定数います。
アンチの人たちは平気でリアルの世界では絶対言わないような悪口を言い、一歩間違えたらアンチの影響で自ら命を落としてしまう方もいます。
インフルエンサーになって影響力を持つと必ずセットでアンチもついてくるので、アンチとの付き合い方も自分なりに考えなければいけませんね。
どんな人がインフルエンサーでつらくなるのか①:嫌われる
人は誰しも嫌われたいとは思わないでしょう。しかしインフルエンサーという仕事上、必ずそのインフルエンサーに対して嫌いになる人が存在します。
SNSのコメントに「あなたのことが嫌いになりました。」と書かれたら、確かに嫌な気分になりますが、それを深く考えて、「なんで私のことを嫌いになったんだろう。」と考えすぎると、必ずよくない方向に行きます。
嫌われないために行動するというのは不可能に近いです。必ず好意的に思う人もいれば批判的に思う人も存在します。それは人間の本質なのであまり考えない方がいいでしょう。
どんな人がインフルエンサーでつらくなるのか②:意見に反応
インフルエンサーになれば、多くの人に意見が寄せられます。影響力を持てば持つほど様々な意見がやってきて、最初頃は一つづつ反応しなければいけないと感じますよね。
一つ一つの意見に反応していると、単純に時間が取られるからストレスに感じたり、悪口に対して反応したら、嫌な気持ちになったりと、一つ一つの意見に反応するデメリットもあります。
キングコング西野さんのように丁寧に自分のビジネス書にメッセージを書いたり、書店で直接対応するような方も一定数いますが、そのような活動がつらいと感じる方は、頑張って反応しようとする必要はないでしょう。
どんな人がインフルエンサーでつらくなるのか③:一喜一憂
上に書いてある、一喜一憂という言葉はみなさん聞いたことがあるでしょうか?この言葉はある物事の状況が変化するたびに喜んだり落ち込んだりするという意味の四字熟語です。
インフルエンサーは自分の活動が直接成果に繋がります。その成果に対して、「今日の動画はよかった!」「今日のツイートは反応がよくないな…」といったような結果に一喜一憂しているとつらく感じます。
インフルエンサーは自分の発信などをほぼ毎日やらないといけないので、このように一つ一つの発信に一喜一憂していると、どうしても疲弊してしまいますよね。
インフルエンサーをつらいと思わない対処法①:無視する
つらいと思う原因は自分に向けられた風評被害や悪口を目にするからです。そんな意見を最初から見ないようにするのが、一番手っ取り早いです。
むしろ一つ一つの意見に目を通していたら時間がいくらあっても足りません。そういった自分のテンションを下げるような行為を始めからしないようにするのも手です。
つらいことに目を向けないのはどうなのか?という意見はもちろんありますが、自分のパフォーマンスを下げるような行為をすると、最終的に自分の成果を落とすことにつながります。
インフルエンサーをつらいと思わない対処法②:客観的に考える
自分に向けられた悪口に対して、なぜこの人はこのような意見を自分に対してコメントしたのだろう?と徹底的に思考するのも手です。
なぜと深掘りして考えることでより客観的にコメントを見ることができます。なぜと考えることで自分の感情を挟まずに考えることができますし、自分自身の思考力も高まります。
なぜと深掘りして最終的にこのコメントは正論だから取り入れよう。このコメントはただ感情的に自分のことが嫌いなだけだから無視しようと取捨選択できます。
インフルエンサーをつらいと思わない対処法③:アンチの考え方
アンチはどんなに性格のいい人でもインフルエンサーになれば現れます。それが影響力が強ければ強くなるほどアンチの人数も増えていきます。
しかしそれは逆に考えれば、そのインフルエンサーの影響力が強くなったという証拠にもなります。影響力がない人にはアンチも現れなければ、ファンも現れません。
このようにインフルエンサーになって批評する人が現れても落ち込む必要はありません。逆に自分が他の人に認知されたと喜んでもいいくらいアンチは影響力を計るいい指標です。
まとめ
今回はインフルエンサーになった時に生じるつらい面を紹介しました。インフルエンサーは華やかに見える部分もありますが、このようにデメリットも存在します。
つらいと思う部分はインフルエンサーだけにあるわけではなく、どの職業・業界にもつらい部分もありますし、楽しく思う部分もあります。
確かにデメリットは存在しますが、その分得れる対価も大きいのでインフルエンサーになって自分の夢を叶えたい人はぜひ目指してみてはいかがでしょうか。