副業が身近になってきた昨今、注目を集めているのが「ライター」と言う働き方です。
よく「ライター」と言う言葉を目にすると思うのですが、実は「ライター」と言う仕事にはいくつもの種類があることをご存知ですか?
数十種類あると言われていますが、今回は抜粋して7つのライターの仕事の種類を紹介します。また、記事の後半では副業として働く時におすすめしたいライターの種類も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
そもそもライターの仕事は誰でもできるの?
本題へと入る前に、そもそもライターという仕事は誰でもできるのかについて紹介していきますね。
一言で言ってしまうと、ライターという仕事は誰でもできる仕事です。もちろん仕事の種類にもよるのですが、基本的に「ライターだ」と自分自身が名乗った時点で、あなたはライターです。
特に資格や免許は必要ないので、「ライターになりたいんだけど」は今すぐにライターになることができますよ。
ライターの仕事の種類は様々
前章にて、「ライターには誰でもなることができるものの種類にもよる」と書きました。どういうことかと言うと、経験が全くない人でもすぐになることができるライターですが、仕事の種類によるということです。
次の章から詳しく紹介していきますが、「ライター」と一言に言っても仕事の種類は多岐に渡り、特別な知識がなければ務まらない種類もあるからなんですね。
今回は数あるライターの仕事の種類の中から、7つに絞って紹介していきます。この7つの仕事に関しては、「在宅可」or「在宅不可」を基準にしてまとめていますので、参考にしてください。
在宅でもできるライターの仕事の種類
まず、在宅でもできるライターの仕事の種類を紹介していきますね。主に以下の3つが挙げられます。
これらの仕事は、基本的に家にいながらでも執筆・納品が完了する仕事の種類です。
Webライター
1つ目に紹介する「Webライター」は、ライターの中では代表的な存在です。副業としてライターを考えている人は、この「Webライター」に該当します。
Webライティングを行うライターのことを「Webライター」と言うのですが、Web上に掲載されている企業サイトの記事や、ブログ記事、メルマガの文章などがWebライティングに当てはまります。
コピーライター
2つ目に紹介する「コピーライター」と言うのは、読者に何らかの行動を促す文章を書く人のことを指します。
例えば「そうだ京都、行こう。」のようなキャッチコピーはコピーライターの仕事の1つです。人々に強く印象付けるための文章を考えたり、読者の感情を動かす文章を書くことができる人を、コピーライターと言います。
セールスライター
3つ目に紹介する「セールスライター」は、文章を通して商品を売る仕事のことを指します。
文章だけで商品を売ると言うのは、簡単なことではありません。何のスキルも知識もないままに文章を作ったとしても、読者が「コレが欲しい!」と感じることはまずないわけです。
文章で商品を売るためには、そのためのスキルが必要となります。
在宅では難しいライターの仕事の種類
続いて、在宅では難しいライターの仕事の種類を紹介します。主に以下の4つが挙げられます。
これらの仕事は、取材のために現地へ赴いたり情報収拾のために出かけなければならず、在宅で務まる仕事内容ではありません。
取材ライター
まず1つ目に紹介する「取材ライター」と言うのは、その名の通り取材をした内容を記事する仕事です。
例えば業界の有名人のところで赴いたり、人気のお店に赴いたりして、会話を通して記事を完成させます。
取材をすることになるため、コミュニケーション能力が求められますし、コミュニケーションの中からどのように記事にするかを考えながら仕事をする能力が必要です。
トラベルライター
2つ目に紹介する「トラベルライター」と言うのは、旅行をしながらその内容を記事にする仕事です。
例えば海外に出かけた際の、感想や体験談などを文章にし、自分のブログに掲載したり企業のサイトに寄稿したりします。
旅行をしながら感じたことを全て記事の内容に落とし込めるのですが、コストがかなり必要とされる仕事です。
グルメライター
3つ目に紹介する「グルメライター」と言うのは、料理のインパクトを伝える文章を書く仕事を指します。
グルメ雑誌に掲載されている内容は、全てグルメライターが書いていると思ってください。料理などのグルメ系記事を書くと言うのは、食べ物の味や匂い、お店の雰囲気などを文章で読者に伝える能力が必要とされます。
グルメライターを養成する講座も世の中には存在するほど、特殊なスキルなのです。
ルポライター
4つ目に紹介する「ルポライター」と言うのは、社会情勢や政治の動きを記事にする仕事を指します。
例えばEUからの離脱のための議会が行われているイギリスに赴き、現地の様子や動きを取材して記事に書いていきます。
「ジャーナリスト」とかなり似ている内容なのですが、明確な定義はなされていません。
最も手軽なのは「Webライター」の仕事
ここまで、ライターの仕事の種類を7つ紹介してきましたが、3年以上のライター経験がある僕からしてみると、最も手軽なのは「Webライター」の仕事です。
副業としても本業としても十分にお金を稼ぐことができるWebライターの仕事は、誰もが始めやすいでしょう。
Webライターの仕事は、Webがこの世に在り続ける限りなくならない仕事ですし、クラウドソーシングなどを介せばライター未経験の人でも始められる仕事なんです。
Webライターはどんな仕事の種類にも活用できる
前章にて僕はWebライターのおすすめをしました。なぜおすすめをしたかと言うと、Webライターとして一人前になることができると、そのほかのライターの仕事にスキルを活かせるようになるからです。
仮にWebライターとして活動していく中で、「トラベルライターになってみようかな」と思い立ったら、Webライターとしての経験がトラベルライターとしても活きてくるのです。
次の章でも紹介しますが、Webライターには「SEO」のスキルが求められます。SEOのスキルは「ライター」と言う仕事には必ず必要になってきますので、Webライターを通して身につけていきましょう。
WebライターはSEOの知識を身につけたほうがいい
WebライターがなぜSEOの知識を身につけたほうがいいかと言うと、企業サイトや自分自身のブログ・サイトにおいて、集客をするためにはSEO対策が必要になってくることが理由です。
SEO対策ができるライターになると、企業サイトであっても集客を手伝うことができますし、自分自身でサイトを運営していても集客をすることができます。
特に自分のスキルアップを求めていなかったり、稼ぎを増やしたいと言う思いがないのであれば、ただ文章を書くだけでもWebライターの仕事は十分です。
しかし、SEO対策について知っているとあなた自身のスキルは伸びていきますし、稼ぎも増えてきますよ。
それは、SEO対策が集客に直結してくることが理由です。売り上げを立てるためには、お客さんを集めることが大切になるのはわかりますよね?
要は、SEO対策ができるライターは、「集客」ができるからこそ売り上げを立てられるため、稼ぎも増えてくると言うわけです。
専門分野の種類によって稼ぎは変わる
SEOの知識に限った話ではないのですが、専門分野の種類によっても稼ぎは変わってきます。例えばキャッシングや証券などの金融系に関する専門知識を持っていると稼ぎは多くなる傾向にあります。
一方でスポーツ系の専門知識しか持っていない場合には、金融系の専門知識を持っている人に比べて、稼ぎは少なくなる傾向にあるんです。
今現在自分が得意としている種類でライターの仕事をしてもいいのですが、稼ぎを少しでも増やしたいのであれば金融系の知識を身につけることも頭の中に入れておいてくださいね。
なろうと思えばどんな種類のライターにもなれる
ここまで僕の経験も踏まえて「Webライター」が最も手軽に始められる仕事だと紹介してきましたが、極端なことを言うと、今回紹介してきた7つのライターの種類は、誰でもなることができます。
セールスライターやルポライター、取材ライターなどの仕事で生活をしていくためにはもちろん勉強も必要となりますが、場数を踏んでいくことで徐々にコツを掴み知識が積み重なっていくので、可能性は十分にあります。
ただ、よほどのことがない限りは、副業としてライターの仕事を考えている場合には「Webライター」で十分ですよ。
まとめ
さて今回は、ライターの仕事にはどんな種類があるのかを紹介してきました。「ライター」と一言に言っても様々な種類があると、わかっていただけたのではないでしょうか?今回紹介してきた仕事をまとめますね。
- Webライター
- コピーライター
- セールスライター
- 取材ライター
- トラベルライター
- グルメライター
- ルポライター
かなり絞ってきましたが、ライターの仕事にはまだまだたくさんの種類があります。しかし、副業としてライターの仕事を考えている場合には、「Webライター」を覚えるだけで十分です。
副業としてのライター業を考えている人は、Webライターからスタートしましょう!