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あなたも「もっと早く本を読めるようになったらいいな」と思ったことはありませんか?
この記事では、フォトリーディングと呼ばれる「速読」の方法について解説します。
結論から言いましょう。しっかりと手順を踏んで練習すれば、あなたも必ず「速読」ができるようになります。
実際に僕もこのやり方で多い時で「月に30冊」を読破しているので、ぜひあなたにもマスターしてほしいスキルです。
フォトリーディングのやり方を学ぶ前に
そもそも、フォトリーディングとは一体どんなものなのでしょうか?
フォトリーディングは一言で言うと、本の内容を「文字」ではなく、「写真(フォト)」のようにイメージとして脳にインプットする「速読法」の一種です。
脳にインプットなどと聞くと、なんだか胡散臭く感じる人も多いかもしれません。
しかし、この方法は、アメリカの神経言語プログラミング(NLP)や加速学習分野のエキスパートであるポール・R・シーリィ氏によって生み出された科学的な速読法なのです。
フォトリーディングのやり方
では早速、フォトリーディングのやり方について解説していきます。
以下の5つのステップで行ってください。
- 準備
- 予習
- フォトリーディング
- 復習
- 活性化
これだけだと、まだイメージが湧かないはずなので、各ステップごとに詳しい解説を入れていきます。
準備
フォトリーディングでは、いきなり本を読み始めることはせずに、しっかりと事前準備を行います。
具体的には、その本を読む目的を明確にすることや、フォトリーディングを行うために集中するといった準備が必要です。
そのためのテクニックとして有名なのが、「みかん集中砲」という内容です。
- リラックスして数回深呼吸。
- 手のひらにみかんがあるとイメージ。
- みかんの重さ、大きさ、色、形を確認。次に皮をむいて香りを楽しみながら食べるイメージ。
- もう一度、新しいみかんを手のひらに乗せるイメージ。
- みかんを後頭部の斜め上15〜20センチのところにおく。
- みかんの位置に意識を集中する。
- 体の力を抜いて、リラックス。数回深呼吸したらOK
これで、脳が集中状態に入るための準備が整いました。
その状態で、「この本から何を得たいのか」を明確にしましょう。
予習
次に、本の目次と著者のプロフィールを確認し、その本を読み進めるか読むのをやめるかを判断します。
読書の前提として、「自分に必要な情報だけを集める」というものがあります。
そのため、まず最初に「この本を読む必要があるかどうか」を目次や著者プロフィールから判断するのです。
例えば、自分のビジネスに取り入れることができる実践的なマーケティング手法を知りたいという目的で本を読むのであれば、大学教授が書いた理論の解説書はあまり役に立たないことになります。
それよりは、実際にビジネスをやっていたり、会社を経営している事業家の本を読むべきですよね。
このように、まずは「この本を読むべきかどうか」を判断するステップを踏むのも、フォトリーディングの大きな特徴です。
フォトリーディング
目次と著者プロフィールを読んで、本を読み進めることを決めたら、いよいよ本を読むというステップに入っていきます。
自分の持ちやすい体勢で本を持ったら、2秒に1回くらいの頻度で、ページの見開きを「景色を眺めるイメージ」で本の内容を大まかに確認していきます。
この際、文字を読むという意識を捨てて、全体をざっと眺める意識を持ちましょう。
手順1で決めた「この本を読む目的」が本のどこら辺に書いてあるかを探すイメージを持つのもいいですね。
この段階では、まだ内容が完璧に頭に入っているわけではないので、「本当にこれでいいのだろうか?」と不安になるかもしれませんが、この後の手順で記憶への定着を図るステップもあるので安心してください。
復習
フォトリーディングでなんとなく本の内容の大枠をつかんだら、次は「復習」の段階に入ります。
具体的には以下の3つのステップを踏むことで、本の内容をより記憶に残しやすくすることができるようになるでしょう。
- 調査
- トリガーワード出し
- 質問作り
それぞれのやり方をもっと詳しくいていきましょう。
調査
フォトリーディングを終えた後、最初にやるのは「調査」という作業です。
例えば、最近のビジネス書などでは、著者が強調したい内容が太字で書かれていたりしますよね。
このような、強調しているポイントを中心に本を読み返しながら、この本が全体的にどんな内容を語っているのかを把握します。
例を挙げると、見出しや太字、各見出しの最初と最後、図や写真やイラストなどは、重点的に見返しておくと良いでしょう。
トリガーワード出し
次に行うのが「トリガーワード出し」という作業です。ここでいうトリガーワードとは、「その本の重要なポイントの言葉:のことを指します。
このトリガーワードの抜き出しに正解不正解はありません。自分の直感に従って、本の中でキーワードとなっていそうな言葉を20個ほど抜き出してみてください。
質問作り
復習の手順の中で最も大事なのが、この「質問作り」というステップです。
質問の作り方は非常に簡単です。
ズバリ、その本の著者がもしあなたの目の前にいるとしたら、どんなことを聞いてみたいかを考えましょう。
その質問の内容がいわゆる、あなたがその本の中で特に興味を持った部分や疑問に思っている内容ということになります。
つまり、その本の中で「あなたにとって重要な部分」ということなのです。
活性化
フォトリーディングの最後の手順は「活性化」です。一言でいうと、前に作った質問の答えを本の中から探し出す作業になります。
ただし、前の「復習」のステップの後、しばらく時間を空けてから「活性化」の作業を行なってください。
時間を空けることで、記憶が整理され、より効果的に本の内容を記憶に留めることができるのです。
活性化は主に、以下の3つの読み方を使い分けて読み進めていきます。
- スーパーリーディング&ディッピング
- スキタリング
- 高速リーディング
それぞれの速読法について、できるだけ分かりやすく解説していきます。
スーパーリーディング&ディッピング
スーパーリーディングとディッピングという読み方は、二つを同時に組み合わせて使われることが多いです。(以下、S&Dと記載)
スーパーリーディングとは、1ページ4〜8秒の感覚で文章の中央部分を指でなぞる読み方です。
ディッピングとは、気になる言葉や目に飛び込んできた言葉を見つけて、その部分を重点的に読んでいく読み方です。
つまり、スーパーリーディングで本の内容を高速で読み進めながら、気になる言葉を見つけたらその部分から重点的に読み進めていく(ディッピング)というのが、S&Dという読み方になります。
スキタリング
スキタリングは簡単にいうと、前述したS&Dを踏まえつつも、より丁寧に読み進めていく方法です。
まず最初に、見出しと最初の2〜3行に目を通します。その後、「質問」のヒントになりそうな言葉の周辺を重点的に読みながら、最後の2〜3行にもしっかり目を通します。
つまり、S&Dの読み方に加えて、見出しと出だしの数行、終わりの数行をしっかり読むのが、スキタリングであると考えれば分かりやすいかと思います。
高速リーディング
この高速リーディングは、上で紹介した2つの読み方とは異なり、「すべての文章を読む必要がある本」を読む際に使う速読法です。
例えば、資格試験の基本書や専門書、大事な書類などを読む際にオススメの方法になります。
高速リーディングのやり方を一言で説明すると、「既に知っている内容と初めてみる内容によって読むスピードを切り替える」という読み方です。
同じ本でも内容と自分の知識に合わせて、本を読むスピードを変えながら読むことで、すべての内容に目を通しながらも、高速で本を読み進めることができるようになるのです。
まとめ:フォトリーディングのやり方をマスターすべし
今回は速読の一つの方法として有名な「フォトリーディングのやり方」について詳しく解説しました。
この記事を読んでフォトリーディングに興味を持った方は、フォトリーディングの解説書や講座がたくさんあるので、それらを覗いてみるのもいいでしょう。
この読み方をマスターすると、2〜300ページ程度のビジネス書であれば、30分程度で内容をしっかり把握しながら読み終えることができるようになります。
短時間により多くの本が読めるようになれば、それだけ知識をたくさん吸収し、仕事などでも大きな結果を残すことができるようになるのです。
速読は身に付けたら一生物のスキルなので、この機会にぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?