フリーランス PR

経験者が解説!Webライターがテストに合格し仕事獲得するコツ

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「Webライターの仕事獲得のためテストライティングを受け続けているが、なかなか合格しないのでしんどい」「合格するためのコツやポイントがあれば知りたい」と思っていませんか?

この記事では現役Webライターの筆者が、テストライティングに合格するためのコツやポイント、避けるべき案件の特徴などを経験も交えながら解説していきます。

ぜひ最後まで読んで、次以降のテストライティングに活かしていきましょう。

目次
  1. テストライティングを設けている目的は?
  2. 初心者Webライターでもテストライティングに合格する5つの方法
  3. Webライター案件の受注率を高める方法
  4. Webライターはテストライティングなしでも案件を受注できる!
  5. 【受けちゃダメ】危険なテストライティングの特徴を大公開
  6. Webライター案件獲得の注意点
  7. まとめ

テストライティングを設けている目的は?

まず、Webライターの採用を行う際にテストライティングを設けている主な目的を4つ説明します。

  • 初めてやり取りするから
  • Webライターとしての本当の実力を図りたいから
  • 応募者が多く、選定する必要があるから
  • コストを削減したいから

初めてやり取りするから

始めてやり取りするから、どんなWebライターなのかを確認するのが1つ目の目的です。テストライティングでスキルを見極めるのはもちろん、納品するまでのやり取りを通じて、一緒に仕事をしていけるかどうかを見定めています。

やり取りをする際のマナーやコミュニケーション能力、返信や対応の速さ、といった部分も含めてチェックします。

Webライターとしての本当の実力を図りたいから

テストライティングの2つ目の目的は、Webライターとしての本当の実力を図りたいからです。

ポートフォリオと合わせて応募があれば、信頼度は高まりますが、Webの世界はポートフォリオさえ、嘘をつこうと思えばつける環境です。テストライティングを通じて、Webライターとしての実力を図り、安心して案件を任せたいと考えています。

応募者が多く、選定する必要があるから

3つ目の目的は、応募者が多く、選定する必要があるからです。昨今の副業人気の高まりの中で、比較的元手をかけずに始められるWebライターの人気は高まっています。

そのため、1つの案件に対して非常に多くのWebライターが応募するため、クライアントはその中から案件を発注するWebライターを選定する必要があります。

コストを削減したいから

4つ目の目的は、コストを削減したいからです。本採用後に質の低い記事が納品され、修正したり、他のWebライターに頼んだりする労力を削減するために、テストライティングを実施します。

レギュレーションを守ることができないWebライターだと、記事自体の質は高くとも、修正が多くなり余計な手間が発生します。こうした本採用後のコストを削減するためにテストライティングを行うのです。

初心者Webライターでもテストライティングに合格する5つの方法

続いて、初心者Webライターでもテストライティングに合格するコツを5つ紹介します。

  • 報連相は素早く丁寧に行う
  • レギュレーションはすべて守る
  • 誤字脱字をなくす
  • 読みやすい文章を執筆する
  • 不明点は素直に聞く

報連相は素早く丁寧に行う

報告・連絡・相談(報連相)は素早く丁寧に行うのが1つ目のポイントです。

クライアントから連絡が届いたら、なるべく気付いた時点ですぐに返信しましょう。資料を確認しなければならなかったり、長文を返信する時間が取れなかったりする場合には「○○時頃に返信します」とだけでも連絡するのがおすすめです。

クライアントは、あなたがどこで何をしているのかわからないため、長時間返信がないと不安に感じてしまいます。きちんとしたライターだと感じてもらうためにも、報連相は素早く丁寧に行う必要があります。

レギュレーションはすべて守る

2つ目のコツはレギュレーションを全て守ることです。当然のように感じるかもしれませんが、意外と守れていないライターが多いです。

レギュレーションは、メディアとしての統一感や記事の品質を担保するためにクライアントが独自に定めています。これを守れないライターには「仕事を発注できない」と判断されます。

職場にもルールがある通り、Webライティングにもルールがあることを肝に銘じ、レギュレーションを守れているかのチェックは入念に行いましょう。

誤字脱字をなくす

3つ目のコツは誤字脱字をなくすことです。どんなに内容が優れた記事であっても、誤字脱字があると印象が悪くなり、信頼感が下がってしまいます。仕事を雑に行うライターだと捉えられ、あなた自身の信頼も傷付きかねません。

論理的な構成を作ったり、魅力的な表現をしたりするには経験やスキルが必要な場面もありますが、誤字脱字は丁寧にチェックすることで完全な状態を目指せます。執筆後に再度文章全体をチェックし、誤字脱字をなくしましょう。

読みやすい文章を執筆する

続いて、読みやすい文章を執筆することもコツです。特に初心者の場合は、気合が入りすぎて「良い文章」を書こうとしがちです。

Webライティングにおいて「良い文章」とは、誤解を生まず、読者誰もが理解できるわかりやすい文章を指します。

1つの文章をなるべく短くするとわかりやすい文章になります。記事執筆後に全体を読み返し、回りくどい表現になっていないか、1文が長すぎないか、といった点を確認すると改善しやすいです。

不明点は素直に聞く

不明点は素直に聞くのもコツの1つです。クライアントの意向を理解しないまま記事を書き進めると、最悪の場合、記事納品後に全て書き直しになる可能性があります。

不安に感じた点や疑問点は、すぐにクライアントに連絡し、解消しましょう。「こんな些細なことを聞いたら嫌がられるのでは」と不安に思う必要はありません。きちんと理解するための質問はクライアントも大歓迎です。

クライアントとのコミュニケーションを増やし、丁寧なやりとりを重ねることも、信頼感を築くためには重要です。

Webライター案件の受注率を高める方法

続いて、Webライター案件の受注率を上げるポイントを5つ紹介します。

  • プロフィールと提案文を徹底的に書く
  • 初心者・未経験は絶対にアピールしない
  • スキルをアピールするときは実績や根拠を提示する
  • ポートフォリオや個人ブログを作っておく
  • 情報発信をして露出を増やす

プロフィールと提案文を徹底的に書く

まず、プロフィールと提案文を徹底的に書き、充実させましょう。クライアントは多くの応募者の提案文を読み、発注を検討するWebライターのプロフィールを確認します。

クライアントの意向をきちんと汲み取り、それに対応できるWebライターであることが伝わるような提案文を書きましょう。

プロフィールをおろそかにしているWebライターも意外に多いです。せっかく興味を持ってくれたクライアントが、プロフィールを見て発注をやめないよう、常に最新の情報にアップデートしておきましょう。

初心者・未経験は絶対にアピールしない

初心者は自信のなさから「初心者です」というアピールをしてしまいがちです。これは自己PRとしてはNGです。

クライアントは初心者よりは経験者を求めています。初心者・未経験は絶対にアピールしないようにしましょう。しかし、嘘をつくのもNGなので、あえて初心者と名乗らないのがポイントです。

もし執筆経験を聞かれた場合には、個人ブログでの執筆経験やライティングに関連する経験を伝えましょう。

スキルをアピールするときは実績や根拠を提示する

スキルをアピールするときは、実績や根拠も併せて提示しましょう。数字を使ってアピールするのも有効です。具体的に数字で記載されていると信頼感が増します。

学歴・職歴や経験年数、保有している資格やこれまでに行ってきた活動内容を具体的に記載し、それをどのように執筆に活かせるのかを明確にしましょう。

ポートフォリオや個人ブログを作っておく

既にライターとしての執筆経験がある場合にはポートフォリオを用意しましょう。ポートフォリオとは、これまでに書いてきた記事の一覧です。「自分はこんな記事が書ける」というスキルを具体的にPRすることができます。

個人ブログを作成することもおすすめです。できればWordPressを使って作成しましょう。Webライターの仕事でWordPressへ入稿する案件もあるため、WordPressを使えることもアピールポイントになるからです。

情報発信をして露出を増やす

個人ブログやTwitter、InstagramなどのSNSを用いて、情報発信をするのもおすすめです。

情報発信をして露出を増やすことで、クライアントの目に留まる機会が増え、案件を獲得できる可能性があります。また、SNSを通じてあなたの人となりがわかり、クライアントから信頼される可能性も高まります。

昨今、数多くのWebライターが活動中です。全く情報がないWebライターに仕事を発注するのはクライアントも不安に感じます。Webライティングへの意気込みを発信していると、好印象です。

Webライターはテストライティングなしでも案件を受注できる!

ここまで、テストライティングに合格する方法やコツを紹介してきました。しかし、テストライティングを受けずに案件を受注する方法もあります。この項目では、その方法を5つ紹介します。

  • ポートフォリオや実績をしっかりと提示する
  • Webライティング以外のスキルをアピールする
  • なるべくTwitter経由で仕事に応募する
  • 知り合いや友人経由で受注する
  • SNSで実績を積極的にアピールする

ポートフォリオや実績をしっかりと提示する

これまでの執筆記事をまとめたポートフォリオを作り、実績をしっかりと提示しましょう。納期がタイトな案件の場合、テストライティングを行う時間がなく、経験やスキルを見て、即採用となる場合があります。

プロフィールでポートフォリオや実績をしっかり提示しておくと、クライアントからスカウトが届くこともあります。

Webライティング以外のスキルをアピールする

Webライティング以外のスキルをアピールするのも有効です。興味・関心を持って勉強していることや過去の経験で活かせることを積極的にアピールしましょう。

経験者が書く記事は信頼性や説得力が高まるため、有効なアピールになります。実際に経験がある内容であれば記事も書きやすいです。経験が活かせそうな案件の提案文には、その経験をどう活かせるのかを表現し、積極的に応募しましょう。

なるべくTwitter経由で仕事に応募する

Twitter経由で仕事に応募する方法もあります。クラウドソーシングサイトで募集すると、実際に発注するまでに様々なステップを踏む必要があるため、緊急でライターを募集する際にはTwitterを使うクライアントもいます。

ただし、相手の素性はきちんと確認するようにしましょう。記事を納品したものの報酬が支払われなかったというトラブルも多く発生しています。

知り合いや友人経由で受注する

Webライターの知り合いや友人経由で受注することもできます。ある程度Webライターの経験を積むと、知り合いや友人からの紹介で案件を受注するケースが出てくるでしょう。

お世話になっている知り合いから別のクライアントを紹介されたり、緊急でライターを募集しているクライアントを紹介されたりします。

あなたのスキルや実績を知っている知り合いや友人からの紹介の場合は、テストライティングをせずに案件を任せてもらえることもあります

SNSで実績を積極的にアピールする

SNSで実績を積極的にアピールしていると、スカウトが届く場合があります。ポートフォリオや個人ブログへのリンクもあると、あなたのスキルや実績がわかるので、テストライティングなしで案件を発注してもらえる可能性があります。

ただし、そうしたスカウト案件が届いた場合にも、先に述べたとおり、相手の素性をきちんと確認しましょう。

【受けちゃダメ】危険なテストライティングの特徴を大公開

テストライティングに応募するにあたって、受けてはならない案件の特徴を大公開します。

  • 文字単価0.5円以下の場合
  • そもそも報酬がない場合
  • 合格したとしてもそこまで報酬が上がらない場合
  • クライアントの情報があまりにも少ない場合
  • あまりにも文量が多い場合

文字単価0.5円以下の場合

合格後の報酬は高くとも、テストライティングの報酬が文字単価0.5円以下の場合は避けた方がいいでしょう。

合格後の報酬をおとりのように使い、テストライティングへの応募者を増やし、全員不合格としてしまうことで、多くの記事を集めることを目的としている場合があるからです。

そもそも報酬がない場合

テストライティングが無報酬の案件も避けましょう。記事を書かせるだけ書かせて、不合格扱いにすることで記事だけを持ち逃げしようとしている悪質な業者がいるためです。

1つ目の文字単価0.5円以下の場合と同様に、本採用する気がないクライアントを見抜くことが重要です。

合格したとしてもそこまで報酬が上がらない場合

テストライティングは実際の記事執筆よりも報酬が低く設定されることが多いですが、合格してもそこまで報酬が上がらない案件も避けた方がいいでしょう。

テストとはいえ、合格するためには時間と労力をかけて記事を執筆するので、合格後も報酬が低いままの案件よりも、報酬が上がる案件に注力すべきです。

クライアントの情報があまりにも少ない場合

クライアントの情報があまりにも少ない案件も避けるのが無難です。発注し始めたばかりであまり情報がないクライアントもあるにはありますが、詐欺業者が何度も名前を変えているケースもあります。

クラウドソーシングサイトでは、過去の発注数や評価、プロジェクト完了率といった指標が公開されています。発注数が0だったり、評価が4以下など著しく低かったりする案件は危険です。

過去のそのクライアントと仕事をしたWebライターのレビューも確認しながら、応募すべき案件かどうかを見極めていきましょう。

あまりにも文量が多い場合

あまりにも分量が多い場合も避けた方がいいでしょう。テストとしてライターの実力を図るのであれば、最低限の分量でいいはずです。「テストライティングとして10記事」や「テストとして2万文字」といった案件は避けた方が無難です。

筆者も実際に2万文字のテストライティングを受け、報酬500円のみ受け取って、その後は連絡がつかなくなったクライアントに遭遇しました。わずかでも報酬が払われただけマシだったのかもしれませんが、時間だけを浪費してしまいました。

Webライター案件獲得の注意点

Webライターの案件を獲得する際に注意すべきことを3つ紹介します。

  • 実績公開は確認をとる
  • 直接契約はトラブルのもと
  • 自分のキャパシティを理解する

実績公開は確認をとる

自分のポートフォリオに執筆した記事を実績として載せる際には、必ずクライアントの確認を取りましょう。

多くのWebライティング案件では、納品物の所有権・著作権はクライアントに帰属すると定められています。実際に執筆したのが誰であろうと、著作権がクライアントに帰属していれば勝手に掲載することはできません。

事前にクライアントにどのような媒体にどのような形で掲載したいのかを伝えて、公開可否の確認をしましょう。

直接契約はトラブルのもと

直接契約は、クラウドソーシングサイトなどを利用せず、クライアントとWebライターが契約することを指します。サービス利用料がかからないため、報酬は上がる傾向にありますが、トラブルも発生しやすいです。

記事を書いたのに報酬が支払われない、事前に聞いていた内容と実際の執筆内容が違う、契約後に記事の品質を理由に報酬が減額されるといったトラブルは枚挙にいとまがありません。こうしたトラブルは実際には解決が難しく、泣き寝入りする場合がほとんどです。

直接契約をする際にはきちんとした契約書を結んだり、クライアントの素性や人柄を十分に確認してから案件に取り掛かるなど、注意が必要です。

自分のキャパシティを理解する

自分のキャパシティを理解することも重要です。自分がどれくらいの時間稼働でき、その時間でどれだけの文字数を執筆できるか、を十分に考えましょう。

特に最初はモチベーション高く、多くの案件に応募しがちです。しかし、自分のキャパシティを理解しないままに案件を取りすぎると、記事の品質が下がってしまったり、体力的、精神的に疲弊してしまいかねません。

受注率が低い段階では、多くの案件に応募したいところですが、自分のキャパシティがどれくらいあるかを念頭に置いて応募するように心がけましょう。

まとめ

この記事では、テストライティングに合格するためのコツやポイント、受けるべきでないテストライティングの特徴などを解説しました。

テストライティングで不採用が続くと、精神的にもしんどくなるし、モチベーションも下がってしまいがちです。テストライティングに合格するためには、実力はもちろん、コツを掴むことも重要です。

この記事で紹介したコツやポイントを意識しながら、次のテストライティングに臨んでみましょう。