「Webライターで月5万円くらい稼ぎたいけど、何から始めてどうやったら稼げるようになるかわからない」と悩んでいませんか?
この記事では、副業Webライターで月5万円を稼ぐシミュレーションを行い、稼げるWebライターになるためのポイントや持っておくべきマインド、注意点などを解説します。具体的にWebライターを始めて収入アップしていくための手順も紹介します。
ポイントを押さえて継続的に努力できれば、Webライターで月5万円の収入は堅いです。ぜひ最後まで読んで、稼げるWebライターになりましょう。
月5万円稼ぐためのシミュレーション
まず、Webライターとして「月5万円稼ぐ」という目標をより強くイメージし、具体的な行動が取りやすくなるよう、シミュレーションしてみましょう。Webライターの収入は以下のように決まります。
- 収入 = 執筆記事数 × 記事単価
- 記事単価 = 1記事あたりの執筆文字数 × 文字単価
つまり、収入を増やすためには「執筆記事数を増やす」もしくは「記事単価を上げる」必要があります。執筆記事数を増やすためには作業時間を増やすか効率を上げる必要があり、記事単価を上げるためには執筆文字数を増やすか文字単価を上げる必要があります。
平日毎日2時間、休日は各5時間をWebライターの仕事に充てた場合、週あたりの稼働時間は20時間、1ヶ月で80時間となります。この条件で、以下の表で具体的にシミュレーションしてみましょう。
文字単価 | 月当たり執筆文字数 | 1記事あたり執筆文字数 | 月当たり執筆記事数 | 1記事あたり執筆時間 |
0.5円 | 100,000文字 | 2,000文字 | 50記事 | 1.6時間 |
0.5円 | 100,000文字 | 5,000文字 | 20記事 | 4.0時間 |
1.0円 | 50,000文字 | 2,000文字 | 25記事 | 3.2時間 |
1.0円 | 50,000文字 | 5,000文字 | 10記事 | 8.0時間 |
2.0円 | 25,000文字 | 2,000文字 | 12.5記事 | 6.4時間 |
2.0円 | 25,000文字 | 5,000文字 | 5記事 | 16.0時間 |
計算を簡略化するため、月5万円は手取りではなく額面として計算しました。
後ほど「月5万円を稼ぐために注意点を理解しよう」の項目で詳しく解説しますが、初心者は文字単価が0.5円程度の安価になりやすいです。その場合、1記事あたりの文字数が2,000文字だと平日にほぼ毎日1記事、休日は2日で5記事の執筆が必要です。
これは初心者にはかなり厳しい記事数です。筆者もWebライター始めたての頃は1記事を執筆するのに8時間程度かかることもありました。
このように目標の金額を稼ぐためのシミュレーションを行い、どれくらいの作業量や時間が必要なのかを具体的にイメージしましょう。論理的に考えると、収入アップのための課題が明確になり、対策を立てやすくなります。
月5万円稼ぐために大切なWebライターのマインド
続いて、Webライターで月に5万円を稼いでいくために大切なマインドについて紹介します。あなたが収入を得られるのは、クライアントがあなたの記事に価値を感じ、あなたに記事を発注してくれるからです。
従って、以下の点に注意して記事を執筆し納品する意識が重要です。
- クライアントの期待に応える
- 読者の期待に応える
- 修正の回数・量を減らす
- 当たり前のことをおろそかにしない
クライアントの期待に応える
先述した通り、あなたに記事執筆を依頼するクライアントがいてこそ、あなたはWebライターで収入を得られます。クライアントがあなたに何を期待しているのかを理解し、その期待に応えるのが重要です。
クライアントの期待に応えられない低品質な記事を納品してしまうと、今後そのクライアントからの受注は期待できません。逆に期待を超える高品質な記事を納品すると、継続的に執筆の依頼を受けるでしょう。
読者の期待に応える
クライアントの先にいる読者の期待に応えることも意識しましょう、クライアントによって、想定している読者は異なります。
その記事で紹介、解説する内容が初心者向けであれば専門用語はなるべく減らす、中・上級者向けの記事であれば初歩的な内容への言及を減らすなどの工夫が必要です。
例えば、既にWebライターとして収入を得ている読者に対して、Webライターの始め方や仕事内容を解説しても、読者にとっては価値がありません。読者が求めている情報と執筆内容がアンマッチになっているためです。
誰に何を伝えたいのかを意識して執筆すると、記事の内容に軸が通り、わかりやすい記事になります。
修正の回数・量を減らす
納品後、クライアントが記事内容をチェックし、必要に応じて修正を依頼されます。初心者のうちは、修正の回数も量も多くなりがちです。
この修正の回数と量を減らすこともクライアントへ提供できる価値です。レギュレーションと呼ばれる記事執筆のルールを熟読し、提出前に再度各項目をチェックすれば、修正を大幅に減らせるでしょう。
もちろん最初のうちは記事執筆自体に慣れていないので修正も多いです。しかし、チェック不足による修正は、クライアントにとってもあなたにとっても時間の無駄になってしまいますので、ゼロを目指しましょう。
当たり前のことをおろそかにしない
「納期を守る」「連絡をきちんとする」など、当たり前のことをおろそかにしないのも重要です。
Webライターの仕事はオンラインで完結するため、相手の顔が見えません。そのため、平気で締切を守らないまま放置したり、連絡がつかなくなったりしてしまう人が一定数います。
もし納期が守れそうにない場合には、早めに連絡をして日程調整できないか相談を相談しましょう。数日であれば待ってくれるクライアントも多くいます。
事情があって執筆自体ができなくなった場合にも、できる限り早くその旨を連絡し事情を丁寧に説明するなど、真摯な対応をするのが社会人としての基本です。「そんなことは当たり前」と思うかもしれませんが、意外とできていない人もいるので十分意識しましょう。
月5万円稼ぐWebライターのポイント
Webライターとして月5万円を稼いでいくためのポイントを紹介します。副業でWebライターの仕事をしていく際に、最も重要なのは「効率よく作業する」ことです。
副業の場合には作業時間の確保がネックになりやすいため、いかに作業時間を確保し、限られた時間で効率よく働くかがポイントです。
通勤や通学の移動時間や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、作業時間を確保しましょう。また、自宅には限られた時間で効率よく作業ができる環境を整えましょう。
その他にも「1記事あたりの執筆文字数の多い案件を受注する」「執筆ジャンルを絞る」なども有効な手段です。
10,000文字を執筆する場合、2,000文字の記事を5本書くよりも、5,000文字の記事を2本書くほうが簡単です。執筆ジャンルを絞ると、記事を書くのに必要な情報を集める時間を短縮できるので効率アップにつながります。
月5万円稼ぐために注意点を理解しよう
Webライターを始め、月5万円を目指して活動していくにあたって理解しておくべき注意点を3つに絞って紹介します。
- いきなりは稼げない
- 体調・スケジュール管理
- 確定申告
いきなりは稼げない
まず、はじめてすぐ簡単に稼げるわけではないと理解しましょう。Webライターはスキルや実績で収入が決まる傾向がある仕事です。スキルや実績が無いと、低単価の案件しか受注できず低収入の状態が続く可能性があります。
また、実績が無ければ契約すらできない場合もあるため、いかにスキルや実績を積み上げていくかが重要です。継続的な努力の積み重ねで、徐々に単価の高い案件が獲得でき、稼げるようになっていくものです。
体調・スケジュール管理
副業Webライターをしていく上で、体調とスケジュールの管理も外せないポイントです。案件を抱え込み、スケジュール管理ができていないと納期直前になって徹夜で執筆しなければ間に合わない事態になります。
ポイントは、継続できる仕組みを作ることです。体調を崩し本業にも支障が出てしまうと本末転倒です。
おすすめの対処法は、朝いつもよりも早く起きて作業するやり方です。夜は本業次第で帰宅時間が変わったり、突発的に用事ができて作業ができなかったりしますが、朝は決まった時間を確保しやすいです。
眠い目を擦りながら作業をしても能率は上がりにくいですし、生地の質も低くなってしまいやすいです。朝の早いうちに作業時間を確保し、夜は早めに寝ると体調管理もしやすくなります。
確定申告
本業での給与所得以外に、年間20万円以上の所得を副業Webライターで得る場合、確定申告が必要です。他の副業ビジネスでも所得を得ている場合は、その所得との合算で20万円以上なので注意しましょう。
「少しの金額だから申告しなくてもいいだろう」と考えるのは厳禁です。無申告は法律違反です。延滞税や無申告加算税が課され、余計な税金を払わなければならなくなります。「確定申告は必ず必要」と考えましょう。
Webライターの始め方①環境の準備
この項目からは、Webライターを始める方法を具体的に紹介していきます。これをなぞって実行すればWebライターを始められます。
まずは、環境を整えましょう。具体的には以下のような準備をします。
- パソコン(スマホは非推奨)
- ネット環境
- パソコンの基本スキル
- デスクと椅子
- デュアルディスプレイ
- 集中できる環境
スマホでもWebライターの仕事は可能ですが作業性が悪いため、稼ぎたいのであればパソコンを用意しましょう。インターネットでの検索、文字入力、メール送信などの基本スキルも身につけておく必要があります。
快適で作業に集中できる環境を作ることも重要です。使いやすい机、長時間座っても疲れにくい椅子や、作業性を高めるデュアルディスプレイの設置などを検討しましょう。
Webライターの始め方②ライティングの勉強
並行して、Webライティングを勉強していきましょう。勉強方法には、主に以下のような方法があります。
- 書籍で学ぶ
- Youtube動画で学ぶ
- スクールで学ぶ
書籍で学ぶ
1つ目の勉強方法は書籍で学ぶことです。以下の書籍が簡単に手に入る初心者向けの書籍です。Webライターをしている人の多くが読んでいる本で、Webライターの必携書と呼んでも過言ではない一冊です。
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読まなくてもWebライターの仕事はできますが、基本的な知識があるのとないのとでは、その後のWebライターとしての成長に大きく影響します。会話形式で読みやすい一冊なので、ぜひ手に取ってみましょう。
Youtube動画で学ぶ
近年はWebライティングやブログを副業として始めたい人が増えてきて、Youtubeにも多くの動画が投稿されています。読書が苦手でも動画を観るのは好きな人にはおすすめです。
「Webライター」や「SEOライティング」などと検索すれば多くの動画が出てくるので、試しにいくつか観てみましょう。Webライターの仕事をイメージしやすくなります。
スクールで学ぶ
Webライティングを学べるスクールも数多く存在します。自分だけの力でやっていくことに不安がある人や、人に見られていないとついついサボってしまう人にはスクールがおすすめです。
スクールで学ぶメリットは、ただ教えてもらうだけでなく、実際に記事を書いたり、その記事を添削してもらえたりする点です。
本や動画で勉強して分かった気になっていても、経験者やスキルのある人から見るとまだまだなケースが多いです。添削をしてもらい自分の弱点を理解することで、課題が明確になり、改善しやすくなります。
Webライターの始め方③案件に応募
Webライターとして働く環境が整ったら、実際に案件に応募していきましょう。案件に応募する方法は主に以下の4つです。
- クラウドソーシングサイトで探す
- ウェブサイトの募集欄から売り込む
- コミュニティ(サロン)で仕事を得る
- TwitterやInstagramなどのSNSで案件を受注する
初心者のうちはクラウドソーシングサイトで案件を探して応募するのがおすすめです。クラウドワークスやランサーズといったサイトには、初心者向けの案件も多くあります。
Webライター始めたての頃は、得意ジャンルや専門知識がない場合が多いので、ある程度幅広く案件に応募し、慣れてきたら自分が書きやすいジャンルに絞って応募していくと良いです。
Webライターの始め方④添削を活かして改善
実際にメディアで執筆すると、多くの場合クライアントから添削してもらえます。添削してもらった内容はWebライターとしてスキルアップしていくための貴重な財産です。
添削内容を素直に受け止め、自分自身のスキルに昇華させていくことでより質の高い記事を書けるようになります。そうすると、より高度な添削を受けさらに良質な記事を書けるという好循環になります。
添削してもらった内容をノートやメモなどにまとめた自分流のチェックリストを作り、提出前にチェックし、抜け漏れをなくしていくのがおすすめです。
Webライターの始め方⑤単価の高い案件に挑戦
何記事か案件をこなしたら、現状より単価の高い案件に挑戦していきましょう。「月5万円稼ぐために注意点を理解しよう」の項目でも解説した通り、Webライターはスキルや経験で収入が左右されやすく、いきなり稼ぐのは難しい仕事です。
先述のように、クライアントからいただいた添削内容を自身のスキルに昇華できていれば高品質な記事を書けるスキルのあるWebライターになっているはずです。
単価の高い案件に応募するのは勇気がいるかもしれません。しかし「まだまだ初心者だから」と考えて低単価の案件ばかり受けていると収入アップにはつながらず、次第にモチベーションも下がってしまいがちです。
根拠のない自信を持つのは少し危険ですが、件数が少なくても報酬を得られたのは、あなたが書いた記事にクライアントが価値を感じたからです。自信を持って単価の高い案件に応募する勇気が収入アップにつながります。
まとめ
この記事では、Webライターとして月5万円稼ぐシミュレーションと重要なマインド、注意すべき点や始め方について解説しました。具体的にWebライターで月に5万円を稼いでいる姿がイメージできたでしょうか?
Webライター始めたてでいきなり月5万円稼ぐのは少し難しいですが、この記事で紹介した方法をなぞって実行し、継続して努力すれば決して高い壁ではありません。
早速Webライターとして働く環境を整えて、副業Webライターとして働き始めましょう。