「アドセンス狩りは回避することができないから、気をつけた方が良い」「アドセンス狩りに遭うとGoogleアカウントが凍結してしまう」という話を聞いたことはありませんか?
一言で言うと、アドセンス狩りは第三者による嫌がらせのことで、ターゲットになってしまうと、回避することはできません。
しかし、正しい対処を行うことで被害を最小限に抑えることができますし、ターゲットにならないように予防をすることも可能です。
当記事では、そんなアドセンス狩りに対する対処法と予防策を詳しくご紹介しています。ぜひ最後までご覧いただき、ブックマークしておいてくださいね!
(アイキャッチ画像出典:https://unsplash.com/photos/XncszFVfqhE)
アドセンス狩り(アボセンス)って何?
アドセンス狩りとは、Google AdSenseの広告に対して、第三者がGoogleが定めている規約を違反していると取れる行為をし、ブログ運営者にペナルティが課せられるように仕向けることを指します。
Google側は、アドセンス狩りを行なった人が「ブログ運営者なのか、第三者なのか」を判断することができません。
そのため、ターゲットになってしまうと完全に回避することができないのが、アドセンス狩りの厄介なポイントです。
「アボセンス」と「アドセンス狩り」は同じ意味です。
アボセンスの由来は、かつて「2ちゃんねる」で使われていた「投稿を削除する」というスラングの「あぼーん」と「アドセンス」を組み合わせた造語です。
アドセンス狩りの被害はどの程度?
アドセンス狩りをされた際にGoogleから受けるペナルティの規模は、ブログのドメインパワーや運営期間などで異なります。
以下では一般的にあなたのブログがGoogleから受けるペナルティについてまとめました。一つずつ解説していきますね。
- 1週間〜1ヶ月の広告停止される
- アカウントが凍結する
- 収益を差し引かれる
1週間〜1ヶ月の広告停止される
アドセンス狩りに遭うと、突然アカウントが凍結されることもありますが、まずは広告が掲載停止されることが多いです。
初めてアドセンス狩りの被害にあった人や、アドセンスの規約違反を行った人の場合、アカウント凍結ではなく、広告停止になるケースが多いようです。
広告停止の期間は、最短1週間前後、最長で1ヶ月前後です。
Googleアカウントが凍結する
アドセンス狩りの被害にあった場合、AdSenseに登録しているGoogleアカウントが凍結される可能性があります。
アカウントが凍結されると、過去に発生したアドセンス収益を出金することができなくなります。
しかし前述したように、2022年2月現在では、突然アカウントが凍結することは少なくなりました。
まずは広告停止が行われ、Googleからの事前通告が行われる、という手順を踏んでからアカウント凍結に至るので、過敏に心配をする必要はないでしょう。
収益の一部を差し引かれる
ブログの収益が大きくなったり、多くのユーザーに利用されたりするようになると、広告停止やアカウント凍結よりも、収益の一部を差し引かれるケースが多いです。
差し引かれた金額を確認する手順を以下にまとめました。
- 「Google AdSense」を開く
- サイドバーの「お支払い」を開く
- 「ご利用履歴」を開く
- 「無効なトラフィック」と書かれた金額を確認する(以下に画像参照)
差し引かれた場合、「-¥〇〇」のように表記されています。しかし、差し引かれた場合必ずアドセンス狩りの被害に遭った、というわけではありません。
違反行為をせず、普段通り運営をしていても多少の無効なトラフィックが生まれるので、数十円のような少ない金額が差し引かれることはあります。
ここまでアドセンス狩りの被害について解説をしました。どれも受けたくはない被害ですよね。
次の章では、「このような被害をもたらすアドセンス狩りを実行する人は、何が目的なのか」について詳しくご紹介します。
実は、メリットは無い…?アドセンス狩りをする人の目的
結論から言うと、アドセンス狩りをする人の目的は、嫌がらせです。
詳細な動機は様々ですが、考えられる要素を以下にまとめました。
- 自分がアドセンス審査に合格していないから、合格していて羨ましい。
- ただ単に人の不幸が面白い。
- SNS等の発信から運営者のことが嫌いになり、嫌がらせしたくなった。
こんな下らない動機で広告停止される被害者としては、迷惑でしかありませんよね。
しかし、上記の動機から考えると、アドセンス狩りのターゲットなりそうな人も予測をつけることができます。
アドセンス狩りのターゲットになりやすい人の要素
アドセンス狩りをする人の動機から考えると、ターゲットになりやすい人はアドセンス狩りの犯人に認識されている人だと予測がつきますね。
他の要素も含めてまとめましたので、自身が当てはまっていないかどうかを確認して、あらかじめアドセンス狩りを回避しましょう。
- 大衆から人気のあるブロガー
- アドセンス審査に合格したと明言しているブロガー
- 尖ったSNS発信やブログ記事を投稿をしているブロガー
これらの要素をまとめると、「SNSを利用しているブロガー」が比較的ターゲットになりやすいことが分かります。
もしかすると、あなたもアドセンス狩りの被害に遭っているかもしれません。確認してみましょう。
異変を感じたらすぐ確認!アドセンス狩りにあったかも…?
自分がアドセンス狩りにあっているかどうかを把握するためには、「Google AdSense」の「ページCTR」を確認しましょう。
Google AdSenseの管理画面を開くと以下のような画面が表示されます。赤枠で囲っている数値が「ページCTR」です。
「ページCTR」とは、広告のクリック数をページビュー数で割った値のことです。
例えば、ページビュー300回のページの中にある広告が4回クリックされた場合、CTRは1.33%になります。
ページCTRの平均は、0.5〜2%です。もし5%以上の数値が表示されたら、第三者が故意にアドセンス広告をクリックしている(アドセンス狩りにあっている)可能性があります。
アドセンス狩りによる被害を極力軽減させるためには、早期発見・早期対処が重要です。次の章から紹介する対処を行ってくださいね。
アドセンス狩りにあったときの対処手順【善は急げ!】
アドセンス狩りにあった場合、すぐに行うべき対処は「Googleへ不正クリックの報告」です。
報告には、「①データを集める」「②Googleへ報告」の手順を踏む必要があります。順に解説していきますね。
①データを集める
Googleに不正クリックがあったとの報告をするためには、それを裏付けるデータを集める必要があります。
しかし、データを集めるために時間がかかり報告が遅れてしまっては、元も子もありません。まずは以下のデータを探し集め終わったらすぐに報告していきましょう。
- 「Google AdSense」から分かる「ページCTR」の正常値と異常値の比較
- 「Google AdSense」と「Google Analytics」 を見比べた時に判明したアドセンス狩りにあったと思われるページURL
- 不正クリックをしているIPアドレス など・・・
また、「Google AdSense」と「Google Analytics」は連携させると、『PVの割にアドセンス広告がクリックされている』などの違和感に気づきやすくなります。
この二つのツールを連携していない方はGoogleのヘルプページにある「AdSense とアナリティクスをリンクする」をご確認ください。
IPアドレスとは、スマホやPCなど、ネット上の媒体に振られるインターネット上の住所のようなもの。
ページを閲覧したり、メッセージを送信したり、情報の受発信をしたりする際に、通信相手を指定するために用いられている。
②Googleへ報告
データを集めたら早速Googleが用意している「無効なクリックの連絡フォーム」から報告を行いましょう。
報告に必要な情報は以下の8つです。全てを埋める必要はありませんが、記入している項目が多いほど、ペナルティを回避しやすくなります。
- 氏名 *
- メール アドレス
- サイト運営者 ID
- 広告コードが表示されている URL *
- トピック *
- クリックが発生した日時
- 無効なクリックの疑いがあることを示す該当部分
- 不正な操作の原因と考えられる疑わしい IP アドレス、参照 URL、リクエストに関して、お客様のウェブサイト、モバイルアプリ、YouTube チャンネルのトラフィックログやレポートのデータ
ここまで読んでいただいたら分かる通り、アドセンス狩りに対処するのはかなり手間がかかります。
「これからブログを成長させていくぞ!」という時に、ブログを伸ばすためではなく、ペナルティを避けるための処置に、時間や労力を割きたくないですよね。
次の章からは「アドセンス狩りを予防するために何を気をつけるべきか」について解説していきます。参考にできるものから取り掛かりましょう。
アドセンス狩りを予防する方法
結論からお伝えすると、アドセンス狩りの予防策は「ターゲットにならないように気をつける」です。
冒頭でお伝えしましたが、アドセンス狩りはターゲットになってしまうと、100%完全に被害を回避できません。
また、対処をするにしても、「Google AdSense」の管理画面に何時間も向き合い、データを探さなければならないのは、面倒ですよね。
そのため、以下からはアドセンス狩りのターゲットにならないように何を気をつければ良いかをまとめました。順番に解説していきます。
- アドセンス審査に合格したことをSNSで報告しない
- SNSの投稿やブログの記事で誠意のある発信をする
- 自分でアドセンス狩りをしないように注意する
アドセンス審査に合格したことをSNSで報告しない
当記事でも紹介しましたが、アドセンス狩りをする人の動機には、「自分がアドセンス審査に合格していないから、合格していて羨ましい。」という嫉妬心があります。
SNS(特にTwitter)では、アドセンス審査に合格をしたことを報告するブロガーさんが多いですが、この発信がアドセンス狩りのターゲットになるきっかけかもしれません。
確かに、アドセンス審査に合格したことを投稿すると、他のユーザーからは「おめでとう!」や「〇〇さんに負けないように私も頑張ります!」などの称賛のリアクションを得られます。
しかし、冷静に考えると、アドセンス審査に合格したことを不特定多数の人に報告すること自体にはメリットはありませんよね。むしろデメリットになりうるので、アドセンス審査に合格した報告は控えるようにしましょう。
- 自分がアドセンス審査に合格していないから、合格していて羨ましい。
- ただ単に人の不幸が面白い。
- SNS等の発信から運営者のことが嫌いになり、嫌がらせしたくなった。
ブログの記事やSNSの投稿で誠意のある発信をする
アドセンス狩りをする人は自動ではなく、手動で規約違反を犯しています。そのため、被害に遭うということは、アドセンス狩りをする人によく思われていない可能性が高いのです。
もちろん、誰も全ての人に共感を得られるような記事を書けませんし、全てのSNSユーザーと仲良くなることは不可能です。
しかし、悪目立ちするのを避けることは可能です。記事内で紹介している人物や商品、サービスを悪く紹介したり、SNSで他人から良く思われないような発信をすることは控えるようにしましょう。
自分でアドセンス狩りをしないように注意する
実は、「アドセンス狩りを受けたかも。データ集めなきゃ…。あれこのIPアドレス私だった。」というケースも多いようです。
やはりブロガーであれば、自分のブログ記事がどのように見られるのかが気になり、ついつい自分が書いた記事を閲覧しますよね。そして、その時に興味のあるアドセンス広告をクリックしてしまうこともあるでしょう。
しかし、その行為は「セルフアドセンス狩り」と呼ばれる規約違反なのです。
記事を閲覧すること自体は素晴らしいことなので、その上でアドセンス広告をクリックしてしまわないように気をつけましょう。
アドセンス狩りに対しては「常時予防」「即対処」が肝心!
アドセンス狩りをする人は、自身にメリットが無いにも関わらず、嫌がらせの気持ちだけでアドセンス狩りを実行しています。
そのため、いつアドセンス狩りの被害に遭うのかを予測することは難しいでしょう。
アドセンスに合格したら、頻繁に「Google AdSense」の「ページCTR」を確認するようにし、違和感がある際には、Googleへ報告をしましょう。
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