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webサイトを閲覧している際、タイトルと共に目にするディスクリプション。多くのサイトで設定されており、うまく活用できればクリック率アップが期待できます。
ですが、ディスクリプションのメリットを知らず、設定をしたことがなかったり、効果的な書き方がわからないwebサイト運営者は多いのではないでしょうか?
今回はディスクリプションのSEOへのメリット、設定方法を解説していきます。
ディスクリプションとは
ディスクリプションとはページの内容の要約や概要を伝えるための文章のことです。正式名称は「meta description」と呼ばれています。
掲載している画像をご覧ください。色がついている部分が記事タイトルとなっていて、その下にある文章がディスクリプション部分です。
読者がディスクリプションを読むことにより、サイトの概要や内容をページを見る前に知ることができます。
よってディスクリプションが読者にとって有益であると思われやすい内容であるならば、その記事のクリック率(CTR)の向上が見込めるので結果的にwebサイトの収益アップが期待できます。
ディスクリプションのSEOへの4つのメリット
ここからは、ディスクリプションのSEOへのメリットを4つ紹介していきます。
ディスクリプションを設定したとしても、直接的にメリットを与えるというわけではありませんが、間接的に好影響を与えてくれます。
なぜそのように言えるのかは実際に4つのメリットを知っていただくことで認識できますので、しっかりと確認しておきましょう。
- 検索エンジンに記事の概要を伝えることができる
- 読者が記事を見る前に記事内容を理解させることができる
- 読者の反応を確認することができる
- クリック率(CTR)の向上が見込める
検索エンジンに記事の概要を伝えることができる
ディスクリプションを設定することにより、検索エンジン(Google,yahooなど)に記事の概要を伝えることができます。
ディスクリプションを自分で設定しなかった場合、検索エンジンがその記事の概要を判断して勝手に設定することがあるので、記事内容に適していない文章が設定されることもあります。
ですので、意図した内容を検索エンジンや読者に伝え、しっかりと記事の概要を理解してもらうためにも、自分でディスクリプションを設定しましょう。
読者が記事を見る前に記事内容を理解させることができる
ディスクリプションを設定することにより、読者が記事を見る前に記事内容をある程度理解させることができます。
表示されるディスクリプションの文字数には限りがあるので、100%を理解してもらうことは不可能ですが、概要を知ってもらうことは可能です。
読者は内容を理解した状態で記事を見ることになるので、記事から読者が離脱する確率が低くなるのです。
読者の反応を確認することができる
ディスクリプションの内容は記事のクリック率を左右する要素でもあるので、適したディスクリプションが設定できると、クリック率が高くなります。
Google Search Consoleなどを使って、記事のクリック率の分析も行ってみましょう!
ディスクリプションを設定し、クリック率の分析を行うことで、読者の反応を確認することができるのです。
クリック率(CTR)の向上が見込める
読者に刺さるディスクリプションを設定しておくことによって、クリック率の向上が見込めます。
ディスクリプションは、読者がその記事を見るか見ないかを判断する要素の1つです。読者は「どのコンテンツが自分の悩みを解決してくれそうか」を検索順位、タイトル、ディスクリプションを見て判断しています。
ですので、読者に対して「私のニーズを満たせそうな記事だな」と思ってもらえるディスクリプションを設定できればクリック率の向上が見込めます。
ディスクリプションを設定する2つの方法
ディスクリプションを記事・ブログで設定する方法は2種類あります。
プラグインを利用する方法とHTMLを利用する方法です。それぞれ解説していきます。
プラグインでの設定方法
WordPressでサイトを作っている場合には、プラグインでの設定が可能です。利用するプラグインは「All in One SEO Pack」です。
プラグインの検索画面から検索をすることでインストールできますので、導入していない場合にはすぐにインストールしましょう。
「All in One SEO Pack」の説明欄にディスクリプションを入力すれば完了です。
HTMLでの設定方法
meta descriptionタグをHTMLに記述する方法も、1つのやり方です。
記述する場所は、HTMLソースの上部にある<head>~~~</head>と書かれている箇所がheadタグです。
<meta name=”description” content=”ここにメタディスクリプションのテキストを記述”>
上記コードの「ここにメタディスクリプションのテキストを記述」という部分に直接ディスクリプションを記入しましょう。
ディスクリプションの書き方・4つのポイント
ディスクリプションの書き方には以下の4つのポイントがあります。それぞれ解説していきます。
- 文字数
- キーワード
- 記事の内容との整合性
- ニーズとベネフィットを押さえる
文字数
文字数が多くなると、画像のように収まりきらなかった部分が「・・・」と表示されてしまいます。ですので、最適な文字数を知ってきましょう。
最適な文字数はPCとスマホの場合で異なります。PCだと90~120字、スマホだと70文字程度にするのがおすすめです。
ジャンルによりますが、現代ではスマホで検索エンジンを利用する方が多いので70文字程度にしておくのがおすすめです。
ディスクリプションとして表示される文字数は、頻繁に変動しますので、柔軟な対応が必要です。
キーワード
ディスクリプション内にその記事のキーワードを盛り込みましょう。
ディスクリプションにキーワードが含まれていないと、読者は検索した内容と違うと感じてしまう可能性があるので、必ず盛り込みましょう。
また、ディスクリプション内に、読者が検索したキーワードが入っている場合には太字で表示されます。少しだけ目立つということですね!
余裕があればサジェストキーワードを含めておきましょう。すると、そのサジェストキーワードが含まれる記事で上位表示できた場合、読者にサジェストキーワードについての内容も含まれていることをアピールできます。
サジェストキーワード・・・検索窓にキーワードを入力した際に自動的に表示される検索候補。入力したキーワードとセットで検索されることが多いキーワードのこと。
記事の内容との整合性
記事の内容との整合性を意識することも大切です。ディスクリプションと記事の間で矛盾があると「概要と違うじゃないか」となってしまいます。
その結果、読者が記事に流入してもすぐにその記事から離脱してしまいます。なので、記事の内容との整合性は意識しましょう。
ニーズとベネフィットを押さえる
ニーズとベネフィットを押さえたディスクリプションを書くことも大切です。
記事を読む前にどんな悩みが解決されて、記事を読んだ後にどんな未来を得られるのかを読者にイメージさせることができます。
その結果、離脱率の低下にもつながり、SEOにも好影響を与えることができます。なので、ニーズとベネフィットを抑えたディスクリプションを作成しましょう。
ディスクリプション書き方の例
では、良いディスクリプションと悪いディスクリプションでは実際どのような違いがあるのでしょうか?
ここでは具体的にディスクリプションの良い例と悪い例を紹介しています。ぜひ参考にしてください。
悪い例
例えばあなたが、ファミレスで資格の勉強をしたいと考えていて、Googleで「地域名+ファミレス+勉強」と調べたとします。この時出てきたサイトのディスクリプションが
〇〇市の資格勉強してもOKのファミレスを紹介しています。
先程のポイントをもとに解説していきます。この場合、記事内容との整合性、キーワードは抑えられていますが、文字数が28文字と少ないですし、ベネフィットや細かいニーズが抑えられていません。
ではどのようなディスクリプションを書けば良いのでしょうか?
良い例
以下がディスクリプションの良い例になります。
◯◯地域の資格勉強のしやすいファミレスをピックアップしました。コンセント、WiFiが使えて時間を気にせず資格勉強に集中できるファミレスを5店舗紹介。
このように、70文字程度のディスクリプションを作成し、資格勉強のしやすいファミレス=長時間の滞在が可能、コンセントがあり、通信制限を気にせずスマートフォンなどで調べ物ができる。という細かいニーズを汲み取ることが大切です。
おそらくあなたが読者であっても悪い例と良い例のディスクリプションが並んであった場合良い例のディスクリプションが書かれてある記事をクリックしてしまうのではないでしょうか?
まとめ
本記事では、ディスクリプションのSEOへのメリットを伝えさせていただき、ディスクリプションの設定方法、書き方を紹介させていただきました。
良いディスクリプションを書くことができれば、ページのクリック率を上げることができたり、離脱率を下げたりすることができます。
そのためにはディスクリプションを設定する際は本記事で紹介させていただいた、「文字数」「キーワード」「記事の内容との整合性」「ニーズとベネフィットを抑える」を参考にして文章を書いてみてください。