昨今のコロナ事情で、リモートワークを始めとした仕事環境の変化を体験している人も多いのではないでしょうか?
急に今までと違う環境で仕事をしなければならなくなり、仕事の生産性がガクッと落ちていると悩んでいる人も多いはず。
そこでこの記事では、仕事に集中する環境の作り方というテーマで生産性を高めるアイデアを5つ紹介します。
併せて、ただいまリモートワーク中の僕が実際に試して感動した生産性アップにつながるおすすめアイテムも紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
仕事に集中する環境の作り方
まずは、仕事に集中する環境を作るためのアイデアを5つご紹介します。仕事の基本と言える内容も多いですが「知っているか」ではなく「実践しているか」という視点で読んでみてください。
- 仕事に不必要なものを排除する
- 朝一番にやるべきことをリストにする
- 全てのタスクに制限時間を設ける
- 疲れを感じる前にこまめな休憩を取る
- 姿勢を正す
それぞれのアイデアについて、次の見出しから個別に詳しく解説をしていきます。
仕事に集中する環境の作り方1、仕事に不必要なものを排除する
仕事に集中できる環境づくりで一番大事なのが、仕事に不必要なものを徹底的に排除することです。たとえば、仕事に不必要なスマホを机の上に置きっぱなしにしていませんか?
スマホもうまく使えば仕事の生産性を上げることはできますが、気づいたらLINEのメッセージを確認している、Twitterのいいね通知をチェックしているなど、マイナスに働いている人が多いのではないでしょうか?
仕事に不必要なものは何も物理的なものに限りません。たとえば、LINEやメールの通知などもあなたの集中力を奪う邪魔者です。
このようなあなたの集中力を容赦なく奪っていくものを徹底的に排除することが、仕事に集中するための一番確実で効果的な方法です。
- 机上の仕事に関係ない道具
- LINE、Twitter等のSNSやメールなどの通知
- 開いておく必要のないブラウザのタブ
などなど…
仕事に集中する環境の作り方2、朝一番にやるべきことをリストにする
一つの仕事を終えて「次はなんの仕事に取り掛かろうか」と悩む時間ほど無駄なものはありません。
なので、一日の仕事始めにまず「今日のやるべきことリスト(ToDoリスト)」を作りましょう。
やるべきことリストを作れば、1つ目のタスクが終わった時にすぐに2つ目のタスクに取り掛かればいいだけなので「次に何をやろうか」と悩む時間がなくなります。
また、一度今日中にやるべきことを全て書き出すことで「忘れているタスクがあるのでは?」という不安も解消できるので、より目の前の仕事に集中できるようになるのです。
- 今日やらなければいけないことを全て書き出す
- 優先順位をつける
やるべきことはたったこれだけです。唯一のルールは「1つ目のタスクが終わるまでは、絶対に他のタスクに手をつけない」こと。
一つ目のタスクを終わらせることだけを考えることで、結果的に集中力が増して仕事の生産性が大幅に向上します。
仕事中に突発的なタスクが入ってくることもあるでしょう。そんなときのためにやるべきことリストの空いた部分に「緊急タスク」という項目を設けておきましょう。
そして突発的なタスクが出てきたら、とりあえずそのタスクを「緊急タスク」に書いておき、また目の前のタスクに集中します。
仕事に集中する環境の作り方3、全てのタスクに制限時間を設ける
なんの制限もなく、ダラダラと仕事をした場合と、制限時間を設けて必死に仕事をした場合。どちらの方がより生産性が高くなるかは言うまでもありません。
そこで全てのタスクに対して、自分なりでいいので制限時間を設けると、強制的に集中して仕事をこなせるようになります。
たとえば、あなたは今この記事をなんとなくで読んでいると思います。ですがもし「この記事を5分以内に読んでください」と言われたら、より集中して読むのではないでしょうか?
僕の場合は制限時間を設けるだけでなく、1秒1秒が過ぎ去っていくプレッシャーが大好きなので、仕事中は常にストップウォッチやタイマーで常に時間を意識できるようにしています。
仕事に集中する環境の作り方4、疲れを感じる前にこまめな休憩を取る
普通、仕事に疲れを感じたタイミングで休憩に入る人が多いでしょう。ですが、さまざまな実験によって、実は「疲れを感じる前に休憩」をした方が、集中力を保てるということが明らかになっています。
疲れ切ってしまうと、そこから回復するためにかなりの時間が必要になります。ですが、疲れ切る前に休憩を取ると、休憩時間が短くて済むので、それだけ集中して仕事をする時間が増えるということです。
「特に仕事始めは集中できるけど、夕方くらいになると集中力がもたない」という方は、疲れる前にこまめ目休憩を取ることで、一日中フルで集中力を保てるようになりますよ。
ただ休憩するだけでなく、首や肩、腰のストレッチをしたり、10分ほど散歩に出かけるなどアクティブな休憩をすると、より長時間集中できるようになります。
仕事に集中する環境の作り方5、姿勢を正す
意識を今の自分の「姿勢」に向けてみてください。
- お尻は椅子の後ろまで引いていますか?
- 足を組んでしまってはいませんか?
- 骨盤はしっかりと立っていますか?
- 背筋は伸びていますか?
- 首や肩に変な力が入ってしまっていませんか?
長時間デスクワークをやっていると、つい変な姿勢で仕事を続けがちになります。変な姿勢で仕事を続けると、首や肩のコリや腰痛の原因になりがちです。
逆に正しい姿勢で座ることで、血流が良くなり頭もクリアになるので、集中力もアップします。もちろん、体の痛みなども軽減することができるでしょう。
ある意味当たり前のことですが、正しい姿勢を意識することで、体の不調を予防しつつ仕事の生産性を高められるようになります。
ふと気付いたタイミングでいいので、定期的に姿勢を正すことを習慣にしてみてください。
仕事の生産性を上げるマストアイテム3選
ここからは、仕事の9割がデスクワークの僕が実際に使ってみて、仕事が捗るようになったおすすめアイテムを3つ紹介します。
これらのアイテムは、僕も実際に使い始めるまでは「言ってもそんなに劇的に生産性が上がるわけではないでしょ」と思っていました。
でも、一度使い始めると、もうこれらのアイテムなしで仕事をする気は起きません。
そういう意味で「使ってみて初めて効果が実感できるもの」ですが、絶対に損はしないのであなたもぜひ試してみてください。
- デュアルディスプレイ
- PCスタンド
- イヤホン・ヘッドフォン
物によってはちょっと値が張るものもあるので、自分の予算の範囲内で試してみてください。
仕事の生産性を上げるマストアイテム1:デュアルディスプレイ
デスクワークがメインの人なら、必ず複数のディスプレイを使ってください。使いやすさも仕事の生産性も格段に向上します。
たとえばライターであれば、片方の画面に記事の編集画面を開いておき、もう一つの画面でリサーチを行うことができるようになります。
リサーチした記事を参考にする際にいちいちタブの切り替えをする必要がなく、どちらも全画面で閲覧できるので、執筆スピードが劇的に上がるのです。
パソコンとディスプレイをHDMIケーブルで接続したら、あとはパソコンのモニター設定をちょっといじるだけなので、パソコンの知識がない人でも簡単にデュアルディスプレイにできますよ。(「デュアル」とは二重や二者を指す言葉です。)
ただし、Mac book Airなどを使っている人は、ディスプレイと接続するHDMI端子が存在しません。
ですので、デュアルディスプレイを実現するためには、ディスプレイの他に端子の変換ケーブルも必要になります。
仕事の生産性を上げるマストアイテム2:パソコンスタンド
続いておすすめするアイテムは「パソコンスタンド」です。ノートバソコンで仕事をしていると、どうしても画面が目線より下になってうつむきがちになってしまいます。
目線が下向きになると言うことは、首や背中が前のめり(猫背)になるということです。これではすぐに体が悲鳴を上げて、とても仕事に集中するどころではなくなってしまうでしょう。
そこでパソコンスタンドを使うと、ノートパソコンの画面を目の高さに持ってくることができます。画面と目線の高さを合わせることで、体を無理な体勢にする必要がなくなり、集中して仕事に取り組めるようになりますよ。
高さをかなり上げるパソコンスタンドを使う場合は、ノートパソコンのキーボードが使いづらくなります。
その際は、自分がタイピングしやすいキーボードを別途購入して、使用すると良いでしょう。
仕事の生産性を上げるマストアイテム3:イヤホン・ヘッドフォン
最後に紹介するアイテムは「イヤホン・ヘッドフォン」です。要は耳を塞いで音を遮断したり、好きな音楽を聞いたりするためのアイテムですね。
オフィスで仕事をしていると、他の人から頻繁に声をかけられることもあるでしょう。それが全て重要な用事であれば仕方ないですが、中にはただの雑談をしてくる人もいるのではないでしょうか?
そんな時はイヤホンなどをしておくと、仕事に集中している雰囲気が伝わってくるので、無駄な声かけをシャットアウトしてくれます。
もちろん、自分のお気に入りの音楽を聴きながらノリノリで仕事をするのも良いですね。どちらにせよ「自分の世界に入れる」という意味で、仕事の生産性を上げることができますよ。
仕事の生産性を上げる環境づくり まとめ
今回は、仕事の生産性を上げる環境づくりの方法や、おすすめの生産性アップアイテムについてご紹介しました。
- 仕事に不必要なものを排除する
- 朝一番にやるべきことをリストにする
- 全てのタスクに制限時間を設ける
- 疲れを感じる前にこまめな休憩を取る
- 姿勢を正す
- デュアルディスプレイ
- パソコンスタンド
- イヤホン、ヘッドフォン
今回の内容を読んで「既に聞いたことのある話ばかりだな」と思った人もいるかもしれません。ですが、実は仕事に集中するための環境づくりのポイントはそんなに多くありません。
ただ、その少ないポイントを「全て徹底的に実行している人」は、実は少ないのではないでしょうか?
今回の内容は知っているだけでは意味がなく、実践して初めて効果のあるものです。なので、今一度今回紹介したポイントを見返してみて、実践していないものがあればこの機会に試してみてください。