「Webライティング技能検定」は、「Webライターとして活躍していくつもりなら取得はマスト」と語る人もいるほど、ライターとして初めの一歩を踏み出すのにぴったりの検定です。
Webライティングの未経験者から初心者を対象としている資格であり、まさにWebライターになるための登竜門ともいえるでしょう。
今回はそんなWebライティング技能検定の概要や試験にかかる料金、そして合格者に送られる特典内容などを徹底解説していきます。
「Webライティング技能検定に合格してWebライターとして活躍したい!」と考えている方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
WEBライティング技能検定とは?
「WEBライティング技能検定」は一般社団法人日本クラウドソーシング検定協会が行っている、Webライティングに関する民間資格です。
クラウドソーシングで働くために必要なビジネスマナーや基礎知識、文章作成技術を身に着けるためのもので、検定試験に合格することで『WEBライティング実務士』になることができます。
この資格を取得するためには検定試験とは別途で、ヒューマンアカデミーの『WEBライティング技能検定講座』の受講が必要です。
『WEBライティング技能検定講座』を受講することで手に入る教材を元に試験対策ができるので、「何を勉強すればいいかわからない」と不安になる必要もありません。
WEBライティング技能検定の問題内容は?
「WEBライティング技能検定」は、選択式と記述式の二つのタイプの問題が出題される、制限時間90分の検定です。4択問題が50問と実技のライティング問題が4問の、計54問が出題されます。
選択問題は、教材にて学習したSEOやコピーライティングなどライターの基本的な能力をはじめとし、正しい日本語の知識についての問題が出題されます。全て合わせて50点です。
記述問題は指定されたキーワードに沿って、300文字以内で文章を作成するというもの。実際に文章を書く能力があるのかどうかをチェックします。4問あり、各50点の合計200点です。
誤字脱字に加えて、正しい文法を用いて執筆していかなくてはいけません。記述問題は全部で4題あるため、時間配分にも気を配る必要があります。
検定を受けるのにかかる費用は?
続いて、資格取得にかかる費用を紹介します。「WEBライティング技能検定」を受験するためには、以下のように費用がかかります。
- WEBライティング技能検定講座:¥32,000
- 検定受験料・資格証の発行料 :¥6,000
- 合格証発行費用(合格の場合) :¥3,000
資格取得にかかる費用は総額で¥41,000です。検定を希望する全員が受けなくてはならない「WEBライティング技能検定講座」が大部分の¥32,000を占めています。
WEBライティング技能検定講座の受講とは別に、検定受験料と資格証の発行料がかかります。本試験の費用は¥6,000で、合格した際には合格証を発行するために¥3,000が別途で必要となります。
WEBライティング技能検定の合格率は?
WEBライティング技能検定はWebライティング未経験者から初心者と対象としている検定ですが、その合格率は48.5%と発表されているため、油断は禁物です。
公式サイトによると、受験者の9割が4択問題で高得点を取っているようであり、後半で4題出題される選択問題の得点が合否を分けていると考えられます。
合格するには序盤の選択問題は確実に得点し、後半の記述問題で躓かないためにも、しっかりとした対策をしたいところです。
専門家向けの難しい問題はありません。申し込みをすると入手することができるテキストを勉強し、ライティング問題の対策をしっかり行えば合格はできるはずですよ!
合格するためにはどのくらいの期間が必要?
検定を受けるとなれば、気になるのは申し込みや勉強期間も含めてどのくらいの期間が必要なのかという点。確実に合格するためにも、しっかりとした準備をしておきたいですよね。
もちろん個人差はありますが、平均的な学習期間は6ヶ月とされています。中には1ヶ月半ほどで合格した方もいるようですが、3~6ヶ月かけて合格している方が多いようです。
先述しているように、本試験を受けるには、1回¥6,000の参加費用がかかります。
何度も受けていては、当然費用もかかり負担が大きくなってきますから、1回で確実に合格するためにも、3~6ヶ月ほどの勉強期間を設けましょう。
WEBライティング技能検定の優遇内容
WEBライティング技能検定は合格することによってなんと、特定のクラウドソーシングサイトにて様々な特典を受けることができるんです。
日本クラウドソーシング検定協会の公式サイトによると、WEBライティング技能検定の合格者特典として、6つのクラウドソーシングサイトから優遇を受けられるとのこと。
「記事報酬が〇〇%アップ」のように継続的なものから、特定のプレゼントがもらえるものまで、さまざまな特典が用意されています。
ecorista |
|
CROWD |
|
Lancers |
|
サグーワークス |
|
ちょびリッチ |
|
タイピングベース |
|
(参考:日本クラウドソーシング検定協会)
WEBライティング技能検定の学習方法
選択問題は専用のテキストの中から出題されるため、テキストをしっかりとやり込んでおくことが重要です。合格のためにはライティング問題をいかに攻略するかがカギになります。
2つ目の見出しにあるように、ライティング問題に比重を置いた試験内容になっています。普段からあまり文章を書く習慣が身についていない方は、しっかりと練習しておきましょう。
『解答速報および問題例』には、過去の問題と模範解答が載っているため、実際に過去問題のテーマでライティングをして模範解答と照らし合わせて学習をすると効率的です。
試験の採点規準は公式サイトに記載されていますので、こちらも忘れずチェックしてくださいね!
WEBライティング技能検定の試験会場と日程は?
WEBライティング技能検定は毎月1回開催されています。詳しい日程は専用サイトをご覧ください。また、本試験実施日より3営業日前までに入金を済ませておかなければ、その月に受験することができません。
試験はオンラインでの実施となるため、ネット環境さえあれば自宅など好きな場所で受けることができます。
受験をするには専用サイトへの事前登録が必要です。「オンライン試験システムID・パスワード通知書」が専用の教材に同梱されているため、それに従って登録をしてくださいね!
専用サイトに登録することで本試験だけでなく、模擬試験も受けることができますよ!模擬試験を受けてしっかりと対策をしましょう!
WEBライティング技能検定の良いレビューと悪いレビュー
このような検定を受ける上でやはり気になるのは、「実際に検定を持っていることが役に立つのか」「自身の中にどんな変化があったのか」など、検定自体に効果があるかどうかですよね。
この章では、実際に受講をした方々の良いレビューと悪いレビューを紹介します。
元々、書くことは苦手です。受講したきっかけは、お金を稼ぐことでした。受講して2ヶ月が経ちますが、ひたすら、教材を読んでいます。読解力をつけるために、読書もするようになりました。文章を作成する際は、教材を意識するようにしています。「稼ぎたい」とう強い思いが原動力となり、自分に自身が持てるようになり、「自分をワンランクアップさせたい。」と思うようになりました。
(引用元:https://www.tanomana.com/product/qualification/webwriting.html)
こちらのレビューを書いた方は、検定の内容に満足している様子。受講したことによって自分に自信がつき、自身のスキルを磨く意欲が湧いたようですね。
基礎知識に関しては細かく網羅されているので試験対策として効果があると思う。ただ自分で作文することについては具体的な対策がないため添削してくれるなどのケアがあると良かった。 結局試験に受かっていないが試験でも一人一人フィードバックがあるわけではないのでどこが問題なのかわからない。
(引用元:https://www.tanomana.com/product/qualification/webwriting.html)
こちらのレビューを書いた方は、残念ながら不合格になってしまった様子。明確な答えのない作文の対策が難しく、添削などのサービスが欲しかったと語っています。
まとめ
今回はWEBライティング技能検定の概要や試験内容、そして特典についてまとめました。検定専用のテキストは非常にわかりやすく、未経験者や初心者にとっては大きな力になることでしょう。
ライターとして検定を受けて資格を手に入れることは、自分の能力を示す指標になるために交渉や案件の取得に有利になるだけでなく、自分の自信にもつながります。
ぜひ、ライティング技能検定を受けて素敵なライターとしてのキャリアアップを目指してくださいね!