はい、本当です。ライターは、未経験であっても在宅で仕事を請け負い、お金を稼ぐことが可能です。
しかしながら、これからライターとしての仕事を始めるにあたり、未経験者のあなたにとっては不安なことがあったり、何からすればいいかわからない、と言う状況ではないですか?
安心してください。この記事では、3年以上の経験があるライターが、未経験者が何から初めていけばいいのか・気をつけるべきポイントは何かなどを紹介していきます。
ライター自体には様々な仕事がありますが、今回はWebライターという仕事について、主に触れていきます。
在宅でもできるからライターは未経験者にもおすすめ
ライターという仕事は、在宅でも始められます。ライターの経験がなくても、家にいながら仕事の受注や実際にライティングをすることができるため、未経験者にもおすすめなのです。
なぜ在宅でもできるのかと言うと、Webライターの場合にはパソコン・インターネット環境さえあれば、仕事ができてしまうからです。
パソコンがあり、Wi-Fiの環境が整っているようであれば、在宅でもカフェでもどこでも仕事ができてしまうというのが、Webライターの魅力と言えます。
未経験者が知っておくべきライターの仕事事情
いくら未経験者でもできるとは言え、3年以上ライターとして活動している僕からすると、今のうちから知っておいてほしいことが2つあります。必ず、目を通して頭の片隅に留めておいてくださいね。
時間がかかる
まず、1つの記事を仕上げるまでに、相当な時間がかかります。僕の場合は、2,000文字の記事を書き上げるまでに、初心者の頃は5時間以上かかっていました。
慣れてくれば、2,000~4,000字の文章は1~2時間あればかけてしまうのですが、ライターなりたての時期は、とにかく時間がかかります。「楽して簡単に」記事を書き上げられる訳ではないのです。
稼げない
在宅でライターとして仕事をしたい人は、「お金を稼ぐ」ことも大きな目的の1つですよね。
ちなみにですが、ライター初期は本当に稼げません。1記事を仕上げるまでに膨大な時間を要しますし、1記事あたりの報酬もかなり安いので、5時間で1記事書き上げて報酬¥1,000なんてこともよくあります。
ただし語弊がないように言っておくと、稼げないのは初期の頃だけです。努力次第ではライターは稼げる仕事にもなり得るので、諦めずに続けることが大切です。
未経験の在宅ライターがやらないほうがいい3つのこと
そこの、これからライターを始める未経験の人!これから紹介する3つのことは、絶対にしないほうがいいですよ。
3年以上ライターをしている僕だからこそわかる、未経験のライターがやらないほうがいい3つのことを紹介します。
ブログでの練習
多くの人が「未経験だから練習しよう」と考えるでしょう。世の中には無料でブログが書けるサービスもありますし、練習しようと思えば、いくらでも練習をすることができます。
しかし、このブログで練習をしている時間は、お金を稼ぐことはできないですし、実際にどのような形で記事を書くべきなのか、テンプレートを知ることもできないため、無駄であると断言できます。
ブログで練習をするくらいであれば、いきなり仕事を始めたほうがよっぽど効果的ですよ。
格安サロンへの入会
Twitterやインターネット上で有名な「ライター」さんや「ブロガー」さんは、サロンという物を運営しています。簡単に言ってしまうと、コミュニティのような形ですね。
安いものだと、1ヶ月¥1,000から入会できるサロンもあり、「有名な人がオーナーなら、参加してみよう」と多くの人が参加しています。
ライター・ブロガー業界で有名な人がいる、格安のサロンは入会したほうがいいように思えるかもしれませんが、参加者に提供されるコンテンツ(ノウハウなど)は、内容が薄い場合がほとんどです。
内容が濃いとしても、サポート体制が整っていないこともよくあります。格安のサロンに入るくらいであれば、徹底したサポート・体系化されたコンテンツを提供しているスクールに入るほうがあなたのタメになりますよ。
低単価案件の受注
低単価案件というのは、簡単に言ってしまうとクラウドソーシング上に掲載されている「初心者歓迎」「未経験者歓迎」などの案件のことです。
これらの案件は、1記事当たりの報酬が¥500~¥1,000ほどとかなり安く設定されています。ただ、ずっと初心者向けの案件ばかりを受注していると、ライターとしての稼ぎは増えてきません。
「お金は稼げなくてもいい!」と思っている人でも、少ないよりは多く稼げるほうがいいですよね?
ですので、初心者だとしても未経験者だとしても、積極的に報酬が高く設定されている案件を受注する動きをしてみてください。高単価の仕事をこなしているほうが、稼ぎも増えますよ。
在宅で仕事をしたい未経験ライターはとにかく案件を受注しよう
在宅で仕事をしたい未経験のライターは、とにかく案件を受注することに注力してください。
先ほど「ブログで練習をしないほうがいい」と言いましたが、ブログで練習をするよりもクラウドソーシングなどで実際に仕事を請け負ってみたほうが、様々なことを学ぶことができます。
お金を稼ぐこともでき、ライターの難しさやライターという仕事の流れなどを感じることができるでしょう。
初めの10記事くらいは初心者向けの案件でもいいので、とにかくまずは仕事を請け負ってみることが大切ですよ。
「未経験者歓迎!」の案件には落とし穴アリ?!
「未経験者歓迎!」などの初心者向けの案件でもいいから、仕事を受注したほうがいいと言いましたが、実はこの案件には落とし穴があります。
それは、ライターとしてのスキルアップには繋がらないという点です。
スキルアップに繋がらない理由は、仕事を発注する側にあります。
そもそも未経験者や初心者向けの案件を提供している人たちは、恐らくサイト運営のノウハウがなかったり、「書いてもらえればOK」という考えを持っています。
ですので、未経験のライターが納品した記事に対して、「ここを直してほしい」などのフィードバックをしてくれないのです。そのフィードバックに対して、人員を割いていないという理由も考えられますね。
まとめると、要は未経験者のライターに対する要求のレベルが低いため、フィードバックや改善点を伝えてもらえないというわけです。
とにかく仕事をこなして「初心者だ」という考えを無くそう
「初心者向けの案件ではスキルアップができない」と記述しましたが、
このように考えるライターもいますよね。自分のスキルに自信がなければ、レベルの高い案件を請け負ってはいけないのではないか、と不安になってしまうでしょう。その気持ちは僕もよくわかります。
ですのでまずは、「初心者である」という考えを無くす努力をしましょう。たくさんの案件をこなして「初心者じゃないと思えるくらい成長した」という状態を目指しましょう。
在宅ライターになりたい未経験者におすすめのクラウドソーシング
ここまで読んできた人は「仕事をたくさんこなして、初心者から抜け出すことが大事。」だということがわかりましたよね。ただ、ここで思い浮かぶ疑問が1つあるはずです。
これからライターの仕事をしていく人は、必ず「クラウドソーシングサイト」に登録をしましょう。初心者でも受注できる仕事を掲載してくれるサイトなので、登録は必ず行いましょう。
クラウドソーシングサイトは数多くあるのですが、その中でも特におすすめのサイトを3つ紹介します。
上記3サイトに登録をしておけば準備は完了です。「ランサーズ」も「クラウドワークス」も有名なクラウドソーシングサイトですし、「サグーワークス」はライティングの案件に特化しています。
クラウドソーシングは継続案件・文字単価アップが見込めない
初心者のうちは、前章で紹介したクラウドソーシングサイトを利用していけば、月¥50,000の収入も十分に見込めます。ただ、それ以上の稼ぎを目指そうとなると、あまりクラウドソーシングはおすすめできません。
というのもクラウドソーシングで案件を受注すると、継続的な案件があまり見込めないほか、文字単価のアップも期待できないからです。
「毎月¥50,000の収入があるだけでも十分!」という人は、クラウドソーシングを使い続けるだけで十分です。しかしながら、それ以上に稼ぎたい人は別の道を模索する必要があるでしょう。
在宅であっても、未経験ライターには伸び代しかない!
そろそろこの記事の終盤に入ってきました。ここまではライターの厳しい世界を主に紹介してきたのですが、3年以上のライター経験がある僕に言わせると、未経験ライターには「伸び代」しかないと思っています。
というのも未経験のライターは自分自身の文章の書き方や形が決まっていないため、変なプライドを持っていません。ですので、様々な情報を吸収してライターとしてどんどんと成長していきます。
ライターとしての成長にはしっかりとしたスキルを学ぶことも必要ですが、未経験ライターであることは、大きなアドバンテージになるのです。
未経験ライターが在宅で仕事をすると「学ぶ環境」がない
未経験のライターは、様々な情報を吸収してライターとしてどんどんと成長していきますが、在宅で仕事をしているとどうしてもライティングスキルの情報を仕入れることが難しくなります。
しかも、未経験の場合にはツテもないでしょうし、ライティングに関する相談ができる相手も探しにくく、孤独な闘いになります。
「在宅」でライターをするということは、「学べる環境がない」こともしっかりと頭に入れておいてくださいね。
まとめ
今回は、未経験のライターが在宅で仕事をする上での注意点や、心構えなどを紹介してきました。
冒頭~中盤にかけて、「ライターは稼げない」「初心者歓迎案件には落とし穴が潜んでいる」など厳しめの話もしてきましたが、「ライター」という仕事は簡単ではないのである程度の覚悟を持って望むことが大切です。
恐らく「こんなに大変ならライターは辞めようかな」と考えた人は、この記事の最後まで辿り着くことなくこのページを閉じていることと思います。
しかしあなたは最後まで読んできてくれました。ということは、ライターを始める覚悟もしっかりと備わっているはずです。気持ちが変わらない今のうちに、早速ライターデビューを飾りませんか?