Twitterを運用していると良く目にするのが、「1日30ツイートしよう!」とか「リプライが多い方が良い!」などのツイート。
確かに、ツイート数は多ければ多いほど人に認知されやすいです。
ですが、過去のツイートのデータを確認し、分析することでより効率よくフォロワーを増やすことが出来ます。
今回はTwitterアナリティクスを使ったツイート分析をご紹介します。
Twitterのアナリティクスの[ツイート]とは
Twitterでフォロワーを集めるには、ツイートで情報を発信していきアカウントに興味を持ってもらう必要があります。ツイート毎に反応を見てTwitter運用をしましょう。
- PCでTwitterにログイン
- 右上のアイコンをクリック
- 表示されたタブから『アナリティクス』をクリック
- 左上の『アナリティクス』の文字の右側にある『ツイート』をクリック
※下に参考画像有り
- 1ヶ月間のツイートによるインプレッションがある
- 各ツイートのエンゲージメントが分かる
- 1ヶ月間のエンゲージメントの詳細が分かる
アナリティクス[ツイート]で良ツイートが明確になる
アナリティクス[ツイート]では、各ツイートの「インプレッション数」と「エンゲージメント」、「エンゲージメント率」が表示されます。
また、1ヶ月間のツイートのインプレッション総数とその時期が一目で確認することが出来ます。
反応を集めているツイートが分かるため、良いツイートの区別が容易です。
逆に『どのようなツイートが反応されないのか』を知っておくことで、今後のツイート作成で注意すべきポイントが明確になるでしょう。
アナリティクスからツイート→プロフィール閲覧数を分析
ツイートの目的はアカウントに興味を持ってもらうことです。その為ツイートがどのくらいエンゲージメントされているのかを一度確認しましょう。
エンゲージメントとは…ユーザーがツイートに反応した合計回数、ツイートのクリック(ハッシュタグ、リングプロフィール画像、ユーザー名、ツイートの詳細表示のクリックを含む)、リツイート、返信、フォロー、いいねなど。
直近のツイートからTwitterユーザーのニーズを分析
画面を下へスクロールすれば、より過去のツイートを遡ることが出来ます。
ツイートはフォロワーの入れ替わりが原因で、『伸びる』時と『伸びない』時があるので、最近のツイートから『今のフォロワーが反応しやすいツイート』を分析しましょう。
『予測できる伸びていない時の原因』などをメモしておくと良いでしょう。
自身のプロフィールの構成によってフォロワーとして集まるユーザーの属性(学生・会社員・フリーランスなど…)は異なります。
フォロワーが集まりやすいプロフィールの構成に関しては以下の記事で詳しく説明しております。
「トップツイート」からTwitterで反応の得る投稿を分析
「トップツイート」では、今までの運用の中でより反応の取れたツイートが表示されます。
反応を多く集めているツイートは、『あなたのアカウントの代名詞』になっている可能性があります。
トップツイートを確認し、共通点を探し出すことがニーズを明確にする簡単な手段です。
- 140文字、目一杯使ったツイート
- 画像付きのツイート
- 世の中のタブーに触れるような内容
- インフルエンサーのツイートの引用リツイート
※筆者のTwitterアカウント:@ryota_fuji
過去1ヶ月間を分析しエンゲージメントの詳細を分析
エンゲージメントの詳細はアナリティクス[ツイート]の右側に縦に表示されています。
それぞれ、過去1ヶ月のエンゲージメントの詳細が日付ごとに記されています。
- エンゲージメント率
- リンククリック数
- リツイート数
- いいね数
- 返信数
エンゲージメント…ツイートに反応すること。
エンゲージメント率…インプレッションした回数の中で反応された比率。
リンククリック数…エンゲージメントの1つ。ツイートの中にあるリンクをクリックした回数。
リツイート…エンゲージメントの1つ。ツイートを閲覧したユーザーが自身のフォロワーに対して拡散すること。
いいね…エンゲージメントの1つ。比較的手軽に行える。いいねしたユーザーのフォロワーにも「〇〇さんがいいねをしました」と拡散される。
返信(リプライ)…ツイートに対してコメントするツイート。
同じ日付を見てみると、より反応の取れてる日付のツイートからヒントを得ることも出来るので確認しておきましょう。
Twitter運用するならツイートのエンゲージ率は1%が基準
エンゲージメント率は基本的には1%が基準となります。つまり、100人からインプレッションされた際には1人からはエンゲージメントを受けているという計算です。
それを下回る場合は、比較的反応し辛いツイートということになります。現在のツイートに何かしらの改善をした方が良いでしょう。
簡単な改善方法として、『フォロワーに疑問を投げかける』というものがあります。フォロワー参加型にすると反応しやすいツイートになります。
ネットで稼ぎたいとか言ってる割に「だから何?」と問いたくなるブランディングをまとめた。
・『うつ病(から復帰しました)』
・『ポジティブです』
・『日々感じたことを発信』
・『休学中』
・『年間200冊本を読みます』他にもあれば、リプ欄へ。
— マガレット@コミュ力❌webの人 (@ryota_fuji) March 3, 2019
アナリティクスでTwitterのリプライの重要性を知る
Twitter上で『フォロワーを増やすにはリプライをしよう』という声をよく聞くようになりました。本当に効果があるか疑問に思ったことはないでしょうか?
リプライの性質上、インプレッションは得にくいですが、リプライ先のフォロワーから閲覧されるケースが多いです。
こちらも下へスクロールすれば、より過去のツイートを遡ることが出来ます。
さらに、リプライツイートは通常のツイートと異なり会話形式になりがちです。逆に『長文のリプライをすることで元のツイートを通じてしっかり考えている』というイメージを与えることが出来ます。
「データをエクスポート」でアナリティクスをExcelで保存
Twitterアナリティクスの[ツイート]は、そのデータをExcelで保存し、オフライン上でも確認することが出来ます。
画面右上にある「データをエクスポート」をクリックすると自動的にデータのダウンロードが始まります。
PCに保存し、いつでも確認できるようにしましょう。Excel自体は少し文字化けが発生しますが、数値は見やすくなっているので、オススメです。
また、保存形式がExcelなのでグラフや表を自身で作成することも出来ます。
『Twitter分析』アナリティクスはあくまでもデータ
アナリティクスはあくまでも過去のデータです。これから未来のこと参考にしかなりません。確実性のあるものではないことを忘れないようにしましょう。
また、ツイートに対する反応のみに焦点を当てていると他ユーザーからあまり良い目で見られません。
データに捉われ、反応重視のツイートだけをするのではなく、リプライなどで横のつながりを増やすことも重要です。
同じくらいのフォロワーと切磋琢磨しながらTwitter運用をしていきましょう。