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需要の多いキーワードと少ないキーワードの3つの違い

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「ブログのアクセス数を伸ばしたいから、最初から需要の多いキーワードを狙っていこう!」「とにかく検索ボリュームの多いキーワードを狙った方がいいよね!」

1度でもこのように考えたことはないでしょうか?僕はあります。「検索ボリュームが多いキーワードをとにかく狙っていけば一気にアクセス数伸びるじゃん!」と考えて、無闇矢鱈に狙っていたことはあるのですが、結果は撃沈。。。

それもそのはず。需要の多いキーワードにはメリットやデメリットがあるから、なんです。もちろん、反対に需要の少ないキーワードにもメリットやデメリットが存在します。

そこでこの記事では、需要の多いキーワード・少ないキーワードの3つの違いと、それぞれのキーワードのメリット・デメリットについて紹介します。

今後のブログ運営の戦略を考える際に、指針を決める1つの参考になるはずですから、必ず最後までご覧ください!

需要の多いキーワード・需要の少ないキーワードとは?

需要の多いキーワードと少ないキーワードの違いについて説明していく前に、両者のこの記事での定義について紹介しておきます。

需要の多いキーワードというのは、GoogleキーワードプランナーやAhrefsなどのキーワードボリューム検索ツールで調べた際に、月間平均検索ボリュームが多いキーワードのことを指します。

1000回以上あれば多いと捉えても良いでしょう。

一方需要の少ないキーワードというのは、ツールを使って調べた際に月間平均検索ボリュームが少ないキーワードを指します。おおよそ1000回以下であれば需要が少ないと捉えても良いでしょう。(※あくまでも目安ですので、人によって多い少ないの捉え方は異なるでしょう。)

検索ボリュームの多さによって「需要が多い / 少ない」と話していると認識してください!では、次章から需要が多いキーワードと少ないキーワードの違いについて、3つの項目から紹介していきます。

この記事の中での定義
  • 需要が多いキーワード :月間平均検索ボリュームが1000回以上
  • 需要が少ないキーワード:月間平均検索ボリュームが1000回以下

違い①流入数・求めている人の数

まずは、なんといっても「流入数・求めている人の数」の違いです。

当然ながら、需要が多いということはそれだけ多くの人が求めている・探しているということになるので、検索エンジンで調べる人が多くなります。

結果的に、需要の多いキーワードであなたの記事が上位を獲得できていれば、それだけ多くの人を集めることができるのです。

一方、需要が少ないということは、その情報を求めている・探している人が少ないということになるので、上位を獲得できていたとしても多くの流入を獲得できるわけではありません。

違い②競合の多さ

続いて2つ目は「競合の多さ」の違いです。

需要が多いものであれば、キーワードにしろ商品にしろ、供給する側も多くなりますから競合が一気に増えてきます。

2020年から発生している新型コロナウイルスのパンデミックの際には、マスクや消毒液の需要が一気に高まったことを受けて、薬局やコンビニ以外の衣料品店や雑貨店などでも販売されていましたよね。

まさに、需要が増えたことによって供給側(競合)も一気に増えた好例です。

例として挙げた「マスク」であれば、個人での参入が難しいという側面がありますが、検索キーワードを狙いにいくとなると個人でも容易に参入可能なので、競合はさらに多くなります。

一方、需要が少ない場合には、需要が多い場合と比べて競合が少ない傾向にあります。

違い③検索意図の把握のしやすさ

最後3つ目は「検索意図の把握のしやすさ」の違いです。

今までの2つと比べても少し毛色の違う内容なのですが、基本的に需要が多いキーワードはシングルワードばかりです。一方、需要が少ないキーワードは複合ワードの方が多くなります。

  • シングルワード:「ブログ」「SEO」のような、1つの単語で構成されたキーワード
  • 複合ワード  :「ブログ SEO」「ブログ アクセス数 伸びない」のような、複数の単語で構成されたキーワード

※あくまでも一般論であり、キーワードや市場規模によってシングルワードでも需要が少ないケースもあれば、複合ワードで需要が多いケースもあります。

キーワードに沿って記事を仕上げていく場合、必ず調べている人の「検索意図」に合う形で記事を書いていかなければならないのですが、えてしてシングルワードの場合には検索意図が把握しづらいのです。

一方で、複合ワードの場合には検索意図が把握しやすいという特徴があります。

例えば、シングルワードである「ブログ」と調べている人は、どんな検索意図があると思いますか?

  • ブログの種類を知りたい
  • ブログを始めるために開設方法を調べたい
  • 芸能人のブログを読みたい
  • そもそも「ブログ」という言葉の意味を調べたい

このように、さまざまな可能性が出てくるわけですね。どのような検索意図があるのかを把握しづらいのです。仮に上述した4つの検索意図を満たす1つの記事を仕上げるとしても、その記事は一貫性もなく違和感も出てくるでしょう。

では一方で、複合ワードである「ブログ アクセス数 伸びない」と調べている人の検索意図についても考えてみましょう。

  • ブログのアクセス数が伸びないから、伸ばすための方法を知りたい
  • ブログのアクセス数が伸びないから、なぜ伸びないのかという原因を知りたい

これらが考えられます。人によって検索意図は多少異なりますから、必ずしも1つになるというわけではありませんが、上述した2つの検索意図であれば1つの記事で紹介しても何ら問題はないでしょう

ブログの記事が狙ったキーワードで上位を獲得するためには、読者の検索意図を満たす必要があります。

ですから、100%は無理だとしても高い確率で検索意図を把握して、さらには満たしてあげなければ、読者のための記事を書き上げることはできず、上位の獲得は見込めないでしょう。

需要の多いキーワードを選ぶメリット・デメリット

ここまで、需要の多いキーワードと需要の少ないキーワードの違いを3項目に分けて紹介してきました。続いては、両者のメリットとデメリットについて紹介していきます。

まずは需要の多いキーワードからみていきましょう。

メリット

需要の多いキーワードはそれだけ探している人・求めている人が多いので、流入してくる人の母数も多くなります。ですから、需要の多いキーワードで上位を獲得することで、多くの人をあなたのブログに誘導することができるのです。

Googleアドセンスで稼ぐにしろ、アフィリエイトで稼ぐにしろ、そのほかの広告で稼ぐにしろ、集客数が大きな鍵を握ってきます。

集客ができるというのは商品販売においては強力な武器になりますから、需要の多いキーワードで上位を獲得できればあなたのブログは一気に伸びていきますよ。

デメリット

需要が多いということは、当然ながら競合が多くなります。ですから、「需要の多いキーワードで上位を取るんだ!」と意気込んでいたとしても、競合が強すぎて太刀打ちできないというのは、ブログの世界において日常茶飯事です。

そして、需要の多いキーワードがシングルワードだった場合には、検索意図の把握が一気に難しくなるので、読者の検索意図を満たした記事を提供することも難しくなるでしょう。

検索意図を満たすことが難しくさらには競合が多いということで、需要の多いキーワードの場合、上位獲得が困難を極めるわけです。

需要の多いキーワードを活用するポイント

需要の多いキーワードで上位を獲得するのは非常に難しいのですが、ブログを大きくしていきたいのであれば「需要の多いキーワードを狙う」ことは、避けては通れない道です。

例えば、検索ボリュームが「100」のキーワードで1位を獲得する記事を10にするよりも、検索ボリュームが「1000」のキーワードで1位を獲得する記事を1つでも生み出せれば、同じだけの効果を得ることができます。

需要の少ないキーワードでずっと戦い続けるのは消耗戦になってしまうので、需要の多いキーワードを狙って上位を獲得していく必要もあるのです。

ですから、まずは需要の少ないキーワードで上位を獲得しつつ、記事の書き方や検索意図の把握の仕方に慣れてきたら、徐々に需要の多いキーワードにも挑戦していくようにしましょう。

需要の少ないキーワードを選ぶメリット・デメリット

続いては、需要の少ないキーワードについてみていきましょう。

メリット

需要が少ないということは、それだけ参入する競合も多くない傾向にあるため、比較的上位を獲得しやすいという側面があります。(※ただし、あくまでも一般論ですので必ずしも上位を獲得できるとは限りません。)

そして、需要の少ないキーワードはえてして複合ワードになりがちなので検索意図が把握しやすいというのが、大きなメリットです。

検索意図が把握しやすければ、それだけピンポイントな内容を記事にすることができるので、抽象的な内容を書くときよりも読者に響きやすいという副次的な効果も見込めます。

デメリット

一方で、需要が少ないということはそれだけ探している人・求めている人が少ないということになるので、多くの人を集めることはできません。

仮に需要の少ないキーワードだけで多くの流入を求めるのであれば、多くの記事を書いて上位を獲得しなければならず、時間もかかりますし消耗戦になりがちです。

需要の少ないキーワードを活用するポイント

先ほど挙げた「競合が多くないから上位を獲得しやすい」「検索意図を把握しやすい」という2つのメリットは、非常に大きな効果があるとweb+では考えています

しっかりと検索意図を把握できれば、競合が少ないので上位を獲得できる確率も高くなるわけです。そして、この「上位を獲得する」というのが自分自身にとっての自信となって積み重なっていきます。

「需要の少ないキーワードで上位を獲得する」という、小さな成功体験を積み重ねることはブログを続ける上では強力なパワーを発揮します。

需要の少ないキーワードで上位表示させるためのキーワード選定については、「検索上位を獲得し小さな成功体験を積み重ねるキーワード選定のやり方」こちらの記事で紹介しているので、併せてご覧ください。

とはいえ、需要の少ないキーワードだけではブログのアクセス数を大きく増やすことは難しいですし、時間がかかったり消耗戦になったりするので、最初のうちは需要の少ないキーワードで上位獲得を狙いつつ、徐々に需要の多いキーワードへとシフトしていくようにしましょう。

まとめ

需要の多いキーワードと少ないキーワードには、単純に「流入数」の違いだけではなくそのほかにも違いがあることを、ご理解いただけたでしょう。

「ブログのアクセス数を伸ばしたいから、最初から需要の多いキーワードを狙っていこう!」と考えたくなる気持ちもわかりますが、それは少し安易かもしれません。というのも、競合が多くなかなか上位の獲得も難しい世界だからです。

とはいえ、「需要の多いキーワードを狙っちゃダメ」と言いたいわけではありません。ブログを大きく成長させるためには、需要の多いキーワードを狙っていく方が効率的なのです。

ですから、記事後半で紹介した「需要の多い / 少ないキーワードを活用するポイント」を参考にしながら、今後のブログ運営を続けていってくださいね!

篠崎
篠崎

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