SEOライティング10days集中講座 Day5
今日もSEOライティング10days集中講座をご覧いただきありがとうございます。
本メルマガ講座は連続での講義形式なので、まだ以前の講座を読んでいない方は先にそちらをご覧ください。
さて今日のテーマは「本文の書き方」です。記事の大部分を占める本文は、当然ながらSEOに大きく影響します。
また、どんなにSEOを意識して記事を書いても、実際に記事を読む読者にとって文章が読みづらければ、すぐに離脱されてしまうでしょう。そういう意味では「読みやすい文章を書くこと」も重要ですね。
今回の講座では、しっかりSEOを意識しつつも、読者にストレスなく読んでもらえる文章の書き方をお伝えします。言われてみれば当たり前のことも多いですが、この基礎が意外と抜けている人が多いのも事実。
なので今回の内容は「そんなこと知ってるよ!」ではなく「もう一度、文章の基本をしっかり押さえよう」という意識で読んでもらえると、より学びが深まります。
記事本文を書く上での大前提
文章のテクニックはそれこそ無限にありますが、中でも大前提で押さえておくべきは「ユーザー目線」を徹底することです。
このユーザー目線は、Googleも重要視している大事なポイントです。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。
引用:Googleが掲げる10の事実(https://www.google.com/about/philosophy.html?hl=ja)
SEOを意識すればするほど、「Googleに評価してもらうためにはどうすればいいか」を考える傾向が強くなります。
ですが、Googleも言っているようにまず目を向けるべきはユーザー(読者)であるべきなのです。大事なのは「ユーザーを満足させること」であり、SEOはその結果にすぎません。
どんなにSEOを意識しても、読者を満足させられない記事が検索上位をとることは難しいでしょう。逆に、真に読者を満足させられる記事なのであれば、多少SEO対策が劣っていたとしても、検索上位に行くことは十分に可能なのです。
本質は小手先のテクニックに勝ります。
なので、この講座でもこれから「本文の書き方」に関する具体的なノウハウをお伝えしていきますが、大前提は「ユーザー目線」であることを常に頭に入れておいてください。
読みやすい本文を作る4つのポイント
では、ユーザー目線という大前提を踏まえた上で、より読みやすい文章の書き方を4つのポイントに分けてご紹介します。
- 読者の存在を意識する
- 1記事1テーマに絞る
- 一文は60文字以内に抑える
- 箇条書きを活用する
読者の存在を意識する
記事は、Googleの検索エンジンに読んでもらうために書くわけではありません。記事を読んでくれる人のために書く必要があるのです。
例えば、男性に向けた記事と女性に向けた記事で文章の書き方は変わってくるでしょう。20代に向けて書くか、60代に向けて書くかでも言葉の使い方が変わるはずです。
このように文章というのは、誰に向けて書くのかによって正解が変わります。より読者に刺さる文章を書くためには、記事を書く前に以下の4つを決めることが大切です。
- 誰に(Who)
- 何を(What)
- どれくらい(How much)
- どうやって伝えるのか(How)
この4つのポイントを考えると、自ずと「この記事を読む人がどんな人でどんな情報を欲しているのか」が見えてくるはずです。
1記事1テーマに絞る
文章の基本は1記事1テーマです。例えば「SEO ライティング 書き方」というキーワードで記事を書くとしましょう。
このキーワードで検索をする読者は「SEOライティングの書き方について知りたい」という検索意図があると推測できますよね。つまり、記事には「SEOライティングの書き方」だけを書くべきなのです。
そこで急に「SEOはライティングも大事ですが、ブログのデザインも大事なんですよ。なので、ちょっとSEO効果の高いブログのデザインについても解説しますね」みたいな話が始まったらどうですか?
大半の読者は「デザインについては今はいいや。」とその時点で記事から離脱することでしょう。
このように余計な内容も含めると、読者のニーズから外れて「余計な情報」になる可能性が高いのです。
なので上記の例で言えば、SEOライティングの記事ではSEOライティングの内容だけを紹介し、ブログデザインに関してはまた別の記事で紹介するのが正解です。
この手のミスは「見出し作成」が甘い場合に起こりがちなので、見出しを作る段階で「記事全体を通して、話の内容が一貫しているか」をチェックしてみると良いでしょう。
一文は60文字以内に抑える
続いて紹介するのは「一文を60文字以内に抑える」というテクニックです。厳密に60文字である必要はないのですが、それ以上に長い文章は内容の理解が難しくなります。
例を挙げるので、どれほど読みづらくなるのかを体感してみてください。
昔々あるところにおじいちゃんとおばあちゃんが住んでいて、ある日おじいちゃんは山にしば刈りに、おばあちゃんは川に洗濯に行ったところ、川から「どんぶらこどんぶらこ」と大きな桃が流れてきて、おばあちゃんが家に持ち帰り桃を割ったところ、中から小さな赤ん坊が生まれました。
非常に読みづらい。というより、そもそも読む気が起こらない文章ですよね。頑張って読んだところで、内容を完璧に理解するのに時間がかかります。
では、この文章を適度なところで区切って、一文を60文字以内にしてみましょう。前の文章と読み比べてみてください。
昔々あるところにおじいちゃんとおばあちゃんが住んでいました。ある日おじいちゃんは山にしば刈りに行き、おばあちゃんは川に洗濯に出かけます。すると、川から「どんぶらこどんぶらこ」と大きな桃が流れてきたではありませんか。おばあちゃんが家に持ち帰って桃を割ったところ、中から小さな赤ん坊が生まれました。
適度な長さで文章を区切ると、前の文章と比べて、すんなりと内容が頭に入ってきますよね。でも、まだ少し読みづらさを感じるかもしれません。その原因は「改行がないから」です。
では、次に一文を60文字以内に抑えつつ、改行も入れて、より読みやすい文章にしてみましょう。
昔々あるところにおじいちゃんとおばあちゃんが住んでいました。
ある日おじいちゃんは山にしば刈りに行き、おばあちゃんは川に洗濯に出かけます。
すると、川から「どんぶらこどんぶらこ」と大きな桃が流れてきたではありませんか。
おばあちゃんが家に持ち帰って桃を割ったところ、中から小さな赤ん坊が生まれました。
前に挙げた文章と比べると、さらに読みやすくなっているのではないでしょうか。
記事の本文は内容も重要ですが、実はそれ以上に「読みやすさ」が大事なのです。たとえどんなに内容が良くても、最初に挙げた例のように「文章がずらっと並んでいて読みづらい記事」はそもそも読まれません。
むしろ、良い内容の記事が書ける人ほど、その内容を読者に読んでもらうためにも、文章の読みやすさが重要になります。
その第一歩として「一文の文字数を60文字以内に抑える」ことを意識してみてください。
箇条書きを活用する
本文を書く際のポイント4つ目は「箇条書きの活用」です。箇条書きは、複数の内容を簡潔にまとめる際に使います。
この記事にある「本文を書く際の4つのポイント」も箇条書きを使った例ですね。
もし箇条書きを使わずに、上記の内容を説明しようとしたら、以下のようになるでしょう。
本文を書く際のポイントは、「読者の存在を意識する」、「1記事1テーマに絞る」、「一文は60文字以内に抑える」、「箇条書きを活用する」の4つです。
…明らかに、箇条書きを使った方がパッと内容が頭に入ってきますよね。
また箇条書きは、普通の文章と比べてレイアウトに変化が生まれるので、余計に箇条書きの内容が目立つというメリットもあります。
記事を書く際に、複数の項目を紹介することはよくあるので、箇条書きを記事に取り入れることを意識すると、より読みやすい本文が書けるようになります。
実は、読みやすい本文のポイントは他にもたくさんある
今回は厳選した4つのポイントを解説しました。ですが実は、web+が運営しているスクールの参加者に提供しているコンテンツの本文に関する章では、全部で15のポイントをあげているのです。
今回は、15のポイントは数が多すぎて消化しきれないと考えたので、中でも基本となる4つのポイントに厳選して紹介しました。
とはいえ今回紹介した4つのポイントを押さえるだけでも、格段に読みやすい文章になります。
なのでまずはのこ4つの基本を押さえた上で、もっとレベルアップしたい人はさらに細かいテクニックを学ぶと良いでしょう。
そのためには、自分で文章力に関する本を買って読んだり、ネットで時間をかけていろんな人のブログ記事を読み込むことになります。
でも、それってぶっちゃけると「ちょっと面倒」に感じませんか?
そこで、いつも本メルマガ講座を読んでくれているお礼もかねて、今回の記事を最後まで読んだ人限定で「web+ SEOライティングBook【本文編】」をプレゼントします。
本コンテンツは、これ1つでSEOライティングに必要な文章力のテクニックを全て紹介し尽くしています。
前述したように全15ポイントとかなりのボリュームなので、本気で今よりも読みやすい文章を書けるようになりたいという人だけ受け取ってください。
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