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「いつか起業してやる!」と思ってはいるけど、いざ行動に起こそうとすると
「起業して失敗するのが怖い」
「失敗したらどうなるんだろう」
「失敗が怖くて行動できない」
と、今のままではダメだとは分かっているけど漠然とした恐怖があり中々行動に移せない…と思っていませんか?
もちろんこのまま行動しなければ何も変わる事はありません。
ですが、行動するのが怖いという気持ちもよく分かります。
起業するのが怖いという方はもしかしたら、最初から大きなリスクを背負おうとしていませんか?
一か八かのかけ事のような感覚ではありませんか?
実はそうではありません。
今回は起業に失敗するとどうなるのか、失敗する人の特徴と、失敗のリスクを最低限まで抑える方法をご紹介していきます。
起業に失敗するとどうなる?
起業に失敗するとどうなってしまうのか、漠然と不安になっている方がほとんどだと思います。
では「起業失敗」とはどのような状況を指すのでしょうか?
何をもって失敗というのかは実はその人のとらえ方によって違います。
今回は起業失敗でよく上げられるケースを3つ取り上げてご紹介します。
失敗ケース1:資金問題
まずは、資金面に関する失敗ケースをご紹介していきます。
お金を使いすぎる
資金が底をつきて、首が回らなくなるケースです。まずその原因として考えられるのが「お金を使いすぎる」事によって引き起こされます。
資金をあるだけ全部使ってしまったり、今の資金でできるレベルを超えた事をしようとすると結果的に出費が増える事になり、出費が収入を超えてしまう事もあります。
特に毎月支払う「固定費」を増やしてしまうと、ここぞというときに投資ができないので稼ぐチャンスをみすみす逃してしまう事にもなりかねません。
まずは無理しない程度のお金で小さく始める事をお勧めします!
投資に使える程度の利益がでてから、事業拡大のために予算を増やしていきましょう。
無計画で資金を使いすぎると首が回らなくなってしまって、倒産して借金だけが残った…ということにもなりかねないので、しっかり計画をたてて投資するようにしましょう。
商品が売れない
あなたの会社の商品やサービスが売れない事には収益はあがりません。
いくら計画をたててコストを最低限に抑えていたとしても、生活費や会社の維持費などはどうしても毎月かかってきます。
その時に、収益では維持費をまかなえなくなってしまうかもしれません。
そうなるとどれだけ会社を回そうとしても限界があるので結局倒産してしまうことも考えられます。
商品が売れないのには原因はいろいろあります。
・宣伝がうまくできていない
・コンセプトがイマイチ
・商品やサービスの質が悪い 等
しかし、全ての原因に根本的にあるのが「お客様目線ができていない」事です。
お客様の立場になって考えていないから、どう宣伝すれば刺さるのかが分からない
お客様の立場になって考えていないから、どんなコンセプトにすればいいのか分からない
お客様の立場になって考えていないから、どんな商品やサービスが喜ばれるのかがわからない
ですので、商品やサービスが売れない場合は、まず原点に立ち返ってニーズを把握する事が大切です。
失敗ケース2:人間関係のトラブル
お次は人間関係によって起こり得るトラブルによる失敗についてご紹介していきます。
信頼度が低い
お金や情報等の管理がずさんであったり、連絡を返すのが非常に遅いなど、相手に不信感を持たれ信頼を失うケースです。
いくら仕事ができる人であっても、大切なお金や情報を雑に扱われたり、こちらが連絡しても返事が来るまで2日もあいたりするような人間と一緒にビジネスをしようとは思いませんよね?
また、クライアントさんにも同じような扱いをしていると不信感を抱かれてリピートしてくれないのはもちろん口コミが広がり新規顧客の獲得にも影響がでる可能性があります。
管理するべき所はしっかり管理する、もしくは自分での管理が難しい場合は管理できる人にお願いしましょう。
騙される
ビジネス業界は様々な情報で溢れかえっています。
そこで、「おいしい話」を持ちかけられる事もあります。
それに飛びついてしまうと実は騙されていて、お金だけ持ち逃げされてしまったり、法律で禁止されている事に足を踏み入れてしまったり等、とりかえしのつかないような状況にあってしまうかもしれません。
あなたの本意でなく、いつの間にか犯罪の片棒を担がされていた…とならないように気を付けましょう。
また、起業したての人に高額なだけで中身があまりない商品やサービスを売りつけてくるような悪徳な業者も存在します。
おいしい話を持ち掛けられたときは、しっかり情報を集めてから冷静に判断するようにしましょう。
会社内でのトラブル
これは友達同士だったり、複数人で起業するときに起こり得る問題です。
自分一人ではできない事も協力してなしとげたり、自分の苦手や得意を補いあえるのでメリットも多くありますが、失敗するとお金だけでなく友人まで失ってしまう可能性が非常に高いです。
また一度人間関係がこじれてしまうと、派閥ができてしまったり、働かない人ができてしまったり、裏切る人もでてくるかもしれません。
そうなると会社がすぐには倒産しなくても働きにくい職場になってしまうのでその問題を解決しない限り長くは続かないでしょう。
最悪のケース:諦める
今までの失敗ケースもあなたが思い描いていた「起業に失敗した場合の最悪な未来」だったかもしれません。
ですが、諦めずに改善して挑戦し続けていればいつかは成功します。
しかし、あなたが「これは失敗だ」と決めつけて諦めてしまえばそれまでです。
本当に失敗のまま終わってしまいます。
つまり、あなたが「失敗した」と諦める事さえしなければそれは失敗ではなく成功するための経験にすぎないのです。
悪い事も全て経験値だと考えてみて下さい。失敗がなければ成功の仕方も分からないままです。
あなたが起業を諦めて行動しなくなってしまう事が一番最悪な失敗ケースだと言えるでしょう。
起業に失敗しやすい人の特徴
次に、どんな人が起業に失敗しやすいのか、特徴を見ていきましょう。
特徴1:頑固
まず、頑固な人です。
頑固な人は人のアドバイス等を聞かずに「自己流」で進めてしまう事が考えられます。
守破離という考え方がありますが、まずは基本をしっかり固めていく事が重要になってきます。
守破離(しゅはり)は、日本の茶道や武道などの芸道・芸術における師弟関係のあり方の一つであり、それらの修業における過程を示したもの。
日本において芸事の文化が発展、進化してきた創造的な過程のベースとなっている思想で、そのプロセスを「守」「破」「離」の3段階で表している。
出典:Wikipedia
もちろんオリジナリティも大切ですが、それだけではうまくいかないのがビジネスの難しい所です。
まずは守破離の「守」から、自分の知らない世界を受け入れる事から始めましょう。
また、事業家になるにあたって、色々な意見があるということを受け入れられない人は独りよがりな商品やサービスを作ってしまいがちです。
もちろんアドバイスをしてくれた人が信用できる人なのかどうか、鵜呑みにしていいのかどうかはしっかり見極める必要はあります。
特徴2:勉強しない
これは、説明しなくてもよく分かるかと思います。
なんの知識もなく、ノリと勢いだけで起業してもうまくいくわけはありません。
起業するまでだけでなく、起業したあとも学び続けて商品やサービスをよりよくするために勉強し続ける必要があります。
また、世界の常識は日々変化しています。
今まで常識だった事がいつひっくり返るか分かりません。
常に知的謙虚さを持ち学び続ける姿勢を大切にしましょう。
特徴3:実行しない
学ぶだけでは意味がありません。
「知っている」と「できる」では大きな差があります。
いくら知識として持っていたとしてもそれを実行しなければ「知らない」のと同じなのです。
学んだら、実行しましょう。
実行することによって学びの定着も深くなり、さらに施策が生まれるかもしれません。
また、学ぶ事だけに執着しすぎて準備に時間がかかりすぎている場合もあります。
学びに終わりはありませんので、それではいつまでも実行に移せません。
ある程度学んだら実行に移して、問題が起こったらそれについてまた学び、実行しましょう。
特徴4:目標をたてられない
いきなりスケールの大きい目標を達成しようとすると具体性がないのでやり方が分からず何も達成できません。
「俺は年収1000万円を達成する!」と言っている人に年収1000万円を達成するための具体的な方法を尋ねてみても恐らく答えは返ってこないでしょう。
このように大きな目標だけ掲げている場合は、どうすれば分からず挫折してしまう人がほとんどです。
まず大きな最終目標を掲げて、そのために何をしないといけないのかをどんどん逆算して細分化して今やるべき事に取り組んでいきましょう。
目標は自分が今うまくいっているのかどうかの道しるべになってくれます。
達成できなくても落ち込んで挫折するのではなく、自分の実力を知り目標を修正していきましょう。
特徴5:相手目線ができない
これは、先ほども【商品が売れない】のところで触れましたが、相手目線ができないのは致命的です。
相手目線で物事を考える事ができなければ、売れる商品もつくれませんし、刺さるキャッチコピーも作れませんし、相手と信頼関係を築くのも難しいでしょう。
ビジネスの根本に相手目線を考える事が必要になってきます。
また、いくらお客さん目線にはなれたとしても、従業員目線ができない経営者もいます。
そうなると最終的には自分の首を絞める事になるので、常に相手目線で考えるということを忘れないようにしましょう。
特徴6:情報リテラシーがない
情報リテラシー(じょうほうリテラシー、information literacy)とは、情報 (information)と識字 (literacy) を合わせた言葉で、情報を自己の目的に適合するように使用できる能力のことである。「情報活用能力」や「情報活用力」とも表現するが、文部科学省が定義する「情報活用能力」とは意味合いが異なる。また、”情報=IT”との連想やインターネットの利用時において情報リテラシーが要求される等の理由から、しばしばコンピュータ・リテラシーと混同される。しかし、以下に定義されるように、本来必ずしもコンピュータと直結するものではなく、情報モラルと大きく同じ意味だと認識されている。
出典:Wikipedia
情報リテラシーとは、簡単に言うと正しく情報を読み解くこと、そして正しく情報を発信することです。
情報で溢れかえっている今の現状で、情報をうまく扱う事ができなければ騙されて金銭的な被害をうけたり、お客様に誤った情報を発信してしまい信用を失う事にもつながってしまいます。
スムーズに業務や作業を進めるためにも情報リテラシーの向上は必須と言えるでしょう。
起業失敗のリスクを最小限にするには?
以上の事をふまえて、どうすれば失敗のリスクを最小限に抑えられるかをご紹介します。
まず、最初にも書いた通り起業は一か八かの賭けではありません。
しっかり手順を踏んで正しい方法で進めて行けば、リスクを最小限に抑える事ができます。
【実践で学ぶ】【資金をできるだけ抑える】
の二つの観点から、まずはスモールビジネスから始める事をお勧めします。
いきなりスモールビジネスと言われてもピンとこない方がほどんどだと思いますので、スモールビジネスとはなんなのか、なぜスモールビジネスから始めると良いのかを説明していきます。
スモールビジネスとは?
スモールビジネスで検索すると「中小企業」「ベンチャー企業」等が出てくることもありますが、ここでいうスモールビジネスとは文字通りもっと小規模なビジネスで、低予算で初められて小さく起業する事です。
基本的には個人で行える範囲の事業と考えて頂けたらと思います。
まずは資金や人のコストをかけずに行うので失敗のリスクなどを考えずに試行錯誤できるのが特徴です。
そこから収益があがるようになれば人数や規模を拡大していくケースもあります。
ではなぜそんなスモールビジネスから起業を始めたほうがいいのかを3つの理由から説明していきます。
スモールビジネスから始める理由1:費用を抑えられる
最初から、お金を大量に投資して始めたとしてもビジネス初心者であるうちは当然ビジネスが下手なので上記のような資金面での失敗をしがちです。
起業に失敗したと聞いてまず一番最初に思いつくのが金銭面の問題ではないでしょうか?
そこを回避するためにまずは費用を抑えて、仮に事業がうまくいかなかったとしてもあなたが負債を抱える心配がない状態で始めてみましょう。
その事業がうまくいけば、資金をかけて投資して事業を拡大して起業する…
という風にしていけば、資金面では最低限のリスクで起業することが出来ます。
スモールビジネスから始める理由2:実践で学べる
学ぶ事は大切ですが、いくら本や教材で学んだところでビジネスはうまくなりません。
スポーツで考えると非常に分かりやすいのですが、例えば野球を始めようとしてホームランの打ち方の本を読み漁っても実践で練習しなければホームランは打てませんよね?
それと同じでビジネスも実際にやってみて試行錯誤していくうちに分かってくるものです。
スモールビジネスであれば費用も抑えられるので気軽に始められて、実践でも学ぶ事ができるのでお勧めです。
スモールビジネスから始める理由3:成功体験を積むことができる
スモールビジネスで成功して収益を上げる事ができれば、全体の流れを頭でも体でも掴む事ができます。
それが自信につながるのです。
成功体験を積んだ経験がないあなたは、
「うまくいった事が無いので自信がない…」
「自信はないけど、前に進まないと何も変わらない!」
「だけど自信がないから前に進めない…」
という状況になっていませんか?
実際に経験することによってどうやって解決すればいいかも学ぶ事ができるので自然と不安も消えてくるでしょう。
まとめ:起業に失敗した人の末路とリスクを抑える方法
今回は起業に失敗したらどうなるのか、どんな人が失敗しやすいのか、失敗のリスクを最小限にするにはどうすればいいのかをお伝えしました。
失敗ケース3選
- お金の問題
- 人間関係の問題
- 諦める ☚一番最悪な失敗
失敗する人の特徴6選
- 頑固
- 勉強しない
- 実行しない
- 目標をたてられない
- 相手目線ができない
- 情報リテラシーがない
リスクを最小限に抑えるにはスモールビジネスから始めると良い!
その理由3つ
- 費用を抑えられる
- 実践で学べる
- 成功体験を積むことが出来る
以上です!
あなたが起業に失敗するのが怖くて行動できないなら、まずスモールビジネスから始めてみるのはいかがでしょうか?
スモールビジネスの無料相談はこちらから受付しておりますので、ご質問があれば質問してみてください!
まずはその一歩から始めてみましょう!