「webライターは好きな場所で作業できる」ということが、度々メリットとして取り上げられますが、誘惑が多い場所で作業をしようとすると、作業の効率が下がってしまうので、本末転倒ですよね。
「自分の作業効率を上げて、1記事をもっと早く納品することができれば、もっと稼げるのに…」と考える気持ちも痛いほど分かります。
今回は、元フリーランスのwebライターで、月間20万文字を執筆していた藤井が行っている作業効率向上のための環境作りについてご紹介します。
「今日から始められる具体的な工夫」も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでいただき、参考にしていただければと思います。
人によって異なるため、毎日徐々に変えていく
まず、『作業効率が上がる環境作り』は人によって異なります。私が行っている環境づくりをそのまま真似すれば、必ず作業効率が向上するわけではありません。
また私自身、もっと効率良く仕事をしたいと考えています。そのため、日頃から「どこで集中が途切れてしまったのか」「その解決策として明日からどうするべきなのか」などを考えて作業をしています。
この記事を読んでいるあなたも、作業効率が上がる環境づくりのスタートとして私の作業環境を真似るのも良いですが、作業を進めていく中で、あなたに適した工夫を見つけていくようにしましょう!
私が工夫している環境づくりは以下の5つです。
- ヘッドホン と 音
- 50分作業 → 10分休憩
- 立てかけるタイプのスマホ充電器
- スタンドライトの向き
- デュアルモニター
雑音が入らないようにするための「ヘッドホン」と「音」
雑音は集中力を途切れさせる大きな要因です。私は雑音が入らないように、作業中はヘッドホンを使って「TVの砂嵐音」か「ジャズ(歌詞の無い音楽)」を聴きながら、作業をしています。
私の場合、イヤホンよりもヘッドホンの方が耳へのストレスが少なく、長時間付けていられるので、ヘッドホンを採用していますが、ここは人によって異なる部分ですね。
また、私は集中時に周りの音が聞こえなくなり、「ザー」という音が鳴っているような気がするので、似た音の「TVの砂嵐音」を聴いて作業をしています。気分によっては音を変えてみるのも良いですね。
他には「ジャズ(歌詞のない音楽)」を聴くこともあります。歌詞(言葉)がある音楽は英語でも日本語でも、それについて考え始めてしまうので、避けるようにしています。
集中時間をコントロールするための「50分作業→10分休憩」
私は、毎日の作業開始時間を決め、開始から50分間を作業時間、その後の10分間を休憩時間とし、このサイクルを繰り返すようにしています。
人の集中力は何時間も続かないという話を聞いてから、集中してない作業時間を減らすためにこのサイクルで作業するようになりました。
作業が途中のタスクがあったとしても、休憩時間を知らせるアラームが鳴ったら作業を止め、休憩するようにしています。
その休憩時間中は、外に出て簡単なストレッチや糖分の摂取、同僚との会話でリフレッシュできるように心がけています。
仕事の通知を確認する用の「立てかけタイプのスマホ充電器」
私の性格上、作業中に仕事のメールやチャットの通知が来ると、気になり集中力が途切れるため、PCの通知をOFFにしています。
一度通知を確認してしまうと、返信したり、別のタスクに手を付けたりしてしまい、通知を確認する前に行っていたタスクを放置してしまうことがあるからです。
そのため、通知を確認するのは、1時間に10分間ある休憩時間にしています。PCで確認するよりもスマホで確認する方が、PC作業とのメリハリが付くので、おすすめです。
スマホをデスクに直置きしても良いのですが、「立てかけるタイプのスマホ充電器」を使うと、スマホ画面が自身の目線と垂直になり、確認がしやすいので愛用しています。
眼精疲労軽減のための「スタンドライトの向き」
PC作業を一日に何時間も行うと目が疲れてきますよね。私は眼精疲労を軽減するために、スタンドライトの光が直接目に入らないように工夫をしています。
具体的にはスタンドライトの光がキーボードや画面を照らすように角度を調整しているのです。
つまり、目と画面の間にライト部分が来るようにしているのですが、その際に画面がライト部分で隠れてしまっては作業効率に繋がりません。
そのため、スタンドライトは少し高い位置に置き、上から照らすようにすると、目に直接光が入らず、キーボードと画面を照らすことができます。
【記事内で最もおすすめ】作業効率向上の第一歩!「デュアルモニター」
webライターはリサーチ用のタブや下書き用のウィンドウなど、意外と多くの”タブ”や”ウィンドウ”を開きますよね。
ノートPCで作業をしている場合、多くの方が13インチ〜15インチの画面内だけで、タブを切り替えたり、ウィンドウを開いたりして作業をしているかと思います。
タブを切り替える際にも、カーソルを合わせなければなりませんので、かなり面倒です。しかし、デュアルモニターがあると、切り替えや新しいウィンドウを開く手間が軽減されるのです。
例えば、リサーチ用のタブを開きながら、執筆用の画面を開くことも可能なので、作業効率が格段に上がります。
私も最近デュアルモニターを買いましたが、この作業のしやすさを知ってしまうと、PC画面のみでの作業がとても重苦しく感じるので、もうデュアルモニター無しでの作業に対して、気が重く感じるようになってしまいました。
〜まとめ〜 作業効率を上げるために工夫していること
今回は、元フリーランスのwebライターで、月間20万文字を執筆していた藤井が行っている作業効率のための環境づくりについてご紹介しました。
比較的簡単で、今すぐにでも始められるような工夫が多かったのではと思います。5つ紹介した中で、私がこの記事で一番おすすめな工夫は『デュアルモニター』です。
デュアルモニターは1万円以上する少々高価な物なので、少々手を出しづらい気持ちも分かりますが、実際に使ってみるとすぐに1万円以上の価値があることを実感してもらえるでしょう。
冒頭でお伝えしていますが、私の作業環境作りの工夫の全てが、あなたを良い方向へ導くわけではありません。この記事を参考にしながらもあなただけの作業環境を作ってみてくださいね。