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web+運営部です。
今日は前回お伝えした「E-A-T」に関連するジャンルについての内容です。
E-A-Tの内容をざっくりとまとめると、要は「Googleはより信頼性の高い情報を重要視している」ということになります。
その中でも、特に「YMYL」と呼ばれるジャンルは、この傾向が顕著です。
YMYLというのは、「Your Money or Your Life」の頭文字をとった略語です。
直訳すると「あなたのお金、あなたの人生」という意味ですね。
今の時代、私たちは選択の多くをネットの情報に頼っています。
その中でも特に、お金や人生全般に関わる内容は、私たちの生活に大きな影響を与えますよね。
- 例えば、非常にリスクの高い投資案件が検索順位1位に表示されていたら?
- 検索で一番上でに出てきた転職情報に従った結果、うまくいかずに職を失ってしまったら?
Googleは全体的に「信頼性」を重視する傾向にありますが、中でも特に上記のような「人生に大きな影響を与えかねないジャンルの情報」については、特に「E-A-T」を重視しているのです。
いえ、重視しているという言い方は甘いですね。E-A-Tを満たしていないYMYLの分野は「まず評価されない」と言い切っても過言ではありません。
あ、そういえば、まだYMYLの具体例を出していませんでしたね。
以下のようなジャンルはYMYLに当たると言われています。
- ニュース、時事問題
- 公共サービス・法律
- 金融
- ショッピング
- 健康、安全
- 人種、宗教、性別など
- その他(フィットネス、栄養、大学、就職、etc…)
(出典:品質評価ガイドライン「2.3 Your Money or Your Life (YMYL) Pages」より)
試しに、医療情報や金融情報のキーワードで検索をしてみると、上位表示されている記事の多くは「専門家が執筆・監修」したコンテンツになっていることに気付くはずです。
これらのジャンルのブログ・メディアを行う際は、E-A-Tを満たすことが必須となっています。
「E-A-Tあった方が良い」ではありません。「E-A-T」を満たしていることが大前提です。
なので、もしもあなたがYMYL分野において、なんらかの専門的な資格や実務経験がないのであれば、少なくとも自分のブログにこれらのジャンルを選ぶのは避けましょう。
趣味としてやるなら話は別ですが、現状、専門性のない個人が参入しても、収益といった結果を出すことはほぼ不可能です。
今日の内容は少し手厳しいものになってしまいましたが、無駄な労力を使わないためにも、絶対に押さえておくべき内容なので紹介しました。
それでは、本日もお疲れ様でした!