いつもありがとうございます。
web+運営部です。
今日は、昨日のリライトについての続きですね。
最初に昨日のまとめ部分だけ、復習しておいてください。
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【表示回数】
検索結果に表示された回数なので、サイトのアクセス数のポテンシャルとも言えます。
当たり前ですが、表示回数は多ければ多いほどいいです。
検索順位が上がると、表示回数も上がっていきます。
そのため、「表示回数が低い=検索ワードが悪い」とも一概に言えません。
逆に、検索順位が高いにもかかわらず、表示回数が少ない場合は、対策している検索ワードが悪い可能性があります。
【クリック数】
基本、CTRと連携して確認するだけなので、無視で大丈夫です。
ただ、このクリック数がいわゆるアクセス数になるので、わかりやすい指標です。
【CTR】
クリック率なので、表示回数に対して何回クリックされているかですね。
ここがかなり低い場合は、「タイトル」が悪い可能性が高いです。
検索結果には、内容がほとんど表示されません。
そのため、タイトルを改善すれば、CTRが上がる可能性があります。
最近では、ディスクリプションも反映されやすいので、どちらも対策していきたいですね。
【検索順位】
検索順位が高い検索ワードに関しては、CTRが低い場合のみタイトルの修正をしてください。
何故ならば、検索順位が高いということは、比較的上位に表示されているので、クリックされる可能性も高いはずだからです。
※2017年の統計は以下の通り。
- 1位が約20%
- 2位が約10%
- その他は1桁%
逆に、検索順位が低いのに表示回数が多い検索ワードは、かなりポテンシャルの高い検索ワードなので絶対に取りたいところですね。
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では、実際にパターンの分類に入ります。
【1】表示回数(多) x 検索順位(低)
これは、検索順位が低くてもある程度の表示回数が確保できているタイプです。
当たり前ですが、検索順位が低いと表示回数は1位よりも減ります。
にもかかわらず、表示回数が結構な量を取れているということは、それだけ「検索ワードの検索ボリュームが大きい」という意味になります。
この検索ワードで上位表示できれば、かなりのアクセスアップが望めますね。
このパターンのリライトは、主に「情報の追加とクオリティ」になります。
上位記事と比較して、あなたの記事の情報量が少ない場合は、情報量を追加しましょう。
また、上位の記事とあなたの記事で、クオリティや情報の詳細度に差がある場合は埋めに行きましょう。
基本的には、上位の記事よりも情報量が多く、クオリティも高いのが望ましいです。
とはいえ、絶対にそうできるとも限りません。
できる範囲でリライトしましょう。
このパターンのリライトは、一番アクセスアップの可能性がありますが、一番むずかしいリライトになります。
【2】検索順位(高)x CTR(低)
検索順位が高いにもかかわらず、CTRが低いというパターンです。
例えば、1位なのにCTRが10%を切っていたり、というのはこのパターンですね。
この場合は、「タイトル」を変更しましょう。
基本的には、ユーザーが見たときにクリックしたくなるようなタイトルに変更します。
このときに、検索ワードからユーザーのニーズも考えて変えたいですね。
「最新」や「攻略」など、使いやすいワードがあるのは分かりますが、検索ワードによっては、全く意味のないワードもあります。
私は昔、価格比較系の検索ワードで「完全攻略」って入れた人がいたので「それはないのでは…」と思いました。
価格を比較したい人って、シンプルに価格を一覧でぱっと見たいわけです。
そこで、完全攻略って言われても意味がわからないと思うんですよね。
ユーザーのニーズに沿ったタイトルを考えましょう。
【3】表示回数(少)x 検索順位(高)
これはいわゆる、捨てていい検索ワードになります。
何故かというと、検索順位が高いにもかかわらず表示回数が少ないからです。
ということは、これ以上頑張ってもアクセスが増やせる上限が近く、無駄な努力になる可能性が高いです。
リライトをするにしても、一番優先順位を下げて対応したいですね。
上記の【1】〜【3】が、リライトをするときの判断基準です。
また、それぞれのリライト方法です。
業界によっても、検索順位の高い低いや、表示回数の多い少ないは変わってしまうので、実際に検索アナリティクスを見て、大体で判断していただいて大丈夫です。
リライトをしてアクセスが増えるよう、実際に取り組んでみてくださいね。
それでは、本日もお疲れ様でした!