いつもありがとうございます。
web+運営部です。
今日は、リライトについてですね。
※内容がかなり長くなりそうなので、2日間にわけて解説します。
サイトを運営していると「リライトをしたほうがいい」という情報は、大体の人が聞いたことがあるのではと思います。
web+で書いた記事はリライトは必要ないですが(運営部が行うので)、一般的にリライトはしたほうが良いです。
ただ、闇雲にリライトをするとなると
「新しい記事を書くか、それとも昔の記事を書き直すか」
という究極の2択が待っています。
新しい記事を書くにも、リライトをするにも時間を使います。
ということは、「リライトをする=新しい記事を書く時間が減る」になりますよね。
であれば、リライトをする方向性を決めておいて「これはリライトする、これはリライトしない」という判断基準を持っておき、「これは〇〇のポイントだけリライトする」など、一部のみリライトをすることが重要です。
ちなみにですが、
- 情報が間違っていた
- 追加情報が出た
などの理由でリライトが必要になった場合は、基本全て対応しましょう。
見てる人のためですので。
今日は特に「どこをリライトするのかを特定する」方法について話していこうと思います。
使うものはサーチコンソールです。
サーチコンソールでは、検索アナリティクスという機能で
- どういうワードで何回表示されているか
- 何回クリックされているか
- 大体の検索順位は何位くらいか
- どのページが表示されているか
というのが確認できます。
この数字に基づいてリライトする内容を決めていきます。
用語が何個か出てくるので、先に説明しておきます。
「表示回数」
→検索したときに、表示された回数のこと
(検索結果のページ単位。例えば、12位の時は、2ページ目まで検索された回数が表示回数に反映)
「クリック数」
→クリックされた回数
「CTR」
→クリック率。
クリック数を表示回数で割っただけ。
「検索順位」
→大体の検索順位。
正確な計算式は不明。
以上です。
この4つの指標を利用してリライトの判断をするのですが、まず大まかな上記4つの見方を解説していきます。
【表示回数】
検索結果に表示された回数なので、サイトのアクセス数のポテンシャルとも言えます。
当たり前ですが、表示回数は多ければ多いほどいいです。
検索順位が上がると、表示回数も上がっていきます。
そのため、「表示回数が低い=検索ワードが悪い」とも一概に言えません。
逆に、検索順位が高いにもかかわらず、表示回数が少ない場合は、対策している検索ワードが悪い可能性があります。
【クリック数】
基本、CTRと連携して確認するだけなので、無視で大丈夫です。
ただこのクリック数が、いわゆるアクセス数になるのでわかりやすい指標です。
【CTR】
クリック率なので、表示回数に対して何回クリックされているかですね。
ここがかなり低い場合は、「タイトル」が悪い可能性が高いです。
検索結果には、内容がほとんど表示されません。
そのため、タイトルを改善すれば、CTRが上がる可能性があります。
最近では、ディスクリプションも反映されやすいので、どちらも対策していきたいですね。
【検索順位】
検索順位が高い検索ワードに関しては、CTRが低い場合のみタイトルの修正をしてください。
何故ならば、検索順位が高いということは、比較的上位に表示されているので、クリックされる可能性も高いはずだからです。
※2017年の統計によると、以下の通り。
- 1位が約20%
- 2位が約10%
- その他は1桁%
逆に、検索順位が低いのに表示回数が多い検索ワードは、かなりポテンシャルの高い検索ワードなので、絶対に取りたいところですね。
このように、検索アナリティクスを組み合わせて見ていきます。
今日は、見方についてお話ししました。
明日は実際に、リライトの判断方法や、書き換え方について触れていきます。
それでは、本日もお疲れ様でした。