「今月も目標を達成できなかった…」を解決するSMARTの法則!

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仕事をしている人なら、誰しもが大なり小なり「目標」を立てて、その達成に向けて日々仕事に取り組んでいることでしょう。

ですが、中には「自分が立てた目標を達成できない」と悩んでいる人もいるかと思います。

そこで今回は、達成可能な目標を立てる際に多くの人が活用している「SMARTの法則」というものについてご紹介します。

あなたもこの法則に従って目標を立てれば、「自分が立てた目標すら達成できない」と自己嫌悪に陥る日々とはお別れできるでしょう。



目標を達成する人は、ここが違う!

山 目標 達成

自分が立てた目標を達成したことがないという人もいれば、自分が立てた目標はどんな手段を用いてでも達成するという人もいます。

側から見ると、目標を達成できる人は能力が高く、目標を達成できない人は意志が弱いという印象を持つでしょう。

しかし、この2人に果たしてそこまで大きな能力の差があるのでしょうか?いえ、人間である以上、能力の差はそこまで大きくないはずです。

目標を次々に立てて、それを達成していく人が優れているのは、能力ではなく「目標の立て方」にこそあるのです。

目標達成のモチベーションを最大まで高めるSMARTの法則

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目標を達成できない人に多いのが、「とりあえず目標を作ったけど、それを達成する意味がわからない」というような形だけの目標を立てるパターンです。

反対に、目標を立てるのがうまい人は、間違いなく自分のモチベーションを高めるような目標を作ります。

では、モチベーションが高まる目標とは、一体どのようなものなのか?それは、以下の5つの要素を満たした目標です。

  • S(Specific):明確な目標
  • M:(Measured)測定可能な目標
  • A(Achievable):達成可能な目標
  • R(Relevant):関連性のある目標
  • T(Timed):期限がある目標

この5つの要素を満たした目標を作ることで、積極的に目標を達成しようというモチベーションをが沸き起こり、実際に目標を達成する確率が高くなるのです。

この目標の立て方を、これらの5つの要素の頭文字をとって、「SMARTの法則」と呼ばれます。

S(Specific):明確な目標

目標を立てる際は、「明確」であることが重要です。1つ例をあげましょう。

「今月はたくさんお金を稼ぐ」という目標と、「今月は20万円を稼ぐ」という目標、どちらの方がモチベーションを持って達成に取り組めるでしょうか?

ほとんどの人は、後者(今月は20万円を稼ぐ)という目標を立てた方が、モチベーションを維持できるはずです。

目標が曖昧だと、途中で「自分が何を目指しているのか」がおぼろげになってしまうため、努力の行き先がわからずモチベーションを保つことができなくなってしまいます。

目標は明確であること。これが、達成に向けてやる気を引き出す目標の立て方の大前提です。

M:(Measured)測定可能な目標

目標を立てたら、必ずその目標が「測定可能なものか」を確認してください。測定可能かどうかとは、一言でいうと「数字」で表せるかどうかです。

例えば、今月は仕事を頑張る!という目標を立てたとしましょう。しかし、「頑張る」という目標は人によって定義が異なる測定できない指標です。

この場合は、「1日8時間仕事をする」や「1日5記事を執筆する(ライターの場合)」と言ったように、客観的に見ても達成したかどうかが一目瞭然でわかる目標に修正すると良いでしょう。

大事なのは、その目標に対して、自分が「勝った」か「負けたか」がしっかりと判断できるような目標を作ることです。

A(Achievable):達成可能な目標

目標は高ければ高いほど、それを達成した時の充実感は大きいものです。しかし、あまりにも達成が困難な目標を立ててしまうと、そもそもやる気が削がれてしまう可能性もあります。

そこで、目標を作る際は、「現実的にその目標が達成可能かどうか」という視点を取り入れる必要があります。

例えば、毎月の収入が20万円の人が、「今月は100万円の収入を得る」というのは実現する可能性の低い目標でしょう。これでは、必死に目標を達成しようという意欲が湧くはずありません。

もちろん、このような目標も「現実的に考えて達成可能な目算がある」のであれば問題ありません。ただし、人間のモチベーションが最大になるのは、「自分の能力よりも”少しだけ”難しい課題」に取り組む時であることが心理学的に明らかになっています。

無理に高い目標を目指すよりは、いまの自分より10%だけ背伸びが必要な目標を立てた方が、意欲的に目標達成に向けて取り組むことができるでしょう。

R(Relevant):関連性のある目標

目標を立てるのは、その目標を達成することで何かを手に入れられると期待しているからでしょう。つまり、目標を達成しても、自分にとって何らメリットにならない目標は、そもそも達成しようという意欲が湧かないのです。

例えば、ブロガーが自分のブログで5万円の収入を得るための目標として、「1日1記事を書く」という目標を決めたとしましょう。

ところが、いまのブログにはマネタイズするための仕組みが全く導入されていないとしたらどうでしょう?いくら1日1記事を書いても、最終的なゴールである「月5万円の収入」は絶対に達成できません。

この場合、彼は1日1記事よりも「月に5万円が達成できるようなアフィリエイトの案件を探す」という目標を立てたほうが、モチベーションが高まるはずです。

目標を立てるのは大切ですが、目標はあくまで自分の最終的な目的を達成するための通過点であることは忘れてはいけません。

無駄な回り道をしないためにも、自分が立てた目標が、自分の最終的なゴールと関連しているかどうかは、定期的にチェックする必要があります。

T(Timed):期限がある目標

どんなに意志の強い人が、どんなに完璧な目標を立てたとしても、「期限」が決まっていなければ、その目標が達成されることは一生ないでしょう。

人は基本的に、期限が定められていないタスクに関しては、行動に移そうとしません。逆に、行動するのが億劫になるようなタスクでも、期限が明日までと言われたら、何とか完成しようとするものです。

よって、目標を決める際は必ず「いつまでに」という期限を設ける必要があります。また、期限を決める際にはできるだけ「1日単位」に落とし込むことが効果的です。

例えば、1ヶ月以内に仕上げるべきタスクがあるのであれば、1日あたりどれくらいの作業をすればいいかを細分化し、それを1日のタスクに落とし込む。

このように1日単位でタスクを設定することで、ついつい先延ばしにして、期限ギリギリになってから「予想以上に時間がかかる」と焦ることもなくなりますよ。

SMARTの法則は、人によって定義が異なることも

議論 意見

今回紹介したSMARTの法則ですが、実は人によって多少その定義が異なることもあります。

例えば、今回「A(Achievable):達成可能な目標」と紹介した部分が、「A(Agreed):納得」となっていたり、「A(Attractive):やりたくなるもの」と紹介されていることもあります。

定義が定まっていないとも言えますが、逆に言えば「自分のやり方に合わせてアレンジ可能」ということもできるでしょう。

何はともあれ、目標を作る際には「明確で、測定可能で、実現可能で、自分の最終ゴールに関連があって、期限が決まっている目標」を立てることで、目標達成の意欲が高まり達成する可能性を高めることができるようになります。

ぜひ、目標設定の達人たちが愛用している「SMARTの法則」を使って、あなたも目標達成の達人になりましょう!