「フリーランスは危ない」という噂を客観的に分析した結果がこちら

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世間でよく聞く「フリーランスは危ない」という話は、果たして本当に的を得た意見なのでしょうか?

先に結論から言ってしまうと、確かにフリーランスは正規の会社員に比べて”不利”な面があるのは事実です。しかし、その反面、主に自由が利きやすいといった点で”有利”な面もあります。

もしも、あなたがこれからフリーランスという生き方を考えているなら、安易に世間の風潮に流されずに、自分自身の目でフリーランスの長所と短所を見比べ、その上で自分で生き方を選択していくことが必要不可欠です。



改めて見つめ直すフリーランスの”メリット”と”デメリット”

ビジネスマン エリート

今更ではありますが、僕自身の体験や周りのフリーランスの人たちから聞いた話をもとに、フリーランスのメリットとデメリットをそれぞれ見ていくことにしましょう。

人によっては、サラリーマンとして仕事をした方が向いている場合もあります。逆に、フリーランスとして仕事をする方が活躍できる人もいることでしょう。

一度立ち止まって、自分がどちらの生き方に向いているのかを分析するのも良いのではないでしょうか?

フリーランスのメリット

カフェ フリーランス

まずは、フリーランスになることの良い面についてみていきます。

フリーランスのメリットは主に、様々な要素を自分でコントロールできる点にあると言えるでしょう。

フリーランスは”自由”という話はよく聞くますが、この自由とは主に3つの要素から成り立っていると考えられます。

時間のコントロール

フリーランスが一般的な会社員と最も違う点として、やはり時間のコントロールが容易であるというのは見逃せません。

フリーランスは、朝起きる時間も自由ですし、1日の労働時間も自分でコントロールすることが可能です。よって、仕事のクライアントとの打ち合わせなどを除いて、スケジュールを自分の思い通りに作ることができます。

しかし、逆に言えば、強制力がほとんどないため、自分で自分をコントロールできないと、ひたすら自堕落な生活スタイルに陥ってしまう可能性もあるわけです。

よって、フリーランスの特権でもある”時間を自由に使える”というメリットを生かすも殺すもあなた次第ということです。

ここでは、時間の自由をメリットとして挙げましたが、使い方を間違えるとデメリットにもなりかねないことは常に意識しておくべきでしょう。

仕事内容のコントロール

会社員は基本的に、上司から渡された仕事をこなすことが主な業務内容になります。つまり、仕事の内容を選べません。

一方、フリーランスであれば、理論上は自分の好きな仕事や好きな人との仕事だけを受けることもできるのです。自分の適正に合わない仕事にイライラしたり、人間関係にストレスを抱える必要はありません。

また、フリーランスには基本的に出社という概念がないため、朝の満員電車に乗り込む必要もなく、自宅やカフェなど好きな場所で仕事をすることができるのもメリットと言えるでしょう。

ただし、仕事を選り好みしすぎると、結果的に受注できる仕事が少なくなり、収入が少なくなるといった可能性も十分に考えられます。

仕事内容を選べるようになるためには、実績を積み重ねて仕事に困らなくなるような仕組みづくりなどをする必要があります。

収入のコントロール

フリーランスは自分で仕事を選べるため、ある程度自分で収入をコントロールすることもできます。

例えば、たくさんの仕事を受注することで月の収入をかなり増やすこともできます。逆に、今月はゆっくりしたいという場合は、収入こそ少なくなるものの、その分時間を確保することも可能です。

また、仕事の依頼先を複数持つことで、収入の分散をすることもできます。これなら、急に1つの依頼先からの仕事がなくなっても、収入が急に0になることはなくなるため、安心して仕事をすることができます。

あまり意識する人は少ないですが、このように収入の柱を分散させることは、リスク管理という点でかなり有利なのです。

フリーランスのデメリット

失敗 挫折

次はフリーランスにとってのデメリット面について見ていきます。

フリーランスは「不安定」と言われることがおおいですが、具体的にはどのような「不安定」な面があるのでしょうか?

万が一の時の保証がない

フリーランスが会社員に比べて圧倒的に不足しているのが、”保証面”です。

会社員なら万が一の場合でも、失業保険などある程度生活を保証してくれる制度があります。しかし、フリーランスは仕事がなくなると、一気に破産ギリギリまで追い込まれることも十分にあり得るのです。

また、自分で保険などに入る際も、全額自腹で費用を賄う必要があるため、同じ収入であれば会社員よりも経済的に不利なのです。(会社員であれば、保険料は会社と自分での折半。)

万が一の時に保証がないという点が、フリーランスは不安定、危ないと言われる一因なのです。

不安定な収入基盤

会社員の固定給とは異なり、フリーランスの収入の大半は成果報酬で支払われます。

よって、自分で仕事を取ってくることができない場合、仕事が少ない=収入が減るという可能性も十分にあり得るのです。

前述したフリーランスのメリットで収入のコントロールが可能という話をしましたが、それは自分が仕事を選べる場合の話です。

自分で仕事をとってくる営業力が弱い場合は、収入が少ないせいで割の合わない仕事に取り組まざるを得なくなり、労働時間は長いのに収入は少ないと言った悪循環にお散ってしまうケースもあります。

一回限りの案件だけではなく、1つの依頼先から継続的に仕事をもらえるような仕組みを作ることが、この不安定な収入というデメリットへの対抗策となります。

社会的な地位が低い

はっきり言って、フリーランスの社会的な地位はかなり低いです。銀行口座や信用金庫の借り入れなどは、かなり難航すると思っておいた方が良いでしょう。

こればっかりはたとえ収入が多くても、フリーランスという立場であるだけで信用されにくい傾向にあるため、なかなか対策をするのが難しいところでもあります。

もしもあなたが今現在、会社員で近々フリーランスになろうと考えているのであれば、会社を辞める前に必要な手続き等はすませておくのが得策です。

フリーランスは確かに危ない。ただし…

失敗 成功

ここまで見ていたように、フリーランスは必ずしも良いことばかりではありません。世間で言われているように、確かに「不安定」な面もあるのは事実です。

しかし、これらの不安定な面の大半は、自分の努力や工夫次第で補えるというものまた事実。要は、自分次第でかなりの部分はなんとかなるというのが本当のところです。

結論としては、自分を自己管理する能力があり、ある程度仕事の目処が立っている場合は、フリーランスになることで発生するデメリットはかなりの部分をフォローすることができます。

一方で、時間や人の目に縛られない環境だと、つい自分を甘やかしてしまうと言った人は、フリーランスで長期的に安定して生活を続けるのは難しいかもしれません。

結局のところ、フリーランスのメリット、デメリットを生かすも殺すも自分次第ということです。これらの内容を”客観的”に分析した上で、自分がフリーランスとしてやっていけるかどうかを自問しましょう。

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