仕事の効率を落とす「過度な完璧主義」を克服する2つの考え方

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人一倍仕事を頑張っているはずなのに、なぜか成果に繋がらない。このような悩みを持っている人は多いのではないでしょうか?

一方で、いつも遊んでいるのに要領良く仕事を終わらせている人もいる。「不公平だ!」と思うとともに、なんで自分はもっと要領良く仕事ができないんだろうと自己嫌悪になる気持ちは分かります。

でも、もうこのような気持ちになる必要はありません。今回の記事では、もっと気楽に仕事に取り組みながら、なおかつ成果をしっかりあげるための方法をご紹介します。

もっと生産的に仕事をこなせるようになりたいと考えているのであれば、ぜひ最後まで読んでみてください!



頑張っているのに仕事が出来ないのはなぜか?

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たくさんの人の仕事を見ていると、長時間働いているのに成果に直結しない人と、短時間で要領良く仕事を終わらせる人がいることに気がつきます。

普通に考えれば、長時間働けばそれだけ多くの成果を生み出せそうなものですが、どうやらそれは幻想のようです。

では、頑張っているのに成果が上がらない原因は一体どこにあるのか。それは「完璧を求めすぎている」ことが原因なのです。

完璧主義の弊害

普通に生活を送る場合であれば、完璧主義というのはとても優れた性質であることは間違いありません。

ですが、スピードが求められる現代のビジネス環境においては、完璧を求めすぎて成果が出るまでに時間がかかるというのはデメリットに働いてしまうのが現実なのです。

完璧主義の強い人ほど、「こんなクオリティでは人に見せることもできない」と考えて、自分の中だけで全てを解決しようとしてしまいます。

結果的に、時間もかかる上に独りよがりな視点になってしまうので、お客さんからしたら「仕事が遅いし、求めてたものと何か違う」というズレが生じてしまうのです。

ビジネスの世界に100点満点の答えはない

完璧主義は、従来の「決められたものをいかに完璧に仕上げるか」という仕事であれば、1つの長所として捉えられていました。

しかし、価値観が多様化し、物よりもサービスといった「形のない商品」を扱うことが多くなってきた今、もはやそもそも「100点満点」はあり得なくなってきているのです。

例えば、今までの2倍時間をかけて丁寧に仕事をしたとしましょう。それは確かに前の仕事よりはクオリティの高いものになっているかもしれません。ですが、その仕事は100点満点かと聞かれたら「NO」と答えるしかありませんよね。

つまり、100点満点以外は認めないという完璧主義に陥ると、「いつまでたっても仕事が完成しない」ことになってしまうのです。

いうまでもなく、ビジネスで締め切りに間に合わないのは一番やってはいけない行為です。だったら、多少の不備はあってもとりあえず納品して、もしクレームがあったらその都度改善していくほうがはるかに生産的と言えるでしょう。

完璧主義をやめて最善主義を身につけよう

クオリティ チェック

現代のビジネス環境で求められているのは、完璧主義ではなく最善主義です。最善主義とは、限られた制限の中でできるだけクオリティの高い仕事をしようとする考え方になります。

このような最善主義思考の持ち主は、完璧な仕事はできないという前提に立った上で、「その中でどれだけクオリティの高い仕事をするか」に焦点を当てて仕事をします。

その結果、無駄に仕事時間を増やすことなく、しかもクオリティの高い仕事をすることができるようになるのです。

最善主義を身につける2つのポイント

普通 最善

今まで完璧主義だった人が、いきなり完璧を求めるのはやめた方がいいと言われても、なかなか今までの仕事観を変えるのは難しいでしょう。

しかし、普段の仕事にちょっとした考え方を取り入れるだけで、短時間で成果を出すことは十分に可能なのです。

そこでここからは、完璧主義思考の人がストレスなく最善主義思考になるための2つの工夫についてお伝えします。

自分は完璧主義だなと認識している人は、これからの仕事にぜひ以下に紹介する方法を取り入れてみてください。

事前締め切りを設ける

完璧主義を変えるための方法の1つとして、事前締め切りを設けるという方法があります。

一般的にどんな仕事でも締め切りのタイミングというものがありますよね。しかし、完璧主義の人はこの締め切りに合わせて仕事をすると、締め切りに近づくほど「こんなクオリティでは報告できない」と考えて慌ててしまうのではないでしょうか?

そこで、プレ(事前)締め切りという考え方が出てきます。例えば、10日後に締め切りの仕事があった場合は、「1週間後までに仕事を完成させる「と自分で事前に締め切りを設けてしまうのです。

すると、仕事を前倒しに進める必要が出てくるため、どうしても完璧を求めすぎる間に合わなくなってしまいます。すると、この期間内でできるだけクオリティの高い仕事をするためにはどうすればいいのかという最善主義思考を次第に身につけることができるようになるのです。

ホールインワン思考を捨てる

完璧主義な人にぜひオススメしたいのが、「ホールインワン思考を捨てる」という考え方です。

ホールインワン思考とは、いわば一発で完璧を目指すという考え方です。しかし、現実にはいきなり完璧な仕事をこなすことなんて不可能ですよね。

例えば、ある商品を作る際も、一般的にはまず試作品を作って販売してみる。そこでユーザーからの意見を取り入れながら、アップデートを繰り返して次第に性能の高い商品を作っていくのが一般的な戦略です。

つまり、どんなものでも一発でクオリティの高いものを作るより、最初は雑でもいいからとりあえず完成させて、そこから改良を加えていくほうがはるかにクオリティの高いものが出来上がるということです。

まずは雑でもいいから「一旦仕事を終わらせる」というのは、スピード感が求められる現代ビジネスにおいて必須の考え方です。

それでも完璧主義から抜け出せないときは

恐怖 不安 怖い

ここまでに紹介してきた2つの工夫を実践すれば、少しずつ完璧主義から最善主義へと思考を移していくことができるでしょう。

しかし、中にはそれでも「完璧な仕事じゃないと気持ちが悪い」と感じる人もいるかもしれません。そんな人は、「なぜ自分は完璧な仕事をしないと気持ちが悪いのか」を自問してみると良いでしょう。

おそらく、その根底にあるのは「仕事の質が悪いと貶されるのでは」という不安など何かしらの理由があるはずです。

このように完璧にこだわる理由がわかったら、自ずと完璧主義を克服する方法も見えてくるはずです。

もちろん、プライベートにおいては完璧主義でも特に問題はないでしょう。しかし、完璧主義のせいで仕事で成果が出せないと悩んでいる人は、この記事をきっかけに、少しでも完璧主義から最善主義へと考え方をシフトしてみるのも良いのではないでしょうか?

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