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ビジネスモデルとは?定番の5つを実例と一緒に徹底解説

「ビジネスモデル考えているけど、全然思い付かない…何かいい例はないかな」と思っているそこのあなた。

ビジネスモデルってたくさんあるけど、いざ自分で考えるとなったら中々思い付かないですよね。そこで今回はビジネスモデルの種類5つを解説します。この中からあなたの事業に適しているビジネスモデルを見つけてください。

今回解説するモノはあくまでも一部なので、もしビジネスモデルに興味を持った場合はビジネスモデル図解系の書籍を購入してみるのがいいと思います。

ビジネスモデルとは

ビジネスモデルといっても定義は様々です。ここではシンプルに「価値を作り、それがどのようにお客様に届くのかという仕組み」ということにします。

ビジネスモデルを知ればお金が生まれる仕組みが分かるという事です。どのような商品を作り、どのぐらいのお金を稼ぐのかはその人次第です。ビジネスモデルはあくまでもその流れです。

この流れを知らずに商品だけを作っている人は、おそらく商品を作ってお終いになるでしょう。何故なら良いものを作り上げても、それを欲しい人に届けてお金をもらわなければ意味がないからです。

ビジネスモデルの例を知るメリット

では、どうしてビジネスモデルについて知っておくべきなのでしょう。ビジネスモデルについて知ることでどのようなメリットがあるのでしょうか。

これはシンプルに「事業が上手くいく確率が大幅に上昇するから」です。良い商品やサービスを作ったとしても、それをお客様まで適切な流れで届けなければお金は稼げません。

それは直接なのか、間接的なのか、最初は無料なのか、毎月定額なのかなどなど。様々な形があります。どの方法が最も適しているかは試さなければわかりません。しかし、一つ一つ試していては時間が足りません。

だから、ビジネスモデルについて知識を深めて自分のサービスにとって最も適切なものはどれかを把握すべきなのです。

ビジネスモデルの4つの要素

ビジネスモデルは大きく分けて4つの要素で構成されています。

ビジネスモデルの4要素
  • お客様
  • 提供する商品
  • 提供方法
  • お金を頂く仕組み

この4つです。どんなお客様に何をどうやって提供し、どうやってお金を頂くかが決まればビジネスモデルは作れます。あなたがビジネスモデルを作る時は、この4つが決まっているかどうかは必ずチェックしてください。

ここからビジネスモデルの5つの例を紹介します。主にどうやってお金を頂くかという点で分けられるものです。ビジネスモデルのうちの「収益モデル」という部分で区別されます。他に「オペレーションモデル」という、どのように会社を回すかという区別もありますが、今回はどうやって収益を出すかに注目します。

ビジネスモデル例①物品販売系

最初に紹介するのは販売系で、最もシンプルなビジネスモデルといえるでしょう。自分たちで商品を作り、それをそのまま販売します。

  • TOYOTA(主に車を作って売ってる)
  • ケーキ屋さん
  • 農家さん
  • ハンドメイドアクセサリーの販売

作ってから販売する過程で代理店や小売店を通す場合もあります。細かく分類したらきりがありませんが、このモデルは基本的に商品を自分たちで作って販売するシンプルなモノとなります。

ビジネスモデル例②広告収入系

これは自分が持っている媒体に他社の広告を掲載し、掲載した代わりにお金をもらうというビジネスモデルです。インターネットの普及で爆発的に増えたビジネスモデルです。

  • テレビのCM
  • 無料ゲームの広告
  • ブログ

最も有名なのはテレビのCMでしょう。子供の頃は「なんでこんな邪魔なものがあるんだ!」と憤ってましたが、CMがなければテレビは存続できませんね。また無料ゲームの厄介な広告も、あの広告があるから僕たちは無料でゲームが出来ているわけですね。

ビジネスモデル例③マッチング系

少し特殊ですが「欲しい人」と「それを持ってる人」を繋げて、その手数料でお金を稼ぐビジネスモデルです。

こちらはかなり昔からありますが、広告収入系と同様にインターネット、スマートフォンの普及で爆発的に増えたビジネスモデルです。

  • 不動産仲介
  • クラウドソーシング
  • 就職エージェント

不動産屋さんなど典型ですね。「住む家が欲しい人」と「住みたい人に家を貸したい人」を結びつけるビジネスです。不動産屋さんがいなければ、一軒一軒空き家を見つけて、大家さんのところにいかなきゃいけないですからね。

恋愛系のマッチングアプリなどもマッチング系のビジネスモデルに近いんですが、これは男性が月額費用を払っている場合が多くどっちかっていうと次の「サブスクリプション系」のビジネスモデルに分類されます。

ビジネスモデル例④サブスクリプション系

「サブスクリプション」という言葉もかなり市民権を得てきたと思います。「サブスク」って略されたりもしますね。日本語で言うと、継続課金型です。毎月や毎年、決まったサービス・商品を提供してもらう代わりに定額料金を課金します。

  • 携帯電話
  • 動画ストリーミングサービス
  • 新聞

あなたも使っている携帯、スマートフォンもほとんどが継続課金ですよね。毎月定額か使用した通信量によってお金を払っているはずです。またNetflixなどの動画ストリーミングサービスも、サブスクリプションの代表ですね。

ビジネスモデル例⑤フリーミアム系

このフリーミアムは少し聞き慣れない言葉かもしれません。一部サービスや初期段階は無料(フリー)で提供し、より質の高いサービスを求める顧客に対しては有料(プレミアム)で提供するというビジネスモデルです。

「フリー」と「プレミアム」を混ぜてフリーミアムというわけです。こちらは入り口が無料なので、お客さんが手を出しやすいのが特徴です。

  • ゲームアプリ
  • 漫画アプリ
  • クックパッド

無料でできるゲームはさきほど解説した「広告収入系」という側面も持っていますが、課金が出来るゲームアプリはこのフリーミアム系でもあります。無料で始めてみたけど、思った以上に楽しくて課金をしたことがある人いるんじゃないでしょうか。

企業のビジネスモデルを考える癖をつけよう

以上の5つのビジネスモデルはあくまでも一例です。もっとたくさんの種類があります。オペレーションモデルや収益モデルなど、一つのビジネスモデルの中でもいくつか複数に分類できたりもします。

そういったビジネスモデルを見分ける術が身に付くと、外に出たりインターネットを使っている時の全てが勉強、学びの場になります。「この企業はどうやって収益を出そうとしているのか」と常に考える癖をつけましょう。

あなたが「こんなビジネスモデルだろう」と考えていたけど、実際は違っていた場合が一番学びになります。あなたが思い付かないことを、他の誰かが思い付いているわけですから、勉強になりますね。

思い付かないときは「企業名 ビジネスモデル」で検索すればたいてい出てくるので、必ず答え合わせをするようにしてください。

おわりに

今回はビジネスモデルについて簡単に説明しました。今回の記事の解説は本当に入門編の入門編です。ビジネスモデルの話はもっと奥が深くて面白いです。

ビジネスモデルについての知識や経験が深まれば、それだけ自分で事業を立ちあげる時に質の高いビジネスモデルを作る事ができるようになります。広告収入系のビジネスモデルしか知らない人が、サブスクリプション系のビジネスモデルを作る事は難しいです。

様々な企業のビジネスモデルを図解したり、解説している書籍やネット記事はかなり多くあるので気になったら調べてみてください。ビジネスに関する情報収集の記事もあるので、ぜひチェックしてみてください。

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ひでちんです。ブロガー⇒習慣化系事業立ち上げ。お客さんを相手に毎日細々と暮らしています。時々、相談乗ったり、ビジネス・ブログのアドバイス、執筆やらをしてます。Twitterはゆるゆる。夢は北欧移住。