
人生の夏休み。そのように呼ばれる大学生。大学生だからこそすべきことについて、本記事ではFラン大学からメガバンクに就職した筆者の経験をもとに記載していきます。
昨今の時代の変化により、大学はリモート授業。今まで主流であった、飲食店でのアルバイトもできなくなり、時間を持て余している大学生が多くいると伺います。
そんな大学生に今だからこそ伝えたい。大学時代に時間をどのように使うかで数年後、雲泥の差が生じます。この記事を読んで、少しでも有効な時間の使い方をしていただけると嬉しいです。
大学の費用
人生で一番大きな買い物を想像すると何を思い浮かべますか?家や、車などが思い浮かびますよね。しかし大学の費用も同じくらい大きな買い物をしています。
4年間合計を見ていくと、国立大学242万5,200円、私立(文系)352万3,665円、私立(理系)486万1,811円
4年間の合計を比較すると理系の私立大学は国立大学の2倍近い学費がかかっています。
参考:文部科学省「私立大学等の平成30年度入学者に係る学生納付給付金等調査結果について」の資料内データを使用
現役大学生の時間の使い方

大学生の平均的な1週間の生活時間は、『授業』が17時間で最も長く、次に『スマートフォンの使用』が13時間。
全体の33%がスマートフォンを16時間以上使用しているというのが現状です。あなた自身も今一度自分がどのくらいスマートフォンを使用しているのかデータを取ってみるのもいいと思います。
リモート授業が増えている現代、自宅で全てが完結してしまうからこそスマートフォンの使用時間は更に増えていると言われています。
参考:文部科学省「2020年6月16日に発表した全国学生調査」
現役大学生のリアル
上記記載のデータで現れているように、実際のところスマートフォンを触る時間が多く、時間を有効的に使えていない学生が多いというのは事実です。
この記事を読んでいるあなたももしかしたら、必要以上にスマートフォンを使用して、時間の有効活用が出来ていない可能性があります。そんな私も学生時代はそうでした。
スマホ依存症や、視力低下、便利になる世の中とは反してこのような現象も起こっています。
こんな時代だからこそ時間の使い方は大切です。そのことを踏まえたうえで筆者が思う。大学生がすべきことランキング形式で発表していきます!
大学生がすべきこと:5位 交友関係を広げる

まずは大学に入る目的と呼んでもいいと筆者が感じている『交友関係を広げること』
高校までは育ってきた地域で生活をしている人が多いと思います。そんな中、大学では色々な都道府県から人が集まり、多種多様な友人を作るチャンスです。
自分に持っていない価値観を広げるためには、自分の持っていない価値観を持っている人と接することが大切です。これは将来的にあなたにとって、とてもプラスになります。
今まであなたが生きてきた世界がどれだけ狭かったのかというのを実感できはずです。サークルやゼミ、学校行事には積極的に参加することをお勧めします!
大学生がすべきこと:4位 読書
これは筆者がもっと大学時代にしておけばよかったと、後悔しているものでもあります。
本にはその本の著者の歴史や、経験がとても分かりやすくまとまられています。リモート化が進む中、人と会うことがなかなか出来ない現代で、再注目されているのが本です。
種類は何でも構いません。本を読むのが苦手という方は、ページ数の少ない比較的とっかかりやすいものから始めるといいでしょう。その後慣れていったら少し難しいものに挑戦する。
一番重要なことは、『本を読む習慣をつける』ということです。社会人になりとても大きな差が出てきます。小説からビジネス本等、興味があるものから少しずつ初めてみましょう。
大学生がすべきこと:3位 アルバイト

最近はアルバイトをしない学生さんも多くいると伺います。そんな中でも必ずと言っていいほど経験してほしいのがアルバイトです。
人生で初めて自分の力でお金を稼ぐ、という方も多くいると思います。この経験はとても大切です。1円のありがたみや大切さ。実際にあなたが経験しないと分からないことが多くあります。
職場の人間関係もそうです。今まで目上の人と話をすると言えば、先生だったはずです。それが実際に働いている社員さんに代わります。あなたはお客さんを前にプロを演じる必要があるのです。
このような責任感のあることを学生のうちにしていることで、人間性が構築されます。欲を言えば、アルバイトリーダーを目指すくらい打ち込むと実力も格段につきます!
大学生がすべきこと:2位 旅行
国内外問わず沢山旅行をしてください。その地域にしかないものや、文化はその場に行かなければ感じることが出来ないです。
そして社会人になると旅行をする時間はほとんど取れなくなってしまいます。時間がある大学生だからこそできることです。友人との旅行もいいですし、一人旅でもいいです。
また、社会人になると色々な人と関わることになります。その多くが初対面の方です。そんな時に役に立つのが出身地の話やその土地の名物等です。
旅行が沢山できるのは間違いなく大学生の特権です。是非色々な土地に足を運んで、人間性としても成長できる大学時代を送ってください。
大学生がすべきこと:1位 ビジネス力を学ぶ

これは大学生だからこそできることでもあり、必ず身につけて頂きたい項目です。ビジネス力と言っても、営業力やマーケティング力、様々あります。
その中でも筆者が特に思うことは、『事業を立ち上げる能力』を身につけて頂きたいです。
営業力やマーケティング力は就職してから嫌でも身につけることが出来ます。ただ、就職するとその仕事が忙しく、本業以外のスキルを身につけるために時間を作ることが困難になります。
そのため、時間に余裕がある大学時代だからこそ、就職したら出来ないことを身につけておく必要性があり、その力は間違いなく就職してからも圧倒的な武器になります。
結論
有効的な時間の使い方をするためにも2つの基準軸があると筆者は考えています。
①今しか出来ないことに時間を使う。②将来のためにいまから準備しておく必要があることに時間を使う。
どちらにも共通していることは『時間を使う』という考え方です。時間は人生において最大の投資です。お金で買うことは出来ないですし、どのように使うかもあなた次第です。
昼過ぎまで寝ることも自由です。ただし時間は有限だということを再認識して頂けると嬉しいです。
大学生がすべきこと:まとめ

今回は大学生が学生時代にすべきことについてまとめさせて頂きました。
筆者が今だからこそ思うことは、大学の4年間は本当にあっという間です。入学したばかりだと思っていたらすぐ卒業を迎えます。
それだからこそ、後悔の無いように時間は有効的に使って頂きたいです。そして今しか出来ないことをあなた自身が選択し、行動していくことが理想の将来への第一歩となります。
あなた自身が、数年後「大学生楽しかったな!」と笑って過ごしていることを心よりお祈りしております。