「大学生のうちに起業したい!」「でも起業家ってリスクが大きそうで不安…」と思っていませんか?もちろん起業には一定のリスクが存在しますが、学生の今しか享受できない大きなメリットも存在します。
世の中には会社員になった後も、「学生のうちに起業しておけば良かった…」という後悔を感じている方も沢山います。
そうならない為にも、いざ起業家になる前に「具体的にどういったリスクがあるのか?」「起業家になることのメリットとは?」「学生が起業する為のアクション」について、確認しておいた方が良いでしょう。
この記事では、学生が起業家になる前に知っておくべき事を紹介しています。これから起業家になろうとしている方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
学生起業家とは?
そもそも学生起業家とは、その名の通り学生時代に事業を興した人のことを指します。学生のうちは信用が低く資金調達が期待できないことがほとんどですので、大抵はごく小規模な事業からスタートしています。
学生起業家と言えば大学生のうちに起業することが最もメジャーですが、中にはなんと中学生や高校生という若さで起業家になる人もいます。
また、15歳未満の方は印鑑登録ができない為に起業はできても法人化はできません。その際、親権者が代わりに発起人になることで、未成年でも法人を設立することがあります。

学生のうちに起業した著名人5選
さて、実際に学生のうちに起業家となった人にはどのような人物がいるのでしょうか?ここでは、特に有名となった元学生起業家5名を、起業事例と共に紹介していきます。
有限会社オン・ザ・エッヂ創業者、堀江貴文(ホリエモン)
まずは堀江貴文さんは、日本の学生起業家の中でもかなり指折りの起業家です。大学4年生の時にwebサイト制作会社を立ち上げていらっしゃいますね。
ソフトバンクグループ 孫正義
孫さんも、アメリカのカリフォルニア州にある大学在学時に起業しています。発明品を作ってお金を稼ごうと考え出し、中にはあのシャープに直接売り込んで1億円にも登る値段が付いたものもあるそうです。
Facebook創業者、マーク・ザッカーバーグ
Facebookを大学在学中に開発し、そのストーリーがそのまま映画となったことでも有名な「マーク・ザッカーバーグ」は、学生起業家の筆頭と言えます。
当たり前とも言えますが、当時のFacebookは今のものとは全く違ったもので、同じ大学内の生徒がどんな講義を受講しているかなどを確認できるサイトだったそうです。
Facebookほど大きな会社でも、最初の形は今と違うものであったり規模の小さいものであることから、まずは立ち上げて市場の反応を伺うことの重要性が分かります。
BASE株式会社、鶴岡裕太
今やForbsの「日本の起業家ランキング」にも選出されているという鶴岡さんも、学生のうちに起業したことで有名です。
元々は婦人服店を経営しているお母様の「ネットで売っていきたい!」というニーズに答えようとした結果、SMAPの香取さんがCMに出演していることでも話題な『BASE』が誕生していったそうです。
マイクロソフト創業者、ビル・ゲイツ
世界長者番付で13年連続1位となった「ビル・ゲイツ」さんの存在は欠かせません。彼はなんと高校生時代に既に、友人と共に起業をしていたそうです。
その友人とマイクロソフト創業にも至っているということを考えると、学生時代に起業をしていたことはその後の成功に大きく関わっていると言えそうです。
学生のうちに起業家になるメリット
学生のうちに起業家になると、学生という肩書きによって非現実的な融資は受けられないようになります。よって必然的に、リスクの高い挑戦はできないようになっているのはメリットと言えるでしょう。
また、大学という環境を活用できるのも、社会人になってからでは難しい点です。身分を活かして、様々な実績を持った教授に話を聞きに行くなどのアクションが自然に行えるのは、やはり学生の特権と言えるでしょう。
学生のうちに起業家になるデメリット
ではデメリットの面ではどうでしょうか。学生のうちに起業すると、そちらにのめり込んでしまって学業が疎かになり、そのまま中退してしまうケースは珍しくありません。
また、本来友人と共に過ごすような時間もビジネスに当ててしまうようになると、「こんなに頑張っているのに」と、学業と遊びにコミットしている周囲を羨ましく思ってしまうようにもなるでしょう。
しかし、学生のうちに起業するのは良い意味でもイレギュラーです。貴重な起業経験を「人生において大事な経験だった!」と言えるようにしていきましょう。

学生が起業家になるのに必要な知識は?
起業家に必要な知識とはなんでしょうか?業種によって求められることは違いますが、一貫して言えるのは、仕事を成り立たせる為のビジネス知識でしょう。
プログラミングを始めとしたIT知識も重要ですが…そもそも仕事を取ってくる力、お客さんへのより良い価値提供を追求する力、それを実現する知識が求められます。
まずは「誰がどんなことで悩んでいるのか?不便さを感じているのか?」を考えられるようになることから、始めてみましょう。
起業した際の失敗やリスクとは?
学生のうちに起業した際のリスクは、金銭面で言えば前述の通り、そもそも大きくお金を動かすことができないので、必然的にリスクも小さくなります。
むしろ、失敗経験を積むために小さく起業する、という認識も持っておきましょう。起業というものは、10個新しいものを産み出したら9個は失敗すると言われています。
起業においての本当の失敗は「再挑戦ができないこと」と捉え、学生のうちにこれからの糧となる沢山の失敗をしていきましょう。
資金はどうやって用意するのか?
学生さんが最も懸念するのはこの「資金は一体どうやって工面するのか?」という点でしょう。結論、「クラウドファンディング、ビジネスコンテスト」などが考えられます。
双方とも、自身のビジネスをアピールする場として活用することができ、そこでの繋がりで資金援助を募ることも、ビジネスにおいてのメンターのような起業家が見つかる可能性もあります。
また、そもそも資金が必要でないビジネスを立ち上げても良いでしょう。例えば既に外国語に堪能である、などのスキルがある場合、それを活かしたスモールビジネスを立ち上げてみることから始めるのも良いでしょう。
学生起業家の卒業後の進路
学生起業家は卒業したらどういった道に進むのでしょうか?その時点でメンバーや提携先の会社が充実しているなら、そのまま就職せずに新卒の経営者のまま事業拡大に向けて活動していく人もいるでしょう。
または事業を譲渡、売却した上で自分で管理する必要を無くし、起業した経験を持ちながら会社員として活躍するのも選択肢の1つです。
まとめると、ただ就職を頼りにするのに比べれば、学生時に起業しておくことで将来の選択肢が増えることは間違いないでしょう。
起業家になるために学生が今すべきこと
起業家になるためには結局何が必要なんでしょうか?プログラミングを始めとしたスキルは持っていて損はないですが、元々そういったスキルが無いまま起業する学生も、世の中には沢山存在しています。
そうなると一体何が必要なのか、調べていく程に分からなくなってきますよね。そういった場合は、現役の学生起業家さんに話を聞いてみることを強くオススメします。
あなたと同じような状況にいた人が何から行動を始めたのかを知ることで、あなたの次のアクションも明確になるでしょう。
まとめ
今回は、「学生が起業家になるには」というテーマで記事を執筆しました。起業と聞くとハードルが高いですが、メリットもあればデメリットもある、現実的な将来の1つの選択肢です。
本気で起業したいのであれば、「いつか」ではなく今すぐ小さくでも起業してみることをオススメします。
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